富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

伝道活動報告(花と緑のぐんまづくり2015in中之条;平成27年4月18日)

2015年04月29日 14時23分31秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道活動報告(花と緑のぐんまづくり2015in中之条;平成27年4月18日)

 

花と緑のぐんまづくり2015in中之条の初日(4月18日)メーン会場の“花の駅「美野原」”で支部としての平成27年度初の伝道活動を行いました。

当日の参加者は、I上(雄)、K川、M田(睦)、U井、T本、K下部、N屋の7名でした。

特に U井さんとT本さんは、初参加で張り切っていました。

遠方開催なので いつものように 蚕糸技術センター集合で出発でしたが、集合時間の15分前には全員揃い会場へ向かいました。

“花の駅「美野原」”は、どのへんだろうとみんなで言いながら行ってみると“旧薬王園”で名称が変わり中之条町の運営になっていました。

会場は、様々な花も咲き我々は、会場の設営を終えてから開始前に30分ぐらい園内を散策させてもらいました。

桜は満開で 鯉のぼりも泳いでいて、最近 はっきりしない天気の中 朝から 気持ちの良い空気も吸え のどかな1日の幕開けとなりました。

当日の活動は、パネル解説、パンフレット配布、繭クラフトでしたが、新加入のお二人は、K川講師により講習を受け今日1日は、繭クラフトに専念してもらうことにしました。

 

ハッピを着ての活動でしたが、新加入のふたりは、早速もらった真新しい緑のジャンパーをハッピの下に着て活動をしていました。

二人の熱心さに誘われるように1日中繭クラフトは、盛況でパンフレットには、先着100名としていましたが、実際には、130名以上の方に体験していただきました。

後で 主催者より参加人数を確認したら1700名とのことでしたので、13人に一人は大人から子供まで体験していただけたことがわかります。

パネルの方も立ち止まって見る方が多く、説明も自然と力が入りました。

特に 私が以前いた相模原から来た方がいて、思わず相模原の桜まつりが今年は5月に若葉まつりになるなどの話題も出て盛り上がってしまいました。その方たちは、四万温泉に泊まりこれから富岡製糸場を見学に行くとのことでした。

なんとなく 嬉しくなりました。

また 当日は、初日ということで午後からオープンセレモニーが開かれ、大沢知事、中之条町長は、もとより小渕優子衆議院議員も参加し、挨拶、テープカットとされていました。

14時頃には、風も吹き出し時々パネルが飛ばされ、花と緑に風も追加されたイベントになりました。

パネルを片付け 15時ころになると人の群れは、我々のテントの中だけになってきました。

予定していた16時前には、我々のところも人がいなくなってきたので、片付けをして活動を終わりにしました。

初参加のふたりは、まだまだこれからも参加したいとのことで心強いかぎりです。

遠いところの参加でしたが、さわやかな1日でした。

活動しながら 楽しめた1日でした。

どうもありがとうございました。

(K.N記)

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「第5回紺周郎とお蚕さまについて語る会」で近藤会長が「世界遺産・富岡製糸場と絹産業遺産群」を講演

2015年04月27日 21時52分08秒 | 世界遺産伝道師協会

「第5回紺周郎とお蚕さまについて語る会」で近藤会長が「世界遺産・富岡製糸場と絹産業遺産群」を講演

「貴重な講演と質疑応答をしてくださいまして、誠にありがとうございました。
 
本当に素晴らしい話だったし、富岡製糸場がなぜ世界に満場一致で受け入れられたかのその意味と意義と価値が分かったという声が議員たちだけではなく、熱心な参加者の中から伺うことが出来ました。
 
私も満足しております。」いうメールと共に講演会当日の写真を主催者H.Tさんからいただきました。
    
4月24日に、永井いとが、亡夫紺周郎の遺志を継いで設立した「永井流養蚕伝習所実習棟」が「日本遺産『かかあ天下ーぐんまの絹物語ー』」の構成資産となりました。
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岐阜市「原三溪・柳津文化の里構想実行委員会」を富岡研修会で案内しました 

