富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の清水襄写真展・東京銀座5丁目ぐんまちゃん家

2009年07月31日 13時07分56秒 | 世界遺産伝道師協会
7月29日から31日まで、東京都中央区銀座5丁目13-19デュープレックス銀座タワー5/13 2階 ぐんま情報センター(ぐんまちゃん家)で世界遺産暫定リストに登載されている「富岡製糸場と絹産業資産群」を撮影した、写真家清水襄氏の写真展が開催されています。

会場では清水襄氏の手による美しい写真で世界遺産を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」の魅力を伝えていますが、さらに、連日、群馬県から富岡製糸場世界遺産伝道師協会の伝道師さんたちが上京して、写真・絹産業遺産群・世界遺産について解説しております。

清水襄氏は1951年静岡県の生まれで、日本大学芸術学部写真学科を卒業 建造物写真を専門とする写真家、特に近代日本の和風・洋風建築、近代産業遺産、町並み、庭園、自然景観など多方面の奢侈を術中にし数多くの実績と高い評価を有する建築写真の第1人者です。

写真展は好評で多数の人たちの来場がありました。
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群馬の養蚕信仰16

2009年07月29日 07時08分32秒 | 世界遺産伝道師協会
“お蚕の供養碑”コカゲ碑

明治20年5月23日降雹被害の際、桑園が全滅したため、蚕を生きたまま埋めて、その上に小塚をつくり蚕霊を慰めた事を後世伝えるための碑であります。
碑文中には3つのカイコの文字があります。
①天虫 ②神虫 ③天天日虫虫 小塚上の石祠には、天天光光虫という4つ目の文字が…。
とても興味深いです。
〔高崎市箕郷町柏木沢〕
Y.I記
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富岡製糸場の首長ポールブリュナについて、フランス古文書館資料

2009年07月28日 15時48分01秒 | 世界遺産伝道師協会
 ブリュナ関連のフランス公文書館のURLは以下の通りです。
ここには五つの文章があり、全てが死亡時の1908年ころに作られたか
集められたもののようです。

 恐らく、故郷のプールドペアージュとローヌ郡あたりで発行した出生証明書、さらにシュバリエ級のレジオン・ドヌール勲章に関する証明書?、申請書?、さらに死亡公示二件ではないかと思います。

実はよくわかりませんので、どなたか仏語のできる人が居られましたら訳して頂コメントで書き込みしていただけると有難いのですが・・。

それにしてもフランスの国立文書館は細かいものまで良く載せていてすごいですね

http://www.culture.gouv.fr/public/mistral/leonore_fr?ACTION=RETROUVER&FIELD_1=NOM%2cNOM2%2cNOM-JF%2cNOM-MARI&VALUE_1=brunat&NUMBER=3&GRP=0&REQ=%28%28brunat%29%20%3aNOM%2cNOM2%2cNOM-JF%2cNOM-MARI%20%29&USRNAME=nobody&USRPWD=4%24%2534P&SPEC=9&SYN=1&IMLY=&MAX1=1&MAX2=1&MAX3=100&DOM=All


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富岡市による富岡製糸場周辺まちづくり事業

2009年07月26日 23時32分37秒 | 世界遺産伝道師協会
富岡市では「富岡製糸場」を訪れる人々が、心地よく見学でき、町の中を散策していただけるよう、様々に企画し、施策を施しておりますが、まちづくり関係の仕事として、主なものは次のようになります(富岡製糸場周辺まちづくり協議会資料より)。

1.宮本町駐車場整備
★ 場所:富岡市富岡1406-4ほか
★ 施設の概要:面積3595.29平方メートル
      普通車・大型バス駐車場(普通車57台、身障者用2台、バス9台)
      宮本町まちなか交流館(管理運営:宮本町商店街振興組合)
休憩スペース、トイレ(男性小4・大2、女性6、多目的1、公衆用トイレ男女各1)延べ床面積164.51平方メートル
★事業年度:平成19年度~平成20年度
★ 進捗状況:完成

2.仲町駐車場整備
★ 場所:富岡市富岡1025-1ほか
★ 施設の概要:面積2274.51平方メートル
       大型バス乗降場(6~7台)、観光交流センター、トイレ(男性 小4・大2、女性6、多目的1)
★事業年度:平成19年度~平成21年度
★進捗状況:平成21年度本工事

3.上町駐車場整備
★ 場所:富岡市富岡1469-1ほか
★ 施設の概要:面積2274.51平方メートル
       大型バス駐車場(20台)、普通車(30台)、もてなし広場、乗務員控え室・トイレ(男性 小6・大4、女性10、多目的1)
★事業年度:平成20年度~平成21年度
★関連計画:進入路整備工事(平成20年12月~)
★進捗状況:平成21年6月工事完了

