能登半島、千里浜なぎさドライブウェイ近くに建つ「ちりはま温泉 ゆ華」。
格安シニアプラン平日@10000円ぽっきりで宿泊。
かつては有料道路だった「のと里山海道」今は全線無料になっていて、海沿いの快適なドライブを楽しみながら・・・と
言いたいところだが、あいにくの雨。
どうも雨おんなで、家族からも「何かする時はいつも雨やね」と、あきれられている。
橋立漁港近くの「山本屋」で昼食をとる予定だったが、着いてみると昼は休業との事。
それでは以前も食べた「割鮮しんとく」で昼食を摂る。
ちょっと値段とそぐわない、割高感が残った。
もう行く事はないだろう。
15:00のチェックインまで時間があるので、足を延ばして志賀町の道の駅「ころ柿の里しか」へ。
農産物直売所「旬菜館」で名産のころ柿を買い込む。
市田柿より数倍大きく、甘さ、食感は市田柿と変わらないのに値段はうんと安い。
電気自動車の充電設備も備えた大きな建物。
15:00少し前にチェックイン。
厳しく年齢確認がなされる。
アカシアの木が建ち並ぶ中庭から客室を眺める。
客室は2階と3階に18部屋、中庭にコテージ(離れ)が6棟建っている。
なぎさドライブウェイまで歩いて5分と近い。
プール(夏季のみ)、テニスコート、卓球場、星見台(3階)・・・と、私にはあまり必要を感じないが
家族連れで来ても楽しめる宿だ。
ロビーも広くて立派。
飾られた豪華な花は生花だった。
ロビーは吹き抜けになっていて、浴室への行き帰りロビーを見おろすが、あまり座っている人を見かけなかった。
ロビーで加賀棒茶とかきもちを頂くが、かきもちは歯にくっついていただけない。
部屋までの案内はない。
2階の洋室で、風呂は同じフロアーにあるが、一番遠い部屋だった。
ツインベッドに応接セット、ライティングデスク、大きいチェスト・・・広くて使いやすい部屋だった。
広い洗面台は使いやすく、トイレはちょっとしょぼいウォシュレット。
空の冷蔵庫、電気ケトルに冷水も用意され。
奥の緑色のカバーがかかったモノが何か分からなかったが、部屋に漂う良い香りはここから発生していた。
部屋のドアを開ける度に良い香りがし、いったいどこから・・・?と、不思議だったが、これだったのか。
結構多くの宿に泊まっているが、これは初めてお目にかかった。
冷蔵庫は空ではなかった。
宿のサービス「10個のおもてなし」の一つで、湯あがりサイダーが冷蔵庫に鎮座していた。
おもてなしの一つ、ラスクと共にサイダーを頂く。
甘さ抑えた、優しいサイダー。
チェストの引き出しにきちんと揃えられた浴衣類。
男女なのに何故かカミソリx2。
足袋は付いてなく、スリッパがべちゃべちゃして気持ち悪い。
大きなタオル掛けがあり重宝した。
館内、浴衣姿でウロウロ出来る。
当たり前だと思っていたが、少し前の清里「清泉寮」での面倒な経験がよみがえり、有難い事だと・・・。
テレビはBSも見れ、部屋に関しては十分過ぎるほど満足できた。
ロビーでは24時間ドリップコーヒーが飲める。
何度か利用したが、私の好みではないし、部屋に持って行けない。
ロビーの一画に観光案内処なるものがあり、中には近隣県も含めた諸施設のパンフがいっぱい揃っていた。
多種のパンフレットに驚いた。
これもステキなサービスだと思い、何か所かのパンフを頂いた。