富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「シルク博in伊勢崎」で伝道活動 <詳報版>

2017年12月21日 20時54分00秒 | 世界遺産伝道師協会

「シルク博in伊勢崎」で伝道活動

 

 12月17日(日)世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録3周年を記念した「シルク博in伊勢崎」が、構成資産の一つである田島弥平旧宅のある「旧境島小学校体育館」と「境赤レンガ倉庫」で群馬県、伊勢崎市、上毛新聞社と富岡製糸場世界遺産伝道師協会の主催で開かれました。

 当日は寒い一日でしたが、午前9時30分に集合し準備をしました。旧境島小学校体育館では、午前10時の開会式での主催者挨拶で、始めに向田群馬県企画部長は「上武地域は養蚕や製糸の歴史を伝える遺産が多く残るところであり、地域連携の広がりを期待したい」と、そして当協会の近藤会長は「田島弥平旧宅のように養蚕に特化した農家は世界的に大変に珍しいものです。島村勧業会社がミラノまで蚕種を販売に行った実績などを考えれば周辺の養蚕農家群は大切であり、弥平旧宅はその景観と一緒に残すべきだ」と挨拶していました。

この日の伝道師協会としの活動は午前10時からで「旧境島小学校体育館」ではパネル解説、パンフレット配付と繭クラフト体験を「境赤レンガ倉庫」ではパネル解説とパンフレト配付で活動しました。

開会と同時刻に「田島弥平案内所」を発着点にした「シルク博バスハイク」がスタートしました。このバスハイクでの車内解説を井上(雄)理事が担当し、埼玉県の深谷、本庄両市の関連資産を巡るもので各地から22人が参加して、深谷市にある渋沢栄一記念館、渋沢栄一生家と尾高惇忠生家の3か所と本庄市の旧本庄商業銀行レンガ倉庫の4か所を見学し、それぞれについて興味深く聞いていただけました。

 午前10時30分からの旧境島小学校体育館ではNPO産業観光学習館専務理事の佐滝剛弘さんが「明治150年・産業の視座から」と題して事例発表が行われ、その中で『①世界文化遺産に登録された富岡製糸場と絹産業遺産群は「うらやましい」と言われている。登録までのプロセスは大変過酷だからだ。みんなで勝ち取った称号であり、その価値を改めて認識し、魅力を磨いていく必要がある。②富岡製糸場と絹産業遺産群の構成する物件を有する群馬県南西部と埼玉県北部の一帯を「上武絹の道」と名付け、上州(群馬)と武州(埼玉)を一体化した地域づくりに取り組んでいる。③島村地域の養蚕技術や文化は全国各地に波及した。田島弥平は自然の通風を重視した養蚕飼育法「清涼育」を完成させた。また、庄内藩士は養蚕によって日本の近代化を進めようと弥平から養蚕技術を学び、鶴岡市に松ケ岡開墾場を造った。④世界遺産の総数は現在1073件あるが、消えゆく直前の産業が登録されたのは富岡製糸場と絹産業遺産群だけだ。大型養蚕農家が密集しているのは-島村地域以外にはない。住民の高齢化に弥平旧宅以外の家屋を残す法的な枠組みはなく、将来失われてしまうかもしれない。官民が一体となって知恵を出していくことが求められている。』と話されました。

続いて午前11時30分からのパネルディスカッションは「上武地域の絹遺産を結ぶ連携・交流でうまれるもの」と題して、藤井浩上毛新聞顧問論説委員をコーディネーターに事例発表した佐滝剛弘さん、埼玉県からは、NPO法人ネットワークひがしこだいら事務局長の根岸久さん、渋沢栄一記念館解説員塚田允さん、片倉シルク記念館管理員垣堺はつえさん、そして群馬県からは、ぐんま島村蚕種の会会長栗原知彦さと富岡製糸場世界遺産伝道師協会理事日下部邦彦が、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の保存活用に取り組んだり、関連施設で解説を務める群馬県と埼玉県の6人が、互いの絹遺産を生かした連携や地域振興について語り合いました。

その中で、コーディネーターから「富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録から3年半、環境は堂変化したのか」との問いに、日下部理事は「当伝道師協会は県の養成講座の受講者により発足。4資産に張り付くのではなく、県内外どこでも出掛ける。繭クラフトや座繰り体験などを通じて世界遺産や養蚕について伝えているが、世界遺産は富岡製糸場のみと思っている人が多いで四つの資産で構成し産業遺産であることを伝え、日本遺産やぐんま絹遺産も紹介していきたい」と、また、「県境を越えた連携・交流はどうすれば実現できるだろう。日下部さんは県外の人にも価値を伝える活動をしているが工夫していることはあるか」との問い掛けに「富岡製糸場を参考に各地に製糸場が造られるなど、構成4資産は全国や海外とつながりがある。見学者の出身地との関連性を含めて説明するようにしている。」と述べられていました。 

そして、旧境島小学校体育館内ではステージでの発表等のほか、いくつものブースが設けられており、当協会を始めとして、地元蚕種の会、高山社関係、荒船風穴関係、NPO産業観光学習館関係と上毛新聞書籍関係や絹製品の展示等で、どこも多くの人で賑わっていました。特に、当協会の「繭クラフト体験」ブースでは、繭クラフト「ぐんまちゃん」作りを楽しんでいる方が多くみられました。参加された方にお聞きすると伊勢崎市、深谷市が中心でしたが、近隣の市町村からの方もおりました。また、田島弥平旧宅には、キャラクター4体が参加し愛嬌を振りまいて盛り上げていました。工女姿の「ぐんまちゃん」、伊勢崎市の「くわまる」や埼玉県本庄市の「はにぽん」、そして上毛新聞社の「ピュルルン」も加わり、多くの子供たちが大喜びをしながら記念撮影をしていました。

