富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

晩秋の「弁天ワッセ」で”世界遺産・富岡製糸場と絹産業遺産群”の広報活動

2014年11月26日 18時49分33秒 | 世界遺産伝道師協会

晩秋の「弁天ワッセ」で広報活動 

11月3日(日)、9時から弁天ワッセで恒例の広報活動を行いました。

弁天ワッセは弁天通りの中心にある、大蓮寺の弁財天例大祭です。通りの中央には新鮮野菜を始め、日常雑貨などの露店が並びます。大蓮寺の脇には若者たちの生演奏や歌のスペース、時平伝道師所属のソバ打ち愛好会の実演と販売のスペース、そして伝道師の活動スペースという定位置が毎月の風景となっています。

今回の活動内容はパネル解説、パンフレット(メインと子ども向け)配布、繭クラフト(ぐんまちゃん作り)です。秋らしい日差しでしたが、少し風があります。パネルを載せたイーゼルの脚同士をビニール紐でつなぎ、テーブルや椅子の足に括りつけて倒れるのを防ぎます。

新鮮野菜の店では早くも数人の主婦が品選びをしています。常連の方や近所の店の方とは、ごく自然に「おはようございます」、「ご苦労さまです」の挨拶が交わされます。大蓮寺のご住職も、気さくに声をかけて行かれます。ここには居心地の良い空間が広がっています。これも毎月の伝道師の地道でたゆまぬ活動が生み出した賜物です。

 この日は常連の方以外の通行がことのほか多いように感じました。繭クラフトのテーブルに親子が座ります。その後ほとんど席が空くことなく繭のぐんまちゃんが作られ続けました。「のほほん着物散歩」の方でしょうか、着物姿の女性グループも繭クラフトを楽しんでいました。

パンフレットを受け取り、話しかけにも気持ちよく乗ってきてくださる方が多いので、いい雰囲気の活動になりました。世界遺産で国宝というダブルの栄誉は多くの人々にインパクトを与えたようです。「世界遺産からいくらも日が経っていないのに、今度は国宝だって。すごいね。」「これで群馬も知名度が上がるかねえ。」と話も弾みます。「パンフレットを知り合いに渡す分もいただけますか」という方もいます。吾妻出身の92歳だという女性は、10代から本庄にあった従業員が100人もいた製糸工場に勤めていたそうです。その後前橋の三俣にあった交水社に移ったのですが、どちらの工場でも初めからカセ作り(出荷用に生糸をねじる)という難しい仕事をやっていたと懐かしそうに話していかれました。前橋には製糸工場の煙突がたくさんあり、煙があがっていたそうです。

富岡製糸場以外の3資産の存在を知らない方もまだまだいる一方で、4資産中の複数の資産を訪れたという声も多くなっています。

昼食は、これも恒例になっている時平伝道師の手打ちそばをいただきます。ソバはもちろん、美しく作られた心づくしの副菜やデザートに舌鼓を打ちました。

活動は一気に人の通りの少なくなった14時で終了しました。終了間際に中央通りアーケードで芋煮をふるまっていた、前橋芋煮会からお誘いがありました。群馬と福島の食材コラボで作られた芋煮をいただき、体の中も心も温まり活動の締めとなりました。

たくさんの人々との交流があって充実した一日でした。伝道師の皆さん、お疲れ様でした。

今回の参加者は、K下部、M田睦、N島進、K川、N屋、T山、I上雄の7名でした。

            (Y.I記)

 

 

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晩秋の「弁天ワッセ」で”世界遺産・富岡製糸場と絹産業遺産群”の広報活動

2014年11月26日 18時26分32秒 | 世界遺産伝道師協会

晩秋の「弁天ワッセ」で広報活動 

11月3日(日)、9時から弁天ワッセで恒例の広報活動を行いました。

弁天ワッセは弁天通りの中心にある、大蓮寺の弁財天例大祭です。通りの中央には新鮮野菜を始め、日常雑貨などの露店が並びます。大蓮寺の脇には若者たちの生演奏や歌のスペース、時平伝道師所属のソバ打ち愛好会の実演と販売のスペース、そして伝道師の活動スペースという定位置が毎月の風景となっています。

今回の活動内容はパネル解説、パンフレット(メインと子ども向け)配布、繭クラフト(ぐんまちゃん作り)です。秋らしい日差しでしたが、少し風があります。パネルを載せたイーゼルの脚同士をビニール紐でつなぎ、テーブルや椅子の足に括りつけて倒れるのを防ぎます。

