昨年から江戸川の堤防の改修工事があり、芦原の地面が露出して、毎日のように雉(きじ)が見られた。
この写真を撮るまでは、実は雉がこんなに綺麗な鳥だとは知らなかった。けばけばしいほどだが、太陽の光線を背に受けて、光を反射し、玉虫色に光っている。
雉は草むらに隠れるのが上手で、中々全身を現してくれない。しゃがみこんでほんのちょっとだけしか顔を出さないので、居るのを知らずに通り過ぎてしまう。
逃げる時は、飛んで逃げるのより、走って草むらや藪に隠れる方が多い。その逃げ足は非常に速い。
また、夕方だったり、曇りの日に出会っても、このように玉虫色には光らない。この写真を撮るまでに何回も出会っているが、夕方だったり、曇りの日だったりで、このように光り輝く姿は撮れなかった。