2015年04月27日 20時25分54秒 | 世界遺産伝道師協会

岐阜市「原三溪・柳津文化の里構想実行委員会」を富岡研修会で案内しました 

 

 4月19日(日)・20日(月)の2日間、東毛支部のT比地が富岡製糸場を明治35年から昭和14年まで37年間経営していた原三溪の生地である、岐阜市の「原三溪・柳津文化の里構想実行委員会」の「富岡研修会」参加者42名を案内しました。

 上記委員会は原三溪(旧姓 青木富太郎)の生まれ故郷の岐阜市に於いて顕彰活動を行っている団体で、横浜の「原三渓市民研究会」と交流を深めております。

原三溪市民研究会には伝道師協会歴史WGメンバーであった3名も富岡製糸場と原三渓についての理解を深めるために8年前から参加しており、その関係から今回の依頼となったものです。

一行は4月19日(日)13時30分富岡製糸場に到着。富岡市世界遺産部結城主幹に歓迎の挨拶をしていただき、約40分間「(株)まちづくり富岡」の解説員でもあるT比地が小雨降る製糸場内を案内しました。

翌日の天気が大荒れとの予報から、原家の庭園天神山山荘見学を今日中にしようということになり場内見学を30分短縮して原善三郎の生地、埼玉県神川町に向かいました。

天神山山荘には「原三溪市民研究会」の顧問、東京外国語大学名誉教授内海孝先生が出迎えてくれて、園内ガイドしてくださるというサプライズがありました。

園内は、ソメイヨシノは葉桜でしたが、しだれ桜や八重桜、ツツジなどが咲いており小雨の中、三溪園とは異なった風情を参加者の皆さんは味わっておりました。

原善三郎生家の外観を見学し、神流川を歩いて渡り、秘湯の宿「八塩温泉神水館」に16時40分到着。17時30分より神水館の広間で約1時間「善三郎と富太郎」と題して、内海孝先生の講演会が開催されました。講演会の後、約2時間、先生を交えた夕食懇親会が開催され、1日目が終了しました。

2日目の20日(月)は高山社跡を見学後、田島弥平旧宅跡を車窓見学し、渋沢栄一生家、渋沢記念館を現地ガイドの説明により見学しました。尾高惇忠生家を車窓から見学しながら深谷名物煮ぼうとうの「楓」に行き昼食をとりましたが、女将が新沼謙治のいとこであることが分かり思わず会場が盛り上がるハプニングがありました。1時30分昼食終了後、一行は帰路に着きました。

今回、柳津文化の里構想に役立てられればと、富岡製糸場をはじめとして、原善三郎、高山長五郎、田島弥平、渋沢栄一、尾高惇忠の絹の先人たちの生家を中心に見て頂きました。 (N.T記)

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現地学習会「高崎市・安中市の絹産業遺産 を訪ねる」

2015年04月20日 19時13分05秒 | 世界遺産伝道師協会

現地学習会「高崎市・安中市の絹産業遺産を訪ねる」

 

4月10日(金)、近藤会長を始め20名の伝道師が車4台に分乗し、6か所の「ぐんま絹遺産」を巡る学習会を行いました。

今回はM田睦伝道師に講師をお願いしました。曇り空の下、9時に蚕糸技術センターの駐車場を出発、高崎市の八幡八幡宮に向かいます。

社殿前に豪商野澤屋(茂木)惣兵衛が大願主となって奉納した一対の青銅製燈籠があります。約470人の奉納者名が刻まれた燈籠は148年の時を経て静かに立っています。富岡市の貫前神社、妙義神社にも同様の燈籠があり、「ぐんま絹遺産」に登録されています。