新鮮野菜の店では早くも数人の主婦が品選びをしています。常連の方や近所の店の方とは、ごく自然に「おはようございます」、「ご苦労さまです」の挨拶が交わされます。大蓮寺のご住職も、気さくに声をかけて行かれます。ここには居心地の良い空間が広がっています。これも毎月の伝道師の地道でたゆまぬ活動が生み出した賜物です。

 この日は常連の方以外の通行がことのほか多いように感じました。繭クラフトのテーブルに親子が座ります。その後ほとんど席が空くことなく繭のぐんまちゃんが作られ続けました。「のほほん着物散歩」の方でしょうか、着物姿の女性グループも繭クラフトを楽しんでいました。

パンフレットを受け取り、話しかけにも気持ちよく乗ってきてくださる方が多いので、いい雰囲気の活動になりました。世界遺産で国宝というダブルの栄誉は多くの人々にインパクトを与えたようです。「世界遺産からいくらも日が経っていないのに、今度は国宝だって。すごいね。」「これで群馬も知名度が上がるかねえ。」と話も弾みます。「パンフレットを知り合いに渡す分もいただけますか」という方もいます。吾妻出身の92歳だという女性は、10代から本庄にあった従業員が100人もいた製糸工場に勤めていたそうです。その後前橋の三俣にあった交水社に移ったのですが、どちらの工場でも初めからカセ作り(出荷用に生糸をねじる)という難しい仕事をやっていたと懐かしそうに話していかれました。前橋には製糸工場の煙突がたくさんあり、煙があがっていたそうです。

富岡製糸場以外の3資産の存在を知らない方もまだまだいる一方で、4資産中の複数の資産を訪れたという声も多くなっています。

昼食は、これも恒例になっている時平伝道師の手打ちそばをいただきます。ソバはもちろん、美しく作られた心づくしの副菜やデザートに舌鼓を打ちました。

活動は一気に人の通りの少なくなった14時で終了しました。終了間際に中央通りアーケードで芋煮をふるまっていた、前橋芋煮会からお誘いがありました。群馬と福島の食材コラボで作られた芋煮をいただき、体の中も心も温まり活動の締めとなりました。

たくさんの人々との交流があって充実した一日でした。伝道師の皆さん、お疲れ様でした。

今回の参加者は、K下部、M田睦、N島進、K川、N屋、T山、I上雄の7名でした。

            (Y.I記)

 

 

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下仁田ネギ祭りで世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」伝道活動

2014年11月26日 18時16分17秒 | 世界遺産伝道師協会

世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」伝道活動

 

恒例の下仁田ネギ祭り(サミット)が11月22日(土)22日(日)行われました。

参加の要請をいただき、22日(土)8:30~16:00

5名の伝道師(M細津幸子、Y井恵美子、T江康、W辺光男、I川武男)で世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の価値の解説とPR活動を、させていただきました。

伝道師の活動場所はメイン会場から、300m位離れたサブ会場「コンニャク体験道場広場」です。

サブ会場は

・自衛隊のジープの展示

・富岡警察のパトカー展示

・ファミリーマートさんのヨーヨー作りコーナー

そして隣が「伝道師協会」の活動コーナーです。

テント2張りお借りして、ユルキャラコンテスト全国1位の大人気ぐんまちゃん「まゆクラフト無料体験」コーナー  

前列に「富岡製糸場と絹産業遺産群」構成資産のパネルを展示して、解説コーナーを設置、役割を分担して活動を致しました。

 

サブ会場は静かで、お客様もあまり見えないので、メイン会場に行ってみました。

メイン会場は、ネギサミットも開催され、大きなステージが作られ、ステージの前には下仁田ネギを始め、各地のブランドネギの団体様が多数参加され、陣旗がたなびき、他に食べ物など・などの テントが数えきれない程並び、富岡市の出身タレント「団しん也」さんを、迎え大勢のお客様で、すごい賑わいで、

最高潮です。

 

メイン会場とは、打って変って サブ会場は、お客様の来場が少なく静かですが、落ち着いて お客様にパネル解説及び、「まゆクラフト」無料体験が出来ました。

終わって みれば、クラフト体験数は140を超えていました。

パネル解説においては、チラシをお渡し して4資産の解説を致しましたが、現地に行き方や所要時間を訪ねる、お客様が大変多く持参した4資産アクセスマップが大活躍し、大変喜ばれました。

