富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

◎世界遺産応援・織物カレンダーが発売になりました。

2008年12月27日 22時05分19秒 | 世界遺産伝道師協会
桐生市の森秀織物株式会社では、富岡製糸場の錦絵をモチーフにした「2009織物カレンダー」を販売中です。チラシには、-「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録に向けて-とあります。

織物カレンダーは30年以上の実績のある商品で、室内装飾として高級感があり、和洋どちらのお部屋にもお使いいただけます。

また、カレンダーとして使用した後には、絵画の部分だけが取り外せるので、富岡製糸場錦絵の部分を壁掛け絵画として長く使えます。

ご自宅に、お土産にいかがでしょうか?

【問い合わせ先】
森秀織物株式会社
桐生市東4丁目2-24
電話 0277-45-3111
URL:http://www.morihide.co.jp/
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◎目で見る島村の歩み写真展

2008年12月26日 20時55分32秒 | 世界遺産伝道師協会
ぐんま島村蚕種の会などで構成する「目で見る島村の歩み写真展実行委員会は,
次のとおり写真展を開催します。なお、入場は無料です。

幕末から明治にかけて優良な蚕種(カイコの卵)の直輸出で、その名を遠くイタリアにまで馳せた島村(現:伊勢崎市境島村)。

明治・大正・昭和を通じて日本の養蚕業を「蚕種業」から支え続けた島村には、現在でも、養蚕農家の特徴である櫓(やぐら)がある家屋が十数棟も残っています。

この写真展で、利根川と共に生きてきた人々の暮らし、蚕種を通じて世界で活躍した先人達の英知を感じていただけたら幸いです。

なお、本写真展は、日本写真協会・田中弘子さんや伊勢崎行政事務所等、皆様の協力により開催します。

1 主  催
 目で見る島村の歩み写真展委員会

2 会  期
(1)第1回
  日   程:平成21年1月23日(金)~1月24日(土)
10:00~16:00

  写真解説:両日とも、12:15~12:55

  会  場:群馬県庁 1階 県民ホール北側


(2)第2回
 日  程:平成21年2月28日(土)~3月3日(火)
10:30~19:30

 会  場:ぐんまちゃん家(ぐんま総合情報センタ-)
        東京都中央区銀座5丁目13番地19
        電話:03-3546-8511

3 後  援
 群馬県、伊勢崎市、伊勢崎市教育委員会、上毛新聞社
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世界遺産運動・”県民が「群馬」を語ろう”というタイトルで上毛新聞に載せていただきました

2008年12月25日 20時52分40秒 | 世界遺産伝道師協会
2008年12月25日・クリスマスに富岡製糸場世界遺産伝道師協会会長 近藤功の原稿が上毛新聞の「視点」に掲載されました。内容は以下の通りです。

「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産運動をはじめた2004年当時は世界遺産運動に大変風当たりが強く、「富岡製糸場を世界遺産にしましょう」とお話ししても、「世界遺産になんかなるはずがない、無責任なことを言うな」「子供の時から毎日見ていて、普通に存在しているものが、世界遺産になんかなるものか」という反応がたくさんありました。07年1月に世界遺産暫定リストに登載されてからは、世界遺産運動への反応が大きく変わり、「いつごろ、世界遺産になりますか」「頑張ってください」といった声が大きくなり、活動の回数も益々増えて、充実した活動の展開になっています。
 
 世界遺産運動をはじめた時に考えていたことは、群馬県の人たちが、他県の人に群馬について聞かれても、「群馬には国宝もないし、たいしたものはないよ。」といったような答えをする人が多かったように思いました。そこで、群馬には国を動かし、世界に羽ばたいた貴重な文化遺産があることを認識して、自分たちの住む郷土・群馬県に自信と誇りを持って、胸を張って生活をしていただき、子供たちにも、自信を持って成長してもらえるように、国宝よりも、世界に通用する世界遺産を実現したい、との大きな思いを持っていました。
 