次に安中市の学習の森ふるさと学習館で、「碓氷社万国博覧会英文表彰状」を始め碓氷社関係の展示物を市教委の方の解説を受けながら見学しました。自社製生糸が国際的な評価を得るための碓氷社の姿勢と努力が見て取れます。

続いて咲前(さきさき)神社を訪ね、養蚕の神にまつわる奇石「根子石」(猫石)や末社絹笠神社等を見学しました。大きな根子石の上に小石をのせて拝んで持ち帰り、神棚に上げて拝んだり、蚕室に置くと「ねずみ除け」となって豊蚕になるという信仰があったといいます。

咲前神社から移動して安中市内の和食店で和やかに昼食を摂りました。

昼食後、安中市教委の方の解説で旧碓氷社本社事務所内を見学しました。2階は「百畳敷」と呼ばれた(実際は70数畳)大広間があります。碓氷社の所属組数が年々増加し、100組を超えたので組長全員が入れる会議室が必要となり新築されたものだそうです。

  

その敷地内に建てられている絹笠神社と境内にある「霜災懲〇之碑」を見学。〇の部分は、「怨」や「恐」と解釈されていたのですが、疑問に思った町田睦伝道師が調査・研究の結果「」(ひ)との見解を示し、公式見解として安中市教委により認定されたのです。「霜害を忘れることなく、十分な対策を取るよう戒めた警鐘碑」とのことです。

次に程近くにある杉並木の参道が見事な榎下神社に向かいます。500年近い歴史のある神社ですが、境内の大木の脇に高さ1mほどの「霜災祈念碑」があります。明治26年5月の大霜により全滅した蚕を埋めた場所に建てられたものです。町田伝道師から概要・碑文の大意等の解説があり、養蚕に携わった人々の苦労と悲しみが伝わってきました。

 最終見学地は、松井田町の雲門寺です。「花の寺」と呼ばれるほど四季の花々が見事なようです。本堂の外陣に天明7年(1787)に作られたという白馬に乗った馬鳴菩薩像が安置されています。馬鳴菩薩は、中国の民間信仰に由来し、貧しい人々に衣服を施す菩薩として、また養蚕織物の神として祭られ、仏教の伝来とともに日本に伝わったとも言われています。当寺の馬鳴菩薩は六臂(腕が6本)で、糸の小枠、桑の枝、種紙などを持っています。参加者は珍しそうに拝観していました。当寺で見学が終了し、一路蚕糸技術センターに向かいました。

  

最後に2か所の解説でお世話になった安中市教委の皆さん、温かいおもてなしをしてくださった雲門寺の奥様、そして一日わかりやすい解説で好評だった町田伝道師に感謝いたします。

        (Y.I 記)

 

 

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伝道師協会 平成27年 5月の活動予定

2015年04月15日 21時07分59秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道師協会 平成27年 5月の活動予定

 

○  5月 2日(土)~ 6日(水・祝) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

  場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

○  5月 9日(土)~10日(日) 10:00~16:00 「花と緑のぐんまづくり2015in中之条」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

  場所:吾妻郡中之条町

○  5月 9日(土)~10日(日) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

  場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

○  5月16日(土) 10:00~15:00 「第64回利根川水系総合水防演習」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説)

場所:伊勢崎市境島村 利根川左岸

○  5月16日(土~17日(日) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

  場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

○  5月17日(日) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

  場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

○  5月17日(土) 10:00~15:30 「渋川駅前通り歩行者天国」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

場所:渋川市駅前通り(辰巳町)

○  5月17日(日)10:00~14:00 「神津牧場花まつり」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、座繰り体験)

  場所:甘楽郡下仁田町 神津牧場

○  5月17日(日) 10:00~16:00 「前橋市蚕糸記念館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、桑の木クラフト、座繰り体験)