16:00 時間に成りましたので、活動終了致しました。

活動参加された、伝道師の皆さん ありがとうございました、お疲れ様でした。

(T.I)記

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東吾妻町立岩島小学校での世界遺産学校キャラバン

2014年11月25日 22時19分51秒 | 世界遺産伝道師協会

東吾妻町立岩島小学校での学校キャラバン

 

11月5日(水)岩島小学校へ伺い伝道活動を行いました。

吾妻線沿線にある周囲を千メートル級の山に囲まれた全校生徒91名の小学校でした。

三年生13名を対象に伝道活動は行われ、先ずは教室で子供用のパワーポイントを使ってM田悟伝道師が『富岡製糸場と絹産業遺産群』の話をしました。

13名の生徒さんたちは「すごい」「おー」などと声を上げながら熱心に話に耳を傾け、M田悟伝道師の「皆さん、絹産業遺産群の価値は分かりましたか?この遺産を守っていこうと思う人」との問いかけに全員が「はーい」と元気よく手を挙げました。

M田悟伝道師が三角と四角の模型を使って、トラス構造がいかに頑丈であるかの丁寧な説明があったりして、予定の30分を少しオーバーしたために、世界遺産クイズの時間が短くなりました。

さて次は教室を出て広い廊下での上州座繰り体験です。

この春に生徒さん達が育てた蚕が作った繭を現場でN島進伝道師がポット煮繭し、13名の生徒さん達が順番で糸を引きました。

「右手が止まってる!」「スピードが速すぎ!」等と声を掛け合いながら楽しそうに全員が体験した後、K野、M崎両先生も参加され、出来上がった生糸はとても艶のあるきれいな糸でした。
 

その後「お礼に生徒たちが歌を歌いますのでお聞きください」と言われ教室に戻りました。

男子11名、女子2名の生徒さん達がラジカセの伴奏に合わせて、『真っ赤な秋』と『ビリーブ』の二曲、姿勢を正し声を揃えて一所懸命歌って下さる姿に、思わず瞼を熱くしたのは私だけではなかったのではないでしょうか。

全校生徒91名の小さな小学校でしたが、給食は全校生徒が全員一緒に食堂でとるそうで、とても温かみのある気持ちの良い小学校でした。

又、この岩島地区は古くから高品質の麻の名産地として知られ、天皇家が使用される麻はこの地区の産品だそうです。

現地の地理に詳しいY島正子伝道師の運転で、M山貴美子伝道師、Y田の女性三人は、車の窓越しに迫ってくる紅葉を眺めながらの至福の時を過ごしました。

尚、当日の参加者は、N島進、M田悟、M山貴美子、Y島正子、Y田節子の5名の伝道師でした。(文責:S.Y)

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晩秋の「重伝建・桐生市」を歩く

2014年11月25日 21時40分10秒 | 世界遺産伝道師協会

晩秋の「重伝建・桐生市」で現地学習会を実施

 

11月13日(木)、桐生市の「重伝建選定地区」である本町1・2丁目と天満宮地区を含む本町エリアを中心に現地学習会を行いました。
 

9時、近藤会長を始め22名の伝道師が、桐生市の「ベーカリーカフェ・レンガ」の駐車場に集合しました。今回は、近藤会長と山田伝道師の紹介で桐生市文化財保護課の佐々木さんに全コースを案内していただきました。簡単な打合せ後、5台の車に分乗して出発です。

最初に、明治20年(1887)に設立され、従業員600人、欧米の力織機430台で繻子(しゅす)を生産した、日本織物株式会社の発電所跡と煉瓦積遺構を訪ねました。桐生厚生総合病院の脇に発電に使用したタービンの一部が残っています。このタービンは2代目でドイツ製、昭和22年(1947)まで稼働しました。

次に旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟の見学です。政府の殖産興業施策で明治35年(1902)に設立。織物に加工する前の糸に撚りをかける工程を機械化したもので、当時は石造ノコギリ屋根工場に1000人を超える人達が働いていました。現存するのは事務所棟のみで、展示施設として活用されています。

