富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年12月の活動報告(その3)

2022年02月24日 09時55分12秒 | 世界遺産伝道師協会

「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年12月の活動報告(その3)

◯12月19日(日)今年最後の活動でした。道行く人もまばら、師走の風は流石冷たく、動作も鈍くなります。M寺伝道師を中心に座繰り体験のはじまり。O笠原伝道師、Y野伝道師は、実習を兼ねて上手に、みごぼうきを動かしておられました。

 セカイトから紹介されて来られた若いカップル、座繰り体験している姿をカメラに納めたり微笑ましい光景でした。N嶋伝道師もお元気です。お客様は二人連れ3組でしたが、完成品のぐんまちゃんをさしあげ喜ばれました。途中、S藤登伝道師が来られ、手づくりの黒豆を沢山差し入れて下さいました。お正月のおせちに欠かせない縁起物、有難くいただきました。

 コロナ禍、感染防止に気配りしながらの一年でしたが、大好きな富岡製糸場など世界遺産四資産の素晴らしさを熱心に仲良く伝道した一年でもありました。お疲れ様でした。そして感謝!!(K澤壮子 記)

(O笠原信之 Y野雅史 M寺清江 N嶋弘 I川武男 U原一美 K澤壮子)

・富岡市に到着後立ち寄りました。セカイト、富岡製糸場の順にて見学します。(茨城県・2名)

🏠埼玉県2名(1組)・茨城県2名(1組)・東京都2名(1組)(計6名3組)

 

∞座繰り∞

 今日は座繰り体験活動でしたが、なかなかできない事でよかったです。お客様は皆、座繰り体験を喜んでいました。久々の活動で、いつも初めてのようで申し訳なく思いながらの活動です。今日もどちらがお客様かわからないようで、M寺伝道師から丁寧な説明をしていただき体験しました。

 コロナで始まった一年でした。何回参加できたかよく覚えていないくらいですが、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。(Y野雅史 記)

・初めてでおもしろい。一日やるとなると大変な作業だと思いました。(茨城県・2名)

・親子で来ました。両手の速さが違って難しい。(埼玉県・2名)

・製糸場見学に夫婦で来ました。思いがけず貴重な体験ができて良かったです。(東京都・2名)

🏠茨城県2名(1組)・埼玉県2名(1組)・東京都2名(1組)(計6名3組)

 

都道府県内訳:1都6県

繭クラフト:茨城県2名(1組)・群馬県23名(10組)・埼玉県12名(5組)・千葉県3名(1組)・東京都

3名(2組)・長野県3名(1組)(計46名20組)

座繰り:茨城県2名(1名)・群馬県17名(7組)・埼玉県21名(9組)・千葉県3名(1組)・東京都5名(3組)・神奈川県2名(1組)・長野県6名(2組)(計56名24組)

 

新型コロナ感染症も落ち着いている事より活動が始まりました。11月28日からは4月29日以来の座繰り体験も始まりお客様はとても楽しんでいらっしゃいました。座繰りの持つ奥深さを感じています。2021年セカイト職員の皆様と伝道師の皆様には大変お世話になり本当に有難うございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。(U原一美 記)

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「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年12月の活動報告(その2)

2022年02月23日 16時21分43秒 | 世界遺産伝道師協会

「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年12月の活動報告(その2)

◯12月12日(日)風もない穏やかな一日で、暖房がなくても快適に活動ができました。おかって市場で、「月一マルシェ」が開かれていて、人の出入りが多く感じられました。マルシェのお客様、富岡まちなか歩きの方、もちろん富岡製糸場にこられた方で、お客様は絶えることはありませんでした。

 出入口付近で座繰りを行っていたので、関心を持ってのぞき込む方がたくさんいらっしゃって、小さな子どもさんが熱心に飽きずに座繰りを動かしていました。皆さん「楽しかった!」と言って笑顔で帰られて、こちらもやりがいを感じることができました。でも、お客様が多かったので繭クラフトと座繰りを伝道師三人でやるのは少し大変…人材が欲しいですね。

