富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

~セカイト交流だより~ 令和5年12月の活動報告

2024年02月19日 09時02分33秒 | 世界遺産伝道師協会

 

~ セカイト交流だより ~

令和5年12月の活動報告

群馬県立世界遺産センター(セカイト)では・・・

◯12月24日(日)天気(晴)クリスマス寒波のなか、今年最後の活動をセカイト2階で行いました。活動伝道師の人数もいつもより多かったので、セカイトは3人で交代。旧富岡倉庫では繭クラフトの準備を和気藹々とたくさんしました。次の活動に備えることができたと思います。

 セカイト2階のお客様はあまり多くなかったのですが、和やかにたくさんお話させていただきました。セカイトスタッフの方も協力的にご案内して下さってありがたかったです。今日も楽しく、仲良く過ごせて、良い一年の締めくくりになりました。

 

 セカイト職員の方が写真撮影に来られました。インスタにあげていただくそうです。いつも有難うございます。

 新人さんのY野・H野伝道師は、午前はセカイト2階、午後は旧富岡倉庫の活動をしました。ベテラン伝道師の温かいアドバイスで、自信を持って活動されていました。S井伝道師が世界遺産関連のお話でお立ち寄りくださいました。
J保(千)伝道師がチラシで作成されたゴミ箱を2箱(1箱縦10×横30×高30cm)寄付して下さいました。大変助かります。有難うございました。(S田道代 記)
(活動伝道師 H野里美 Y野まゆみ Y村和子 J保千代子 K澤壮子 U原一美 S田道代)

お客様のご感想ノートより

・楽しかったです♡ かわいいぐんまちゃんできました。(群馬県2名)

・とても楽しかったです。あと、ガチャが当たった!(群馬県3名)

・子どもが参加できるワークショップは貴重なので、ここに来られて良かったです。(東京都6人)

・よい経験になりました。(神奈川県4名)

 

🏠群馬県10名(5組)・埼玉県3名(1組)・東京都10名(3組)・神奈川県4名(1組)(計10組27名)

 

「12月1回 都道府県内訳とお客様総数」

都道府県内訳:1都3県      繭クラフト:合計10組27名

 

12月26日(火)9時~2時まで、旧富岡倉庫内外のお掃除と片付けと活動用具の点検等(室外の枯草取りとゴミ拾いと砂小石掃き掃除、パネル一式のぼり旗等点検、繭クラフト用具整備とチラシ整理等)を、篠田道代伝道師と黒澤壮子伝道師と上原の3人で行いました。室内外がさっぱりとして、道具類の整理整頓ができました。新しい年の伝道活動を迎える準備ができてよかったです。

令和5年5月8日、新型コロナウイルス感染症(2類相当)が5類感染症になりました。少しずつお客様も元の賑わいが戻ってきているように感じています。令和5年の伝道活動でお世話になりました皆様に心より感謝申し上げます。有難うございました。(U原一美 記)

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【学校キャラバン】大泉町立南小学校での活動報告(9/8)

2024年02月15日 11時30分52秒 | 世界遺産伝道師協会

【学校キャラバン】大泉町立南小学校での活動報告

令和5年9月8日(金)大泉町立南小学校で四年生3クラス96名対象の学校キャラバンを行いました。

当校は明治六年開校の歴史ある小学校で群馬県南東部【鶴舞う形の群馬県】の鶴の首部分に位置して、県内では一番人口の多い町です。

現在の児童数は580名、児童の23パーセントは外国籍で、国籍は12か国に及ぶという国際色豊かな小学校です。

当日は生憎台風13号の通過と重なってしまいまして、道中は風雨が吹き荒れ、初めて訪問の学校でしたので校内への出入り口が分からず、又、雨の中での機材搬入となりました。

本日は3クラス96名の児童を二つのグループに分けて、講話は視聴覚室で、座繰り体験は学習室で交替して行いました。

廊下で座繰り体験のための煮繭を行っていました処「これは何ですか」「何しているのですか」と不思議そうに何人もの児童が話しかけてきました。「皆さんは何年生ですか」と聞いてみますと「四年です」と答えが返ってきました。「四年生でしたら今日これからやる座繰り体験のために繭を煮ているところですよ」と答えますと「どうして煮るのですか」とか「えっ、煮ちゃうのですか」中には「味つけするのですか」と驚くような質問で積極的に話しかけてきました。

そうこうしている内にチャイムが鳴って皆さんは教室に戻って行きました。

10時15分の開始に向けて座繰り担当者は学習室に二台の座繰り器を設置して、講話担当者は視聴覚室でパソコンやプロジェクターの準備をしました。

講話担当のS場さんとY沢さんは共に富岡製糸場の解説員としても活躍していまして、豊かな経験から学校キャラバンでの児童向けに自作した映像を使って、世界遺産となった四か所の遺産群について分かり易く解説しました。