続いて訪れたのは、桐生織物会館旧館です。昭和9年(1934)、桐生織物同業組合の事務所として建設。木造2階建、青緑色の洋瓦の屋根、外壁は当時流行のスクラッチタイル張りとモダンな洋風デザインです。2階の織物資料展示室で当館の田中さんの説明を受け、参加者は桐生織物の歴史と奥深さに感心していました。

次に後藤織物に向かいます。この工場の木造ノコギリ屋根の外観は写真等でよく見るので、参加者の間から「あー、これなんだ」と声が上がります。後藤家は桐生織の伝統を引き継ぐ有数の機業家で、建造物は歴史的にも貴重なものです。後藤社長が工場内を案内してくださいました。カシャカシャと心地よい音と共に織機から色艶やかな帯地が織り出されています。参加者もうっとりと見入ります。需要は幅広くハリウッド映画に出る着物の帯も織りました。

後藤織物を辞し、昼食を摂るベーカリーカフェ・レンガに向かいます。このレンガ造のノコギリ屋根工場は、金芳織物工場として大正8年(1919)に建設されたものです。桐生市には今も200棟余りのノコギリ屋根工場が残っていると言われますが、レンガ造はここだけになりました。廃業後、平成19年に地元のパン屋が買い取り、落ち着いた雰囲気を生かしたパン工房・カフェとして営業しています。ノコギリ屋根工場の有効活用例として1・2に挙げられると思います。

和やかに過ごした昼食の後は、徒歩での街巡りです。最初は桐生天満宮です。660年ほど昔に京都北野天満宮から分霊、近世初頭に桐生新町の「町立て」が行われた時に町の北端の起点となります。近世には社前で絹織物市(紗綾市)が開かれました。県重文の社殿の外壁には華麗で精巧な彫刻があり、参加者は一斉にカメラを向けていました。境内では毎月、第1土曜日に骨董市が開かれ賑わっています。

続いて群馬大学工学部同窓記念会館です。大正5年(1916)に設置された桐生高等染織学校の講堂と本館の一部が同窓記念会館として残されたものです。木造2階建、瓦葺の教会のような内外観のため、映画・テレビドラマのロケ、モード誌の撮影等によく使用されます。「花子とアン」の学校としても使われました。

ここで佐々木さんは、典型的な桐生の機屋の構えの例として、1軒が表通りから裏通りまで70mに及ぶ早川家の解説をしてくださいました。参加者は驚き、感心しながら眺めています。 

 

この後本町通りを南に進むと間もなく森合資会社です。大正3年(1914)に建てた白磁タイルを張った擬洋風の事務所と隣接の店蔵が和洋で見事に一体化し、素晴らしい眺めです。なお、伝道師協会の東毛支部がこの6月まで毎月、所有者のご厚意で建物前の歩道脇で活動していました。

続いて無鄰館を訪ねます。天保年間に北川織物として創業し、昭和19年(1944)まで稼働。現在はノコギリ屋根の建物を彫刻家、画家等の芸術家の創作活動の場として提供しています。桐生市ユネスコ協会会長である北川さんが世界遺産への思い、桐生市の賑わい復活への熱い思いを語り、参加者は聴き入っていました。

次は大正11年(1922)建築、外壁に大谷石を使用した美しい姿の旧曽我織物工場で、参加者はシャッターを切っています。現在は花屋として営業の旧書上商店は、桐生最古の買継商で、豪商の面影を偲ばせる建造物です。

続いて矢野新館で公開中の、市内の織姫神社のご神体である生き人形「白瀧姫」を拝観しました。そして最後の見学地は、「旧矢野蔵群」を活用した文化活動の施設、有鄰館です。現在の建物は江戸から大正期に建築され、味噌・醤油・酒などの醸造や商品の保管に使用されました。

現在は市に寄贈され、各蔵は集会、演劇、展覧会などに利用され、文化の活動拠点となっています。館長の案内で各蔵を見学、特別にからくり人形館も見せていただきました。ここで全行程が終了、参加者は満足の表情でベーカリーカフェ・レンガの駐車場に戻り解散しました。

朝から見学箇所を精力的に回られた参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。

最後に、丸一日お付き合いいただき、各箇所で懇切丁寧に解説してくださった佐々木さんに深く感謝いたします。

        (Y.I記)

 

 

