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だらだらぼちぼち

オルゴールの博物館

2007年11月05日 21時29分43秒 | 風景光景

          

六甲高山植物園に隣接していて、共通チケットを買うと割安になるオルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
順序は逆になったが、植物園へ行ったのはこの後で、オルゴールミュージアムの方に先に行った。
どうにも繊細なデリカシーさに欠けるのが、ワタクシの唯一の欠点であろうか?
「オルゴールなんて、オンナコドモのオモチャじゃないか、けっ」との先入観から、ざ~っと軽く流して観覧して、20~30分ほどで出てくるつもりだったのだが、意外や意外、面白かったなぁ、これが



ミュージアム入り口に置かれている、手回しオルゴール。
ほら、よく大道芸人が使っているタイプ。
ワタクシが到着した時、先客のオバサン達がハンドルを回して遊んでいたのだが、これ1台で何曲かのレパートリーがあるらしく、突如として六甲おろしのメロディーが流れてきたので、ワタクシとしては、ただただ腰を引いて遠巻きに眺めるしか術がなかった、、、、、

受付でチケットを購入
間もなく、2階のコンサート展示室でオルゴールコンサートが始まるというので、まずはそちらへ。
オルゴールコンサートは、1時間につき1~2回、1回につき20分前後のミニコンサートだった。
スタッフの女性が解説しながら実演してくれて、ハンドルを回すタイプのオルゴールをお客さんにも回させてくれる事もある。
プログラムは毎回違うようで、1回だけでは、だだっ広い展示ホールに置かれたオルゴールが紹介しつくせないようだ。
1回目だけでは物足りなくて、そのままホールに居座り、次のコンサートも聞かせて貰った。
コンサート展示室のオルゴールを半分ずつ紹介していって、コンサート2回でワンセットになっているような気がした。



コンサート展示室の中でも、ひときわデッカイのが、デカップ・ダンス・オルガン “ケンペナー”
こうなるとオルゴールというよりも楽器、それもパイプオルガンに近い物に見える。
それもそのはず、ダンスホールで活躍していた自動演奏のオルガンらしい。



電気仕掛けなのだろう、演奏中は、こんな風にライティングが施されて、美しい。
このオルゴールの音色は、ミュージアムのオフィシャルサイトコレクション紹介のコンテンツで試聴できる。



さっきのヤツよりも小型になるが、これまたオルゴールと呼ぶには大柄なサイズの、オランダ製のハーヴェストという名の手回しオルガン。
元々は、清里のホール・オブ・ホールズにあった物らしい。
裏側にはでっかい手回しハンドルが付いていて、コンサートの時に希望すれば、実際に手回しハンドルを回す事ができる。
この日は、1曲演奏するのに大人4人が交代でハンドルを回していた。
当然の事ながら、ハンドル手回し式のオルゴールは、ハンドルを回す速度を均一にしなければ、ちと聴きづらくなる。
コンサート展示室には、これだけでなく、もっと小ぶりのアルゴールもたくさんあった。



ワタクシが一番気に入ったのが、ピエロの人形が手紙を書くオルゴール。

他の展示コーナーにもたくさん展示されていて、その中で、たった2台だけ、価格表示がされているオルゴールがあった。
価格表示されているという事は、売ってもらえるのだろうか?



これは、その一つ、ロッホマン”オリジナル172型というオルゴール。
お値段は、税込みで、たったの¥6,510,000



もう一つ、デライカ20key手回しオルガンNT20/31F型
こちらは、少々お値段がこなれておりまして、お買い得、¥1,680,000。
¥1,680,000の手持ちが無かったので、帰りがけ、ミュージアムショップで¥1,700くらいのチャーリーブラウンのオルゴールを購入
えっ?ワタクシには、チャーリー・ブラウンが似合わないって?


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