子どもたちは富岡製糸場以外三か所の遺産群の解説を聞き、特に興味を持ったのは荒船風穴でした。皆さんは昨年お蚕を育てていますが、体験したのは四齢から繭になるまでの過程でしたので、種紙に産み付けた卵があのお蚕になることがとても不思議そうでした。

座繰り体験は急遽一名の担当者が都合で不参加となってしまったため、H岡さん、N木さん、S沢さんで二台の座繰り器に分かれて指導しました。

 

 

 

予めの説明は最小限にして早速糸引き体験をしてもらいました。N木さんは繭から一本の繭糸を引き出して見せて「見えますか?これが繭糸で髪の毛の約三分の一の細さです」と示しました。渋沢さんは糸口を出した繭を接緒して見せて「こうして繭を足します」と話しながら、H岡さんは座繰り器の仕組みを説明しながら進めました。講話担当のY澤さんとS場さんも交替で座繰りのお手伝いをしてくださいました。Y澤さんはみご箒を使って糸口を出して見せて、S場さんは予め学校に送ってあった【子供用パンフレット】を使って補足説明をしていました。

児童の中には小枠から切り外した生糸を背中に回して「白髪になりました」などと、子供の発想はとてもユニークです。又「ブラジルとネパールのおばあちゃんに話します」と言う女児もいました。

3・4校時を使ったキャラバンは無事終了して「有難うございました」と大きな声でご挨拶をしていただきました。

全員で手早く後片付けを済ませて職員室にご挨拶をしてから、夫々労いの言葉を交わして帰路につきました。

朝の激しい風雨とはうって変わって台風一過のカラッと晴れ上がった空はとても爽やかでした。

本日の担当はH岡・S場・Y澤・N木・S沢・Y田の六人の伝道師でした。皆様大変お世話になりました。  (Y田:記)

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「采女地区文化祭」で伝道活動

2024年02月06日 10時38分24秒 | 世界遺産伝道師協会

「采女地区文化祭」で伝道活動

 1月21日(日)、伊勢崎市の境総合文化センターで行われた「第39回采女地区文化祭」に招かれ、繭クラフトを行いました。

会場の文化センターは、市街地から少し離れた畑中にあります。大小のホールを中心に会議室や展示室などが並び、敷地内には公園もあり各種の催し物や市民の憩いの場として利用されています。

当日、外はあいにくの雨でしたが、8時30分の開館とともに資材を持って入ると、館内は適温になっていてホッとしました。
活動場所は一階の展示ロビーの一角です。隣はフラワーアレンジメントのコーナーです。

展示ロビーの壁面と展示室には地区の保育園、小学校、中学校からの作品(絵画、掛け軸、手芸作品等)が賑やかに並んでいます。また一般の手芸愛好会の作品や俳句会の色紙・短冊、書道会の書などに交じり「うねめ子供サークル」のちぎり絵も華やかで見ごたえがあります。

大ホールでは、開会式に続き、和太鼓や手品、社交ダンス、落語等の芸能発表が次々と行われました。
今回参加の伝道師A井(春)さんとA井さんは采女地区の出身なので、繭クラフトの指導にも熱が入っています。
A井(春)さんは、学童の児童のお手伝いをしているので、来場する児童からも「先生」と呼ばれ慕われていました。A井さんも明るく、いつも笑顔で児童に接するので児童の輪ができます。

ぐんまちゃんの顔を作る繭クラフトは、子供から大人までが楽しいひと時を過ごし、喜んでお土産に持ち帰るという点で、ここでも大変好評でした。
年配の方は、しばらくぶりに手に取る繭の感触を懐かしんでいました。「養蚕をやめて何十年もたつなあ」と。
小学生は「学校で蚕を飼ったから桑とか繭のこと知っているよ」と誇らしげです。

この地域は島村が近いので、多くの方は島村でイベントがあった時などに訪ねたことがあるようです。一方で髙山社跡と荒船風穴はまだ足が向いていない方が多い感じです。機会を作って一度は訪ねてみてくださいとお勧めしました。

A井(春)さんは、クラフト指導の合間にオカリナ演奏や紙芝居の声担当で舞台に上がり大活躍です。

繭クラフト時に繭から取り出したサナギの数が51あり、51名の方が体験しました。すべてのスケジュール終了後に、大ホールでお楽しみ抽選会が行われ、伝道師も参加して楽しみました。片付けが終わった3時頃には雨も上がり、充実した気分で帰途に就きました。

繭クラフトの体験者に笑顔を絶やさず対応された伝道師の皆さん、お疲れ様でした。今回の活動参加者はA井(春)、A井、I上の3名でした。

 最後に、この活動を伝道師協会に依頼してくださった采女地区文化祭実行委員会と、采女公民館の皆様に感謝いたします。

(I上 雄二 記)

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(図書紹介)『宮崎有敬の生涯と業績』

2024年01月26日 09時24分12秒 | 世界遺産伝道師協会

(図書紹介)『宮崎有敬の生涯と業績』

 令和5年度の絹ラボ(世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」等研究奨励事業)研究で採択された「宮崎有敬研究会」による研究テーマ『宮崎有敬の生涯と業績』~宮崎勝美家文書を読み解く~ の研究成果をまとめた冊子が発行されました。