一方、「境赤レンガ倉庫」では午前9時より多目的施設に改修されて初めての一般公開を記念してテープカットが行われました。

ここでの活動はパネルの展示・解説とパンフレット配付ですが、当初の活動場所は1階の入り口付近が予定されていたのですが十分なスペースがなく、急きょ2階の広いスペースへ移動をしました。そのためか終日、来場者が絶えない盛況で休憩もままならない状況でしてが、多くの方々に、地元にある世界遺産「田島弥平旧宅」を、じっくりと説明しながら他の構成資産のこと、日本遺産のこと、ぐんま絹遺産のことも話すことができ、充実した一日を過ごすことができました。

この日の参加者は、旧境島小学校が会長、K下部、A木、I上(雄)、I井(規)、T越、S野、O田(三)とS場の9名、境赤レンガ倉庫がI十嵐とN島(進)の2名の計11名でした。

(S場 善文 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡銀座まちなか交流館「11月の活動報告」

2017年12月19日 21時12分05秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡銀座まちなか交流館「11月の活動報告」

 

 富岡銀座まちなか交流館は毎月土・日・祝日に伝道活動が行われております。主に繭クラフトをしていただいたお客様には「お客様ご感想文ノート」に記述をお願いし、活動伝道師一名の方には「活動日誌」を書いていただいております。「お客様ご感想文ノート」より抽出したご感想(県名記載・お客様名匿名)と、「活動日誌」より抜粋した文章を報告いたします。

 

◯11月3日(金)三連休の初日で秋晴れの絶好の旅行日和。午前中から徐々にお客様が見え、午後になるとお待ちいただくお客様もあり大盛況の賑わいでした。この季節としては気温も高く、午後にはTシャツ姿のお子様をお連れのご家族も来館されるほどで、汗ばむ中での活動となりました。近隣行楽地のご案内も数組おこないました。(U原 記)(活動伝道師 K渕、U原)

・3才の娘でも楽しく作ることができました。(東京都) 

・カワイイです。バックにつけます(^O^)(群馬県) 

・かわいい思い出の品ができて嬉しいです。「群馬の人はやさしいなあ~」(長野県)/茨城・栃木2・群馬6・埼玉・千葉・東京6・新潟・長野・岡山・福岡(計21名・グループ)

 

◯11月4日(土)11月になり初めての3連休、秋晴れの行楽日和の2日目です。午前中は比較的少なめの入館者で昼前後から少しずつお客様が来館され、繭クラフト作りをしたりパネル解説を聞いていただいたりと賑わいました。午後になると急に天候が悪くなり雨も降ってきました。工女祭りの時間と重なり人出も途絶えたが2時過ぎにはご家族連れの方が入館されました。繭の中のさなぎを初めて見た子供も多く、熱心にクラフト作りをしていました。(Y田 記)(K池S S田 K山 Y田)

・繭と蚕の説明がわかりやすかったです。☺(東京) 

・これから製糸場を見に行くので楽しみです。(東京) 

・子供の頃を思い出しとても楽しかったです。(千葉県)/栃木・群馬・埼玉・千葉3・東京6・神奈川・兵庫2(15)

 

◯11月5日(日)朝から風が強くパネルが飛ばされない様にセットして開始。お昼頃になると暖かな日和。11時頃からほとんど休む事なくお昼もそこそこで二人交替でやりました。富岡市内の方がいらして、「祖母は工女でした…。」等々昔の話などを長い時間話していかれました。教えていただくことも多く、忙しくも楽しい1日でした。(O田 記)(O田 U原)

・祖母は工女でした(明治13年生)。工女時代着物の衿はちりめんの半襟でおしゃれをしたそうです。昔仲町に住んでいたので懐かしい思いでした。ぐんまちゃん久しぶりに楽しみました。(群馬県) 

・ハイキングの途中で寄りました。作って良かった。(埼玉県)

・昨日県庁で初ぐんまちゃん!! 今日思いがけずマイぐんまちゃんをお持ちかえりできます。有難うございます(^◇^)(徳島県) /茨城・群馬5・埼玉7・東京2・神奈川・長野・徳島(18)

 

◯11月11日(土)行楽の団体客が多い一日でした。団体バスは40台超来ていたようで製糸場を見学後に立ち寄り、パネル解説を聞いてくれるグループが目立ち、いつもより大人を対象にじっくり四資産の解説をする時間が長かったように思います。伊香保温泉に泊まるとの声が多く聞かれました。高崎商科大学の学生さん達が、観光客のアンケートを一日中まちなかで実施し、銀座交流館の前や内部でも、来客にアンケート調査をしていました。(S藤Y 記)(I井N S藤Y K澤)

・簡単で楽しくカワイイぐんまちゃんができました!教えて下さったスタッフの皆さんも優しく楽しく…有難うございました。(長野県) ・クラフトとても楽しかったです。いいおみやげができました。(東京都) 

・家族皆で作らせていただき楽しい時間が過ごせました。(埼玉県) /群馬2・埼玉2・東京・神奈川・長野(7)

