lizardbrain

だらだらぼちぼち

快楽、悦楽

2007年11月11日 22時31分44秒 | 風景光景

本格的に寒くなる前に、まだピッカピカのスクーターに乗って、半日くらいどっかへ行きたくなったゾ

紅葉まっ盛りであろう高野山方面へ、、、、、
とも考えてみたが、あっちは俗世間よりも寒くなりそうなので、高野山征服案はすぐに却下。
先週の火曜日あたりに紅葉目当てに高野山へ行ったという人がいて、既に午前9時には高野山のお寺が密集しているゾーンの駐車場は満杯で、観光バスやら自家用車でごった返して大渋滞で大変だったらしい。
単に「寒いのはイヤだ。」というナマケモノの素直な本心が下した高野山征服案却下だったが、プロセスはともかく、却下して正解だったのだろう。
紅葉の時期の高野山へ行く気になったら、南海電車に乗っていく事にしようっと

で、今回のところ、山はやめといて海へ向かう事にする
暖かいとはいえ、ちょっと厚着をして準備OK
目的地は、白崎海岸。
地元の観光パンフレットでは
氷河とみまがうばかりの白い岩
が自慢らしい。

なぁ~にぃ~、「白い岩」だと~、
何を大げさなっと、思うだろうが、
確かにこの海岸には白い岩がゴロゴロしているのだ。

由良駅の手前で太平洋方面に左折して、しばし走行していると、、、、、



見覚えがある、白い岩の海岸線が見えてきた。
初めてここにやって来たのは1989年5月で、それ以来、一度も来ていない。
18年以上来ていなかった事になる。
正直言うと、初めてこの風景を見た時には、ビックリした
ガキの頃に見たTV番組、ウルトラマンだったかウルトラセブンだったか(どっちやねん?)に出てきた、亡霊怪獣だったか幽霊怪獣(そやからどっちやねん?)を思い出して、少々の恐怖心というか異次元感(ええかげんにせんかい、どっちやねん?)にひたって、しばし呆然としたものだった

          
      
その18年前の現場写真を引き出しの中から発掘

ここから先は先日撮ったもの。



こんな白い岩の海岸線を進むと、何やら公園風の人口建造物を発見。
かような物は、18年前には無かったゾ、、、、、
白崎オーシャンパークなどという小洒落た名称が付いている。

          

どう見てもまだ建設途上にあるようにしか見えない、妙に間延びしただだっ広いスペースを歩いてみる。     

          

奥の方には展望台まで作られていて、見回してみるとこんな感じ。



テント無しでもキャンプできそうなコテージもあった。
ごらんのように、この日は曇天で
よく晴れた青空の下、白い岩に囲まれた公園でビール片手にバーベQなどするのも妙案かもしれない

で、どうして、こんなに白い岩に囲まれているのかというと、2億年前に有孔虫フズリナが石灰岩の上に数百メートルの厚さに堆積して化石になったかららしい。



どうして、ワタクシがそんな事を知っているのかというと、観光案内の看板にそう書いてあったからだ。
だから、くれぐれも、「有孔虫って何ですか?」とか、「フズリナって何者?」とか、コメント欄に質問しないでいただきたい

遠出というには往復で140キロ足らずの行程だったが、101ccのスクーターとはいえ久々のツーリング気分を味わった。
所要時間は4時間少々。
なんか、気持ち良い一日だった


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