 12時前に地震!窓ガラスがガタガタと大きな音を立てて、古い建物なので何かあってはと一度外に避難、市役所の防災無線で震度4の放送がありましたが、それほどの揺れでなく、直後に市役所の方が点検に見えましたが被害はありませんでした。後で富岡市震度2だったとわかりました。良かったです。(S藤裕子 記)(K渕秀子 U原一美 S藤裕子)

・小学校で繭の授業が楽しかったとの事で、今回立ち寄りました。簡単に楽しめて良かったです。(群馬県・3名)

・子供達(5才~11才)みんなで取り組めました。(群馬県・5名)

・本物の繭を手に取る機会を孫に与えられて良かったです。(群馬県・3名)

・3才の娘もとても楽しめました。いい体験ができました。(長野県・3名)

🏠群馬県16名(7組)・長野県3名(1組)(計19名8組)

 

∞座繰り∞

 座繰りセットが初めてでしたが、戸惑わずできました。「月一マルシェ」があり、お客様がたくさんいらっしゃって、どの方もとても熱心に体験してくださった。座繰りの関心度が高く、窓越しにのぞき込んで見たりしているお客さんもたくさんいらっしゃっいました。一人でのんびりと回してもらえるので、お客様がくつろいで楽しそうにやっているように思います。座繰り体験は、お客様の目の輝きが違うと思いました。座繰りの動きがあるのがとても楽しいようでした。(K渕秀子 記)

・座繰り楽しかった。回すのがリズミカルで楽しかった。(群馬県・3名)(富岡市西小三年生ご家族、今秋、学校キャラバン座繰り体験で桐渕伝道師がその西小学校活動参加という偶然でした)

・見るのもやるのも初めてで楽しくて、行ってみたかった製糸場にこれから行きます。(埼玉県・2名)

・糸をとるのは昔の人は大変だなと思いました。ずっと前からやってみたかったのでうれしいです。座繰り器がよくできていると思いました。(群馬県・2名)

・貴重な体験ができて良かったです。(神奈川県・2名)

🏠群馬県17名(7組)・埼玉県2名(1組)・東京都2名(1組)・神奈川県2名(1組)・長野県3名(1組)(計26名11組)

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「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年12月の活動報告(その1)

2022年02月21日 16時27分44秒 | 世界遺産伝道師協会

「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年12月の活動報告(その1)

◯12月5日(日)

静かで風もなく晴れて空気の冷たい一日でした。座繰り体験と繭クラフト作成と四資産の解説を行いました。座繰り体験は、お客様の興味を引いてとても人気です。ほとんどのお客様は、座繰り体験と繭クラフト作成の両方を楽しまれました。いらしたお客様は、セカイトからのご紹介をうけての方がほとんどでした。I川伝道師がパネルを持参して下さった事と、セカイト職員の皆様の御厚意によるもので本当に有難いです。今日は、道を歩くお客様は少なくひっそりとしていました。そのなかで、ご案内くださったセカイト職員の皆様には感謝しかありません。

 セカイト職員の方が、「インスタにあげたいのですが。」と来室され、座繰り体験を撮影していかれました。有難うございます。(U原一美 記)(Y村和子 I川武男 K澤壮子 U原一美)

・簡単で気軽に出来て参加しやすかった。セカイトで紹介してもらいました。(群馬県・2名)

・子どもの頃、蚕を育てていましたが、改めて工程を勉強しました。(埼玉県・4名)

・加須市より、初めて来ました。思いがけない体験が出来て楽しかったです。(埼玉県・2名)

🏠群馬県7名(3組)・埼玉県10名(4組)・千葉県3名(1組)・東京都1名(1組)(計21名9組)

 

∞座繰り∞

 「セカイトで座繰り体験ができると聞いて寄りました。」説明にもしっかり耳を向けていただき、体験もスムーズに進み、小枠に集まる「生糸」に感動してくださったお客様の笑顔にホッとしました。

