富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

【第11回富岡製糸場世界遺産伝道師養成講座3日目】

2011年11月28日 23時18分27秒 | 世界遺産伝道師協会

【第11回養成講座3日目】

 

養成講座の3日目(26)は、群馬県庁29291会議室で行われました。

 

9時半から講義が始まりました。最初は、伝道師協会の近藤会長によるオリエンテーションです。会長から「伝道師協会が何を目指して、どのようなことをしてきたのか、活動するためには何が必要なのかなどについて」等の話がありました。続いて伝道師協会会員によるパネル解説の仕方、上州座繰りと繭クラフトの実習を行いました。

 

休憩のあと、共愛学園前橋国際大学名誉教授 石原征明氏による「群馬県における養蚕製糸業のあゆみ」の講義が90分ありました。

 

昼食休憩のあとは養成講座最後の講義、ジャーナリスト 佐滝剛弘氏による「世界遺産最新事情」の話が90分ありました。

 

講義終了後は、3日間の研修を締めくくるテストでした。選択問題が30問で30点、与えられた課題について自分の考えを述べる記述問題が70点、合計100点です。

テスト採点中は、5つに分かれてのグループ討論です。「『富岡製糸場と絹産業遺産群』を世界遺産にするため、自分に何ができるか」をテーマにし、活発な意見が交わされました。

その意見はグループの代表者が、「受講後の今の知識は、3日前とは違っていることを実感しています。これを基にして活動に参加したいです。入会してイベントに出ることが大切だと思います」などの結果を発表しました。

 

閉校式では、松浦利隆世界遺産推進課長と近藤功伝道師協会会長の挨拶があり、受講生28名に修了証が交付されました。

 

 

 

午後6時から県庁内のGフェイスカフェで21名の希望者によって懇親会が行われました。賑やかに歓談したあと、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産登録できるように祈念し、7時半に散会となりました。

 

(Y.N)

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【第11回富岡製糸場世界遺産伝道師養成講座2日目】

2011年11月27日 08時36分16秒 | 世界遺産伝道師協会

【第11回養成講座2日目】 

 

養成講座の2日目(25)は現地研修です。受講生28名と伝道師8名、県職員1名の総勢37名が参加しました。

 朝8時に大型観光バスで高崎駅を出発し、最初の見学地の藤岡市にある高山社跡へ行きました。ここでは藤岡市教育委員会の寺内さんが出迎えてくれました。

今年から家の中も見学できるようになっており、現地解説員の方から丁寧な説明を聞くことが出来ました。

 

 

高山社の創始者・高山長五郎(18301886)は従来行われていた温暖育と清涼育を折衷させた「清温育」という養蚕飼育法を明治十六年に完成させました。新しい飼育法を普及させるため、明治十七年に「養蚕改良高山社」を設立し、門下生の指導にあたり、優秀な門下生を養蚕指導員として全国に派遣して清温育を広めました。

 平成21723日、「高山社跡」として国の指定史跡となりました。

 

 

 

次に向かったのは富岡製糸場です。富岡製糸場は明治5年、明治政府が産業の近代化をめざして設立しました。フランス人技師ポール・ブリュナの指導のもと、新しい洋式の製糸器を導入した工場です。

最初に富岡製糸場総合研究センター所長・今井幹夫先生の講義6「富岡製糸場の歴史と文化」を拝聴しました。

富岡製糸場研究の根本資料である『富岡製糸場誌』の編纂を担当された先生は、文書資料に基づいて富岡製糸場の歴史的価値を分かりやすく話してくれました。

 

昼食休憩後は、今井先生の案内で場内研修です。一般公開していない二号館や貴賓室、ブリュナ館のある地下室なども案内していただきました。

他では見られない鬼瓦も、記念に写真を撮りました。

 

最後は伊勢崎市にある「田島家住宅」です。バスは、今年3月に完成したばかりの利根川堤防下の駐車場へ止めました。ぐんま島村蚕種の会の栗原さんと関口さんが現地解説を担当してくれるために待っていました。

