沼田薄根小学校での活動報告
10月4日(火)沼田市立薄根小学校で学校キャラバンを行いました。
本校は昨年に続いての訪問で、今日は4年生2クラス72名の生徒さんです。
クラス毎に分かれて世界遺産講話の組と、お蚕の一生のお話と座繰り体験をセットにした組を交代して行いました。
講話担当のI上伝道師は優しい口調で丁寧に解説をしまして、H岡伝道師は座繰り順番待ちの生徒さんが手持無沙汰にならないよう、流動的にグループを作って話をしました。
伝えなくてはならない事柄はパワーポイントを使って解説をして、少人数のグループ向けには反応を見ながら関心ありそうな話をする、この進め方は良かったと思いました。
N木伝道師の指導での座繰り体験は、生徒さんたちをリラックスさせながら語りかけるように糸引きをしてもらいました。
座繰り体験で生徒さんたちが関心を示したのは、煮繭した繭がお鍋の中で踊るようにして糸が引き出され、それが長く最後まで繋がっているということでした。
絹製品といっても小学生には余り馴染みはありませんが、校長先生のネクタイが繭約150個とか、お母さんの着物が約2600個の繭とか話しますと、今日座繰り体験で接した繭や生糸が身近に感じられるかなと思いました。
2時限分の授業時間を当てていただけると、余り駆け足ではなくゆとりをもって進められることも実感いたしました。
本日の担当はI上伝道師、H岡伝道師、N木伝道師とY田でした。皆様大変お疲れ様でした。(S・Y記)