「うちのおばあちゃんは養蚕をして座繰りをしていました。生糸が光り輝いていたのはなぜなのかよくわかりました。」「家族四人で体験させてください。おもしろい!楽しい!素晴らしい!家族で充分にやらせてもらえて満足です!」「ハンドルと箒の使い方は、実際に持ったり回した方が上手にリズムがでますね。」「気軽に体験できる、このような場所があって良かった。」それぞれのお客様の残して下さった感想に、座繰り体験を今回もできて本当に良かったです。お客様に伝えられる事が喜びです。座繰りのできる伝道師の皆さん、一緒に楽しくやりませんか。(除村和子 記)

・繭から細い糸が…とても強くてびっくり。(埼玉県・2名)

・手作業は大変だなと思いました。(千葉県・3名)

・とても面白かったです。初めての体験でした。(東京都・1名)

・座繰りで触れてみて、製糸場でビデオも見て、とてもためになりました。富岡製糸場の凄さをきちんとした形で知りました。絹、少し高いけれどこれからの生活に取り入れたいと思います。(長野・3名)

🏠埼玉県17名(7組)・千葉県3名(1組)・東京都1名(1組)・長野県3名(1組)(計24名10組)

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伊勢崎市立赤堀小学校で学校キャラバン(11/9)

2022年02月14日 13時12分21秒 | 世界遺産伝道師協会

伊勢崎市立赤堀小学校で学校キャラバン

 

令和三年11月9日(火)伊勢崎市立赤堀小学校三年生3クラス101名対象の学校キャラバンを行いました。

当赤堀小学校は、国道50号の前橋と桐生の中間に位置する、児童数590名ほどの大きな学校です。

当校三年生は3クラスですが、今年度は講話・座繰り体験共にクラス別に、講話は各教室で、座繰りは体育館で行うことになりまして、五・六校時で講話を三回行うので講話担当者を二名お願いして、並行して行うことになりました。

これは児童の集中力を持続させるように、講話と座繰り体験を同じフロアーで行わないための配慮です。

開始一時間前に到着した7名の伝道師は、先ずは体育館に機材を運んでから恒例の検温を行い、全員異常なしを確認してから座繰り器の設置を始めました。

午後一の五校時はS場伝道師とY澤伝道師がA組とC組の各教室で講話を、B組は体育館で座繰り体験をしました。

座繰り体験は二台の座繰り器を使用して、H岡伝道師・N木伝道師・K井伝道師・S沢伝道師と、次回キャラバン用の繭を受け取りに来場したK嶋伝道師も急遽加わって貰いました。

H岡さんとN木さんで一台、K井さんとS沢さんで一台と、夫々の座繰り器に分かれて担当しましたが、共通の約束事として①お鍋のお湯には充分注意する事②生糸を手や指には絶対巻かないことを約束してから始めました。

子どもたちは「楽しいー」「もっとやっていたい」「二回目やりたいやりたい」と大いに盛り上がっています。ゆとりのある時には座繰り器の仕組みも説明して、ハンドルを一回転させる間に小枠は何回転しているのかも、自身の目で確かめてもらいました。

K嶋さんには座繰り体験が終わった児童に、厚紙で作った名刺大のカードを使った糸巻き体験のお世話をお願いしました。

中には繭糸が切れずにするすると引き出されて、カードがどんどん白くなってゆく児童もいて「これお母さんに見せます『すごいね』と言うと思います」と言っていました。

各教室で行った講話はS場さんとY澤さんが担当しました。

S場さんはパワーポイントで上族した蚕が繭糸をはいている状態から、まぶしに入って営繭を始める場面に、続いてかせになった生糸の場面へと順を追って見せてから、持参した生糸を見せながら「原料はこれです」と繭を見せました。そして「蚕は食べない、眠らないで2~3日で繭になります」と伝えました。

講話を聞いていて特に子どもたちから驚きの声が上がったのは「富岡製糸場へは全国から工女さんが集まってきましたが、中には北海道から歩いて富岡へ来た人もいました」と聞いたときでした。思わず「えつ!」と大きな声が上がりました。

