湯之島館で一番気に入ったのは、部屋つきの風呂でした。
湯之島館は、下呂温泉の湯の3割の権利をお持ちとかで、他の旅館がうらやむような贅沢な湯使いをしておられます。
広い大浴場は、超音波殺菌による一部循環併用ですが、4箇所ある貸切風呂、部屋風呂に関しては100%源泉そのままの風呂が楽しめます。
「山吹の間」の内湯です。
床は滑りにくい青石、湯船は桧でしょうか?木製です。
石鹸受けの中には、いつも新品の石鹸が入っていました。
シャワーやカランも温泉が使われているように感じたのですが、こちらは、未確認です。
ただ、「山吹の間」のカランは、温度調節が壊れているのか、なかなか湯が適温にならず、洗髪も湯船の湯で・・・。
湯船に注ぐ湯口は、熱い湯と水の蛇口があり、適温にして注ぐのでしょうが、源泉100%に入りたいと思い、
熱い湯だけを湯船に注ぎ、冷めるのを待って入りましたが、もしかしたら、この水も温泉かもしれません。
これは、未確認なので、次回泊まった時にでも確認します。
まだ、泊まるつもりです。
内湯に浸かりながら写した露天風呂。
2人も入ればいっぱいの小さな露天風呂。
内湯は、建設当初からあったものですが、露天風呂は、新たに作られたようです。
露天風呂は、「すみれの間」「山吹の間」、ほぼ同じような感じでした。
露天風呂からの眺めですが、もみじがたくさん植わっています。
紅葉の頃には、さぞ美しい事でしょう。
こちらは、前週泊まった「すみれの間」の露天風呂です。
「すみれの間」の内湯から眺める露天風呂。
こちらも、紅葉がきれいそうです。
露天風呂は、温度調節が出来、湯量も調節出来ます。
少しぬるくなったと思えば、湯温を上げドバドバ温泉を注げばすぐに適温に。
浸かると、床にざぁ~と湯があふれ出します。
いやぁ、贅沢な風呂でした。
何度入ったか分からないぐらい入りました。
ダンナも、この部屋風呂にすっかり満足し、大浴場にも貸切風呂にも行きませんでした。
そうそう、湯の感じですが、泉質は、アルカリ単純泉。
成分総計は、400mg/Kgにも満たないものですが、つるつる感が強く、体中つるつるになりました。
毎日、入れば、さぞ美しい肌になるでしょう。
無味無臭ですが、内湯では、ふわ~っと硫黄の匂いを感じました。
湯之島館の中で露天風呂まで付いた部屋は、この別館の4~5室だけです。
湯之島館に泊まるなら、これらの部屋が絶対お勧めです。