 絹産業遺産群は、今、群馬で生きている人たちも含めて、県民の総力で育ててきた産業遺産です。それが世界・人類の宝として認められようとしているのです。群馬県民は自分の住むところが、素晴らしい地域なのだということと、群馬県人の知恵と活力に自信を持って生きて欲しいし、子育てをしていって欲しいと思います。自分の住んでいるところを、「たいしたところではない」などと思わないでいただきたい。群馬県がどこにあるのか分からない国民がたくさんいます。場所の認知度は全国の下から何番目、というところにあります。これを、行政の責任などにしないで、群馬を自分たちで語っていきましょう。絹産業遺産群だけでなく、尾瀬も、谷川岳も、赤城、榛名、妙義の上毛三山も、こんなに美しい自然はありません、他県には見られない素晴らしい風景です。全国に誇れるものです。

 先日、長野県の野沢温泉に宿泊しました。旅館のタオルに「北信州野沢温泉」と、しっかり長野県を主張しています。群馬の温泉旅館で、このように「群馬県○○温泉」と群馬県を主張しているところはどれくらいあるでしょうか。すべてのところで、自信を持って、群馬県で生きていることを主張し、この美しさが、おいしさが、この快適さが「群馬県」だと県民一人一人が語っていきたいものです。

以上です。字数の制約もあり、舌足らずのところもあると思いますが、自らが育った地域を愛して、誇りを持ち、普遍的価値として外に向かって主張できるものに自信を持って、群馬を語っていきましょう。    
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富岡製糸場世界遺産伝道師協会、平成20年度第4回研修会が開催されました

2008年12月13日 14時25分08秒 | 世界遺産伝道師協会
平成20年度第4回研修会が開催されました

12月12日(金)14時30分から上毛会館で「平成20年度第4回研修会」が開催されました。参加者は伝道師協会会員だけでなく「シルクカントリーぐんま連絡協議会」7団体の会員の参加もあり80名を超えました。
本日は12時から伝道師協会の役員会、13時からは同連絡協議会の会議が開催され、それに引き続いての研修会でした。

最初の講演は小野瀬世界遺産推進室補佐が「世界遺産登録運動の現状について」の演題で、今年記載延期となりました「平泉」の登録について、ケベックでの世界遺産委員会に参加しての審議状況と今後の想定スケジュールについて、また暫定リスト登載9件及び候補物件32件のカテゴリー分けを説明、段々と厳しくなる本登録について、「富岡製糸場と絹産業遺産群」は万全を期していきたいと決意を述べられました。

次は「近代建築史から見た横浜開港と富岡製糸場」との演題で元文化庁文化財部参事官堀勇良先生の講演でした。堀先生は富岡製糸場の重要文化財指定の時にご尽力いただいた先生と伺いました。キーワードは①殖産興業:富岡製糸場、富国強兵:横須賀造船所、文明開花;開智学校として「絹と軍艦」を引き合いに説明。②日本の近代建築物の材料と構法について、レンガ,石、コンクリート、鉄、ガラス、組積造やトラスについて、構造物だけでなく支える器具を見ることが大切。③神奈川県の近代化遺産として横浜外国人居留地、開港場と灯台;軍港と要塞、生糸生産地-鉄道-横浜港について。④横浜 上州;絹の道として鉄道敷設の時期について、生糸は直接横浜に運ばれたのではなく日本人売り込み商に持ち込まれ外国人取引商を介して輸出されたこと。生糸生産地と横浜港が鉄道で繋がったのは震災後であったこと等を詳細に説明いただきました。

富岡製糸場の見方、建築物の見方、ぐんまと横浜の関係についての見方、についてお話をしていただきました。

開智学校は長野県の松本市にあるとのことですので、個人的に一度は見学にいってみたいと思いました。

近代建築物の材料は現地にある材料を使うのが原則であったこと。時代によりいろんな建築物を作ってきたが現地の材料にも注意して見ていただけるといいのではないか、と結ばれました。

研修会終了後、会場を和室に移して中嶋弘副会長が司会進行役で懇親会が開催されました。2名の講師の先生、連絡協議会の会員の皆様、世界遺産推進室の皆様と伝道師協会会員で40名以上の方に参加いただきました。始まって間もなくすると座敷のあちらこちらに話の輪ができました。そして気が付けばあっという間に中締めの時間が来てしまった感じでした。19時には散会しました。