Y澤さんの講話では、世界遺産の概要を話してから、『富岡製糸場と絹産業遺産群』はなぜ世界遺産になったのか、どんな価値があるのかを話しました。

上毛かるたも紹介して『日本で最初の富岡製糸』の他に『ま』『け』『き』『い』などから、群馬県は昔から絹産業が盛んだったことが分かりますと話しました。

富岡製糸場が造られた理由や、富岡市が選ばれた理由、建設に関わった人々、全国から集まった工女さんたちが覚えた知識や技術を地元に帰って広めた役割などを伝えて、やがて日本は世界一の生糸の生産と輸出国へと発展したと話しました。

当校は先週地元『田島弥平旧宅』の見学をしていますので、富岡製糸場と他の三資産が揃っての世界遺産なので、群馬の宝物を守っていこうと結びました。

六校時は講話と座繰り体験を、各教室と体育館を交替して行いまして、本日のキャラバンは無事終了しました。

本日担当した伝道師は、S場善文さん、Y澤朗夫さん、H岡誠さん、K嶋静江さん、N木多恵子さん、K井拓美さん、S沢美代子さんとY田節子の8名でした。皆様大変お疲れ様でした。

後日送られてきたアンケートには、座繰り体験の順番待ちの間も飽きずに取り組めたこと、講話と座繰り体験の場所を分けたことで、それぞれ集中してできたとの記述がありました。  

Y田:記

 

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群馬県立渋川特別支援学校で学校キャラバン(11/1)

2022年02月11日 14時09分13秒 | 世界遺産伝道師協会

群馬県立渋川特別支援学校で学校キャラバン

令和3年11月1日(月)群馬県立渋川特別支援学校中学部三年生9名対象の学校キャラバンを行いました。

渋川市街から伊香保方面に向かい、近くにはグリーン牧場がありました。

当校は小学校一年生から高校三年生までの知的障害100名の児童・生徒が学んでいる学校です。

コロナ禍のため校外行事が中止となって、学校キャラバンの申し込みをされたそうです。

当校にはエレベータが設置されていましたので、2Fまでの座繰り器搬入が楽でした。

準備を始める前に先ず恒例の検温をして、全員異常なしを確認しました。

学校からは申込時に、座繰り体験に重点を置いて、講話は文字表示より写真やイラストが多めのものでとの要望がありました。

本日の講話を担当したS場伝道師は、出来るだけシンプルで特色がよく分かりそうな写真をホワイトボードに貼って、丁寧に説明しました。

蚕が卵から五齢になるまでの成長過程について「30日間で人間の赤ちゃんがザトウクジラになるくらいの大きさになる」と具体的に伝えますと、生徒からは即座に「え~まじ」「クジラに」などの声が聞こえました。

又、「良い蚕から良い繭ができて、良い繭から良い糸ができるように、研究に研究を重ねて、大金持ちしか着られなかった絹を、普通の人も着られるようにしました」とも話しました。

座繰り体験はK嶋伝道師とM下伝道師が担当しました。

両伝道師が一通りの説明をして、一人ずつ交代で体験をしてもらいましたが、皆さん興味津々の様子で、中学三年生で体格が良いので楽そうで、積極的に体験できました。

「集まってくる」「重くなってきた」「やって良かった楽しいです」「休まず糸にします、あーブラックだ」など口々に感想を言いながら体験できました。

「良い感じで回せました」と嬉しそうに話しかけてきた生徒もいました。

終了時に担任N先生の声掛けで全員が集合して、代表者が「せーの」で、「有難うございました」と大きな声でお礼の言葉がありました。

特別支援学校でのキャラバンは初めてのことでしたが、やはり中学三年生です、とてもお行儀が良くて、困惑するようなことは何もありませんでした。

後日N先生から送られてきたアンケートには、説明も分かり易かった、初めての座繰り体験に終始楽しんで参加できた、など感想が寄せられて、ほっとしました。

初めての特別支援学校でのキャラバン参加者はS場善文さん、K嶋静江さん、M下寿美江さんとY田節子でした。皆様お疲れ様でした。 

 Y田:記

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「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年11月の活動報告