 宮崎有敬(1833-1895)は明治時代前期に活躍した人物で、今からおよそ190年前となる1833(天保3)年に現在の伊勢崎市境伊与久に生まれ、その後、明治維新から8年間の官歴を経た後、地元ぐんまの県政及び地域経済の発展に尽力しました。

 主な業績としては明治12年から5年間を初代の群馬県会議長、その後21年~24年まで県会議員を務めるなど政治家の一方で、蚕糸業の発展に尽くし、足踏み式繰糸器械の発明とその普及、県内の多くの蚕糸業者を結集して生糸の直輸出を行った上毛繭糸改良会社を牽引しました。

 また、群馬経済協会の設立や農業金融公社に関する私見等の政策提言なども行いました。

 現在の前橋公園内には楫取素彦撰文による「宮崎有敬翁紀功之碑」が建ち、群馬県議会議事堂の展示ホールにある県議会の歴史コーナーには「群馬県発足時に特に功績のあった4人が「四傑の碑」として紹介されています。

 今年度の絹ラボ研究では「宮崎有敬」が蚕糸業に果たした功績を中心に、群馬県立文書館複製所蔵資料の「宮崎勝美家文書」より12件の翻刻を行い、その業績をまとめたものです。

 冊子はA4判全100頁で1/3を本文、2/3を資料集(12件の翻刻ほかを収録)とし、今後の蚕糸業史研究の資料となるようまとめています。
 発行部数は120部とわずかなため、県内外の公立図書館等を中心に寄贈しました。

目次は

   はじめに
   第1章 生い立ち
   第2章 有敬の官歴
   第3章 踏転繰糸器械と製糸勧奨組合
   第4章 繭糸改良と国会開設運動
   第5章 上毛繭糸改良会社
   第6章 有敬と横浜同伸会社
   第7章 県議会議員時代
   第8章 有敬の政策提言
   第9章 その他
   むすび
    略年表
    参考文献
   資料集

※「宮崎有敬研究会」は温井眞一、笠原実の2名(ともに伝道師)で構成しています。

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「富岡市立妙義小学校」で学校キャラバン

2024年01月14日 17時19分49秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡市立妙義小学校」で学校キャラバン

 令和5年11月15日(水)、富岡市立妙義小学校で3年生7名を対象に学校キャラバンを行いました。

 12時25分、妙義山の懐に包まれるように建っている学校の玄関前に集合した3名の伝道師を、校長先生、教頭先生が出迎えてくれました。その場であいさつを交わし、1階の会場に機材を運び入れて座繰り体験の準備をしました。学校キャラバンに初参加の大塚さんにとって本校は、大変馴染みのある所の様子で懐かしそうに話をしてくれました。

 世界遺産センターのI井主任、K田主任と職場体験学習に来ていた高校生も加わり、13時25分からキャラバン開始。

まず児童とのあいさつ。
「よろしくお願いします。」と、7名のそろったきれいな声に少し感動です。その後伝導師から自己紹介。
学習内容と注意点も伝えて、J保さんO塚さんの指導による座繰り体験がスタートしました。

 予定時間は45分。座繰り機を囲むように集まった児童に、繭を見せ糸口から取り出した繭糸を指しながら、箕ご箒の使い方やハンドルの回し方を実演して見せ、児童に作業のやり方を伝えます。
児童は目の前で繰り広げられる繭糸を取り出す手さばきに「わーすごい!」の声。ハンドルを回すと「ベアリングだ!早くやりたい!」の声も。早速2人1組になり、ハンドルを回す子にはゆっくりと、箕ご箒を使う子にはカタカナのノを書くようにと繰り返し伝えます。時には「もっと速くすると上手になるね。」の指導が入ります。
スムーズにできると「うまいね。上手だね。」と褒め言葉が自然に出ます。
児童に続いて担任、校長先生、高校生が座繰りを体験し大きな拍手の中、座繰り体験は終了しました。

 「先生頑張って!」「先生速い!」はもちろん「サナギが出てきた。」「もう一回やりたい。」と、児童が体験を心から楽しんでいる様子をそばで見ていると、伝道師の仕事も誇りに思えます。

 最後に生糸の帯に担任がハサミを入れると、児童は耳をそばだて音を聞きます。
カットが終わった瞬間の「お~おっ。」という声と、生糸がもらえることを聞いた児童の嬉しそうな表情が心に残りました。初めて座繰り体験をした高校生は「右手でハンドルを回す感覚が独特で難しかった。」と、感想を伝えてくれました。児童に囲まれての体験はきっとよい思い出になったことでしょう。

 手早く片付けを終え、校長先生に終了を報告し、互いの労をねぎらい校舎を後にしました。本日参加の伝道師はJ保明子、O塚初子、O形の3名でした。  (O形 榮一 記)

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