  場所:前橋市敷島町 敷島公園内バラ園

○  5月23日(土) 10:00~12:00 富岡製糸場世界遺産伝道師協会の「平成27年度 総会」を行います。

  場所:前橋市問屋町 前橋問屋町センター

○  5月24日(日) 10:00~16:00 「前橋市蚕糸記念館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、桑の木クラフト、座繰り体験)

  場所:前橋市敷島町 敷島公園内バラ園

○  5月27日(土) 15:00~16:30 「前橋市永明地区生涯学習奨励員・自治会会長合同研修会」で講演

場所:前橋市小屋原町 永明公民館

○  5月30日(土) 10:00~16:00 「前橋市蚕糸記念館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、桑の木クラフト、座繰り体験)

  場所:前橋市敷島町 敷島公園内バラ園

○  5月30日(土)~31日(日) 10:00~16:00 「桐生市文化祭」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説)

場所:桐生市織姫町 桐生文化会館

○  5月30日(土)~31日(日) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

  場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

○  5月31日(日) 10:00~14:30 「氷室のふるまい」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト)

場所:吾妻郡草津町 湯畑付近

○  5月31日(日) 10:00~14:00 「島村渡船フェスタ」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説)

場所:伊勢崎市境島村 利根川左岸(島村渡船場付近)

以上

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富岡製糸場と絹産業遺産群の価値の解説 27年度 富岡銀座まちなか交流館伝道活動オープン

2015年04月07日 12時46分29秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡製糸場と絹産業遺産群の価値の解説 27年度 富岡銀座まちなか交流館伝道活動オープン

4月4日(土)9:00~15:00 昨年度に続き、平成27年度「富岡銀座まちなか交流伝道活動」がオープン致しました。

当日は富岡製糸場館の観桜会の初日とあって、明治、大正時代にタイムスリップした、袴姿のお姉さま達が、まちなか交流館前を桜の花満開の富岡製糸場に向かって歩く姿が沢山見られました。

 

活動伝道師は、W辺光男 I川武男 N嶋副会長も活動に参加され、富岡製糸場に27年度のまゆクラフト案内看板の設置許可申請をして戴きました。

まちなか交流館の日替わり管理人のおばちゃま達が、一同に会しておられ伝道師の活動再開に、大変喜んで迎えて戴きました。

交流館前に、案内パネルと、県世界遺産課の金谷主幹に作成して戴いた新看板も設置して  サアー活動スタートです。

子供連れのお客様が、沢山お出でに成られ「まゆクラフトぐんまちゃん」作りを楽しんで行かれました。

タイムスリップした お姉さま達も帰りにドット参加され、交流館は歓喜の大パニックと成りました。

ぐんまの絹遺産パンフレットが、アッと云う間に終わりました。

凄い人気です。

4月5日(日)活動伝道師はU原一美 I川武男2名です。

時折、空から冷たい雨が、降り お客様の出足が心配されましたが、富岡製糸場の観桜会は、今日も続き、交流館も凄い賑わいです。

4構成資産への行き方、時間を訪ねる、お客様が沢山おられました。

「まゆクラフトぐんまちゃん」作りも大盛況で、雨空も日が射して来ました14:00頃ヘリテイジ仮面(N島良員副会長)が1人で突然現れ、交流館は大パニックとなり、写真撮影に子供たちが群がりお母さん達も群がり、ポーズをとって、多忙しです。

 れから「甘楽町小幡桜まつり伝道師コーナーに参加します」と言ってヘリテイジ仮面姿でバイクにまたがり、颯爽と立ち去りました。

ヘリテイジ仮面さんありがとうございました。

15:00大盛況の内に4月4・5日両日の「富岡まちなか交流館」の伝道活動終了致しました。

(T、I記)

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城下町小幡さくらまつりで「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群」の伝道活動

