山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

海を渡る計画

2008-12-01 23:28:29 | unit劇団「笠戸丸」
 2ヵ月後には劇団笠戸丸「ボクノフルサト。」ブラジル公演に出る。
 
(注:ごの劇団は「ブラジル移民百周年事」として熊本で若い演劇人が集まったユニット劇団。劇団夢桟敷としては全面参加協力している。この4月には熊本公演終了。この時点でブラジルでの公演の話が持ち上がる。)
 
 約2週間の滞在で<ユバ/プロミッソン/ピラールドスール/サンパウロ>の4ヶ所で公演する。
 基本的にはブラジルに住む日系人が対象に公演されるが、プロミッソン市では1ステージ、大学の学生をご招待する予定で日本語が通用しない。
 ナレーションはポルトガル語。歌、ダンスなどを取り混ぜて台詞では完結しないドラマ作りに挑戦する。
 言葉のバリアフリーが稽古では追求される。

 「台詞の時代」と言われる日本の小劇場界でもアジアでの公演や海外公演を果たしているが、字幕スーパー付のようだ。
 
 舞台やドラマの構成を根本的に見直している。
 これまでの稽古では前回行った公演の場面を即興的に自由な発想で組み立てていたが、これからは整理しなければならない。

 いよいよ明日より稽古第二段階が始まる。週5回。正月はなし。
 参加するほとんどの者は海外経験なし。
 冒険が始まる!

 ☆

 熊本県からの助成金で公演の一部はまかなわれるが、お金が足りないため自己負担金と寄付金を充てる。

 頭はお金と舞台構成で満タンになっている。