利根川に翻弄された島村の人々の歴史を深く知るため、堤防へ上がって説明を聞いた後、2班に分かれて養蚕農家群を見て歩くことになっています。

「島村蚕種業績之地」で島村の歴史を知り、「養蚕新論版木」の地で田島家の概要を聞きました。島村蚕種業の発展に寄与し、近代養蚕農家の原型といえる換気システムを取り入れた田島家住宅は、現当主健一さんも説明に加わってくださいました。

見る所はたくさんあるのですが、帰る時間が迫り、最後に「島村沿革碑」へ行き、バスに戻りました。

 

充実した研修を終えて午後5時半ごろ高崎駅に着きました。

(Y.N)

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第11回富岡製糸場世界遺産伝道師養成講座を開催

2011年11月25日 21時31分44秒 | 世界遺産伝道師協会

 

群馬県企画部世界遺産推進課と富岡製糸場世界遺産伝道師協会主催の「第11回富岡製糸場世界遺産伝道師養成講座」が、1124()25()26()3日間行われます。県内外から28名の受講者を迎えて開催された養成講座1日目の様子を報告させていただきます。

 

【第11回養成講座1日目】

 会場となっている群馬県庁昭和庁舎26会議室で、午前9時半から受付が始まり、体調不良のため欠席した方を除いて28名の出席がありました。

 

945分から世界遺産推進課・松浦利隆課長から開講式の挨拶があり、続いて世界遺産推進課職員・秋山裕子さんによるオリエンテーションを経て休憩に入りました。ホッとするのは束の間。1日目は群馬県世界遺産推進課職員による講義が続きます。

 

講義1「世界遺産の基礎知識と日本の世界遺産」古澤勝幸登録推進係補佐

(世界遺産条約と世界遺産登録の状況や世界遺産登録への道筋などを学びました)

 

講義2「文化財保護法の概要と近代化遺産」井上昌美登録推進係主幹

(日本での近代的文化財保護の歩み、文化財保護法と指定文化財、近代化遺産やぐんま絹遺産などを学びました)

 

昼食休憩後は受講生の自己紹介があり、1分間で自己アピールをするものですが、意欲的な受講生ばかりです。

 

講義3「絹産業の基礎知識」土屋真志地域連携係補佐

(蚕種製造業、養蚕業、製糸業や生糸が出来るまでを学びました。また、「わが国の蚕糸絹業の概要について」や「群馬県蚕糸業の現状について」の説明もありました)

 

講義4「群馬県の絹産業の歴史」と講義5「『富岡製糸場と絹産業遺産群』の価値と概要」松浦利隆世界遺産推進課課長

(絹のたどってきた歴史を考えながら群馬の絹、日本の絹が国内で果たした役割、世界で果たした役割を学びました。また「『富岡製糸場と絹産業遺産群』は19世紀中期から20世紀の養蚕・製糸分野の重要な技術交流と技術革新を目に見える形で物語っている遺産群である」ことについて丁寧な説明がありました)

 

 1日目の最後は富岡製糸場世界遺産伝道師協会・近藤功会長より、「3日間の研修内容を自分なりに深めていき、伝道師の一員として活動して頂ければ有り難い。脱落しないで3日間を乗り切ってほしい」という挨拶で締め括られました。

 

午後5時に終了。内容が詰まっていましたが受講生は疲れも見せず、最後まで熱心に聞き入っていました。

(Y.N)

 

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◎富岡製糸場と絹産業遺産群 国際シンポジウムが開催されました

2011年11月23日 20時22分02秒 | 世界遺産伝道師協会


 世界遺産の審査を担当するユネスコ世界遺産委員会の諮問機関、国際イコモス
(ICOMOS:国際記念物遺跡会議)や、 産業遺産の審査に関わるティッキ(TICCIH:国際産業遺産保存員会)等で豊富な経験を持つ専門家を招いた 国際シンポジウムの概要が群馬県のホームページに掲載されました。

 日  時 : 平成23年10月31日(月)13:20~16:20(13:00 開場)

 会  場 : 群馬県公社総合ビル 多目的ホール (前橋市大渡町1-10-7)