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蚕糸記念館 座繰り体験と桑の木クラフト

2014年11月23日 23時07分36秒 | 世界遺産伝道師協会

蚕糸記念館

座繰り体験と桑の木クラフト

11月2日(日)10時~12時

        13時~15時30

雲がかかった空も降る事もなく、午前中はお客様の出足もイマイチでした。蚕糸記念館のベランダに店開きした桑の木クラフトも手持無沙汰かなと思いつつお昼頃になるとぼちぼちとお客が見え始めた。

毎回参加しているA見さんさすがに常連のお客様も見えていました。「また来たか作って行きな」と気さくに声を掛けているA見さん、子供たちは嬉しそうにぐんまちゃんの版を押してストラップを作っていました。

今年はぐんまちゃんもユルキャラグランプリーで1位になりましたしやはり人気ですね。「今日で今年は終わりだよ、また来年お出で」と声を掛けるA見さんの笑顔が素敵でした。

午後からはお客様も増えて来て静岡の方から来た方や、高崎、富岡,上野村から来たと言う方も「上野村から来たよ、今日帰るんだよ」と言う子供や(お母さんのご実家が前橋らしい)前橋と言うより遠くからのお客様が多いのにちょっとビックリしました。

 記念館の中では座繰り体験の所に待っている人がたくさんいて賑わっています。

M井さんの「繭は1200~1300メーター位の長さが有ります」等の説明をしている。出来た糸を切ってあげるS木さん、子ども達は楽しそうに座繰りをまわしていました。

 夕方になると秋の風が寒くなってきた

秋咲のバラが美しく風に揺れほのかに香る中

今年の蚕糸記念館の行事も終わりになりました。

本日の参加者はA見 隆、M井 透、S木 光江、 K井拓美の4人でした。(T.K 記)

 

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「いのちの電話相談員全国研修会ぐんま大会」で世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」をPR

2014年11月22日 19時53分55秒 | 世界遺産伝道師協会

「いのちの電話相談員全国研修会ぐんま大会」で世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」をPR

 

11月13日(木)~15日(土)の三日間、「いのちの電話相談員全国研修会ぐんま大会」が舌切り雀のお宿磯部ガーデンで開催されました。

伝道師協会は二日目の14日(金)、ワークショップ終了後の17時から4階清流の間で行われた“交流会”で時間をいただき、全国各地から参加された500名を超える電話相談員の皆様にパネルでの解説、座繰り体験、繭クラフト体験を通して世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の広報を行いました。

参加者はK藤会長、M田睦、I上雄二、M田悟、Y田節子、K嶋静江、N木多恵子、K下部の8名、車3台で乗り合わせて前橋を15時に出発し16時にホテルに到着、当初17時からしか会場設営ができないということでしたが、16時半には設営に取り掛かることが出来ましたので17時に活動を開始しました。

開始のアナウンスがされるとあっという間に座繰りコーナーは大勢の皆様に取り囲まれ、繭クラフトも9席が埋まりました。

最初から8名がフル回転です。このままの状態が続くと終了予定の20時過ぎまで保つのか心配しましたが、夕食時間の18時になると皆さんそちらの会場に行きましたのでほっとし、我々も二交代で急いで夕食を済ませました。

後番で会場に戻ると清流の間の“交流コーナー”は夕食を終え団らんされる方達でテーブルは満席状態で、世界遺産コーナーも人だかりができていました。

そんな中で急遽K藤会長にミニ講演の依頼があり、皆様は体験しながら「富岡製糸場と絹産業遺産群」の話を聞いていただきました。

富岡製糸場の見学を済ませてから来ましたという方も多くおりました。明日見学予定いう方からは真剣に電車やタクシーでの行き方や他の見学場所の質問も多く、また事前学習できて良かったという声を多く貰いました。

 座繰りを体験される方達はM田悟さんから(生糸と絹の違いや座の由来、などなどの解説を聞き、自分で引いた生糸を大事そうに持ち帰られました。またぐんまちゃんの繭クラフト体験をされた方達も“”楽しかった”、“良い記念になりました”と大好評でした。

参加の皆様が引き上げられた後の交流コーナーで関口大会委員長と石倉実行委員からお茶の接待をいただきました。解説を担当したM田睦さんには“休む間ない解説で声は大丈夫ですか、お茶を差し入れようと思っても切れ目がなくて”との労いの言葉もありました。

