黒岩涙香の「捨小舟」百二十話まで掲載しました。
倉濱小浪嬢は毎日この薬を一滴ずつ常磐男爵に飲ませれば、直ぐに常磐男爵が結婚を申し込むようになると皮林にすすめられて、毒薬とも知らず小瓶に入った薬を受け取る。
常磐男爵は毎日小浪嬢に逢って居るうちに、小浪嬢の美しさ、優しさを見直し、寂しさも手伝って、小浪嬢に結婚を申し込む。
小浪嬢は常磐男爵が訪れる度に、皮林から受け取った小瓶の薬を一滴垂らしたお茶を男爵に勧めていた。
やがて常磐男爵の異常を召使達が気が付き、男爵に身体の何処かが悪いのではと尋ねる。
男爵もやっと身体の不調に気が付く。
医者に見てもらうと、誰かに弱い毒薬を飲まされて居るとの事だった。
身近に男爵に毒を飲ませている者が居るとの、医者の忠告に、男爵は半信半疑だった。
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