串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

奈良ホテル

2008年07月30日 | 宿-関西

歩き回り、汗ぼとぼと。

早くシャワーしたいと、15:00過ぎにチェックインしました。

予約した部屋は、新館。

ツインルームのトリプルユースなので、本館より広い新館にしました。

すでに、エキストラベットが置かれていたので、少々狭い感じは否めません。



敷地が傾斜地のため、フロントは、5階。

この部屋は1階という事です。

部屋の外に林が広がり、向こうに道路も見えますが、車の通行量も多くないのか静かです。

暑さがなければ、信州のホテルという感じですが・・・。

標準的なお茶セットです。
有料のドリップコーヒーが置かれていますが、いつも、持参しているので・・・。

このセット、外人が泊まる部屋でも同じなんだろうか?

チェストの引き出しに、バスローブと浴衣。

どこにあるのか探さなくていいように、引き出しは開けられていました。

アメニティは、ビジホ並みで特別なものはありません。

少し前に泊まった、上高地帝国ホテルと比べてみると、やはり、帝国ホテルの方が、上質&品揃えが上のようです。
まぁ、宿泊料金も、こちらの方がずっとお安いので・・・。



ホテルに入り、目に飛び込んでくるのが、この本館の階段。

右手は、売店で、その横にロビーの「桜の間」、バー、喫茶室。

左手へ行くとダイニングルームがあり、新館へと続いている。

2階への階段を上がってみます。




客室への通路を挟み、吹き抜けは2箇所。

その回りを回廊のような通路があり、壁には日本画が・・・。

天井は、折り上げ格天井の格式高いもの。

窓際にテーブルセットが置かれ、ここに座るっていると「ここは、もしかしたら鹿鳴館?」と、思わせる雰囲気が漂います。

奈良ホテルの中で、一番気に入ったスペースかもしれません。

ロビーの「桜の間」。

窓際の小さなテーブルに掛けられた覆いを取ると碁盤が現れました。



朱塗りのベランダの手摺も、違和感なく、ここが、奈良である事を思い出させてくれます。