研修会参加の皆様、懇親会まで参加いただきました皆様、本当に有難うございました。
(K.K記)
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吉岡町の衣笠様と馬場重久の墓について

2008年12月12日 11時18分01秒 | 世界遺産伝道師協会
明日(12月12日)の研修会は仕事のため欠席いたします。さて、先日、馬場重久のお墓(群馬県北群馬郡吉岡町北下)を見てきました。残念なことに解説文が風雨にさらされ見えない部分がありました。郷土や蚕糸業の偉人((医者で、養蚕研究家、江戸で「蚕養育手鑑」を出版し、養蚕技術の向上に力を尽くした人=1663~1735=)なのに…。画像はこのお墓近くの吉岡町北下の蚕神です。(Y.Iさんのお便り)
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県民企画型講座「ぐんまから世界遺産を!」が始まりました

2008年12月09日 22時03分04秒 | 世界遺産伝道師協会
県民企画型講座にS伝道師が応募して群馬県教育委員会生涯学習課で採用され、伝道師協会の会長、幹事のT氏、伝道師のSさん、O氏での連続講座が12月5日の会長の「世界遺産とは難だろう!」という講義から始まりました。

第1回は「世界遺産の基礎知識と日本の世界遺産」というレジメを使い、世界遺産の考え方の出発点から、ICOMOS(国際記念物遺跡会議)やIUCN(ッ臭い自然ホゴ連合)の成立や役割。「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)の成立と当初の役割・考え方。世界遺産の変遷。など、「グローバル・ストラテジー」についての説明、世界遺産へのプロセス。日本の世界遺産・暫定リストの現状などが語られました。

講演した会長は聞きに来て下さった知人に「『世界遺産』の話も、整理が不十分で失礼いたしました。ただ、『富岡製糸場と絹産業遺産群』が世界遺産のものさしで見ても、登録に値するものであることを、いくらかでも伝えられたら良かったかな、と思っています。聞いていただき有り難うございました。」と伝えています。

第2回は「富岡の町と富岡製糸場」12月10日13:30~15:00
第3回は「ぐんまの絹産業遺産群」12月16日13:30~15:00
第4回は「ぐんまの養蚕・製糸・織物について」12月19日13:30~
第5回は「ぐんまの絹産業で活躍した人々」12月23日13:30~15:00

会場は群馬県生涯学習センター(前橋市文京町)
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絹産業遺産群世界遺産運動、12月の買場紗綾市での活動

2008年12月07日 11時27分20秒 | 世界遺産伝道師協会
快晴の12月6日(土)、東毛支部の恒例となった桐生市本町1丁目でPR活動を行いました。参加者は伝道師5人と特別参加の座繰り職人の6人です。先月、好評を博した座繰り実演は今回もまた人気の的で見学者が絶えませんでした。さまざまな理由で実演を感慨深く見ていきます。
「子どものころ家で蚕を飼っていた」
「おばあちゃんが座繰りをやっていた」
「繭のなかには虫が入っているのですか?」
「最後まで1本の糸になるのですか?」
 繭から糸になっていく過程は不思議な魅力があるらしく、女性ばかりでなく男性の眼差しも真剣です。
 
 買場紗綾市では、地場産の野菜などの売れ行きがいいらしく、野菜の入った買い物袋を下げた人が目につきました。紗綾市の会場では、赤と黒のユニフォームに身を包んだ20人くらいの女性が紗綾市音頭を披露していました。
 
 午後1時にチラシ配りとパネル解説の活動を終えたあとは、ベーカリーカフェ「レンガ」で昼食を摂りました。その後、ベーカリーの付属工場を会場にした桐生商工会議所主催の「ノコギリ屋根博覧会」へ行きました。
 
 会場には市内のノコギリ屋根工場で仕事をしている31企業が出展していて、織物展示や活用事例の写真を見たり、桑のアイスクリームやトマトジャムなどを試食したりしました。桐生市にはノコギリ屋根工場が全国でも一番多い220棟あるといわれていますが、いろいろな形で活用されていることを知りました。
 充実した1日を終え、午後3時半ころ散会となりました。
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前橋市教育研究会社会科部で「群馬県の世界遺産登録運動」(富岡製糸場を中心として)を講演