4.(仮称)銀座観光交流センター整備
★ 場所:富岡市富岡19-1
★施設の概要:面積:187.43平方メートル
      休憩施設・トイレ(男性小2・大1、女性2、多目的1)
★事業年度:平成18年度21年度
★進捗状況:平成21年度本工事

5.(仮称)宮本町ふれあい交流センターおよび広場
★ 場所:富岡市富岡1046-3、11046-3
★施設の概要:面積:268.18平方メートル
      蔵(大正3年建築、2階建、建築面積35.34平方メートル 延べ70.68平方メートル)※ほていや跡地(面積140.32平方メートル)
★事業年度:平成21年度
★進捗状況:平成21年度工事

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第6回桐生新町染流しのご案内<伝道師協会の世界遺産活動も連動!>

2009年07月24日 09時48分47秒 | 世界遺産伝道師協会
昨年好評だった「桐生新町染流し」が、本年も次のとおり開催されます。

今、人気の細い生糸生地を使った桐生独自のシルク紋織生地を染め上げます。
ご近所、お友達をお誘い合わせてお越しください。

 また、当日は、桐生祭のハイライト、神輿渡御やまゆ玉ころがしもありますので、合わせてご覧ください。

日 時 平成21年8月8日(土) 

受付 15:00 絞り15:30 草木染め16:00

場 所 桐生市本町1丁目内

費 用 1,500円(ロングシルクストール1枚)

申込先 桐生市本町1丁目商進会 会長 松井 浩一
     電話 0277-22-2543

〆 切 平成21年7月31日(金)

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蚕の遺伝学とその関連分野研究の巨星・田島弥太郎博士ご逝去

2009年07月23日 22時58分10秒 | 世界遺産伝道師協会
蚕を使った遺伝学とその関連分野研究の巨星・田島弥太郎博士ご逝去(平成21年7月20日)95歳。

田島博士は伊勢崎市境島村のご出身で、東京高等蚕糸学校から九州帝国大学農学部を卒業。農林省蚕糸試験場、大日本蚕糸会蚕糸研究所、さらに国立遺伝学研究所の形質遺伝部長、国立遺伝学研究所長を務められた。その後、大日本蚕糸会蚕品種研究所長、群馬県立日本絹の里館長をつとめられました。

世界遺産運動では富岡製糸場世界遺産登録推進委員会委員長を勤めてくださっていました。

写真の碑は伊勢崎市境島村にある「島村蚕種業績の地」(前内閣総理大臣福田赳夫書)碑文には「利根の清流に培われ 3百年の伝統を誇りし島村蚕種の灯 今ここに消ゆ 明治の初め全国に魁けて勧業会社を起こし欧州に蚕種輸出を図りし祖先の雄図また空し 事業は人なり 人の和は力なり 科学の進展は止まる処を知らず 世情の変転亦一時の油断を許さず 常に時代の趨勢を把握洞察して 対処を怠らざる事肝要なり 願わくば郷土の若人達よ一致協力産業の振興に努め 再び島村の名を天下に轟かさんことを 昭和六十三年四月 勳二等 農学博士 田島弥太郎 撰」と刻まれています。

蚕の研究に集中してきた田島先生が再び天下の島村となる日が来ることを郷里の後輩達に託しています。

群馬県では「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界遺産にしようと推薦書の作成に取り掛かっています。伊勢崎市が天下の島村に再び押し上げるために、境島村の蚕種を作ってきた農家群を「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として名乗りを上げる日が1日も早いことを願っています。

富岡製糸場世界遺産登録推進委員会委員長を勤めていただいた田島弥太郎先生のご冥福をお祈りいたいます。

田島先生につきましてはhttp://www.city.isesaki.lg.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=1823

http://www.nias.affrc.go.jp/silkwave/hiroba/summit01/kiryu/tajima/tajima.htm
を参照してください。



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第9回富岡製糸場世界遺産伝道師養成講座受講者募集

2009年07月23日 10時24分52秒 | 世界遺産伝道師協会
「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界遺産に登録するための普及・啓発活動を行う「世界遺産伝道師」の養成講座を開催します。
今回の講座では、世界遺産の概要、富岡製糸場を始め県内各地に存在する絹産業遺産群等について学びます。
講座修了後は、世界遺産伝道師協会に入会し、実際に活動していただきます

【期日】  9月10日(木)、11日(金)、12日(土)の3日間(各日とも9時から17時頃までを予定)

【主な講座内容】
10日(木)  会場/県庁(前橋市大手町)
  講義「『富岡製糸場と絹産業遺産群』の概要(仮題)」ほか
11日(金)  会場/高崎駅に集合しバスで移動
  講義「富岡製糸場の歴史と文化(仮題)」
  現地研修 富岡製糸場などの絹産業遺産ほか
12日(土)  会場/県庁(前橋市大手町)
  講義「世界遺産の多様性、絹産業遺産の多様性(仮題)」ほか
  グループ討論

