lizardbrain

だらだらぼちぼち

有頂天ではいられない、某ホテル

2007年01月31日 22時00分25秒 | 無駄話

無料版のgooブログでも、アクセス状況を知る事ができる。
もっとも、ワタクシのブログなど、そのほとんどは、自分自身と検索ロボットの皆様だけを友として細々とやっているわけで、アクセス数の浮き沈みに一喜一憂しているような状況ではない。
はっきり言って、その数値など気にしてはいない。

自慢じゃないが、アクセス数にかけては、開設以来、ず~っと低値安定路線を堅持しているつもりだが、何故か時々、一気に跳ね上がってしまう事がある。
そのような事が何度かあって、翌日や翌々日には平常値の低値安定路線に戻ってしまう。
前触れもなくいきなり跳ね上がってしまうと、低値安定路線に慣れきった身には、一体、どこの誰がイタズラをしているのやらと心配になってしまうが、いつもの数値に戻ると、ホッと一息安心してしまう
たいていは、跳ね上がった理由がわからない。

今月、それもつい先日にも、跳ね上がってしまった日があった。
考えすぎなのかもしれないが、この理由には、ほんの少し心当たりがある。

跳ね上がった原因と推測されるエントリーは、大阪市内の某ホテルに宿泊した時のネタだった。
これをアップした時には、社長のキャラをネタにしただけの話だったのだが、その何日か後、このホテルの名前が新聞の見出しでデカデカと踊っていた。

このホテルチェーンの京都市内の系列ホテル2店で耐震強度偽装が発覚したのだ

事件を知った直後、ワタクシも、このホテルチェーンのホムペを開こうとしたのだが、アクセス集中のためかトップページを開く事ができなかった
先ほど述べた、このホテルに関するワタクシのエントリーの記事中には、ホテルの名前は記述していないので、ホテル名を検索した所でここにたどり着く事は無いだろう。
だが、エントリー中に貼り付けたgooブログの画像フォルダーに保管した画像には、このホテル名を含む画像タイトルを付けてしまっている、、、、、、、、

報道された直後には、事件の発覚を知って検索した人達は、爆発的に多かったのではなかろうか?
ググってもヤフっても、ホテルチェーンのホームページを開く事ができないために、イメージ検索の隅っこにヒットしてしまった画像を、複数の誰かがクリックしてしまったのかも知れない、、、、、、
試しに、ワタクシがホテル名を入力してイメージ検索してみると、色んな所に、例の社長が書いた本の画像が存在していた。
あまりにも件数が多すぎて、ワタクシが撮った物は確認できなかったが、あの本の表紙を目にした人は、きっと、何らかのネタにせざるを得ない気持ちにかられたのだろう。

ここで、社長が書いた本に関して、少し疑り深く、かつ意地悪い計算をしてみよう。

このホテルグループのホムペによると、このホテルチェーンの総客室数は、2004年に10,000室を超えているらしい。
さらに、今後は、総客室数20,000室を目指しているのだという。
とすると、社長が書いた本を、系列ホテルの全客室に1冊ずつ置いているとすると、随分とたくさんの本を購入している事になる。
総客室数は、まだ20,000室には達していないはずだが、現在、15,000室と仮定すると、単純計算で15,000冊の本を購入している事になる。
この本は、一般の書店でも販売されていて、社長個人の名義で書かれた物なので、売り上げ分の著作権印税は社長個人の懐に収まる事になる。
ホテル側がこの社長の著書を購入する資金源はというと、当然、宿泊客が支払った代金からまかなわれている。
会社の売り上げの一部を原資として買った社長の著書の印税が、社長個人の口座に振り込まれている、、、、、、、、、、、
ま、合法的なのだろうし、印税と言っても、社長にとってはたかが知れた金額なので気にしていないのだろうが。
ワタクシが、アクセス数を気にしていられないのと同じか?


ところで、ワタクシは、ライヴ鑑賞がらみで年に1~2度くらい京都に出かけている。
この次、京都に宿泊する折には、このホテルチェーンに泊まってみようかとマジで思っていた。
だが、その候補に挙げていた堀川通りのホテルが、耐震強度偽装の疑いが発覚したホテルその物なのだ

発覚後のホテル側の対応には、不手際も多いようだし、その上、グループのトップでありホテルの社長の夫君である人物が、時の総理大臣の熱心な後援者だという報道もなされている。
さらに、今になって、設計士側が、耐震強度を偽装していないなどという発言をしているらしい。
何やら訳のわからない展開になりそうだが、問題の京都の2店以外の他の系列ホテルは全く大丈夫なのか? という疑惑は、すっかり晴れたわけではないように思うのだが、、、、、、?

耐震強度がどうなっているのかはシロート目には知りようも無いが、先日、ワタクシが宿泊した大阪市内の系列ホテルは、大浴場もそこそこ広く、新築間もない事もあって、ビジネスホテルとしては案外と快適に過ごせたのだが