富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

梅雨時のJR前橋駅で「富岡製糸場と絹産業遺産群」広報活動

2013年06月29日 07時21分40秒 | 世界遺産伝道師協会

梅雨時のJR前橋駅で広報活動

 

 6月26日(水)、JR前橋駅のコンコースで広報活動を行いました。JR前橋駅での活動は支部組織になってから5回目になります。   

一足早く駅に着いた日下部支部長が川島副駅長に挨拶し、その後比較的早く着いた3名が荷解きをしている活動場所に、横山新駅長がわざわざ挨拶にみえました。こうした心遣いが活動の意欲につながります。

パネル6枚、ノボリ2本を並べ、メインチラシとイオンモール高崎で行われる「シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」(6月29日~7月7日)のチラシ、JRのチラシの3種類を配りやすいようにセットにします。

準備中に早くも一人の女性がパネルに近づきました。永井紺周郎の子孫だそうです。毎月紺周郎の命日には墓参を欠かさないという話などをされました。こうした関係者のお話を伺えるのも楽しみの一つです。

15時過ぎ、簡単な打合せをして活動に入ります。梅雨の真っただ中でもあり、外は雨です。心配なのは片手にカバン、もう一方の手に濡れた傘で手がふさがりチラシを受け取ってくれない人が少なからずいるのではということです。配り始めてみると心配どおりの人が結構いました。

 帰宅時間帯で電車の到着、発車に合わせて改札口から出てくる流れ、改札口に向かう流れができます。9名はその流れをうまく捉えるべく9か所に散って対処しています。始めはチラシの受け取りが大分悪いように感じましたが徐々に受け取ってくれる人が増えていきます。

生憎の雨の中帰りを急ぐためかパネルに近づく人がほとんどいません。しかし4日前の富士山の登録決定はよく知っていて「今年は富士山が決定、1年後は富岡製糸場など4資産の番ですよ」と言いながら差し出すと、通り過ぎようとした人が改めて手を出して受け取ってくれる場面も多々ありました。「富岡製糸場によくお客さんを運んでいますよ」と報告してくれるバスの運転手さん、「来年は群馬ですか。いけそうですか」、「ご苦労様です。頑張って」などの声が飛んできます。活動者にはそういう言葉がうれしいご褒美です。

いつも問題なのは高校生です。一番関心を持ってもらいたい若者たちの受け取り率が一番悪いのです。中学、高校で学校キャラバンを受け入れてくれれば随分彼らの考え方も変わるのでしょうが。まあその時間を生み出すのは大変なのでしょう。 

世界遺産についての関心が次第に高まってきていることを感じる反面、知識のない人、関心を持たない人の多さも実感します。これからも地道に伝道活動をしていくことの大切さを強く感じます。参加者の頑張りもあり、3時間半の活動でチラシ1,100セットの配布ができました。お疲れ様でした。活動後駅の関係者に礼を述べて帰途に就きました。

参加者は日下部、中嶋弘、町田睦、諸井、梅澤、庭屋、梨木、篠田、井上雄の9名でした。

今回の前橋駅での活動に関して活動スペースや駐車スペースの提供等、温かい対応をして下さった前橋駅の横山駅長、川島副駅長に心より感謝いたします。

            (Y.I記)

 

 

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「国史大辞典を予約した人々」が発刊になりました。

2013年06月27日 21時44分57秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡製糸場世界遺産伝道師協会でいつもお世話になってる佐滝  剛弘氏が新しく「国史大辞典を予約した人々」を発刊しました。

佐滝氏からのメールによると

「藤岡市の絹宿(柏屋、旅館)で発見された「国史大辞典予約者芳名録」を手掛かりに、明治末期という時代を本を予約した人という視点で読み解いた本です。
芳名録には、速水堅曹の長男や「高山社蚕業学校」の名もあり、本では、富岡製糸場も含め、「絹」に一章を割いています。
皆様の中で、歴史や本にご興味の方がいらっしゃればぜひお読みいただけると嬉しく思います。」とありました   

             勁草書房 刊    

             2013年6月発行
  四六判・256ページ
  定価2,520円(本体価格2,400
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「JR熊谷駅」での”富岡製糸場と絹産業遺産群”の世界遺産伝道活動

