山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

朝マック会議

2015-02-19 18:08:32 | 透明人間三部作-2014-2015
拾いチキン投入や異物混入で世間を騒がせた世界のマクドナルドで座長=夢現と朝から明日の劇団会議(金)次回公演「ねじ式」のための準備会議をした。
本来はそれが目的ではなく、食後に薬を飲まなければならずマックへ行こう!ということになった。薬を飲むために食事をするこの頃です。
我が家から近くにあるのだが、初入店である。広々としてガラ~ンとしていた。
毎食後の薬投入の義務があるため一日三食。数日で2kg太った。
演出は座長がするように提案したのだが、「大丈夫だろうか?」と自信なさ気である。「オレよりも面白い劇になる!」と言うと「プレッシャーをかけないでよ。」と返された。面白い劇にならなければ交代の意味がない。「オレよりも面白くなければ世界サイテーだよ。」(笑)「世界サイテーも勲章ものだ。」(笑)
押して押すしかない。「押してもダメなら引いてみな。」なんてことはしない。。
私は台本を書くことに専念する。演出を掛け持つと「稽古の時に付け足せば良いか。」と穴が空いてしまうことがある。手抜きというヤツだ。台本に隙間が表れる。その隙間をうまく稽古場で処理できれば良いのだが、今回は切羽詰って書き上げたいのだ。
だから、演出を座長にお願いしたい。
結果、オーケー牧場だった。押して見るものだ。引いたら行き場がなくなるからだった。
だが、明日(金)の劇団会議で決定する。異論がなければ新たな体制となります。
会議では出演者も決定される。それは後日、発表となります。
昼過ぎから前回公演「ねじ式~復活篇」のビデオを鑑賞した。時期は東日本大震災が起こった最中だった。あれから4年になる。

2011年3月「ねじ式」(ギャラリーADO)より。次回公演も熊本では同じ会場になります。

次回公演では「透明人間 三部作」の第3弾!として位置づけている。
第1弾が「未来篇」、第2弾が「古代篇」、そして「透明人間」エピローグ(完結篇)という訳だ。
登場する人物たちは透明人間であることを前提にしている。「ねじ式」の夢の中の夢とは何か?メメクラゲに左腕を噛まれて彷徨う妄想の劇である。高熱にうなされて見る夢は面白い!目が覚めてもここが現実なのか夢の中なのかわからなくなるくらい面白い。痺れる感覚は苦痛と快楽がピッタリと重なる。身体もこころも溶けてしまうような痺れ(麻痺)を書きましょう。
悪い時代には良い劇が生まれる。そう思っているからです。
「透明人間」では「避難すること」を考えてきた。現実逃避ではない。避難はポジティブな行動だと考えているからです。現実に反発する力がいる。妄想や想像は現実への反発力だと思うからです。反発するからには勇気がいる。生きるためだ。この国のおエライさんたちは信用ならねえ。見よ!バカが通りますよ。
バカついでに言えば「つげ義春の世界」とサブタイトルをつけていましたが、「夢日記より」とさせて頂きます。つげ義春さんの漫画から引用された台詞は出てきます。それは必然としてあります。あくまでも「演劇の変」に拘った台本として書いております。
尚、札幌公演については工藤慎平のふるさと公演でもあります。会場を運営する風蝕異人街さまとは新たに面白い関係になります。テラヤマワールドで繋がるでしょう。

次回の透明人間三部作完結編は、
「ねじ式~夢日記より」
■熊本公演
5月29日(金)30日(土)熊本市中央区河原町2ギャラリーADO
■札幌公演
6月6日(土)7日(日)札幌市中央区南4西9 栄輪ビルB1 風蝕異人街
になります。

(注)私が癌であることを発表したら、多方面の方に心配をおかけしました。いやいや、自分で自分に気合を入れているのです。シリツをしてアレがボッキしなくなったら慰謝料を請求しようと思っとります。立て、飢えたるモノよ!・・・失礼しました。