老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

メモリーについて(1)

2006-07-02 | パソコン関係
画像が続いてしまったので、本来のパソコン関係に戻します。ある程度パソコンを習得していても、メモリーには余り関心の無い人が多いようですです。そこで、少しメモリーについて書いてみます。最近パソコンが遅くなった、と感じる場合は、メモリー不足が原因になっていることが多いです。メモリー容量が大きいとCPU(中央処理装置)が効率よくデータ処理が出来ますが、メモリーが小さいと、高性能なCPUを使ってもその実力が充分発揮されないからです。メモリーの役割についてはここを見てください。

CPUとハードディスク(HDD)とメモリーの3つがセットで、パソコンの頭脳になっていますが、HDDの大きさほどには、メモリーについては一般に問題にされていません。その理由の一つとして、HDDは比較的に安価で、いくら大きくしてもパソコンの価格に余り反映しませんが、メモリーは高価なため、これを大きくすると、パソコンの価格が上がります。そこで営業政策上もあって、メモリーを最小に止め、あまりこれに触れずに販売される傾向があったと思います。

しかし、最近はパソコンを使う作業が高度化して、当初のメモリーでは不足するケースが多くなりました。それでもパソコンが止まることはなく、不足分はHDDがその役割を代行するのです。しかし、その場合はパソコンのスピードが遅くなります。それでもパソコンは動いているので、メモリーについては、余り関心がないのでしょう。ひと頃に比べて、最近はメモリーの価格も下がってきたので、快適なパソコンライフのためにも、この機会にメモリーに関心を持ちましょう。