2013年06月27日 05時40分25秒 | 世界遺産伝道師協会

JR熊谷駅」での伝道活動

 解説用パネル展示

梅雨でうっとうしい日が続く中、久々に朝から太陽がまぶしく好天に恵まれた6月23日(日曜日)、西毛県外支部はJR熊谷駅の構内で伝道活動を行いました。熊谷は明治16年の鉄道開通をきっかけに製糸の町として大いに発展してきたことは我々の知るところです。

 

今回、この活動に参加してくださった方は西毛県外支部が近藤支部長を入れて4名、ほかに中北毛支部1名、東毛支部1名、計6名です。活動内容は駅のメインコンコースに8枚のパネルを設置、ここを起点に各人それぞれの場所に分かれてチラシ配布、パネル説明、等で13時から16時の3時間に亘って行いました。

 

我々の活動拠点の近くでは地元の商業高校の生徒が「暑いぞ熊谷」の幟を立てて地元菓子の実習販売に力を入れており、我々もこの勢いにあやかり頑張った結果、メインのチラシのほか子供向け、絹遺産のパンフレットを含めて約1000部、配るこができました。

 熱心に解説するK.N伝道師

 

活動に入る前に、前日、世界遺産に決定した富士山の報道を伝える新聞記事(読売)

の中で「次は富岡製糸場の番」という小見出しのついた記事があり、これがうまく伝道

活動に使えたらとの思いでコピーを参加者に配りました。富士山世界遺産決定の盛り上がりのなかで富岡製糸場の世界遺産が近いことをアピールする一つの材料になりました。

 

チラシをとってくれる人はやはり年配の方が多く、岡田伝道師が対応した熊谷に詳しい年配の男の方は「かつて熊谷にあった片倉等の製糸工場、蚕糸試験場、生糸検査所、など皆無くなっちゃったよ」と嘆いていたとのことです。

 

又、ここでは今回初めてはっぴ姿で活動したのですが、はっぴの「ぐんま」の文字を見てか、今までと少し違う反応がみられたとのことです。確かに群馬県在住の人や群馬県出身の人がかなりいて我々の活動に理解を示してくれました。

 

全体の印象ではチラシを受け取ってくれた人でも、まだ富岡製糸場に行ったことがないという方がかなりいたし、構成資産の三か所も殆ど知る人がいませんでした。又、いつも通り若い人の反応は鈍かったのですが、ちょっとほっとする部分も見られました。小学生の高学年でチラシを受け取ってくれた女の子2人はこれから学校の歴史で富岡製糸場を学ぶということで目を輝かせていたのが印象的でした。ほかに、親子ずれの方で製糸に興味があって「どこで生きた蚕が見られるのか」という質問をされて方があったようです。

パネルに見入る駅を訪れたお客様

 

16時に予定通り活動を終了、後片づけを終えたあと、少し長い時間、皆で話し合いをしていたところ、先に述べた実習販売の生徒指導をしていた商業高校の先生がやってきて「チラシをいただけませんか」ということでチラシをお渡しし、話し合いをしたところ熊谷周辺の歴史に詳しい方でした。ご自宅は行田市で地元の「さきたま古墳群」は暫定入り出来なかったが「富岡製糸場の世界遺産伝道活動を応援します」という熱い言葉をかけていただきました。

 

今回、伝道活動をされた方は近藤(基)、岡田、西塚、中嶋(紀)、築比地、小林(春)、の各伝道師、暑い中、お疲れ様でした。

 

最後に、今回の伝道活動につきましてご許可下さったJR熊谷駅関係の皆様に感謝申し上げる次第です。

                                  (KH記)

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2014年世界遺産委員会はドーハで開催

2013年06月26日 21時19分25秒 | 世界遺産伝道師協会

プノンペンで開催されていた今年度の世界遺産委員会は日本にとって、文化遺産としての富士山を三保の松原も含めて、世界遺産に登録できたという成果を上げることができましした。

来年は今年1月にユネスコに推薦書を提出している「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録の可否が審議される予定です。世界遺産委員会の委員各国の理解を得て登録を実現できるよう、私たち富岡製糸場世界遺産伝道師協会はますます広報活動を広汎に展開すべく努力して行きたいと考えています。

来年の世界遺産員会の開催地がカタールのドーハに決まりました。

ドーハで「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録の瞬間が味わえるといいですね。

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現地学習会「下仁田町・南牧村・上野村の絹遺産を訪ねて」

2013年06月26日 21時07分48秒 | 世界遺産伝道師協会

現地学習会「下仁田町・南牧村・上野村

の絹遺産を訪ねて」

 