2022年02月09日 14時00分11秒 | 世界遺産伝道師協会

「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年11月の活動報告

 

11月7日(日)よく晴れた暖かな一日でした。おかって市場で、無料物々交換を行っていて、そこに来られたお客様が立ち寄って下さったり、スタンプラリーの方、もちろん富岡製糸場を訪れた方等、思ったよりも多くの方々が来てくださいました。久しぶりの活動でしたが、皆様と色々なお話をすることができて、今日の秋晴れの空のようにさわやかな気持ちで一日の活動を終えることができました。

 お客様は、小学生の子どもさんのいる家族が多く、また、若い女性二人連れなど、以前よりも年齢の若い方が多いと感じました。中高年の方々は、まだ外出を控えている方が多いのでしょうか。コロナがこのまま落ち着いて、足を向けてくださる方が増えてくれればと思います。最後10人位のグループは2泊3日で富岡を回る若い人達でした(観光庁事業ワーク美ケーション)。本日のお客様には、繭に顔を書いて繭クラフトを仕上げていただきました。急ぎの方にはできたものをお渡ししました。(S藤裕子 記)(活動伝道師 S田みち子 I川武男 K澤壮子 U原一美 S藤裕子)

・富岡、大好き♡(群馬県・3名)

・蚕について勉強になりました。(群馬県・2名)

・とても素敵な解説でした。(東京都・5名)

🏠栃木県4名(1組)・群馬県17名(7組)・埼玉県2名(1組)・東京都15名(2組)・神奈川県3名(1組)(計41名12組)

 

◯11月14日(日)今日は、おかって市場「月1マルシェ」の日で、朝からお店関係の方々の準備の様子を見ながら、伝道師の活動場所「旧富岡倉庫乾燥場会議室」に入りました。午後は、スターバックス富岡店スタッフ様ご来室でした。

 10時~11時・1時~3時は、伝道師が繭クラフトを作りながら、お寄りくださいましたお客様に繭クラフト「ぐんまちゃん」をお渡しし、とても喜んでいただき感謝です。11時~12時は、スターバックス富岡店スタッフ様をお迎えする準備をしました。お客様用の繭クラフト一式を片づけ、スタッフ様1人ずつに繭クラフト「ぐんまちゃん」の顔をかいていただく油性ペンと見本「ぐんまちゃん」をセットし、講師の方のレジメを置きました。机の上に見本のぐんまちゃんと、各種4資産見本資料等を置きました。講師の方用の椅子と、講演机と椅子、伝道師の椅子等を準備し、スタッフ様が繭クラフトの顔をかいていただく時にお手伝いする伝道師を決めました。12時~1時にスターバックス富岡店スタッフ様来室し、講話と繭クラフト作成でした。

 講話は、①近藤会長様「世界遺産4資産について」世界遺産の4資産の連携が世界を動かせた素晴らしいお話でした。②T江康伝道師「繭と糸について」養蚕関係のお話の中で良質の繭を作るための工夫の数々を解りやすく説明下さいました。③K澤壮子伝道師「富岡製糸場について」上毛かるたにほんで最初の富岡製糸の本当の意味を教えて下さいました。司会はI川武男伝道師でした、活動伝道師の方々も大変勉強になった活動日でした。(Y村和子 記)(講話 近藤会長様 T江康様 K澤壮子様)(I田みち子 S藤裕子 M寺清江 I川武男 K澤壮子 U原一美 Y村和子)

・セカイトを先に見ました。これから富岡製糸場です。(群馬県・2名)

・初めて来ました。繭クラフトありがとう。(群馬県・2名)

・ぐんまちゃんかわいい!富岡製糸場良かったです。(東京都・1名)

🏠栃木県2名(1組)・群馬県13名(6組)・埼玉県3名(1組)・千葉県1名(1組)・東京都1名(1組)(計20名10組)

 

