神津荒船「もみじ祭り」で伝道活動
秋晴れの10月20日(土)、21日(日)の2日間「富岡製糸場と絹遺産群」の「構成資産の一つ「荒船風穴」の近隣にある神津牧場で恒例の神津荒船「もみじ祭り」が開催されました。
私達は10月21日(日)に標高1,000mの牧場でシルクカントリーの旗をなびかせて伝道活動を行ないました。
此処での、伝道活動は5月20日(日)に「神津牧場花まつり」が開催され、伝道活動を行ない2回目の伝道活動です。
私達は、伝道活動を行なう為、午前8時30分から準備を行ないました。
本日の、伝道活動はチラシ配布、パネル解説、繭クラフトであります。
活動場所は食堂前の好位置をお借りすることが出来、午前10時オープンの所、お客様は午前9時には高速道路、一般国道を利用され午前9時には多数の方が、来場されました。
神津牧場は、1887年(明治20年)に神津邦太郎に依って洋式牧場として開設され、観光牧場と乳製品の製造、販売を主事業として行なっております。
開設当初からの経営理念は「資源循環型」の牧場で牧草や堆肥づくり、種付けから飼育、乳製品の加工迄一貫して行なっております。
バターは、明治22年に神津牧場にて日本で最初に作られました。
パネル解説は4候補地の解説を行ない、風穴が此処の下にあると
言う事で風穴とはの説明、夏、秋も養蚕が出来るように様になった事、原料繭の大量生産、高級繊維の絹をより身近な存在に変えた一要因等の説明を行ないました。
解説者は皆様が興味を持って聞いてくれ、さらに質問をされ回答されました、大変熱の入った解説で汗が出る程の解説をされていました。
繭クラフトは、家族連れ、お孫さん連れの方で大変賑わいました。
一時は列が出来ました。伝道師は、終始汗だくで体験希望者に対応致しました。
チラシも此の下に「荒船風穴」が有りますと言って渡しまし、皆さん頑張って下さい、早く世界遺産になると良いですねと言う言葉を頂き、配布しました。
◇ お客様の声 ◇
1.今迄、風穴を良く理解していなかったが説明を聞いて良くわかった。
2.地元に住んでいるが来たことが無かったので来ました。
3.富岡へ行って来ました。今、風穴を見て 来ました。
4.説明を聞いて「富岡製糸場と絹遺産群」の関係がわかった。
5.親が、年数回も養蚕をやっていたことが解った。
6.温度計を見て、庫低と外気の温度差にはびっくりしました。
7.お客様は、前橋、高崎、藤岡、秩父、等、名古屋の方も見えました。
場内のイベントは、乳搾り体験、乗馬体験、牛乳無料コーナー、焚き木。焼印、子牛の体重当て、牛の行列、荒船太鼓等が模様されました。
本日の入場数は2,500人で有りました。
今日は「荒船の風穴」、田島 弥平 旧宅、高山社跡との関係、今迄、風穴について「?」の人、昔、養蚕農家だった人、親が養蚕をやっていた人、一般来場者も風穴とは?を説明しました。
午後3時で終了し、後片付けを行ない場長さんに挨拶をして本日の活動を終了しました。
本日の参加伝道師 : 三田(聡)、今井(信)、小田 の3名でした。富岡祭の最中にも拘わらず参加して頂いた、 三田(聡)、今井(信)伝道師には
厚く感謝、御礼申し上げます。
(S.O)記