 

◯11月12日(日)天気も良く風もない日で行楽日和でした。団体バスは午前中20台、午後15台くらい来ていました。団体のお客様の中にも繭クラフトに興味を持って急いで作って行った方もいらっしゃいました。家族旅行の方がたくさんいらしてお子様と共に楽しくクラフト作りをしていきました。製糸場を見た後に寄れるコースを尋ねられ、妙義山やサファリパークなどもご紹介しました。高崎商科大学の学生さん達が今日もアンケート調査をしていました。(M田 記)(M田 Y村 U原)

・孫のよいみやげになりました。(新潟県) 

・話しができて楽しかった。(岡山) 

・家族での旅行にとても良い思い出になりました。有難うございました。(東京都) /栃木・群馬2・埼玉・東京3・新潟・岡山(9)

 

◯11月18日(土)朝一番にお寄りいただいたバスガイドさんと本日伝道師が同郷という事がわかり、お二人でお話しが弾んでいました。H田呉服店「工女姿で街歩き」の若い男女7、8人グループが着物姿で交流館西道路を通りました。繭クラフト作りのお客様がその姿を見つけ、館内にいたお客様全員で見に行き一緒に写真を撮らせていただきました。館内に戻られても皆様興奮冷めやらずでした。本日製糸場で「第9回TOMIOKA世界遺産会議」があり、高山社顕彰会会長、事務局長、S藤伝道師、影山伝道師がお寄り下さり、活動伝道師と和やかに歓談が行われました。近藤会長もお寄りいただきました。I川T伝道師が、「読売新聞に掲載(11月18日)されました。」と、先月21、22日の取材記事が掲載された紙面をお持ち下さいました。館内掲示板に貼りましたので御覧下さい。(U原 記)(S川 Y村 O田 U原)

・皆さんとのおしゃべり楽しい!!若者達とも写真撮りました。良い記念です。(千葉県) 

・初めて見た繭にびっくり。かわいいぐんまちゃん作るの助けていただいて有難うございました。写真も撮っていただいて大満足。(東京都) /福島・群馬・埼玉2・千葉3・東京2・神奈川6・長野(16)

 

◯11月23日(木)午前中は雨天のためか来場者は少なかったが、天候が回復すると多くの人が訪れました。パネル解説では4資産に関心を持つ人も多く熱心に聴いてくれました。伝道師としてこれからも4資産を世界遺産としてしっかり伝道していきたいと思いました。繭クラフトでは「良い思い出ができた」と、大切に手にして帰る人が多かったように思います。クラフト作りはもちろんですが蚕・繭にまつわる話をしながら養蚕についても理解を深めてもらうよう伝道に努めました。(I井 記)(I井 U原)

・本場富岡で繭玉工作ができて良かった。(長野県) 

・初めての体験で新鮮でした!とっても楽しかったです!色々なお話しも聞かせて頂いて有難うございました。(東京都) 

・新婚旅行の記念になりました。すぐにカワイイぐんまちゃんができて嬉しかったです(^^)/(東京都)/群馬・埼玉・千葉3・東京3・神奈川・新潟・長野2・愛知(13)

 

◯11月25日(土)土曜日で天候も良く比較的暖かい午前中でした。お客様も家族連れが多くお孫さんとの楽しい思い出を作られたようです。初めて繭を見たお客様もいて大変に喜んでおりました。午後は風も出てきたこともあったのか寒くなってきました。来場者は午前中に集中していました。S井伝道師がフランスに行かれた(富岡市「富岡製糸場のルーツを巡る旅」(ポール・ブリュナ生誕地、セルドン村の銅工場、ボネ絹工場等11月12~19日の8日間)写真資料等をお持ちになり、当日活動伝道師にフランスでの貴重なお話しをしてくれました。S井伝道師様有難うございました。(K池N 記)(K池 S井 K澤 U原)

・大変親切にしていただき本当に有難うございました。(千葉県) 

・初めてカイコの繭を見た。中に蛹が入ってるのに驚いた。(宮城県) 

・旅行で来てこんな体験をできると知らなかったけれど、かわいいぐんまちゃんのキーホルダーを作れてよかったです。家族皆で有難うございます。(静岡県)/宮城・福島・栃木・埼玉・千葉・東京・静岡・愛知(8)

 

◯11月26日(日)本日解説で、前のお客様の御説明が終わるのをお待ちいただいてから、次のお客様へのご説明をしました。少しお待ちいただいたお客様もいらっしゃいました。待って聞いて下さったお客様有難うございました。本日は小さいお子様連れのご家族の方が多かったように思います。(U原 記)(S田 K池N U原)

・初めての製糸工場、繭でぐんまちゃん作れ大変記念になりました。お友達にも教えてPRしますね。(埼玉県) 

・孫たちに可愛いおみやげ出来ました。富岡は素敵な所ですね。(東京都) 

・ずーっと昔から(教科書で富岡製糸場を知った時から)来てみたかったので念願かなって来れたのでうれしかったです。ぐんまちゃん作れて楽しかったです。(千葉県)/群馬2、埼玉2、千葉3、東京6、神奈川(14)

 

◎お客様の県の内訳:宮城1・福島2・茨城2・栃木5・群馬20・埼玉18・千葉14・東京30・神奈川11・新潟3・長野6・静岡1・愛知2・兵庫2・岡山2・徳島1・福岡1(計121 (名・グループ))富岡銀座まちなか交流館にお寄りいただいたお客様、そして活動伝道師の皆様、本当に有難うございました。(U原一美 記)