6月21日(金)8時30分、富岡市生涯学習センターの駐車場に集合した19名の参加者が3台の車に分乗、出発しました。

今回講師を市川肇伝道師にお願いしました。南牧村の出身で地理に明るく、また西毛の歴史上の人物等の研究もされています。

梅雨の真っただ中の時期です。曇り空を見上げてこのまま降らずに一日もって欲しいと祈る心境です。最初に上野村の国道299号から200m程入った旧黒澤家住宅を訪ねました。ここでの説明は予めお願いしてあった上野村教育委員会の今井さんです。

黒澤家は代々名主であり、鷹狩り用の鷹を飼育する御巣鷹山の管理にもあたっていました。19世紀中頃の建築と考えられている切妻造りの広大で風格ある建物はどっしりとした中に優美さを感じさせます。屋根は栗板を敷き、その押さえとして近くを流れる神流川の河原石がびっしりと並べてあるところが印象的です。

1階は幕府や村の役人などを迎える部屋、家族の普段使用する部屋等が並び、2階はかつて養蚕が行われた仕切りのない大部屋で、現在は上野村の民族資料が展示されています。養蚕に関する道具などを初めて見る参加者にかつて経験したか又は見聞した参加者が説明する姿も微笑ましい光景です。

屋外に出た時分から雨が降り出しました。梅雨時ですから誰もあわてません。車で南牧村に向かいます。村のうどん店の宴会場に使われる大部屋で昼食を摂りました。食事を一緒にすることはお互いが打ち解ける一番の機会だと常々思いますが皆さん笑顔で語り合い一層親しくなったようです。

星尾に向かう砥沢地区の狭い街道は昔の風情が良く残っていて、時間が許せば車を降りて歩いてみたい所です。さらにしばらく進み星尾風穴に着きました。以前下見で御挨拶に伺った風穴の土地所有者であるKさんが待っていてくださいました。足元の悪い斜面を100m上がった所に風穴があります。荒船風穴に比べると規模も小さく風穴はひとつですが、荒船風穴に先立つこと数か月の明治38年1月に合資会社組織として蚕種貯蔵所を創業し営業を始めています。昭和に入り役目を終えた後は地元の青年団が経営する天然氷の貯蔵所として使われていたそうです。風穴からは今も冷気が吹き出していて参加者は入口前に立って実感していました。

 風穴から少し下った星尾地区にある一部4階建てのかつての養蚕農家Iさん宅を訪問しました。蚕室であった3階に全員を招き入れ、養蚕の様子などを話してくださいました。この地区も昭和40年代まで養蚕が盛んであったことやIさん宅では1年間に1トンの繭を出荷していたこと、2・3階で蚕を飼い4階で上蔟を行ったことなど懐かしそうでした。Iさん宅を辞して星尾地区の仲庭集落で車を止め、斜面に広がる養蚕農家群を見上げました。六合村赤岩地区とも違う南牧の景観を後日ゆっくりと散策していただきたいと思いながら次を目指します。

最後の見学地はかつて世界遺産候補に入っていた旧上野鉄道の鬼ケ沢橋梁です。雨で濡れた雑草の下り坂を注意しながら150mほど歩くと長さ約10mの橋梁に着きます。上信電鉄の前身の上野鉄道は富岡や下仁田地域の繭や生糸などを輸送するために明治30年、高崎と下仁田間に敷設された軽便鉄道です。

富岡市と下仁田町の境界にある大谷川に架けられた鉄橋が鬼ケ沢橋梁です。大正3年の電化に伴い、難関のこの地はルート変更され、旧橋がそのまま残り、その後も地元住民の要望で生活の足として取り壊しを免れたのです。見学中に運良く20m南を上信電鉄の電車が勢いよく通り過ぎ、参加者から思わず「おう」と声があがりました。足元に注意しながら車に戻り、出発地の富岡市生涯学習センターに向かいました。現地学習会としては初めての、ほとんど雨の中の行動でしたが魅力的な見学地だったと思います。参加者の皆さんお疲れ様でした。

 最後に、上野村教委の今井さん、星尾地区のKさん、Iさん、そして各地で興味深く分りやすい説明をしてくださった市川伝道師に感謝いたします。

  