いつもなら活動を終了する15時に前橋を出発し、自宅に帰ったのは22時過ぎという夜遅くまでの活動は、これまで多くの活動をしてきましたが初めての体験で、参加された伝道師の皆様お疲れ様でした。

「ぐんまいのちの電話」の実行委員の皆様には大変お世話になりました。

(K.K記)

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東毛支部活動 「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群を歩く」

2014年11月21日 22時41分08秒 | 世界遺産伝道師協会

東毛支部活動報告                        

「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群を歩く」

 11月19日(水)秋晴れ快晴の中、太田市内およびその周辺の史跡・文化財めぐりをしている「太田良いとこ歩くかい」が「世界遺産富岡製糸場と絹産業を歩く」をテーマに4遺産めぐりを実施し、同会の会員でもある東毛支部のT比地が案内しました。参加者は総勢27名で午前8時10分、東武鉄道太田駅前にて中型バスに乗車し、予定通り出発しました。

今回の遺産めぐりは現地ガイドをそれぞれお願いしているところから、車内では富岡製糸場と絹産業遺産群と世界遺産について県発行の小冊子に基づき概略のみを説明しました。

8時45分、島村蚕のふるさと公園駐車場に到着するとガイドの吉川さんが待ってくれており早速駐車場内にて説明を開始してくれました。快晴とはいえ利根川からの風は冷たく、田島弥平旧宅までの道では思わず身をすくめるようでした。吉川解説員には「瓦屋根に換気設備を取り付けた近代養蚕農家の原型、田島弥平旧宅」を9時30分まで丁寧に説明していただきました。

 島村から本庄、上里を通り10時20分高山社跡の駐車場へ到着。竹林の中の遊歩道から高山社跡に向かいました。太田市出身の江戸後期の尊王思想家高山彦九郎と高山(長五郎)家は南北朝で活躍した高山遠江守を同祖とすることから参加者の関心は高いようでした。

 紅葉の鮮やかな門前で折茂解説員により「日本の近代養蚕法の標準「清温育」を開発し、教育普及させた高山社跡」についてわかりやすく説明をしていただきました。その後、母屋を見学。2階から落ちるという事故により、現在は1階のみの見学となっておりました。

 11時に高山社を出発し、吉井ICから高速道路に入りハイヤー待ち合わせ場所の下仁田コンニャク観光センターに向かい、11時50分に到着。1時間の昼食休憩を取りました。

風穴への道ががけ崩れで中型バスが入れないことから、近藤会長、日下部支部長に教えていただいた、下仁田より荒船風穴へのハイヤー利用(往復1台4,000円、4人乗れば1人あたり往復1,000円の交通費)を早速利用させていただきました。ハイヤー5台、ジャンボタクシー1台の計6台に分乗して約20分走り、13時15分荒船風穴に到着、長井さんの「自然の冷気を利用した日本最大の蚕種貯蔵施設、荒船風穴」を女性らしくソフトでわかりやすい解説により30分見学しました。

 最後の見学地、富岡製糸場に15時入場、解説員でもある築比地が約1時間構内を案内し20分土産物などを買うための自由時間をとり、16時40分富岡を出発し北関東道を利用して帰路に、途中11月15日から太田北部運動公園の丘陵に点灯を開始したイルミネーションを車中から眺めながら17時50分太田駅に無事到着しました。

駆け足の4遺産めぐりでしたが、参加者は口々に「参加してよかった、また来たい」との感想を寄せてくれており、「世界遺産富岡製糸場と絹産業」への理解を深められました。

島村の吉川さん、高山社の折茂さん、荒船風穴の長井さん、その他関係者の皆様には大変お世話になり有難うございました。                  (N.T記)

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渋川市立渋川南小学校で世界遺産学校キャラバンを実施

2014年11月20日 21時05分14秒 | 世界遺産伝道師協会

       

「渋川市立渋川南小学校」へ学校キャラバン

                                                       

 10月10日(金)に渋川市立渋川南小学校において学校キャラバンを行いました。

当日は、さわやかに晴れわたり校内で実施するのがもったいないような秋晴れの良き日でしたが10時に集合、まず校長室で矢嶋校長と懇談をしました。この11月には、南小創立60周年記念式典を開催するはこびになつているとのことでした。そして担当の先生に案内され3階の6年生の教室に向かいました。この小学校は、教室と廊下のしきりがなくオープンスペースとなっており、廊下部分に座繰りの道具を準備し、近藤会長以下7人全員で先生、生徒に挨拶を行いました。その後、教室部分で近藤会長がパワーポイントを使用し「富岡製糸場と絹産業遺産群」の話をわかりやすく45分間にわたり、生徒20名に説明を行いました。児童達は、映像を見ながら興味をもって真剣に聞いていました。