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妙義小学校での絹産業遺産群の活動報告(学校キャラバン)

2017年12月18日 16時43分19秒 | 世界遺産伝道師協会

妙義小学校での活動報告

 

10月25日(水)富岡市立妙義小学校で学校キャラバンを行いました。

8月31日に学校キャラバンを行った高田小学校を道路右手に見ながら、妙義小学校はまだまだ先で、進むに連れて妙義山がだんだんと近くに迫ってきます。

今日は三年生で児童数は9名、座繰り体験のみの活動でしたが、少人数クラスの良さでしょうか、クラス全体が兄弟姉妹のような、家族のような、ゆったり伸び伸びとした空気の中で進められました。

友達が戸惑っていても急かせることも、先を競うこともなく、利点ばかりではないことは充分承知の上でも、こうした雰囲気の中での学校キャラバンは、お世話する伝道師たちにとってもとても心地よい時間でした。

交替でハンドルを回し、繭を増やすための糸付けも一人一人確認しながら体験できました。

用意した厚紙を使っての「糸巻き巻き」も驚くほど切れずに巻き取る児童もいました。

又、当校は恒例の三年生から六年生までが参加の行事「妙義の宿」が11月7日~11日まで「妙義青少年自然の家」で行われる予定で、今日座繰り体験をしている三年生はいよいよ「妙義の宿」にデビューです。「心配ないですか?」とお聞きしてみましたが、「楽しみです」「大丈夫です」との答えばかりで、私が遥かかなたの昔に体験した「榛名高原学校」の時は一抹の不安があったことなど思い出しました。

一通りの体験が終わって質問の時間には「どうしてたくさんの糸が出るのですか」「糸は何でできているのですか」などいろいろな質問が出ました。ここはもJ保さんにお任せで、得意の神保節で蘊蓄を傾けてもらいました。

後片付けが終わって校長室でお茶をいただき、先生が今日の様子を撮ったスナップ写真をA4版にプリントした物を私たち四人に下さいました。これは思いがけないことで嬉しかったです。

色付き始めた紅葉を左右に見ながら、時折ぽつぽつと雨が落ち始めた空模様の中、心地よい疲れを感じながら帰路に着きました。

本日の担当はH岡誠さん、J保千代子さん、N木多恵子さんY田節子でした。

                               Y田記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シルク博in伊勢崎」での伝道活動(12月17日)<速報>

2017年12月18日 08時34分37秒 | 世界遺産伝道師協会

「シルク博in伊勢崎」での伝道活動(12月17日)

 

 伊勢崎市の田島弥平旧宅、旧境島小学校、境赤レンガ倉庫を会場として行われました。

 当日は寒い日でしたが、9時30分に集合し、準備をしました。10時のオープニングには多くの方が見え、椅子席は満席でした。

開会式では近藤会長のあいさつ、その後のパネルディスカッションでは日下部理事がパネリストとして参加し、シルク博バスハイクでは井上伝道師が案内役として参加しました。

他の伝道師は、旧境島小学校体育館と改修工事を終えた境赤レンガ倉庫に分かれ、パネルの解説、繭クラフト、リーフレットの配布等の活動を行いました。

旧境島小学校体育館では、ステージでの発表等の他、いくつかのブースが設けられました。蚕種の会、高山社関係、荒船風穴関係、NPO産業観光学習館関係、伝道師繭クラフト、上毛新聞書籍販売関係、絹製品の展示等で、どこも多くの人で賑わっていました。

特に、伝道師の繭クラフトのブースでは、繭クラフトを楽しんでいる方が多く見られました。参加せれた方に聞くと、伊勢崎市、深谷市が中心でしたが、近隣の市町村からの方もおりました。

また、田島弥平旧宅には、「工女ぐんまちゃん」、「くわまる」、「はにぽん」、「ヒュルルン」等、関係する市町村や団体のキャラクターも参加し、盛り上げていました。

 本日の参加伝道師は、会長以下、K部、A木、I上、I井、T越、S野、O田、S場、N島、I嵐の11名でした。  (記 Y.S)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サントリー地域文化賞受賞地ツアー(富岡・藤岡)(受賞地ツアーの「満足度」について」

2017年12月14日 12時11分06秒 | 世界遺産伝道師協会

サントリー地域文化賞受賞地ツアー(富岡・藤岡)(受賞地ツアーの「満足度」について」(このアンケートはツアーを実施したサントリーが参加者に対して行ったものです)

  

"以前より訪問してみたいと思っていた世界遺産を、単にその遺産の説明を受けるだけではなく、受賞経緯から現状の取り組みに至るまで詳細にわたり知ることができたから。

昼食も、経験することがなかった蒟蒻料理をいただけたから。"(期待以上)

 

伝道師会の方達の熱意が伝わりました。(期待以上)

 

世界遺産への知識が深まり、子供たちも真剣に話を聞いていました。(期待以上)

 

専属で伝道師協会の方々がついてくれたこと。(期待通り)

 

各地でしっかり解説がつき、満足のいくものでした。(期待以上)

 

案内どおりに見学会が進行していたため(期待通り)

 

ホスピタリティが良く、満足できた。(期待通り)

 

詳しい説明が聞けたことは良かったです。個人では自分で詳しく調べなければ判りませんし。(期待以上)

 

