富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

令和6年5月の旧富岡倉庫活動報告「セカイト西出入口前テント内活動」

2024年07月08日 14時39分04秒 | 世界遺産伝道師協会

令和6年5月の旧富岡倉庫活動報告

セカイト西出入口前テント内活動

◯5月26日(日)天気(曇り)久々のまちなか広場の骨董市が開かれ、シルクル広場・おかって市場は大賑わい。東京、埼玉からも若い人達が見え、伝道活動は大盛況でした。伝道師6名、力を込めて対応できました。今日はセカイト西出入口前テント内活動で、テントはおかって市場さんが設営撤去してくださり大助かりでした。天気も曇り空、程よい天候に恵まれての活動。伝道師は和気藹々と楽しく活動できました。(K澤壮子 記)(活動伝道師 J保千代子 Y村和子 Y野まゆみ H野里美 U原一美 K澤壮子)

 

お客様のご感想ノートより

・まゆでつくるぐんまちゃんを、かわいく、たのしくつくれました。(群馬県2名)

・この体験ができて楽しかったです。(埼玉県4名)

・繭に触れる機会がなかなか無いので、子どもに見せられて良かったです。(埼玉県2名)

・まゆでぐんまちゃんをつくれたのでうれしかったです。(東京都3名)

・貴重な体験を子どもにさせられて良かったです。(東京都4名)

・四人四様、個性あふれる顔にできあがりました(東京都4名)

・顔をかくのが楽しかったです。(長野県4名)

 

🏠群馬県60名(23組)・埼玉県20名(6組)・東京都15名(5組)・神奈川県3名(1組)・長野県6名(2組)・不明2名(1組)

「5月1回 都道府県内訳とお客様総数」1都4県:合計38組106名

骨董市が開かれていたため、とても沢山のお客様が来て下さいました。セカイト職員の方がインスタにあげていただくとの事で写真撮影に来られました。いつもお心配りご配慮本当に有難うございます。

本日たまたま見えたお客様にお話をお聞きしていたところ元工女さんでした。昨日の総会時に上毛新聞記者さんより「元工女さんを知りませんか。」とのお問合せがあったので偶然に驚き、ご了解を得て直ぐに記者さんを紹介させていただきました。繭クラフト作成後に30分強の時間、当時のお話を伺う事ができました。

「元工女Kさんのお話」 話者:元工女Kさん(出生旧妙義町 現富岡市在住) 聞き手:U原

・片倉製糸で昭和39年から1年間働いた。当時15歳。

・繰糸を担当(5:00~13:00と13:00~22:00の2交替で1週間交替)。一枠10で20並んでいて二人で100ずつ担当。糸を繋ぎ直すのが仕事。立って作業。作業中は休憩なしでトイレのみ。作業中音楽が10:00と15:00に流れた。当時の流行歌で演歌が多かった。時間の目安になり楽しみだった。

・作業着はジャンパーと帽子が支給された。

・手の指と指の間が荒れて支給品の酢酸を塗った。

・全員住み込みで、妙義・榛名・浅間寮(6~8名部屋で部屋長さんが1名いた)。自分は榛名寮。

・食堂で3食食べた(水曜日は麺類)。先輩はパンの差し入れがあった。

・お風呂は大きいのがあり、洗濯場と物干しもあり不自由はなかった。

・富岡市内の医師が常駐していた。盲腸になり医師の診断で市内の医院で手術し傷病手当をもらった。

・製糸場のグラウンドで運動会をして楽しかった。慰労会で畠山みどりショーを団体バスで東京に見に行った。

・工男さんは見たことがなかった。

・富岡市上小林に飯塚製糸(家族数名と社員5名程)があったのを覚えている。

・今でも当時一緒に働いていた人や長く働いていた人との交流はあるので連絡できます、との事でした。

拙い聞き手にKさんは当時の事を大変よく記憶されていてはっきりとお話下さいました。今でも当時一緒に働いていた方々との交流があるのは素晴らしいと思います。その方々との交流が更に記憶を鮮明にしていると思われました。大変貴重なお話を心よくお話いただき感謝と御礼を申し上げます。有難うございました。文責は全て拙い聞き手にある事を記させていただきます。後日上毛新聞記者さんより「Kさんと知人元工女さん数名に取材出来ました、本当に良かったです。」との連絡をいただきました。(U原一美 記)

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令和6年4月の旧富岡倉庫活動報告「旧富岡倉庫前広場活動」

