平成26年度 群馬県農林水産関係機関成果発表会(蚕業分科会)のご案内
日時 平成27年2月4日(水)10時35分開会
会場 群馬県庁 29階 294会議室
1.遺伝子組み換えカイコ実用化研究(10時40分~11時)
蚕糸技術センター 蚕糸研究係 原伸夫氏 ・伊藤 寛氏
(課題要旨)
付加価値の高い繭生産を図るために取り組んでいる遺伝子組み換えカイコ実用化研究の概要を説明するとともに、この研究の成果として、養蚕農家による飼育組合が有用物質を生産する遺伝子組み換えカイコの稚蚕共同飼育所での繭生産を開始ししたので報告する。
2、群馬オリジナル蚕品種の特徴と性状維持(11時~11時15分)
蚕糸技術センター 蚕糸研究係 下田みさと氏
(課題要旨)
当センターで育成した群馬オリジナル蚕品種とその元首について、性状を確認するため春蚕期と晩秋蚕期に飼育試験を行っている。ここでは、」今年度の飼育成績とそれぞれの特徴を維持するための取り組みについて報告する。
3、冬虫夏草菌培養に適する蚕品種の検索と現地飼育の状況(11時15分~11時30分)
蚕糸技術センター 蚕糸研究係 清水 健二氏
(課題要旨)
冬虫夏草菌培養に生きた蚕蛹を安定供給するには、異常高温が一因と考えられる死ごもりや未化蛹繭の対策が必要となる。昨年度は、高温飼育条件に適応性があると思われる蚕品種の選定を行った。今年度は、選定した蚕品種について高温飼育と養蚕農家による現地飼育試験を実施したので報告する。
4、平成26年度の普及活動と今後の課題(11時30分~11時45分)
蚕糸技術センター 技術支援係 鹿沼 敦子氏
(課題要旨)
当センターでは、繭生産基盤の強化と優良繭生産のため、養蚕農家への技術的、経営的な支援を行っている。昨年2月の大雪被害からの復旧や、優良繭生産のための蚕病発生防止対策、今年度の初冬蚕飼育の取り組みについて紹介する。
5、蚕糸に関する学習支援と蚕の教材利用(11時45分~112時)
蚕糸技術センター 技術支援係 山口 純次氏
(課題要旨)
蚕糸業は、明治期以降、群馬県の基幹産業として発展してきた。当センターでは、蚕糸技術・文化の継承、蚕糸業に関する理解促進勝どぷの一環として、学校等における蚕糸に関する学習支援を行っているので、その概要を報告するとともに蚕の教材利用について紹介する。
※信仰の都合で発表の順位や時間を変更することがあります。
※発表要旨集は、当日受付で配布します。
問い合わせ先:群馬県蚕糸技術センター TEL 027-251-5145
子のご案内は蚕糸技術センターから頂いた案内から転載しました。(Kon)