◯11月21日(日)市役所のシルクル広場では朝からガラクタ市で賑わっていました。その流れはこちらでも。終日ぐんまちゃん作りは大盛況でした。前橋から中嶋伝道師、電車を乗り継いで沢山のぬり絵ぐんまちゃんを持って来て下さいました。とってもお元気です。

セカイト職員の皆様、電動バスのガイドさん、富岡まちなかガイド会員の方との連携で、紹介しあい、それぞれの持ち場でお客様をおもてなしをしています。お互いに「ありがとう」です。

 I川伝道師とS井伝道師は外看板を用意して下さったり、お蚕の話や渋沢栄一の話などお客様と和やかに接していました。「繭花をしたくて来ました。」という方2組いらして、富岡製糸場ではやっていないという事で残念がっていました。お客様があまりに多くて、O笠原伝道師とK澤は、そのストック作りで忙しかったです。コロナ禍で我慢した分、緩和の日を待ち望んでいたのでしょう。久々の賑わいに笑顔いっぱいの一日でした。(K澤壮子 記)(O笠原信之 S井広志 N嶋弘 I川武男 K澤壮子 U原一美)

・N嶋さんのお話とても楽しかったです。よくわかりました。(群馬県・2名)

・富岡駅前から富岡まちなかガイドの方が連れてきてくださった。有難う。(群馬県・3名)

・シルクル広場のガラクタ市に来ました。ぐんまちゃんを有難う。(群馬県・2名)

・解説と説明がわかりやすかったです。繭に触れられるとは思いませんでした。(埼玉県・2名)

・草津温泉に泊まって来ました。繭有難う。(石川県・2名)

🏠栃木県6名(2組)・群馬県47名(19組)・埼玉県22名(7組)・東京都3名(1組)・長野県2名(1組)・山梨県6名(1組)・石川県2名(1組)(計88名32組)

 

◯11月28日(日)コロナ感染症レベル1となり、本年4月29日以来の座繰り体験活動と、繭クラフト作成と、4資産の解説を行いました。浅間山が真っ白で、寒風が吹きすさび、のぼり旗が倒れるので土台にブロックを使用しました。

∞座繰り∞

 座繰りを10時から組み立て、11時前から2時過ぎまでお客様に対応し、かたづけに入りました。いらしたお客様の全てが座繰り体験を楽しまれました。座繰りに対して熱心に取り組んでいるお客様が多く、なかには富岡製糸場を訪れてから再度お見えになり、疑問に思った事を質問し、その答えを体験し納得していかれたお客様もいました。お客様の座繰り体験の感想は、「とても面白かったです。」「大変勉強になりました。」「群馬の女性のすばらしさが手にとるように見えてよくわかりました。」「座繰りを体験しながら、自分の目で見て繭糸から生糸の流れがわかりました。」「自分も群馬なので、家計を支えた女性達の生き様が座繰り体験をして見てわかりました。」等でした。座繰り体験の楽しさをこの場所でお客様へ伝えていける事を願っています。

 I川伝道師が、「座繰り体験案内パネル」をご自宅にとりに行き、セカイトに展示させていただきました。セカイトスタッフのおかげでお客様がこちらに寄ってくださいます。有難うございました。(Y除村和子 記)(I川武男 U原一美 Y村和子)

・繭から糸をとるところは初めて体験して、とても楽しかったです。(群馬県・2名)

・座繰り体験とてもおもしろかったです。蚕から生糸を作る過程から、女性が家計を支えていたことまで、沢山の事を知る事ができてとても勉強になりました。楽しかったです。(群馬県・2名)

・とても楽しかったです。貴重な生糸、有効に使って楽しませていただきます。(埼玉県・2名)

・初めて訪問しました。繭糸と絹糸の違いや、絹糸の素晴らしさをいろいろ教えて頂いてとても勉強になりました。繭も素晴らしいし群馬の女性は素晴らしいです!!(東京都・3名)

🏠群馬県4名(2組)・埼玉県4名(2組)・東京都8名(5組)・長野県2名(1組)(計18名10組)