【定員】   40名

【受講料】  5,000円程度(現地研修時のバス借上料など実費負担)

【講師】   国立科学博物館 産業技術史資料情報センター 参事 清水慶一氏
       富岡製糸場総合研究センター 所長 今井幹夫氏 ほかを予定

【主催】   群馬県、富岡製糸場世界遺産伝道師協会

【申込締切】  平成21年8月26日(水)必着

【申込方法】
往復はがきに、住所・氏名・電話番号・勤務先・性別・年齢・受講目的を明記の上、お申し込みください。(返信面には、郵便番号・住所・氏名をご記入ください。)応募多数の場合は、抽選等により受講者を決定し結果をお知らせします。

【参考】富岡製糸場世界遺産伝道師協会とは
 群馬県と伝道師協会が主催した「富岡製糸場世界遺産伝道師養成講座」の修了者によって組織された団体です。平成16年8月30日設立。
 現在222名の伝道師が、「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界遺産に登録するための広報活動を、ボランティアで行っています。



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<連絡先>
企画部 世界遺産推進課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-2326
FAX 027-243-7785
sekaiisan@pref.gunma.jp

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『横浜開港と上州絹の先人たち』(上毛新聞社主催)の講演会・シンポジウムでの絹産業遺産群世界遺産活動

2009年07月21日 22時10分19秒 | 世界遺産伝道師協会
7月19日(土)(12:45~16:00)臨江閣別館2階大広間で標記イベントが
開催された。
主催者の上毛新聞社社長の挨拶の後、基調講演(西川武臣氏)が1時間あり、続いて演奏会(30分)

最後に石原征明先生以下4名のパネリストによるシンポジウム(1時間30分)と続いた。

この中に絹産業遺産群の世界遺産への伝道活動が組み込まれ、1階洋間60畳でパネル解説、チラシ配布、座繰り体験を行った(11:30~13:00、14:00~14:30)。
会場へ出向いた人は、イベント内容からか中高年が多く、また遠方(京都など)からも、これを目的に参加された人もいた。

内容をもっと知りたいので、全体の流れがわかればと希望も出た(発刊双書もあるが)、登録への見通しと登録の現状も・・・・・。
座繰り器の機能、各部名称、煮繭の目的、生糸について、こちらも繭から織物になるまでのことも話題となった。

絹産業の各部門で稼動ができる所が今どの程度残っているか?(群馬県、日本、世界で・・)とかも。

回答に苦慮した。パネル解説で理解を深めた喜びや、座繰り体験で昔の人がやったことにタイムスリップした一時を味わい楽しそうに思えた。小さい袋に入れた繭や、繰いた生糸を持ち帰ってもらったが好評だった。

イベント会場では、座布団が敷かれ満員の状況だった。その人達が私達の方へも来場いただいた。

翌日の上毛新聞14面に「横浜で活躍した上州の生糸商-貿易を支えた日本ノ繁栄の礎-」がカラ-で掲載され、伝道活動と研修を兼ねた充実した一日となりました。新聞記事のホームアドレス
http://www.raijin.com/news/a/20/news02.htm
(K.N 記)

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真山仁 作「手のひらを太陽に!」(夕刊 桐生タイムス)で絹産業遺産の世界遺産運動が出てきます。

2009年07月17日 10時20分38秒 | 世界遺産伝道師協会
夕方、桐生の孫のところへ行くのが日課になっています。孫の家で何気なく「夕刊 桐生タイムス」に目を通していると、「手のひらを 太陽に!」 真山仁 作 ゴトウ ヒロシ画 という文字が見えました。連載32回とあり読んでみると、絹産業遺産群を世界遺産にしようと動いている団体や、座繰りのボランティアをしている女性なども登場するようです。

15日の紙面を見ると連載31回ですので、毎日掲載されているようです。舞台になっている都市の北部には絹センターがあ「乃木製糸とレンガ倉庫の町並みを世界遺産にすり回」という会が登場し、名称が長いので略称が「する会」となっています。

真山仁さんが群馬県を取材してそれを基に作品にし、地元紙に掲載されているようです、時は今で、時宜を得た連載と思います。次がどういう展開になっていくのか注目していきたいと思います。孫のとこりに行ったら必ず余みたいと思っています。

桐生タイムス ほーむ・ページhttp://www.kiryutimes.co.jp/
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群馬の養蚕信仰15

2009年07月16日 21時28分45秒 | 世界遺産伝道師協会
“稲荷社と隣り合う蚕神(湿地帯)”
何回訪ねただろうか。
石造物と背景が同色で撮影は難しかった。
風雨に耐えながらも…。1867年建立。立体的。
駐車場なし。
〔渋川市北牧地区〕
絹笠大明神
(Y.I記)

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