2015年04月07日 12時33分45秒 | 世界遺産伝道師協会

城下町小幡さくらまつり伝道活動

平成27年4月5日(日)10:00~15:00

恒例の第31回 城下町小幡さくら祭りが開催されている甘楽総合公園で「伝道活動」を実施しました。

朝から小雨交じりの中を会場のお祭広場を目指しました。集合時間は、9時30分でしたが、9時10分頃についた私は、予定通りの大駐車場に止められましたが、時間ギリギリに到着したメンバーは、もう車は入れず徒歩10分ぐらいの道の駅に止めるくらいの大盛況でした。

既に、早く着いていたI川(武)さんとT江さんは、会場設定の準備を始めていました。

後から駆けつけたメンバーも合流すると皆さん慣れたもので準備はあっという間に終わりました。

当日の活動予定は、パネル解説、繭クラフト、座繰りでした。

繭クラフトは、N島(弘)副会長の準備してくれた、ぐんまちゃんのスタンプを押印しての塗り絵タイプをメンバー全員で学習して始めました。

ところが、我々が学んでいる時に既にお客さんが、いらっしゃりほとんど休みなく続き、お昼には、準備していた分がなくなり、いつもの繭クラフトに切り替えるほどでした。

座繰りは、繭が古いせいか糸がよく切れ苦戦はしましたが、お客さんの反応は、昔を懐かしんで見ている世代あり、興味を持って体験をする若い世代とこちらもお客様が途切れることがほとんどありませんでした。

また 双方とも外人の学生も体験していきました。

パネルの方は、富岡製糸場以外の3資産に興味を待たれる方が意外と多くびっくりしました。特に半分以上「荒船風穴」に興味を持たれていました。3月まで見学ができなかったせいでしょうか。歩くのが大変だという方には、下仁田駅からの観光タクシーを勧めました。

お昼頃には、雨も上がり、青空が広がり桜まつりも満開となりました。

お祭広場では、様々なイベントが始まり、太鼓に、音楽に、漫談に、歌にと遠くに聞きながら、そろそろ終わりかなと思っていると 突然 ヘリテイジ仮面が現れ 全員で記念写真を撮って活動を終わりにしました。

帰りは、大盛況を思い起こさせるような渋滞の中をしばらく行きました。当日のメンバーは、N島(弘)副会長、T江康、Y田節子、T柳枝芸子、Y井恵美子、I川武男、N屋和幸、N島良員副会長(ヘリテイジ仮面)の8名でした。

ほとんど休みのない活動でしたが、それだけ充実していました。

「世界遺産は、4資産です」というのが少し浸透しだしたのかなと感じた1日でした。

皆さん 無事に帰途についたと思います。

ご協力ありがとうございました。

(K.N 記)

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富岡製糸場世界遺産伝道師協会西毛県外支部の報告会を開催

2015年04月03日 22時22分00秒 | 世界遺産伝道師協会

西毛県外支部の報告会を開催

 

平成27年3月31日(火)13:30より高崎市総合福祉センターにて西毛県外支部の報告会を24名の参加で開催しました。

 

小林春樹さんの司会で開会が宣言され、支部長より26年度の活動報告が行われました。「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録が実現した記念の年であり、活動内容もビラ配布を主体としたイベント活動からは撤退した一方、「応援ありがとうキャンペーン」のような大型キャンペーンがいくつかあり、その結果、活動件数や活動日数はそれぞれ前年比19件から15件へ、そして同31日から29日へと減少したものの、参加人員は同135人から141人へ増加した旨の報告がありました。新年度以降の活動については、すでに身の振り方を決めている人、総会の議論を見てから判断したい人、とさまざまですが、いずれにしても各伝道師の意志に従ってそれぞれの活動を継続していくことになるのだろうと思います。

 

活動報告のあと、新町紡績所に関しての勉強会が行われました。発表者は一級建築士でもある城田伝道師で、建築ワーキンググループでの勉強を含めたこれまでの成果を発表していただきました。一級建築士の専門的な建築・構造の説明はもちろんのこと、設立背景や設立後の世界における貢献、つまり日本の生糸が昭和のはじめに世界の80%のシェアを誇ったのに対して、紡績絹糸も同様に60%のシェアを誇ったという実績など、わかりやすく解説をしていただきました。

