lizardbrain

だらだらぼちぼち

岡林信康ってわかるかい?

2007年01月30日 16時51分23秒 | 音楽

前回の業務連絡でテロップを流した、
『1月29日に岡林信康が笑っていいともに出演した』事件についてのレポート



『テレフォンショッキング』には、14年ぶりの出演だとか。
初出演ではなくて、14年前に出ていたというのが、ちと意外な感じも無きにしも非ず。

恒例の供花(というのか? 舞台にずら~っと花のプレゼントが並ぶ)の送り主について、タモリが逐一読み上げていくのだが、何故か、鳩レースの関係者の名前が多い。
なるほど、
岡林信康は、伝書鳩レースを趣味としているようで、以下に、番組内での発言を記録しておく。

昔の新聞社の屋上には、必ず伝書鳩のケージが備えられていて、速報しなければならないニュース記事を伝書鳩の足にくくりつけて本社まで鳩を飛ばしていた。
伝書鳩は、戦争にも使われていた。
(この程度の知識は、当然、ワタクシにもある。 エッヘン!)

だとか、

近年では、レース鳩がゴールにたどり着けないという確率が増えていて、
その原因としては、
飛行中の鳩が、(人間が保護している)猛禽類に食べられてしまうという悲劇と、
ケータイの地上アンテナが乱立しているために、電磁波を使って飛んでいる鳩の方向感覚を狂わせている可能性がある。

だとか、

レース鳩の価格は、通常50~60万円なのだが、バブル期にヨーロッパチャンピオンの鳩を輸入した人がいて、そのチャンピオン鳩の買取価格は2,000万円だった。

だとか、、、、、、、

結局、

音楽の話はほとんどせずに、鳩の話に終始してしまった。
これは、司会のタモリが岡林信康を誘導したわけではなく、岡林信康が自ら饒舌にしゃべくっていたのだ。
CM明けの、会場100人アンケートでも、
「伝書鳩を飼ったことがある人、スイッチ・オン!」
という設問で、見事にいいともストラップをゲット!
「娘が欲しがってたんで、、、、、、、」
と、メッチャ喜びようだった。

んでもって、翌日(つまり本日)のゲスト回しは、いつ見てもブサイクで汗かきのヴォーカルがいるサンボマスター

本日のいいともで、サンボマスターが告知したのは、

1月31日、CLUB CITTA'川崎で、
俺達は岡林信康が来るのを待っていた サンボマスター vs 岡林信康&大日本エンヤトット救世楽団
というジョイントライヴがある

という事。

う~~ん、、、、、
結局、岡林信康もプロモーションに駆り出されたのか?
という疑惑が、、、、、、
ま、本人はライヴについてはさほど発言していなかったのだが。




いいともの話はともかく、
岡林信康の唄を聴いた、いや、聴かされたという事が、ワタクシが、いわゆるフォークソングという物に触れたきっかけであった。

あれは、今よりもう少しだけ純情可憐だった、中学1年生の文化祭での事。

生徒会長やら副会長やらがギターを持って体育館のステージに上がり、岡林信康の『友よ』と、ジローズの『戦争を知らない子供達』の2曲を唄い出した。
それも、集まった全校生徒に歌詞を教えながら、生徒達にも一緒に唄わせたのだ。
皆が覚えるまで、何回も何回も、、、、、、、

この2曲は、解釈の方向によって、随分と内容が違ってくるはずだが、
いわゆるメッセージソング、あるいは反戦歌というジャンルの音楽らしい唄を文化祭で唄わされた事が、現在のワタクシの人格形成に多少の影響を与えた事は否めない。

という事を思いながらの、いいとも鑑賞であった