"第1回の「足助」や今回の「絹産業遺産群」ともに、初めて知る「日本文化」がとても興味深く、今後も出来る限り参加したいと思いました。(期待以上)

 

"これほど大規模なツアーと思っていませんでした。(期待以上)

 

富岡製糸場他、実際の現場を見ることができ知識が広がりました。但し、もう少しゆっくり見たかったです。(機体通り)

 

バスツアーのおかげさまで、二箇所めぐることもできましたし、群馬の名物こんにゃくのさまざまな料理もいただけて、ありがたい企画でした。(期待以上)

 

伝道師協会の方が話をしてくれるツアーとは伺っていたが、座繰り体験やこんにゃく料理なども体験できると思っていなかったから。担当地である群馬県をより強く感じることができた。(期待以上)

 

"伝道師協会の方々の熱意ある説明やガイドに感動した。現地に行ってみて日帰りでは難しいと理解できたものの、できれば他の施設も見学してみたかった。(機体通り)

 

こういう機会でないと、存在すらしらない遺産や聞く事の出来ない史実を見、聴くまた体験出来る機会にとても満足しています。さらに地域の名産を食させて頂く機会も気付きとなりました。欲を言うと今回行けなかった風穴なども見る事が出来れば良かったです。(期待以上)

 

見学・体験・食事全てにおいて概ね満足しています。但し、富岡製糸場ではもう少しゆっくりしたかったです。(機体通り)

 

関係者の方々の説明・案内に並々ならぬ思い入れを感じました。またCSR推進スタッフの方々にも感謝しています。(期待以上)

 

場所や時間の制約などあると思いますが、1ヶ所の見学時間が短くて少し慌しく感じました。(機体通り)

 

"・生糸の糸繰りの体験や、繭アクセサリー作りは楽しかった。

・工場見学は、展示場を見る時間がなかったので、もう少し時間がほしかった。

・修繕前の高山社に実際に入れてよかったです。

・昼食は、簡単なお弁当かと思っていたので、まさかこんにゃく会席がついていると思わなかった(期待通り)。

 

""参加人数も適数。富岡製糸場の滞在時間が少し短かった。食事も満足(ビ-ル)(期待以上)

 

"案内してくださる方々の思いや意気込みが深く感じられ、内容がとても分かりやすかったこと。(期待以上)

"・ランチは簡単な弁当かと期待していなかったが、群馬名産のこんにゃく会席とプレモルを素敵なお庭付きの料亭で食事が出来たこと。

・改修前の高山社の中に入れて、現場を見れたこと。"(期待以上)

 

有料のバスツアーと同じで大変満足です。 更に単なる世界遺産訪問ではなく、その背景、意味をしっかり教えて頂き大変勉強になりました。(期待以上)

 

 単にサントリーとしてのツアーではなく、世界遺産登録に至るまで尽力された中心人物にも解説してもらえたので、大変興味深いお話が聞けました。(期待以上)

 

"最初から最後まで非常に密度の濃いツアーでありました。

また富岡製糸場世界遺産伝道師協会の方々の熱い想いも伝わり興味を持ち見学できた事に感謝です。"(期待以上)

 

内容のバランスが良かったです。(期待以上)

 

"

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サントリー地域文化賞受賞地ツアーの感想について

2017年12月13日 09時10分22秒 | 世界遺産伝道師協会

10月14日サントリー地域文化賞賞受賞地ツアー第2弾として、サントリーの社員の方やご家族が世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の見学に訪れました。その時の参加者の感想を送っていただきましたので2回にわたって掲載させていただきます。第1回は『受賞地ツアーの「内容」について  』の感想文です。「良かった」「とても良かった」の内容説明です。(このアンケートはツアーを実施したサントリーが参加者に対して行ったものです)

 

 

以前より訪問してみたいと思っていた世界遺産を、単にその遺産の説明を受けるだけではなく、受賞経緯から現状の取り組みに至るまで詳細にわたり知ることができたから。
昼食も、経験することがなかった蒟蒻料理をいただけたから。

 

日帰りの限られた時間内で、なかなか個人では回りきれないほど盛りだくさんな内容でした。

 

"産業世界遺産についての説明を会長から受けることが出来て貴重な体験でした。

建物が貴重だから世界遺産かと思っておりましたが、まったくの誤解でした。世界遺産を支える地域の皆さんの努力が重要であることもよくわかりました。"

 

熱心な伝道協会の方のガイドがあったのでよく理解できた。

 

"富岡製糸場にもともと行ってみたいと思っていたので、すごくいい機会でした。

また、個人で行ったら聞けないような詳しい解説があり、産業として世界遺産群が複数あることを知ることが出来て知見が深まりました。

サントリーが地域文化賞という形で全国各地の文化に社会貢献できているということを改めて知ることができ、サントリアンとして誇りに思いました。"

 

"受賞の有り無しにかかわらず、一度は訪れたい場所だったので、見学できてよかった。

また糸を紡ぐ体験もできて非常に印象に残った。"

 

地元の文化・文明を守るために、皆さんが情熱をかけて多くの人に伝える姿に感動されました。この場を通して、初めて養蚕産業の歴史、蚕のライフサイクルを理解してきました。自身にとっていい経験だと思います。ありがとうございました。

 

生糸産業に関して勉強になったため

 

ずっと行きたかった場所に行けた。また伝道師協会会長さんからの説明はこのツアーでないと聞けなかったから

 