 

休憩後の懇親会は広岡誠さんの音頭で乾杯し、勉強会の延長で新町紡績所の話題が続き、追加登録があるとすれば新町が一番近いだろう、との声が多く聞かれました。最後は福田友三郎さんの閉会の言葉と斉藤信一郎さんの一本締めで、これまでのみなさんの協力への感謝とこれからのまずますの発展を祈念して無事16:15に閉会しました。

 

(M.K 記)

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世界遺産登録記念「シルクカントリーぐんま・伝統芸能の祝祭」で伝道活動

2015年04月01日 20時34分39秒 | 世界遺産伝道師協会

世界遺産登録記念「シルクカントリーぐんま・伝統芸能の祝祭」で伝道活動

 

 「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されたのを記念して3月22日(日)の「富岡市かぶら文化ホール」と翌23日(月)の「伊勢崎市文化会館ホール」で、世界遺産登録記念「シルクカントリーぐんま・伝統芸能の祝祭」が開催されました。

 主催は群馬県、富岡製糸場世界遺産伝道師協会、上毛新聞社等で、22日(日)の富岡市かぶら文化ホールには約1,100人、23日(月)の伊勢崎市文化会館ホールには約1,300人の来場者を、それぞれお迎えしました。

 近藤会長も主催者の一人として開演前には「世界遺産登録以降、絹文化に関する県民の関心が高まったこと、また、県が進めている「ぐんま絹遺産」への登録も91件となっており幅広い分野の絹遺産が保存される道筋がついたこと、この絹遺産の中には上演される民俗芸能も含まれていることを紹介するとともに、今後とも群馬の絹文化の継承に協力していただきたい」と挨拶をしました。

 伝道師協会は両日とも会場のロビーで公演前と公演の合間の休憩時間にパネルでの解説を行いました。限られた活動時間でしたが、パネルの前は大勢の人たちに立ち寄っていただけましたので、それぞれの伝道師は「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産としての価値は勿論のこと、これからは多くの人たちにより理解を深めてもらうことと、保存のためにも「一人ひとりに理解をしてもらう」ことを基本に「対面解説」に心がけ、原点に戻っての伝道活動を実践しました。

 どれだけの方々に解説が出来たかは定かではありませんが、一人でも多くの方に世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」を理解してもらうために、各伝道師は笑顔を忘れずに接することで、耳を傾けていただけた貴重な時間だったと感じることができました。

 参加者は、両日に亘って県世界遺産課から井上係長と金谷主幹が、そして22日(日)はY田、I上(雄)、N木、N田、I川(洋)、M田(睦)、I川(武)、T柳の8名、23日(月)は,K嶋、J保(千)、T比地、K下部、N島(進)、Y澤、A井(春)、N屋の8名でした。

 ちなみに「公演プログラム」は22日(日)の富岡市かぶら文化ホールでは、第一部で「上州富岡妙義雷太鼓」「下仁田荒船太鼓」「下南室太々御神楽講」「門前春駒」「川場村繭かき唄」「みなかみ町子ども歌舞伎」の伝統芸能が、第二部では「津軽三味線吉田兄弟」と「和太鼓鼓童」が出演しました。23日(月)の伊勢崎市文化会館ホールでは、第一部で「千本木龍頭神舞」「春日神社太々神楽」「白瀧神社太々神楽」「剛志民謡」の伝統芸能が、第二部では「落語春風亭小朝」と前日に続き「和太鼓鼓童」が出演しました。

 なお、両日とも各伝統芸能についての解説を文学博士・藝能学会会長三隅治雄氏が、また、それぞれの会場ロビーでは高山村錦松会による「尻高人形芝居」のワークショップが行われました。                          

(S.N 記)

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