        (Y.I 記)

 

 

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新名所「太田吉沢ゆりの里」に於いて"富岡製糸場と絹産業遺産群"の伝道活動

2013年06月25日 08時46分10秒 | 世界遺産伝道師協会

東毛支部活動報告

新名所「太田吉沢ゆりの里」に於いて伝道活動

梅雨の晴れ間の6月22日(土)、午前9時30分より午後2時まで「太田吉沢ゆりの里」において、成田支部長、佐藤昌男さん、築比地の3人でペットボトルを3本も飲まなければいられないような猛暑の中、伝道活動を行いました。

今回の企画は、4月の太田北部運動公園の芝桜祭りにおける伝道活動の際、ゆりの里の関係者から開園期間中(6月8日(土)~7月15日(月・祝))に世界遺産キャンペーンを同園でやってはと声をかけていただき、成田支部長が話をつめての開催となったものです。

 「太田吉沢ゆりの里」は北関東道(太田地区)の北側、芝桜・ネモヒラの咲く太田北部運動公園の東に隣接した丘陵地帯にあり、8万㎡の敷地に50種類150万輪のゆりの花が咲いており太田の新名所となりつつあります。

 同園は八王子山系沿いの桑畑などの農地が養蚕の廃止や米作の減反などにより荒廃が進んだことを憂い、地域の再生と活性化を図るため、地権者58名が「太田吉沢ゆりの里 有限責任事業組合」を結成し、太田市の支援と協力のもと、静岡県にある、ゆりの専門大手メーカー「可睡ゆり園」と契約を結び、平成22年6月に開園し今年で4年目となります。

 

徐々に存在が知られ22日もクラブツーリズムなどの団体も多く見かけられ、個人来園者と合わせて当日の入園者は4千人を超えるのではないかと事務所では話しておりました。

 来園者は県境の関係から埼玉・栃木・茨城方面の人が多く横浜・千葉からの人にも出会いました。数日前に東京都内の新聞にチラシが入っていたので来たという人もいました。

 活動はチケット売り場前の駐車場でチラシ配布のみ行いました。「群馬の富岡製糸場と絹産業遺産を世界遺産に」と呼び掛け、チラシを配布すると、かなりの人が富岡製糸場を見て来た、あるいは知っていると答えてくれましたが、その他の3か所についてはほとんど知られておらずPRの強化を痛感させられました。昼食をゆっくりとってはとの支部長の提案から、休憩をとらず午後1時すぎまで活動を行い、午後2時活動を終了しました。

入園口横の大きな木の下ではウエスタンバンド(Dicky Kitano& His Band)の演奏が行われており、その横の休憩コーナーで満開の色とりどりのゆりの花をながめ、カントリー音楽を聴きながら、同園オリジナルの「ゆり根の天ぷらうどん」(1,000円)で昼食をとりました。なかなかの美味でおすすめです。昼食時に同園から氷(オレンジ)を差し入れていただき暑さで参っていた身体が生き返った心地がしました。「ゆりの里」の皆様ごちそうさまでした。また、いろいろお世話になり有り難うございました。

7月15日まで開園しております。(入場料大人千円、小・中学生3百円、その他駐車料5百円)私が勝手に名づけた「花の北関東道」(高崎の桜、伊勢崎の菖蒲、太田の芝桜、足利の大藤、佐野のカタクリ、栃木大平山の桜)の新たな名所です。興味のある方にはおすすめです。なお、園の端には桑の木が残されており、この期間は「どどめ(桑の実)」が色づいております。                           (N.T記)

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「シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」6月29日(土)~7月7日(日)

2013年06月24日 19時47分50秒 | 世界遺産伝道師協会

【6月29日(土)~7月7日(日)】県民による世界遺産登録推進イベント「シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」を開催します。

 このキャンペーンは、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録運動を推進するとともに、 県内に残る絹産業の遺産を活かした地域づくりに貢献することを目的に、「シルクカントリーぐんま連絡協議会」が中心となって開催します。
 なお、本イベントは、群馬県との間で「地域活性化包括連携協定」を締結しているイオン(株)の全面協力により開催するものであり、群馬県も積極的に応援します。