2024年07月04日 13時09分27秒 | 世界遺産伝道師協会

令和6年4月の旧富岡倉庫活動報告「旧富岡倉庫前広場活動」

◯4月28日(日)天気(晴)ゴールデンウィークに入り朝一番からお客様がいらっしゃいました。大勢のお客様で椅子が一気に埋まるので楽しいです。母の日が近いという事でハートの繭も作りました。旧富岡倉庫の室内では、繭クラフトぐんまちゃんのカットと、リリアンを長さに切り繭クラフトに付ける作業をして、他の活動でも使えるようにたくさん作りました。話題の中で外での活動時の道具類の説明が欲しいとの意見がありました。酒井伝道師が陣中見舞いに来て下さいました。本日の活動後、まゆ花ワーキンググループの第一回打ち合わせがあるため2時30分頃から片付け始めました。(H野里美 記)
 (活動伝道師 J保千代子 S田道代 Y村和子 Y野まゆみ K澤壮子 U原一美 H野里美)
   

 

お客様のご感想ノートより

・楽しかったです。群馬サイコー♪ 富岡サイコー(^^)♪(群馬県2名)

・富岡アルプス神成山ハイキング帰りです。登り口に駐車場がなくて大変でした。繭クラフト有難う。(群馬県3名)

・初めて繭に触れました。この後は、初世界遺産を見に行きます。(埼玉県2名)

・繭のお土産ができてとってもうれしいです♡(埼玉県4名)

・顔を描くのが楽しかったです。(東京都4名)

・初めて繭に触れる事ができました。あまり触れる事のない体験ができとても楽しかったです。(神奈川県4名)

・久しぶりに繭に触れ、楽しい体験をさせていただきました。(山梨県3名)

・楽しかったです。思い出になりました。(大阪府2名)

・可愛いぐんまちゃんが作れました。有難うございました。(和歌山県2名)

🏠群馬県11名(4組)・埼玉県12名(4組)・東京都13名(4組)・神奈川県16名(5組)・山梨県3名(1組)・大阪府4名(2組)・和歌山県2名(1組)

「4月1回 都道府県内訳とお客様総数」1都1府5県:合計21組61名

清々しく爽やかな日でした。たくさんのお客様が来て下さいました。本日もセカイト職員の方々にはお心配りとご配慮いただきました。いつも本当に有難うございます。(U原一美 記)

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第22回富岡製糸場世界産伝道師養成講座 受講者を募集しています

2024年06月16日 09時58分06秒 | 世界遺産伝道師協会

第22回富岡製糸場世界産伝道師養成講座

受講者を募集しています

開催日時:令和6年7月20日(土) 午前9:00~午後4:30

開催場所:群馬県生涯学習センター(前橋市) 

募集人員:先着20名

申込期限:7月5日(金)

申込み方法:メール(wh-dendousi@leaf.ocn.ne.jp)  または 電話(伝道師協会事務局 090-4841-8856)

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ばら園まつりでの伝道師活動(5/18)

2024年06月06日 13時25分56秒 | 世界遺産伝道師協会

ばら園まつりでの伝道師活動(5/18)

5月18日(土)敷島公園ばら園で、恒例のばら園まつりが始まり、蚕糸記念館で座繰り体験と繭クラフトの指導が行われました。

ばら園入口に入った途端、バラの甘い香りが漂っていました。
色鮮やかな、バラが、咲き競い見事です。
園内では、約600種、7000株が順次花を咲かせるとのこと。

ばら園の中にある蚕糸記念館については、前回報告している通り1912年に建てられた建造物、国立原蚕種製造所 前橋支所として建設され、当時は、日本全国6か所に建設されたうち、現存する唯一のものだそうです。
1981年前橋市が移築し、「桑の町前橋」の象徴として蚕糸記念館として開館したとのこと。

本日は、関東高校野球の開会式が8年ぶりに上毛新聞敷島球場で開催されバラ園見学者や座繰り体験の人も県内の人はもちろん、県外からの人でにぎわいました。

主人は野球の応援で私はバラ園見学で座繰り体験できて喜んで帰られた主婦 そして横浜、東京からの人や 若いカップルはとても素晴らしいカメラを肩にかけ相手が座繰りをしているところの写真を撮ったりして記念になると喜んでいました。

座繰りするのにどうしてお湯でないといけないの?等の質問があったり、座繰りの順番が来る間、K川さんがいろいろな三択問題を出して説明したりしました。
例えば、繭一粒から生糸の長さは、どれくらいだと思いますか?等々みんな真剣に考えていました。