<<主なプログラム>>
・ 講演 「私たちの遺産は世界の遺産」
      THE WORLD OF OUR HERITAGE - OUR HERITAGE FOR THE WORLD
         講師:タマシュ・フェヤルディ
             イコモス・ハンガリー事務局長、ハンガリー文化遺産
室副室長
             元国際イコモス副会長、世界遺産委員会議長経験者

・ 講演 「日本の世界遺産を巡る状況」
         講師:小林万里子 文化庁記念物課世界文化遺産室長

・ 報告 「第3回国際専門家会議の成果」
            岡田保良 国士舘大学教授(群馬県世界遺産学術委員会委員長)

・ パネルディスカッション 「世界遺産の保存活用と地域住民の役割」


(群馬県ホームページ)
http://worldheritage.pref.gunma.jp/ja/wh001.html#059

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上毛新聞コラム「三山春秋」で「富岡製糸場事典」を評価

2011年11月22日 11時09分35秒 | 世界遺産伝道師協会

平成23年11月21日の上毛新聞こらむ「三山春秋」で「富岡製糸場事典」を評価し、富岡製糸場世界遺産伝道師協会の活動姿勢について論評しています。

記事を読み、見ていて下さる人はしっかりと評価して連日の活動を見ていてくださることに確信を抱いた次第です。今後とも伝道師協会は活動を展開してまいります。

三山春秋に記事は以下のURLです。

http://www.raijin.com/news/d/2011/11/21/column.htm

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群馬県庁31階で世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の写真展を開催

2011年11月22日 10時38分43秒 | 世界遺産伝道師協会

世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の写真展を県庁31階で実施してい
ます。

 写真家・清水襄氏による写真で、世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」を
紹介するとともに、
富岡製糸場や田島家住宅に関する貴重な資料等を展示しています。

1 日時

   平成23年11月16日(水)~平成24年1月15日(日)
   午前8時30分~午後10時00分
    (土日祝日は午前9時00分~午後10時00分)
     ・県庁入館は午後9時45分まで

2 場所

   群馬県庁31階 北側 物産展示室
   群馬県前橋市大手町1-1-1

3 内容

(1)世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の写真展示
     ・写真家清水襄氏撮影の写真により、構成資産を紹介

(2)「富岡製糸場」関連資料の展示
     ・「富岡製糸場」に関する資料等を展示

(3)「田島家住宅」等特別展示
     ・「田島家住宅」等に関する資料を特別展示

(4)その他
     ・世界遺産登録への活動の歩みを展示  など

4 入場料

   無料


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群馬の養蚕信仰81

2011年11月21日 19時54分17秒 | 世界遺産伝道師協会

“県内唯一?衣笠山大神”
キヌガサさま信仰とコカゲさま信仰が結びついたのでしょうか。衣笠大神と蚕影山大神。
境内には、蚕霊大神碑もあります。
また、信州高遠の石工による石灯ろう(文政4年)も見応えあります。
駐車場あり。
〔渋川市八木原諏訪神社〕
(Y.I記)

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富岡製糸場世界遺産伝道師協会「渋沢栄一・尾高惇忠関連施設」の現地学習会

2011年11月20日 11時31分55秒 | 世界遺産伝道師協会

 

11月18日(金)、標記の現地学習会が行われました。仕事の関係や体調を崩して不参加になった人も出たため、伝道師11名と推進課の秋山さんの計12名の参加でした。天気は曇りという予報に反してほぼ一日晴れて無風という絶好の研修日和でした。今回初めて集合場所を蚕糸技術センターと境島村公民館の2箇所としました。最終集合場所の境島村公民館から車3台に分乗して9時40分に出発です。     

 最初の尾高惇忠生家では建物の外観を見学しました。今年が渋沢栄一の没後80年に当たるため深谷市では命日の11月11日を中心に様々なイベントがあったのですが、学習会以前に全てが終了していました。

 