【日 程】
 平成25年6月29日(土)~7月7日(日) 9日間
 10:00~17:00(平日は13:00~17:00)
【会 場】
 イオンモール高崎(高崎市棟高町)
【主 催】
 シルクカントリーぐんま連絡協議会
  ・赤岩重要伝統的建造物群保存活性化委員会(中之条町)
  ・ぐんま島村蚕種の会(伊勢崎市)
  ・高山社を考える会(藤岡市)
  ・富岡製糸場世界遺産伝道師協会(前橋市)
  ・NPO法人富岡製糸場を愛する会(富岡市)
  ・NPO法人本一・本二まちづくりの会(桐生市)
  ・よみがえれ!新町紡績所の会(高崎市)
【共 催】
 群馬県、イオンモール(株)(イオンモール高崎)
【開会式】
 平成25年6月29日(土)15:00~
  会 場 : セントラルコート(1階)
  出席者 : 主催構成団体代表者
【主な内容】
 ◇6月29日(土)
  ・ぐんまシルクWAON寄附金贈呈式
  ・ご当地アイドルAKG 「新曲発表ライブ&世界遺産登録応援ミニライブ」
  ・まゆダーマン体操・紙芝居、ヘリテイジ仮面ショー、工女ぐんまちゃん写真撮影会

 ◇7月7日(日)
  ・FM群馬公開生放送(ゲスト:小原春香(元AKB48)、シソンヌ、ジャングルポケット)

 ◇その他期間中
  ・「富岡製糸場と絹産業遺産群」や「ぐんま絹遺産」等、県内絹遺産のPR
  ・「富岡製糸場と絹産業遺産群」の航空写真大パネルの展示
  ・世界遺産登録の推薦書(控)の展示
  ・富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴の模型展示
  ・「登録祈願」願いをつなぐ七夕飾り
  ・生きた蚕、養蚕・製糸・織物の展示
  ・まゆクラフト、上州座繰り、機織り等の無料体験

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富岡製糸場世界遺産伝道師協会 平成25年7月の活動予定

2013年06月23日 19時04分44秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道師協会 平成25年 7月の活動予定

 

○  7月 1日(月)~7日(日) 土・日 10:00~17:00 

               平日  13:00~17:00「イオンモール高崎」での伝道活動(「登録祈願」願いをつなぐ七夕飾り作り、パネル展示解説、写真展、世界遺産登録の推薦書(控)の展示、DVD上映、チラシ配布、繭クラフト、桑の木クラフト、機織り体験、座繰り体験、生きた蚕の展示)

場所:高崎市棟高町 イオンモール高崎セントラルコート

 

○  7月 6日(土) 10:00~13:00 「買場紗綾市」での伝道活動(パネル解説、チラシ配布)

  場所:桐生市本町2丁目 森 寿作氏宅前

 

○  7月 6日(土)~7日(日) 10:00~16:00 「銀座まちなか交流館」での伝道活動(パネル解説・チラシ配布、繭クラフト)

場所:富岡市富岡 銀座まちなか交流館

 

○  7月10日(水) 10:00~12:00 「大泉町立西保育園」で伝道活動(紙芝居、座繰り体験)

場所:邑楽郡大泉町古氷 大泉町立西保育園

 

○  7月12日(金) 12:30~13:00 群馬県遺族の会「ブロック会議」で講演による伝道活動

場所:高崎市・暢神荘

 

○  7月13日(土)~15日(月・祝) 10:00~16:00 「銀座まちなか交流館」での伝道活動(パネル解説・チラシ配布、繭クラフト)

場所:富岡市富岡 銀座まちなか交流館

 

○  7月20日(土)~21日(日) 10:00~16:00 「銀座まちなか交流館」での伝道活動(パネル解説・チラシ配布、繭クラフト)

場所:富岡市富岡 銀座まちなか交流館

 

○  7月23日(火) 15:00~19:00  「JR伊勢崎駅」での伝道活動(パネル解説、チラシ配布)

場所:伊勢崎市曲輪町 JR伊勢崎駅構内

 

○  7月27日(土) 15:00~18:00 「渋川へそ祭り」での伝道活動(パネル解説、チラシ配布)

場所:渋川市・JR渋川駅前

 

○  7月27日(土) 10:00~15:00 「富岡夏まつり」での伝道活動(パネル解説、チラシ配布、繭クラフト)

場所:富岡市仲町・仲町交流館駐車場

 