上里町から訪れた方は、富岡製糸場で働いていた工女さんの福利厚生や賃金等について詳しく質問していました。

座繰りの体験をしたことはありましたが、数回ぐらいだったのでこんなにしたのは初めてで、両手を使い足まで使って作業をしていたのですね。

まねてもなかなか上手にいきません という方。

体験や説明を聞くことができ、本当に良かったです。という方。

体験した生糸は黒の台紙を敷きその上に入れて持ち帰っていただきます。

皆さん喜んで帰られました。

 また外のテラスでは、繭クラフトでぐんまちゃんの体験でしたが、やはり皆さんとても喜んで帰られたとのことでした。

 私たちが帰るときは、まだ賑やかでしたが、意義ある一日の活動でした。

本日の担当は、N屋、K川、A井、S澤の4名と文化財保護課のY田さんでした。皆様大変お世話になりました。(記 S澤美代子)

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「神津牧場花まつり」で世界遺産伝道活動

2024年05月27日 11時04分59秒 | 世界遺産伝道師協会

「神津牧場花まつり」で世界遺産伝道活動(5/19)

恒例の「神津牧場花祭り」が令和6年5月19日(日)9:00~15:00下仁田町神津牧場で開催され、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」広報活動に4名の伝道師で参加させていただきました。

会場の近く1㎞先には世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群構成資産「荒船風穴」が所在します。

セカイト(世界遺産センター)前8;00集合、一台の車に同乗で出発。
R254を西に富岡から1時間経過した9;00、海抜1,000mの会場「神津牧場」に到着。八重桜は終わり、レンゲつつじが満開に迎えてくれました。
直ぐに活動準備に取り掛かりました。

オープニングンセレモニーも始まっていないのに、お客様は沢山集まり会場は熱気ムンムンです。

「神津牧場花祭り」は、お釈迦様の花祭りで、明治時代から世界遺産荒船風穴のある屋敷集落などと共に祝う行事でした。
通常はお釈迦様の誕生日である4月8日に行われるものですが、牧場はまだ寒いので、戦前では1ヶ月遅れの5月8日に祝っておりました。
その後ゴールデンウイークの関係もあり、現在のような5月中旬に行うことになりました。
釈迦堂は牛舎の近くにあり、赤い頭巾を被った二体のお地蔵さまがご安置されています。

10:00より町長をはじめ、関係者各位様が集合して、下仁田町長の挨拶でオープニングセレモニーが行われました。

花祭り会場食堂前広場では、黄色いテントが、花祭りを盛り上げています。
若いファミリーのお客様でいっぱいです。野立て会場は和服美人が笑顔の応対で予約のお客様で賑わっています。
イベント広場では、荒船太鼓の競演・牛の行列、乳搾り体験、子牛の体重当てクイズ、ポニー乗馬体験も好評です。
恒例の牛の行列が 西牛舎から東牛舎に始まりました!すごい迫力です!
観客の皆さんが全員集まりました。

伝道師協会コーナーも好評です。
パネル解説・まゆクラフト無料体験・チラシ配布(メインチラシ・世界遺産4資産チラシ・子供チラシ)を透明ビニール袋に入れて(前日上原理事の協力頂き100部作成)あっという間に終わりました。


お忙しい中、下仁田町原町長が陣中見舞いに来て頂きました。ありがとうございました。

須山神津牧場長も伝道師コーナーお客様入っていますか~と声を掛けて頂きました。

お客様とお話させて頂くと高崎、前橋地区からおいでになられたお子様連れのお客様が多いようでした。

県外埼玉県・長野県からのお客様も沢山居られました。

上田市からのお子様連れのお客様は、群馬県と同じく学校で蚕を育て、繭を作っているとお話してくれました。

無料体験「ぐんまちゃんまゆクラフト」作りのお手伝いをさせて戴きながら、繭から出てくるサナギや蚕、繭についてお話しをして理解を深めていただきました。

お客様と楽しく世界遺産のお話や「まゆクラフト」づくりのお手伝いをさせて頂きましたが14:30から雨が降って来ましたので片付け作業をすると15:00の終了時間となり、活動を終了致しました。
本日の活動伝道師は J保千代子・Y井恵美子・H平野里美・I川武男(順・敬称略)でした。お疲れ様でした。(I川武男記)

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