 今月13日のみ尾高家の玄関内を開放したので、当日参加した井上が様子を説明しました。この生家は200~220年前新潟の大工により建築されたこと、農業も少しやっていたが藍玉の販売や油屋という屋号でランプの油を商っていたことなど。裏手の立派なレンガ造りの蔵は、午後見学に行く日本煉瓦製造のレンガを使用していて明治21年以降のものです。

 

次に尾高惇忠の頌徳碑がある鹿島神社を詣でました。高さ4.5mの立派な碑で題字は渋沢栄一の尊敬する徳川慶喜によるものです。

 

続いて渋沢栄一生地では解説員に案内され広大な屋敷内を見て廻りました。合わせて屋敷のすぐ前にある渋沢家の墓地も見学しました。             屋敷の北方には櫓のあがった養蚕農家が散見さ  れ、島村と同じ蚕種製造を行っていたとのことです。島村とは隣接地であり、島村勧業会社は栄一の勧めで設立されているので島村とはいろいろな意味で関連があったと思われます。

 

午前の最後は近くの渋沢栄一記念館で、解説員の説明を受けながら栄一の功績や人物について理解を深めました。

 「煮ぼうとう」で有名な深谷です。昼食は予約しておいた煮ぼうとうセットを堪能しました。

  午後はまず渋沢栄一が創設に関わった日本煉瓦製造株式会社の旧事務所(現在は資料室として利用)を訪ねました。この建物はドイツ人の煉瓦製造技師チーゼが娘クララと暮らした事務所兼住宅です。ここで製造されたレンガ使用の建造物は東京駅や赤坂御所、碓氷線の橋梁やトンネルなど枚挙に暇がないほどです。明治21年創業後、平成18年まで約120年間レンガを焼き続けました。事務所は敷地内の旧変電室とともに平成9年に国の重要文化財に指定されました。

 

 続いてブリッジ・パークに行きました。かつて日本煉瓦から深谷駅までの約4.1㎞にレンガを運ぶ専用線が敷設され、途中3箇所に川を渡る鉄橋が架けられました。その一つ福川に架けられていたプレート・ガーダー橋(鋼板の橋桁という意)が橋の脇の公園に移設され保存されています。線路跡は遊歩道として親しまれています。

 

 次に訪れたのは韮塚直次郎が明治13年「富岡製糸場図大絵馬」を奉納した永明稲荷神社です。深谷市在住の伝道師、鹿島さんと武政さんが深谷市役所で待っていて、役所裏にある神社の中まで案内、説明をしてくれました。小さな神社ですが天井には49枚ほどの植物の絵が奉納者の屋号と共に色彩も鮮やかに描かれています。かつては大変な賑わいをみせていたであろうことが想像されます。大絵馬は近くの田谷自治会館に移されて掲げてあります。お二人はそこに案内し、丁寧に説明してくれました。神社奉賛会の方々もわざわざ見えて、お茶や漬物を出してくださいました。参加者は感激していました。

 

 最後の見学地は栄一の喜寿を記念して、栄一が初代頭取をしていた第一銀行の行員たちの寄附により建築された誠之堂です。東京都世田谷区にあったものを平成11年、深谷市の大寄公民館の敷地に移転したもので、内外ともに素晴らしい意匠です。平成15年国の重要文化財に指定されています。

 

学習会が終わり境島村公民館に戻ったのは4時頃です。参加者からは充実した研修ができ楽しい一日だったとの感想が聞かれ、これからの伝道活動に少しでもプラスになればと期待がふくらみました。 

 

 渋沢栄一が若くして故郷を離れているためかこの大人物についての関心が地元の深谷で今ひとつ物足りない感じがします。島村が構成資産として脚光を浴びてくる中、世界遺産推進の運動の中で富岡製糸場建設にも、島村とも深い関係のある渋沢栄一とその才能を培った深谷について、さらに理解を深めていくことが今後の課題の一つではないかと思いました。

 

 最後に、深谷市の伝道師の鹿島さん、武政さん、接待してくださった永明稲荷神社の奉賛会の皆さんに感謝いたします。

         (Y.I 記)

 

 

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「横浜ウオーキング・原三溪ゆかりの地をたずねて」に参加

2011年11月19日 22時14分36秒 | 世界遺産伝道師協会

 