 説明修了後、生徒と先生方に「上州座繰り」を体験してもらいました。体験中には伝道師により蚕の話、繭の話、生糸の話、絹の話等色々の話を聞きながらの体験となりました。

 この日は、たまたま教育委員会の学校訪問があり委員の方も「上州座繰り」の体験をして帰りました。

 また、N島進伝道師にかいこに関連する諸々の話も聞いておりました。

20名の生徒全員が「上州座繰り」の体験終了後先生も始めての座繰りに緊張しながら体験にいどみました。

 座繰り修了後は、繭の糸の長さや太さを実感してもらうため2人一組での糸引きの体験をしてもらいました。一個のまゆから出る糸の長さと、目に見えない糸の細さに生徒達はおどろいていました。

 そして12時50分にキャラバンを終了し、57年前に卒業した母校を後にしました。南小学校の皆さんありかとうございました。

 参加伝道師は、K藤会長、Y田、N嶋紀嘉、N木、M田、N島進、T岡の7名と県の世界遺産課のI川さんでした。(I.T 記)

                                               

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「群馬児童館」(高崎市足門町)での世界遺産{富岡製糸場と絹産業遺産群」の伝道活動

2014年11月19日 21時20分08秒 | 世界遺産伝道師協会

「群馬児童館」(高崎市足門町)での伝道活動

 

 11月15日、「群馬児童館」で実施しました伝道活動について報告致します。「児童館」は児童厚生施設の一つで、児童(0歳から18歳未満の子供)を対象とした屋内型の施設のことをいいます。ここ群馬児童館は本年4月1日新たに開館され、幼児用と学童用の遊戯室、図書コーナー、授乳室、集会室、相談室が設置され、専任の有資格職員がおり、場の提供と子育て支援を行っています。

今回の活動は児童と父兄21名を対象とし、世界遺産の講話、群馬ちゃんの塗絵、群馬ちゃん繭クラフト作り、座繰り体験と最後に世界遺産クイズで復習と纏めを行い、2時間の予定時間をフルに使って活動することが出来ました。

 

今回の活動で感じたことを以下に述べます。

(1)「児童館」での活動は、学校キャラバンでの活動内容とほぼ同じですが、対象となる人が入学前の幼児から小学校の高学年までと付き添いの親が4名おり、家族的な雰囲気であること、子供の疑問と親の疑問という二極化していたことが特徴と思われました。

(2)児童がもの作りの体験を通してそれが出来上がったときに浮かべる笑顔は、子育てを終わった我々伝道師の世代にとっても、かけがえのなさを痛感させられた次第です。このことが、伝道師冥利につきることの一つであることは間違いなさそうです。一方、児童からは出来上がった群馬ちゃんストラップや座繰りで巻き取った生糸を所属する学校で披露するという宣伝活動の一翼をになってくれることを聞き、お返しとはいえ、有難い限りでした。

(3)活動終了後に宇佐美館長とお茶を飲みながら交わした伝道師との雑談の中から、話題となったことを拾って見ます。まずは世界遺産について、富岡製糸場と3資産の関連、産業遺産の説明の難しさ、現物を見て解説を聞くことの重要性、など多岐にわたりました。その中で、活動の最後に児童から出た質問に「富岡製糸場の始めの頃は何人が働いていましたか」というのがありました。

この質問をした児童は以前問題があったそうで、始めに手を上げて質問したことに館長は驚いていたそうです。この児童の変化と成長に気づいたようで、私どもは館長に後でこの児童の質問の素晴らしさを褒めてやってほしいことをお願いしました。次に児童館の成り立ちについてと現状の課題などを伺うことが出来ました。ここでは児童教育の方向は個別の課題対応(アレルギー体質や発達障害など)に移ってきているとのことで、伝道師の解説も似た面があることを思った次第です。あっという間に1時間が過ぎ、次の活動に繋がることを期待して終わりとしました。

今回の活動はO田(三)、O形、K藤(基)及びH岡の4伝道師が担当しました。  

                           (M.H 記)

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