本部主催活動
「高崎市立久留馬小学校」での伝道活動
10月30日に高崎市立久留馬小学校において学校キャラバンを行いました。同校は榛名山の南麓に広がる多様な地形と豊かな自然に恵まれた地域に位置しています。ここは旧榛名町にありましたが,平成18年10月1日に高崎市と合併になったため,校名が「榛名町立第六小学校」から「高崎市立久留馬小学校」に変更になったとのことです。
校長室で校長先生をはじめ関係諸先生方にご挨拶をしました。校長先生とのお話しの中で、群馬交響楽団の創世記を描いた独立プロ制作の名画「ここに泉あり」のロケが本校でも行われたというお話をお聞きしました。これは、昭和27年に監督・今井正,音楽・団伊玖磨,出演・岸恵子,小林桂樹,岡田英次等によって制作され、その当時の校門が今も大切に保存されています。車に乗って学校の駐車場を探しているときに「第六小学校」と書かれている校門を見かけたので「違う学校に来てしまったのかな?」と思ってしまったのは、そういう事情だったのかと、後で納得しました。
さて、会場の体育館に移動すると、4年生2クラスの児童たちが既に集まっていました。定刻になり、みんなで挨拶をしたあと、クラスごとに分かれました。4年1組の児童はまず座繰り体験をしてから講話を聞き、逆に2組の児童は先に講話を聞いてから座繰り体験としました。
自分の家でカイコを飼ったことがある子もいましたが、多くがカイコを飼ったことがないということで、カイコ・生糸の話から始めて富岡製糸場関連、世界遺産へと話を展開していきました。座繰り体験では、繭から生糸が出来上がることに「どうしてなんだろう?」を盛んに不思議がっていました。講話だけでは想像することができないことを、座繰り体験で実際に触れてみて、不思議さを身体で感じ取ってもらえたようです。
この学校キャラバンを通して子供たちが実感した不思議さを、これから成長するにつれて理解して行き、さらに興味を持ってくれることを期待したいと思いました。
本日の学校キャラバンへの参加は事務局より鈴木さん・山口さんのお二人と、外山・佐々木(克)・筒井・広岡・星・近藤(基)の6名の各伝道師でした。
(M.K記)