 富岡製糸場の3代目(明治35年~昭和14年)のオーナーであった原三溪(富太郎)ゆかりの地をめぐる、横浜ウオーキングが快晴の1115日(火)午前10時~午後330分まで開催されました。

 

 主催は原三溪市民研究会、協力横浜シティガイド協会です。同研究会に歴史WGから3名参加していることから、今回メンバーに呼びかけ伝道師6名が参加しました。

 

 原三溪関係をはじめ、幕末から昭和にかけての中居屋重兵衛、茂木惣兵衛、原善三郎などの生糸関連遺跡をめぐり、あらためて群馬と横浜の関係の深さを認識いたしました。

 

 見学コースは桜木町駅(明治5年開業の旧横浜駅)を出発→高島嘉右衛門・ガス灯→野毛山公園(原家・茂木家跡)→(野毛切通)→(吉田橋)→馬車道・県立歴史博物館(旧横浜正金銀行)→帝蚕倉庫・旧生糸検査所(キーケン)→馬車道の勝烈庵で昼食→関内ホール(旧中区役所・旧横浜興信銀行跡・横浜七十四銀行本店跡)→生糸売込問屋亀屋善三郎(原合名会社)跡(弁天通3丁目)→野沢屋茂木商店跡(弁天通2丁目)→横浜為替会社跡(碑)→若尾幾造跡(本町4丁目)中居屋重兵衛・銅御殿跡(碑)(本町3丁目)→サムライ商会跡→旧横浜興信銀行跡(碑)→岡倉天心誕生の碑・横浜商法会議所跡(碑)→三井物産横浜ビル→横浜開港資料館(日米和親条約締結の地)→山下公園・インド水搭を見学して解散しました。

 

 約5時間30分、横浜市民研究会員と横浜シティガイド協会員がペアーで盛り沢山な見学コースを効率よく案内し、それぞれの得意分野を説明していただき、近代横浜の生糸産業遺産をじっくりと見学することが出来ました。

(歴史WG世話人 N.T)

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富岡製糸場事典本日(23.11.15)発売

2011年11月15日 19時58分57秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡製糸場世界遺産伝道師協会が編集・執筆し上毛新聞社が発行する「富岡製糸場事典」が今日から書店に並びます。伝道師協会としては「世界にはばたけ!富岡製糸場」を子供向けに発刊してから、満を持して世に問う大人向けの富岡製糸場の学習書です。

 

“富岡製糸場のすべてがわかる”日本の近代化の礎となった富岡製糸場をイチから知りたい人のために、富岡製糸場世界遺産伝道師協会の“伝道師”が、「建設計画」『建物」「建設・資材」「機械・技術」「人物」「工女の暮らし」「経営」の7テーマ81項目をやさしく解説した基本図書。――と表紙の帯にうたっています。

 

貴重な歴史的な写真も多く取り入れ、末尾に“シルクカントリーぐんまーー養蚕・製糸・織物を学ぶ”と蚕から織物までを易しく解説しました。また、富岡製糸場年表もつけています。

 

「『富岡製糸場事典』は、富岡製糸場の学習に当たっての基本図書としての役割が果たせるよう、様々なキーワードで項目立てをしました。それぞれの項目について必要な知識を身に付けていただけるよう皆で知恵を出し合いながら仕上げました。

 

限られた分量の中で、「出来るだけ丁寧に、わかりやすく書く」という方針を貫いたつもりです。また、資料写真等も、厳選して良い物がそろえられたと思っています。」と編集を終えての中で富岡製糸場世界遺産伝道師協会会長が書いています。

 

伝道師協会の複数の伝道師が分担執筆しましたので、富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫所長さん、及び群馬県企画部世界遺産推進課の松浦利隆課長はじめ課員の方々に監修をしていただきました。

 

内容の確かな「富岡製糸場事典」です。四六判、並製本 本文240ページ、口絵カラー24ページ 定価1,575円です。書店でお求め下さい。

 

問合せ先 上毛新聞社事業局出版部 電話027-254-9966 FAX027-254-9906

 

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