 

🏠都道府県内訳:1都8県

繭クラフト:栃木県10名(7組)・群馬県81名(33組)・埼玉県31名(11組)・千葉県1名(1組)・東京都27名(9組)・神奈川県3名(1組)・山梨県6名(1組)・長野県2名(1組)・石川県2名(1組)(計163名65組)

座繰り:群馬県4名(2組)・埼玉県4名(2組)・東京都8名(5組)・長野県2名(1組)(計18名10組)

(U原 記)

 

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前橋市立総社小学校で学校キャラバン(10/29)

2022年02月05日 16時22分15秒 | 世界遺産伝道師協会

前橋市立総社小学校で学校キャラバン

令和3年10月29日(金)前橋市立総社小学校三年生2クラス44名対象の学校キャラバンを行いました。

当校は150年近い歴史と伝統のある小学校ですが、地域には総社古墳群・古代の寺院跡や天狗岩用水などもあります。

当校三年生は2クラスですので、クラス毎に講話と座繰り体験を交替して行い、講話は各教室で、座繰り体験は日当たりの良いオープンスペースの多目的室で行いました。

多目的室に座繰り器を運びこんで恒例になった検温をしてから準備に取り掛かりました。

本日講話担当のM田悟伝道師は、当校には校長先生として六年間ほど在籍したことのある懐かしい小学校です。

地元総社山王地区に残っている養蚕農家の写真を見せて、水田が少なく畑の多いこの地区は、ほとんどの農家が養蚕をしていたと話しました。

 当時の農家の人たちは自分たちの食事より、蚕の桑やりを優先して大切に育てたことや、蚕が桑を食べる様子を童話『はらぺこあおむし』のように「もりもりもりもり」とたくさん食べることも話しました。又、今日体験する座繰りの左手はハンドルを回すため自由に使えるのは右手だけですが、富岡製糸場の器械製糸は蒸気で動かしたので両手が自由に使えたことなど話しました。

 後日当校から送られてきたアンケートには「学校周辺の養蚕に関わる建築物の写真を見せていただき、地域で目にしたことのある身近な風景から蚕につながる勉強ができて良かった」との記述がありました。

多目的室で行った座繰り体験は、H岡誠・N木多恵子両伝道師が担当しました。

お鍋のお湯に注意する事・繭の中から出てくるサナギが嫌な人は無理しないでなど予め伝えてから始めました。

いつも通りN木さんが繭から糸口を出して見せると「おー」「すごい」「どうして」などと声が上がります。そこですかさず蚕は『まぶし』という部屋に入って隅々に足場を作って、口から糸を吐きながら中へ中へと入って、約二日か三日で繭になることを説明しました。

ここでも又「そんなに早く」「何も食べないでかわいそう」などの言葉がありました。

繭の数を増やせば糸は太くなるので、目的に応じた糸が自由に作れることを話してから「今日は20個の繭で生糸を作ります」と始めました。

皆さん、初めはハンドルを怖々回す感じですが、お鍋の中の繭が踊るように動き、するすると糸が引き出されると安心した様子で上手に糸引きができ「そうそう上手上手」と声がかかると嬉しそうでした。

 座繰りが終わった児童には煮繭した繭と厚紙で作った糸巻きを渡して、糸巻き体験をしてもらいました。又、座繰り器の仕組みに関心のある児童には、H岡さんが納得できるまで丁寧に説明して「そういうことですか」「良くできていますね」などの感想も聞かれました。

二・三校時を使ったキャラバンが無事終了して後片付けを済ませて多目的室を出ますと、暖かな日差しの中で運動会の練習でしょうか、元気に活動する子どもたちがいました。

F校長先生をはじめ、居合わせた先生方にご挨拶してそれぞれ帰路につきました。

本日の担当はM田悟伝道師・H岡誠伝道師・N木多恵子伝道師とY田節子でした。皆様お疲れ様でした。    

(Y田:記)

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前橋市立月田小学校で学校キャラバン(10/12)

