前橋の総社秋元歴史祭りで世界遺産伝道活動状況
前橋市の総社(そうじゃ)地区で、11月18日(日)総社藩主秋元長朝が菩提寺として建立した光巌寺(こうがんじ)と、最近新築された総社公民館を中心に、総社地区文化祭など「総社秋元歴史祭り」が開催されました。
朝から「天高く気清し」に恵まれ、若干の風もありましたが11月中旬としては「歴史祭り並びに文化祭」の絶好の日となりました。私たちの座繰り体験場所は総社資料館、パンフレット配布場所は総社公民館での活動とさせていただきました。
総社資料館は本間酒店の酒蔵を利用し整備された施設で、西倉は同地区で使われていた養蚕等の民具の展示と、北倉は秋元氏に関する展示や山王廃寺の展示がされています。
西倉の前にパネルの展示と西倉の中で座繰り体験コーナーを準備いたしました。
体験できる人数は限りがありますが、初めて目にした人には興味深く見学される方も多く、座繰りは相変わらずの人気で、訪れる皆様には大変喜んでいただけました。時には順番待ちができるほどでした。
パンフレット配布は新築の総社公民館入り口付近で行いました。パンフレットは殆どの方に受け取っていただけました。富岡製糸場のパンフレット800部、関連資産パンフレット300部、子供用パンフレット100部の約1,200部が配布できました。ただ、座繰り体験場所とパンフレット配布場所が異なる施設であったことが若干の難点であったと思います。
後片づけ終了後に市文化財保護課職員並びに日下部支部長の挨拶により活動を終了いたしました。
今回活動を行った伝導師は中嶋〔弘〕、中島(進)、篠田(道)、金井(拓)、日下部、掛川の6名でした。大変お疲れ様でした。(N.k記)