"世界遺産に登録されたと興味を持っておりました。

世界遺産の説明、各施設の説明、体験などもあり楽しませていただきました。

"

"富岡製糸場の存在は知っておきながらも、群馬県人として内容を何一つ知らないため参加したいと思いました。

協会の方の生の声が聞けたのは有意義でした。家族もみんな、楽しかったといっておりました。

"

ネクタイで使われている「絹」の歴史・苦労・日本の明治からの取組が分かり 素晴らしい事と実感しました。自分の住んでいる(埼玉)の隣県なので「田島弥平 旧宅」と「荒船風穴」にも行ってみよう思いました。 「ときわ荘」での「こんにゃく会席」も、美味しかったです。

 

富岡製糸場は以前行ったことがあったが、伝承という視点であらためて見ることにより、サントリー文化財団の活動も知る機会となった

 

 

 

 

小学校時代社会科で勉強し、世界遺産登録のニュースで見聞きしていた受賞地を巡り体感できたこと(世界遺産登録に至った経緯を知ることができたこと)は貴重な体験となりました。

 

なんとなく富岡製糸場の建物などが対象と思っていたが、そうではないことをお話いただき、世界遺産についての理解が深まった。

 

初めて訪れる場所で単純に小旅行気分で楽しかったこともありますし、伝道師協会の方の丁寧な説明で、世界遺産登録までの経緯や4資産揃ってこその登録であることなど、深く知ることができ学びが多かったです。世界遺産登録に至るまで、伝道師協会の方々の並々ならぬ努力があったことが特に印象に残りました。

 

普段の観光だけでは、富岡製糸場に関してここまで詳しく説明してもらう機会は中々得られないので非常に知識が広がり、有意義な時間を過ごせたから。また、普段の業務では関わることの出来ない部署の人と関わることができ、よい機会となった。

 

世界遺産の登録以後、一度は訪れてみたかった場所でしたが、個人で行くにはただの観光目的に終わりそうなところ、今回の企画に恵まれてより深いお話も聞くことができました。特に「産業遺産」としての意義を説明していただき大変興味深く勉強になりました。

 

サントリーとしての文化支援活動の実情を知れた事。また、自身が働くエリアにおける世界遺産について また日本における産業革命の変遷を感じれた事がとても良かった。

 

"イベントが多くて非常に充実しています。

尚、移動中様々なビデオを見せてくれましたので、

より一層の理解をできました。"

 

『富岡製糸場』『世界文化遺産登録』を新聞・ニュースで見聞きし非常に興味をもっていた。土地・文化に直接触れる機会をもて有意義な時間を過ごすことができました。

 

地元や関連する方々の、世界遺産登録に至るまでのご苦労をお聞きし感動しました。また登録後の現地盛上げ方や、遺産群であることへの拘りを感じました。

 

地元なのですが、なかなか個人では行かないようなところに連れて行っていただけたので、有意義な時間を過ごせました。

 

"現地の方が解りやすい説明をして頂き、歴史的背景やかいこの生態など裏付けが分かりよかった。

"

"世界遺産登録の相違が判った事(世界遺産登録は富岡製糸場だけと思っていた)

富岡製糸場世界遺産伝道師協会の(取り組み、苦労)等々

個人で荒船風穴に行きたいと思います。"

 

"製糸場だけでなく、関連施設である高山社跡等がバスの移動で一度に見られたこと。

 

"

 

 

"・現地で、世界遺産の話や富岡製糸場の歴史的背景やかいこの生態などポイントを抑えて、詳しく見ながら聴けてよかったから。

・糸繰りや繭のアクセサリー作りも組み込まれていてお得感があるから。

"

本来であれば旅行社のバスツアーで有料となるところを、本人だけでなく家族も無料で連れていってもらって、良い会社だなと思いました。

 

富岡製糸場の概要をバスの中でのDVDで事前学習できたり、現地ではガイドさんが解説して下さったことにより理解が深まり充実した内容であったこと。

 

歴史や背景の丁寧な説明をして頂き、ツアーがより深い理解をする物となりました。

 

とても勉強になりました。そして子供でも楽しめるようなプログラムで良かったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡市丹生小学校での絹産業・世界遺産の活動報告

2017年12月11日 19時31分57秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡市丹生小学校での活動報告

 

10月17日(火)富岡市丹生小学校で学校キャラバンを行いました。

今日は三年生・四年生の複合学級16名の児童対象です。

余談ですが、ここの処、伝道師協会は諸行事が立て込んでいまして、土曜・日曜の世界遺産課の休日を挟むと座繰り器の返却、受け取りが間に合わない状況になっていました。

その為二台の座繰り器を12日(木)富岡市一ノ宮小で使用した後14日(土)富岡市公民館で使用し、本日丹生小学校で使用した後は明日18日(水)富岡市西小学校で使用してから一週間ぶりに世界遺産課へ返却するという過密スケジュールになっていました。