○  7月27日(土)~28日(日) 10:00~16:00 「銀座まちなか交流館」での伝道活動(パネル解説・チラシ配布、繭クラフト)

場所:富岡市富岡 銀座まちなか交流館

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富士山世界遺産登録、おめでとうございます

2013年06月22日 21時02分20秒 | 世界遺産伝道師協会

カンボジャで開催されている世界遺産委員会で日本が推薦していた文化遺産「富士山」が、イコモスから距離が遠いとして除外条件を付けられていた三保の松原を含めて6月22日に全会一致で世界遺産に登録されました。おめでとうございます。関係者のお喜びはいかばかりかと拝察いたしております。

ここに至るまでの静岡・山梨の両県の関係者をはじめ文化庁を中心にした関係機関の皆様のご努力に敬意を表したいと思います。

「富士山」が文化遺産として暫定リストに載ったのは「富岡製糸場と絹産業遺産群」と同じ平成19年1月のことでした。

(富岡製糸場航空写真)

「富岡製糸場と絹産業遺産群」も本年1月に世界遺産委員会に推薦書を提出しています。今夏から秋にかけてイコモスの現地調査が予定されています。2014年になると、イコモスの登録への判断が示され、6~7月の世界遺産委員会で登録の可否が決まります。

(富岡製糸場東繭倉庫(入り口正面))

富士山の次は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の予定です。全国の皆さん、20世紀の世界の絹を支えてきた日本の絹産業のルーツである、日本最初の官営工場・富岡製糸場と絹産業を支えてきた養蚕業の遺産群が世界遺産に登録されようとしています。登録されれば近代産業遺産として日本で初の世界遺産登録となります。多くの日本の教科書に載っている”富岡製糸場”が世界遺産になろうとしています。全国の皆さんの大きなご支援をお願いします。   ( 富岡製糸場世界遺産伝道師協会)

(複数回の養蚕を可能にした荒船風穴)            (清温育を広めた高山社跡)

 

(「清涼育」を広めた、田島弥平旧宅・近代養蚕農家の原型)

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世良田保育園で「富岡製糸場と絹産業遺産群」の紙芝居を行いました。

2013年06月22日 10時09分16秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡製糸場と絹産業遺産群」の紙芝居を行いました。

 

 6月18日(火)、東毛支部活動として、2名の伝道師(塩原、成田)が太田市にある世良田保育園でPR活動を行いました。年長児43名が対象で、紙芝居と塗り絵のクラスの2班に分かれ、30分で交代することにしました。

「まなぼう! いかそう! 富岡製糸場と絹産業遺産群」の紙芝居は園児には難しいと思われるため、最初にいくつか質問してみました。

 「世界遺産という言葉は知っていても内容までは分からない。上毛かるたの存在をしっていても、やったことはない。蚕は見たことがない。繭は何かのイベントで貰ったことがある」などの答えが返ってきました。「富岡製糸場へいったことがありますか?」の問いかけには、全員が首を横に振りました。

 そこで導入部分に子ども用のパンフレットを使って説明したり、繭を見せたりして紙芝居に入りました。内容は臨機応変に変え、興味がもてそうな箇所は長めに話しました。世良田地区は地理的には『田島弥平旧宅』がすぐ目の前にあり、「世界遺産は身近なこと」と感じてもらえればいいなという思いで話しました。知識欲が旺盛な園児たちは20分間、無駄話もしないで真剣に聞いてくれました。

 最期に質問を受け付けたところ、次々と聞いてきました。富岡製糸場の錦絵のことを覚えていた園児が「昔でも絵を上手に描く人がいたの?」や、蚕に興味を持った園児が「蚕は桑を食べられるの?」と質問してきました。質問は尽きないようでしたが、養蚕の写真を見せて説明したあと、ぬり絵をする教室へ移動しました。

 

 ぬり絵の教室では、パンフレットに載っている「ぐんまちゃん」を参考にして園児たちはクレヨンを動かしていました。「ぐんまちゃん」は園児にも人気があり、「ぐんまちゃんと握手をしたことがある」「見たことがある」などと楽しそうでした。

 予定の1時間の活動を終え、「お家へ帰ったらお母さんにパンフレットを読んでもらってください。そして富岡製糸場へも連れて行ってもらってね」とあいさつをして終わりにしました。

(Y.N 記)

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