2008年12月06日 19時38分51秒 | 世界遺産伝道師協会
前橋市教育研究会社会科部で野研修会が12月2日(火)15:30~17:05まで、前橋市総合福祉会館で開催されました。

「群馬県の世界遺産登録運動」(富岡製糸場を中心として)というテーマで、本県の絹産業遺産と世界遺産登録運動について研修し、子供たちにも郷土についての理解を深めていけるような実践をしようとの意図の先生方の研修会でした。

文化財保護行政に携わり教育現場に戻っている先生も居りましたので、やにくいところもありましたが、伝道師協会の会長が95分を使って、富岡製糸場と絹産業遺産群の重要性と世界遺産への登録についての講演をしてきました。

50人ほどの先生が熱心に聴いてくださり、この成果を教育現場で伝えてくだされば・・との期待の持てる研修でした。

総論をやらせていただきましたので、機会があれば、様々な各論ができればいいのですが、今後、前橋から学校キャラバンの依頼などのあることを期待したいと思います。

研究部の部会長さんは、中々学校には余裕がないので・・。とお話されていました。PTAの研修でもいいから、話ができる機会があるといいな。と期待しています。
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今年の「弁天ワッセでの”富岡製糸場と絹産業遺産群”の世界遺産運動」を締めました

2008年12月05日 23時11分09秒 | 世界遺産伝道師協会
 12月3日(水)中北毛支部恒例となりました「弁天ワッセ」で5名の伝道師により13枚のパネルを並べて伝道活動をしました。
 今回は、主に、パネルの解説をすることとし、チラシの配布を控えめにするとの意識あわせをして、活動を始めました。 と、言うのも、これまで多くのチラシを配布してきました。道行く人のほとんどが、「弁天ワッセ」の常連さんで、これまでにチラシを受け取ったといわれる方が多く見られることからです。
 しかし、始めてみると、結構、パネルの前に足を止めて、話を聞いてくださる人の多さに驚きもしました。
富岡製糸場に行かれた方も多くいましたが、外の遺産も見てみたいといわれる方もおり、解説に各伝道師とも力の入る場面がありましたので、一日を通して充実した活動ができたように思います。
そこで、今日の弁天通りの様子を紹介します。
師走の「弁天ワッセ」でしょうか、出店数は、これまで以上に多いように見受けられましたし、人出も平日にもかかわらず、そこそこでした。
午前は、群馬建築士会青年委員会主催、前橋弁天通り商店街後援の「第2回 学生設計コンペ」の表彰式が執り行われました。これは、『前橋商店街弁天通りに暮らす家』のテーマに沿って、大学生が店舗兼用住宅を設計し、優秀作品に対して行われたものです。
午後は、写真にもあるように7名の僧が托鉢姿で、門前や街角に立って「年末助け合い募金」を呼びかけていました。
また、大蓮寺門前の「歌声ひろば」では、相変わらずアマチュアの皆さんが、歌ったり、楽器を演奏したり、自慢の声や腕を披露していました。

 12月初旬としては暖かい日となり寒さ知らずで、今年の締めくくりの活動を終えることができました。
 来年は、2月からの再開となります。
また、元気で「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録に向け、新たな気持ちで出発したいと思います。
(中島 進記
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富岡製糸場周辺も楽しもう!

2008年12月03日 20時27分06秒 | 世界遺産伝道師協会
友人から、富岡関係で面白いwebsiteがあると、富岡製糸場の宮本町からの入り口にある富士屋さんを紹介したページを教えていただきました。

地元でも、おいしい店とは言われているものの、これほど訪れた人がベタ褒めにほめているとは、驚きだと思います。

日ごろ、見て、聞いて、食べているものも、いいものはしっかりと評価していくことが必要のようです。余分なことは言わないで、友人が送ってきたURLを示します。ご参考まで。

http://woman.excite.co.jp/odekake/sanpo/sid_242969/

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