そのような訳で、14日に使用した座繰り器を車に積んだI川武男伝道師の到着を待って本日の活動が始まりました。

三・四年生合わせて16名の児童で二時限分の授業時間を充てていただいていますので、座繰り体験と講話を学年別に一時限交替で行いました。

講話担当のH岡さんは一人一人の反応を確かめながら、伝道師の使命とも言うべき絹産業のつながりを分かり易く解説しました。

特に、今日体験する皆さんが育てたお蚕さんが作った繭を座繰り器で糸にする工程が、そのつながりの中でどんな役割をしているのかを黒板に要点を書きながら話しました。

座繰り体験を担当のN木さんは、一人一人に手を添えながら優しく丁寧に「そうそう上手上手」と和やかな雰囲気の中で進めていました。

終わりの挨拶の時四年生が代表して感想を発表してくださいました。

「自分たちが育てた蚕の繭が糸になって嬉しかった」

「昔の人の苦労がよく分かった」

「去年三年生の時はできなかったけれど四年生になったら両手が使えて嬉しかった」などの、さすが四年生と思える頼もしい感想でした。

後片付けを済ませてから校長室でお茶をいただき、昨年も話題になった本校卒業生の野球選手長坂拳弥さんのことをお聞きしてみました。八高文代校長先生から、阪神タイガースに入団し、今は未だ主にイースタンリーグでの活躍ですが、本校を訪れてユニホーム姿を後輩たちに披露したとお聞きしました。来シーズンは一軍に定着しての活躍をお祈りいたしますとお伝えし、当校を後にしました。

帰りは明日訪問する西小学校へお寄りして、座繰り器を二台お預かりいただき帰路に着きました。

本日担当のH岡誠さん、N木多恵子さんお疲れ様でした。  Y田記

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第6回「上州藤岡蚕(さん)マラソン大会」で世界遺産伝道活動

2017年12月07日 19時21分15秒 | 世界遺産伝道師協会

第6回「上州藤岡蚕(さん)マラソン大会」で世界遺産伝道活動

11月26日(日)、第6回上州藤岡蚕マラソン大会で世界遺産「富岡製糸と絹産業遺産」の広報伝道活動を行いました。

活動場所は藤岡市三本木の「藤岡総合グランド」で、イベントスペースをお借りし、「まゆクラフトぐんまちゃん体験コーナー」「チラシカタログご自由にお持ち下さいコーナー」「パネル開設コーナー」を設置、8時に活動をスタートしました。

“かけぬけよう!世界遺産!標高差240mの極限のサバイバル”と題した大会には小学生からシニアまで各コースが設定され、ランナーは各地からエントリーされます。県内はもとより、お聞きしただけでも深谷、行田、日高、佐野、小諸、笠間、新潟等々はるばる高山社のおひざ元に集まり、まるで甲種高山社蚕業学校のようです。ご家族単位で参加や応援の方も多く、伝道活動も責任重大です。

地元のスポーツクラブで参加の小学生がブースにあふれ返ったり、湯気の立つような走り終わった半袖ランナーが、繭クラフトに挑戦するなど、こちらが元気をいただきました。県外からのお子さんにもぐんまちゃんは大人気で、繭のお話しをすると、蛹を学校のお友達の人数分持ち帰ってくれる小学生がいました。小さな伝道師は学校で世界遺産のお話ができたでしょうか。

   

颯爽と登場されたS澤伝道師はなんとランナーとしてご参加で、陣中見舞をして下さいました。また、お隣のブースの高山社顕彰会の皆様にもお世話になり、有り難うございました。商売の神様のような元気な焼きまんじゅう屋さんもお隣で、I川伝道師とはすっかり阿吽の呼吸です。景気よく声をかけて伝道活動にも一役買って下さり、福の神が舞い込むようだと思っておりましたら、参加者抽選会で見事1等賞を引き当てた女性、市内の90歳のお元気な男性が、繭クラフトに参加してくださいました。

今日の出会いに感謝し、スポーツマンシップと熱気いっぱいの活動は14時に終了いたしました。

活動は、I川武男、I井規雄、O田三枝子、S藤和男、K池志津子でした。

(K池志津子 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇皇后両陛下のご臨席をいただいた「地方自治法施行70週年記念式典」で伝道師協会が表彰されました

2017年12月04日 20時14分16秒 | 世界遺産伝道師協会

平成29年11月20日(月)東京国際フォーラム(ホールA)で「地方自治法施行70周年記念式典」が天皇皇后両陛下の御臨席のもと、厳粛に開催されました。その席上、地方自治に功労のあった団体・個人が総務大臣から表彰されました。

富岡製糸場世界遺産伝道師協会は「都道府県及び市町村の行政に積極的に参画し、又はコミュニティづくりに熱心に取り組んでいる民間団体、住民自治組織等」として群馬県から3団体の一つとして表彰されました。総務大臣からの招待状ををいただき会長が代表で式典に参加しました。群馬県で表彰された他の二つの民間団体は、群馬県地域婦人団体連合会と群馬県地域づくり協議会でした。

 

「自らの創意工夫により、優れた施策を実施し、地方自治の充実はってに寄与した市町村」として表彰されたには群馬県からは富岡市・嬬恋村・昭和村でした。

式典は、元群馬県副知事でこの式典の担当課長の吉川課長でした。懐かしい顔にお目にかかりました。以下の次第により進められました。25分間の式典でしたが、張り詰めた空気の中程、心地よい緊張感のある立派な式典でした。

           地方自治法施行70周年記念式典次第

                                       日時 平成29年11月20日(月)

                                       会場 東京国際フォーラム ホールA

1 開場

2 天皇皇后両陛下御臨席(ご起立のまま)

3 国歌吹奏(終わって着席)東京消防庁音楽隊

4 開会の辞        総務副大臣

5 式辞          総務大臣

6 地方自治功労者表彰

   (1)団体票表(代表)