2022年02月05日 15時57分32秒 | 世界遺産伝道師協会

前橋市立月田小学校で学校キャラバン

令和三年10月12日(火)前橋市立月田小学校で四年生14名対象の学校キャラバンを行いました。

当校は昨年に続き今年度も申し込みをされました。

M校長先生・T教頭先生からお聞きしましたが、当校は前橋市内小学校の中では二番目に児童数の少ない小さい小学校ですが、その為の良さがあって、学校内でのいじめや問題行動などは全くありませんとの事でした。又、コロナ禍の影響で学校行事は全て無しになってしまったところでしたが、こうして外部からの講師による授業ができて有難いことですと言っていただきました。

校長室を辞して、座繰り器を運んである図工室へ戻って、全員の検温をして異常の無い事を確認してから準備を始めました。

講話担当はS場さんが教室で行いました。

 「世界遺産とは何か?」と問いかけて、特色のある世界遺産をいくつか紹介してから、「今日皆さんが学ぶ『富岡製糸場と絹産業遺産群』の世界遺産としての価値をこれからお話します」と始めました。世界遺産の価値は古いだけではなく、この世界遺産は明治・大正・昭和と115年間同じ職業で四資産が協力して日本の近代化を支えた仲間たちがいたことが重要なのですと、『養蚕』→『製糸』→『織物』と書かれたパネルを示して話しを進めました。

 S場さんからの「なぜ富岡製糸場は作られたのでしょう?」との問いかけに一人の児童がさっと手を挙げ「外国に生糸を売るためです」と即座に答えました。これは担任の先生による事前学習の賜物と思いました。又外国では蚕の伝染病『微粒子病』のために、蚕が全滅してしまった時期に日本は島国なのでその病気には罹らなかったため、日本の生糸が貴重品となりましたが、中には悪質な業者がいて、粗悪品を混ぜて輸出したりしたため、日本の生糸の評判は悪くなったりした時でも皆さんの住んでいる前橋産の生糸は『まえばし』ブランドとして高く評価されましたとも伝えました。

 明治政府は品質の良い生糸を大量に安定して作るためには、品種改良と工場の近代化が必要と、模範工場を作ることになり、蒸気エンジンを使った富岡製糸場より二年早く、前橋には水車を使った製糸場が作られましたが、今は何も残ってはいないことも付け加えて伝えました。このように地元前橋市にまつわるエピソードを加えての講話は皆さんの記憶に残るのではないでしょうか。

次は図工室に移動して、広岡さんと木嶋さん担当の座繰り体験です。

「富岡製糸場は機械で生糸を引きましたが、この手で回す上州座繰り器が基本です」とH岡さんが伝えてから、K嶋さんがデモンストレーションをして始めました。

煮繭した繭から糸口を出して見せますと「おー」「すげえー」と歓声が上がりました。

 14名の皆さんは交替で座繰り器のハンドルを回して糸引きの感触を確かめました。糸口を出した繭を手に持って繭付けの体験もして「あっ!つながった」と盛り上がりました。

 小枠に巻き取られた生糸に手を触れて、出来立ての生糸の感触を感じてもらいました。

 皆さん口々に「昔からこうやって糸取っていたんだな」「生糸はまとまると丈夫だと分かった」「人間のためになってくれた記念にサナギ貰っていいですか」など、なかなかの感性で驚きました。

厚紙で作った名刺大のカードを使って糸巻きの体験もできまして、殆どの児童が「貰っていいですか」と持ち帰りました。

 M校長先生も図工室にお出で下さって「このような体験は、教師による授業とは関心の示し方が全く違うものです」とも言っていただきました。

世界遺産センターのW田さんもお立ち寄りくださいまして、和気あいあいの様子を見ていただけました。

午後の五・六校時でのキャラバンが無事終了して、本日講話担当のS場さん・座繰り体験のH岡さん・K嶋さん、特別参加した西部地区担当のO形さんとY田の五名で後片付けをして、それぞれ帰路につきました。皆様お疲れ様でした。

(Y田:記)

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