   (2)個人表彰(代表)

7 祝辞          内閣総理大臣

              衆議院議長

              参議院議長

              最高裁判所長官

8 決意表明        地方公共団体代表

9 閉会の辞        総務副大臣

10 天皇皇后両陛下御退席

 

式典終了後「地方自治法施行70周年記念シンポジウム」が怪異際されました。

大変いい勉強もさせていただきました。

富岡製糸場世界遺産伝道師協会は、世界遺産登録運動を進めてきただけでなく地域に誇りを持ち、地域を大切にし、地域を活性化させることに大きな役割を果たしてきました。そこで、群馬県mンからは総合表彰、そして、全国的視点からはサントリー文化財団からサントリー地域文化賞をいただいてきた実績があります。

シンポジウムでも冒頭の発言で西尾勝東京大学名誉教授は地方自治は「住民からまず動いてもらう、住民から自治体へ」と住民自治の活性化について述べていました。①行政の質を上げる。②地域の個性を生かした町づくり。③住民の主体的参加が大切と発言されていました。

サントリー地域文化賞の表彰での選評の中で、伝道師協会の活動について次のように評価されていました。

富岡製糸所世界遺産伝道師協会の活動は「きっかけは世界遺産登録であったが、この活動は世界遺産が衰微せず常に新しい活気を作り出していくために、今後、各地で必要である。また、世界遺産に限らず、たとえば限界集落や、移住誘致をする地域においても有効である。日本各地には無数の誇れる要素がある。必ずどこでも行うことができる。

このように、伝道師協会は普遍的な価値を持っている。(田中優子<法制御大学総長>評抜粋)

民間が動くことで地方文化の覚醒、地方自治の発展につなげてい行けるよう、今後とも伝道師協会は地道な活動を展開していきたい。

 

    

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡製糸場世界遺産伝道師協会「世界遺産登録3周年記念」交流会を開く

2017年12月02日 10時08分50秒 | 世界遺産伝道師協会

「世界遺産登録3周年記念」交流会を開く

 

 思い起こせば、「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、平成26年6月25日にカタールの首都ドーハでの「世界遺産委員会」で世界遺産に登録をされ、早や3年余が経ちました。

 そこで11月19日(日)、午前11時から髙崎市栄町の「エテルナ高崎」で、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録3周年を記念して「講演会」並びに「交流会」を行いました。

 午前11時から、司会を務める日下部理事の開会のあいさつに始まり、本日の予定は「講演会」と「交流会」の2部構成となっていることの紹介がありました。

そして講演会を前に、近藤 功会長は挨拶の中で、まず、出席をされた来賓の方々へのお礼の言葉に始まり、これまでの活動を振り返るとともに、これからの活動では「地域を元気にするために、自分たちも元気でなければならない」と、基となる考えを述べるとともに、この3年間で「県総合表彰」と「サントリー地域文化賞」を頂き、そして近々「地方自治法施行70周年記念表彰」を頂くことになった報告もありました。そして「今後も節目の年には、この様な記念の催しを計画したい。」と締めくくりました。

続いての「講演会」は、群馬県立女子大学の新井小枝子准教授による「群馬の養蚕言葉」と題して講演をいただきました。

はじめに先生は、ご自身が養蚕農家の出身で小さいころから耳慣れた養蚕言葉、特に「方言」と出会った大学3年の頃に、心が動かされすでに30年が過ぎたと話され、続いて「養蚕ことばの研究史」「養蚕ことばの地域差」「養蚕の事態を知るための資料」などを資料に基づいて講演されました。

この後の「交流会」は、正午からの予定でしたが、若干の遅れはあったものの会場を移して、引き続き日下部理事の司会で始まりました。

近藤会長の挨拶にはじまり、来賓の方々から祝辞を頂きました。

始めに、群馬県企画部世界遺産課高橋陽一次長は「世界遺産登録に向けて伝道師と各種の活動を共にしたことなどを交えながら、これからも行動を共にしたい。」と述べられました。続いて、富岡市横田公男教育長は「まずは世界遺産登録に、多大な協力を頂いたことへの感謝言葉にはじまり、県とともに上州富岡駅前の富岡倉庫内に開設を予定している「世界遺産センター(仮称)」に尽力をしたい。」述べられました。続いては、上毛新聞社藤井 浩顧問論説委員は「上毛新聞社も、世界遺産登録前から独自の取り組みを行ってきたところですが伝道師協会には、この間、大変な協力をしていただいたし、登録後の各種キャンペーンでも変わらぬ協力を頂いており、感謝しかない。これからもともに協力していきたい。」と3氏より、それぞれ温かいお言葉をいただきました。

なお、祝辞を頂けなかった高山社顕彰会新井治男会長と群馬県文化財保護審議会村田敬一副会長の2氏を紹介しました。

そして群馬県文化財保護審議会村田敬一副会長の乾杯のご発声で、立食形式での交流会が始まり、参加者は、これまでのことやこれからのあり方など思い思いに歓談しながら交流を深めていました。

 私たち「富岡製糸場世界遺産伝道師協会」は、これからも世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の価値を未来へ語り継ぐことと保護のことに、伝道師一人ひとりがより一層の理解を深めることで、こらからの伝道活動に向け再確認をする場となりました。

 午後2時も過ぎ、締めを中島良員副会長が行い、司会から参加を頂いたお礼を述べて、本日の「交流会」を閉じました。

(N島  進 記)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする