富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「富岡市立高田小学校」で学校キャラバン

2021年12月31日 10時03分53秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡市立高田小学校」で学校キャラバン(11/19)

 令和3年11月19日(金)、富岡市立高田小学校で3年生1クラス15名を対象に学校キャラバンを行いました。
 本校は富岡市の西部に位置し、北側を安中市の境と接し、主要地方道富岡・妙義線が校庭南を通っています。
 9:40、4名の伝道師が集合しました。広い駐車場の目の前が体育館で、その右側から校舎南側に回り正面玄関に向かいました。花壇にはビオラとパンジーがきれいに植えられ、温かい陽をいっぱいに浴びていました。チャイムを鳴らすとすぐに教頭先生が出てきたので、あいさつをし準備に取りかかる旨をお伝えしました。機材の搬入口は校舎裏手で、教頭先生が機材を持ちながら、先導して会場の図工室に案内してくれました。

 30分ほどでセッティングを終え校長室に挨拶に向かいました。自己紹介を終え話を伺うと、3年生は富岡製糸場を見学しカイコを育てた経験があるとのことでした。児童の実態を知ることは、伝道師にとってキャラバンの内容を整える上で大事な情報になります。
 10:40、集合した児童の大きな声でのあいさつと伝道師の自己紹介で、キャラバンがスタートしました。目安は講話35分、休憩10分、座繰り35分、閉会行事10分です。

 講話担当はT越伝道師です。児童は3列で体育座りでスクリーンを見つめています。パワーポイントを使い、「どうやって4つの遺構が世界遺産になったのか?」の話は、児童には少し難しかったようですが、それでもうなづきながら考えながら聞いている様子がうかがえました。願いは、みんなの力で世界の宝物を守ってほしいこと、コロナ禍を乗り越えてほしいこと、とまとめて終了になりました。
 ところが、まだ続きがありました。ご実家が呉服屋であったT越伝道師が取り出したのは、うす緑色が鮮やかな反物でした。これはおカイコさんの糸からできた絹織物ですと話し、担任を指名し反物を肩から掛けて披露しました。担任も児童に「どう、似合いますか?」と声をかけます。児童からは一斉に「似合う!」の反応が。さらに、『天蚕』について質問も出ましたT塚越伝道師が丁寧に答え、最後まで盛り上がった講話となりました。

 休憩を挟んで座繰り体験です。担当はJ保(明)、Y村伝道師のお2人です。座繰り機の前に座った児童に、繭とカイコの不思議、生糸に仕立てる方法などについて話を進め、手の動作をその場で練習させてから体験に入ります。2人一組になり、「左(座繰り)が一回、右(箕箒)が2回回すと良いスピードになるよ。」のアドバイスで、児童の作業は交代しながらスムーズに進みました。さなぎの姿が見えてくると巻き取られていく生糸に興味が集まります。

 担任と校長先生が座繰り体験に初挑戦した後、「校長先生に生糸をカットしてもらいます。」の声に、児童の目と耳は集中します。「ウォー。」という声に、「もったいない。」や「カリカリしてる。」の声も聞こえました。児童には給食の準備が控えているため、予定の時刻に終了できて良かったです。

 機材の片づけと積み込みを終え校長室に挨拶に伺うと、校長先生から次のような提案をいただきました。
 ・県立妙義青少年自然の家が閉鎖になり利用できなくなるため、他校と連携し宿泊体験学習の見直しを考えている。ついては、体験の一環として座繰りや繭クラフトを取り入れたいと思うが、伝道師の皆さんに協力していただけないか。この計画は市内では本校と連携校だけの計画である。とのことでした。
 お聞きしますと、すでに旅館を会場として押さえてあり、具体的な計画は今年中に市教委に提出する必要があるとのことです。また、実施は5月中旬以降を予定しているとのことでした。良い提案であり事務局に伝えておくので、可能かどうかも含め事務局と連絡を取り合ってほしいということをお伝えしました。
 校長先生と教頭先生の丁重な見送りを受け、今年最後の富岡市管内の学校キャラバンを終了した伝道師は、「少し早いけど、よいお年をお迎えください。」の言葉を交わし校舎を後にしました。
 本日参加の伝道師はT越朗、J保明子、Y村和子、O形の4名でした。

                     (O形 榮一 記)

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「富岡市立黒岩小学校」で学校キャラバン

2021年12月30日 20時41分07秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡市立黒岩小学校」で学校キャラバン(11/16)

 令和3年11月16日(火)、富岡市立黒岩小学校で4年生1クラス7名を対象に学校キャラバンを行いました。
 本校は富岡市の北部に位置し安中市と境を接しています。校区内にはもみじ平総合公園やかぶら文化ホール、県立自然史博物館があり来訪者で賑わっています。

 学校入口の坂を上がった右側に駐車場があり、その目の前が会場の体育館でした。12:45、集合した4名の伝道師が向かった体育館の中には、電源コードやスクリーン、ホワイトボード、マイク、イスだけでなく暖房器具も用意されていました。中心になって対応してくれた教頭先生の配慮のようでした。この日は曇り空でしたが寒くはなかったので、キャラバン中は(音が大きいこともあり)暖房器具を止めて進めることをお伝えさせていただきました。

 約30分ほどで機材のセットを終え2階にある校長室に挨拶に伺いました。すれ違う児童との「こんにちは。」という挨拶は、どの学校を訪問しても新鮮に感じます。日常生活で世代を越えた挨拶がほとんどないせいでしょうか。校長室で本日の予定などを話していると、職場体験学習のため3名の吉井高校生を引率して和田慧県立世界遺産センター主事が見えました。生徒のうち1名は本校の出身で、弟が在籍していることのことでした。

 開始時刻前に児童が集合し、13:45あいさつと伝道師の自己紹介を終え講話に移ろうとすると、「せっかくだから、高校生にも自己紹介してもらったらどう?」とJ保(千)伝道師。「僕は本校の卒業生で弟が○年生にいます。」この一言で、児童は突然やってきた高校生への親近感が高まったようでした。
 K川伝道師による講話は、ホワイトボードに板書した   今日のお話 ・遺産(いさん)
・製糸(せいし)・生糸(きいと)・まゆ ・お蚕(かいこ)  に沿って進みます。15分ほどした頃です「話を聞いてるだけだから、疲れたでしょう?」と、児童に伸びをさせリラックスさせながら話をさらに進めて行きます。「カイコは大きくなると透き通るのですねぇ。」と、優しい語り口に児童も聞き入っています。「世界の宝を守っていってください。」と、まとめた後、工女横田 英(『富岡日記』の著者)の写真コピーを提示し、信州から富岡製糸場で働くために徒歩でやってきた少女達のことを話し始めました。工女の役割とともに、本校のある黒岩の地を通って富岡の町に入ったようだという関わりについて触れ講話を終了しました。

 少し休憩をとり、14:20座繰り体験を開始しました。担当はJ保(千)、M下伝道師です。今回は児童数が少ないため・糸付け・箕箒・糸車を3人一組でたっぷり児童に体験させる計画です。

一番緊張していたのが糸付けです。片手に繭をもう片方に繭糸を持ち、鍋の中に繭を落とし繭を絡ませる機会を狙います。伝道師が手を添えての作業ですが、すっーと巻き取られていく繭糸を不思議そうに見ています。箕箒担当の児童には「カタカナのノの字を書くように。」と、糸車担当の児童には「見ているのは鍋から糸車までだよ。」と指示が出ます。

3人が協力することで、一つの工程が完結することの大切さが伝わっていきます。「疲れなかった?」と児童に聞くと、「楽しかった。」と、返事が返ってきました。児童に続いて3名の高校生、担任、校長先生、W田氏と座繰りを体験しました。最後に、校長先生が生糸のカットをし座繰り体験は終了しました。

 機材の片づけと積み込みを終え、互いを慰労し合い駐車場で解散にしました。この伝道師メンバーでの学校キャラバンは、今年最後になるため「少し早いけど、よいお年をお迎えください。」の言葉を添えて。
 本日参加の伝道師はJ保千代子、M下禮子、K川尚允、O形の6名でした。
 追記 玄関の来賓靴入れに 富岡製糸場世界遺産伝道師協会様  という張り紙が、一つ一つ丁寧に付けてありました。丁寧な対応に感謝しつつ校舎を後にしました。

                    (O形 榮一 記)

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「富岡市立吉田小学校」で学校キャラバン

2021年12月26日 19時49分25秒 | 世界遺産伝道師協会


「富岡市立吉田小学校」で学校キャラバン(11/11)

 令和3年11月11日(木)、富岡市立吉田小学校で3年生12名を対象に学校キャラバンを行いました。打ち合わせ時、「今年の児童はカイコを育てていないんですが、楽しみにしているんですよ。」と、担任から期待の声が届いていました。
 本校は富岡市の西方、鏑川北岸の河岸段丘上に位置し、南に国道254号線が校舎北側を上信電鉄線が走っています。明治17年操業の組合製糸甘楽社南蛇井組が操業していた地域であり養蚕が盛んな地域のひとつでした。その証として座繰り機や揚げ返し機が郷土資料室に展示してありました。
 学校入口には教頭先生が立ち、案内役をしてくれていました。初めて訪問する場合は、学校の位置は分かっても駐車場入口に迷うことがあるので大助かりです。図工室に機材を搬入しやすいよう一番近い入口に案内していただいたのもありがたかったです。
 12:05、出迎えていただいた校長先生に廊下で挨拶し、伝道師全員で準備に取りかかりました。Y澤伝道師は講話用に学校が用意してくれたパソコンにパワーポイントをセットし板書も仕上げ、座繰り機は全員でセットを完了しました。
 キャラバン開始の13:05には3年生と職場体験学習に来ていた富岡高校の生徒3人がそろいました。挨拶をして伝道師の自己紹介、そして、本日の学習内容と注意を伝えて講話がスタートします。
 児童の手元には事前に配布された『富岡製糸場と絹産業遺産群』のリーフレットがありましたが、皆、Y澤伝道師の話とスクリーン、黒板を注視しています。「上毛カルタの『ま』は?」と、急な問いかけにも「まゆと生糸は日本一」と、しっかり答える児童。講話はますます快調に進んでいきます。富岡製糸場と絹産業遺産群は日本の宝であるし世界の宝ですとまとめ、講話は終了しました。

 後半はJ保(明)、Y村両伝道師が担当する座繰り体験です。座繰りの解説と作業の手順や注意を伝え、2人一組で体験開始です。初めこそ伝道師が手を添えますが、すぐに要領を覚え上手く糸車を回し、箕箒を動かします。そのたびに「2人に拍手!」と伝道師の声が掛かります。皆で拍手をすると一体感が高まっていきます。「生糸が絹糸になってドレスになっていくんだね。」など、製品としてのイメージも大切にしながら体験は進みます。巻き取られていく生糸を見ている児童から触りたいという声が多く上がったのは本校児童の特徴でした。「巻き取った生糸は、後でクラスにプレゼントするよ。」と伝えると、ワァーという声が一斉に挙がりました。時間に余裕ができたので、繭糸を持たせて巻き取らせる体験も。ポン、ピッというタイミングで鍋に繭を落とすと繭糸が巻き取られて行きます。目に見えない不思議さに、「やりたい。」の声が多数。

 最後は担任が巻き上がった生糸をハサミでカットします。声を潜めて音を皆で聞きます。「あ~あっ。」、「きれい。」の声が漏れました。児童の一人が「馬のしっぽの毛みたい。」と。味わいのある一言が聞こえました。

 元の位置に戻って整列した児童からお礼のあいさつを受け、14:35終了となりました。伝道師全員でさっと後片づけを終え、会議のため挨拶できない校長先生に代わり教頭先生に挨拶をし、静かな秋の日の中を帰路につきました。
 本日参加の伝道師はY澤朗夫、J保明子、Y村和子、O形の4名でした。

                    (O形 榮一 記)

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「富岡市立高瀬小学校」で学校キャラバン

2021年12月25日 20時10分22秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡市立高瀬小学校」で学校キャラバン(11/9)

 令和3年11月9日(火)、富岡市立高瀬小学校で3年生3クラス73名を対象に学校キャラバンを行いました。
 本校は鏑川の右岸上に位置し、校区内には中高瀬観音山遺跡があり南を上信越自動車道が走っています。かつては養蚕業も盛んで組合製糸甘楽社高瀬組が明治18年、同下高瀬組が明治20年に創業しています。

 この日はあいにくの雨模様のため、濡れずに機材が搬入できる体育館入口を伺うため職員室を訪ねると、校長先生が直ぐに「公民館駐車場から入ってください。公民館に連絡しておきますから。」と対応してくれました。S井伝道師とO形の2台の車を回すと、体育館南口の前で教頭先生が待っていてくれました。この案内があると本当に助かります。

 6名の伝道師が揃ったところで、打ち合わせをしました。今回は講話なしで1時間35分が座繰り体験に当てられます。1クラスずつ交代で座繰り体験をさせ(およそ25分ずつ)、待機している2クラスには繭の糸口を取り出す方法を指導し、名刺大の厚紙に繭糸を巻き取らせる体験をしてもらうことにしました。繭、生糸、世界遺産に関係することも意識して話ながら進めることも確認しました。
 体育館ステージ側に2セット座繰り機をセットし、煮繭の準備を始めます。ここで問題が発生しました。電気ポットを使っての煮繭はもちろん、座繰りをするためにも2台の電磁調理器でお湯を沸かす必要があるため、電気の力を借ります。同時に使用すると体育館のブレーカーが落ちてしまうのです。これでは座繰り体験は始まりません。そこで、S井伝道師がすぐに学校側と連絡を取り、2つの電磁調理器には別の電源コネクターから電気を導く方法を見つけてくれました。なんとか窮地を脱することができました。以前にも同じことがあったとの話に、きちんと記録を残し事前に対応を考えて行くことの大切さを肝に銘じました。

 13:25、予定通りに1クラス目の学校キャラバンが開始になりました。あいさつ、伝道師の自己紹介の後、2グループに分かれて座繰り体験の開始です。担当はJ保(千)、M下、S井、U原、Y村各伝道師です。カイコを育てた経験がある3年生ですから、生糸になっていく過程に興味津々です。伝道師から繭糸と生糸の違い、繭の糸口を見つける方法などの話を聞いた後、2人一組になっての座繰り体験です。初めは手を添えてもらい箕箒や糸車を動かしていた児童も、スーとできるようになります。すかさず伝道師から「上手い上手い!」の声と拍手が送られます。座繰り機を囲むようにして見ている児童からも拍手が…。「ちゃんと見ましょう。」などと、声をかける必要がないのが座繰り体験のすばらしいところです。

 全員が体験し終えたところで担任による巻き取られた生糸のカットです。児童は耳を澄ませて音を、目を見開いてハサミの進み具合を見ています。「おおー。」と、児童の口から自然に飛び出す声は、いつ聞いても新鮮に感じます。その場であいさつをし、2クラス目と交代しました。

 座繰り体験を終了し、体育館後方に移動した1クラス目の児童に繭糸の巻き取りを指導するのはJ保(千)伝道師です。繭を手に取り糸口の見つけ方を見せると、「やだー。」の声。「大丈夫だよ。」と、優しく応える伝道師はさすがです。繭をもらい厚紙に巻き取る体験は一生に一度のことになるでしょう。そっと近づき感想を聞くと「楽しい。」と。伝道師からの「おカイコが命をかけて作った繭だよ。」の一言とともに、心に残った風景でした。

 3回同様な実践を繰り返し、3クラス目が終了したのは15:00。今回は休憩なしの学校キャラバンでした。課題はありましたが、伝道師個々の機転のきいた対応に感謝し伝道師で互いの労をねぎらいながら体育館を後にしました。幸い雨が上がっていました。機材を積んだ車を3名の担任がずっと見送ってくれていました。
 本日参加の伝道師はJ保千代子、M下禮子、S井広志、U原一美、Y村和子O形の6名でした。

                    (O形 榮一 記)

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「富岡市立額部小学校」で学校キャラバン

2021年12月20日 15時59分15秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡市立額部小学校」で学校キャラバン(11/5)

 令和3年11月5日(金)、富岡市立額部小学校で4年生2クラス20名を対象に学校キャラバンを行いました。
 本校は富岡市の南に位置し、校区内には茶臼山古墳や大塩湖、群馬サファリパークがあり、すぐ北側を上信越自動車道が走っています。
 12:45駐車場に集合した4名の伝道師は、音楽室の位置を確認し協働で機材の搬入をしました。2階の一番端の教室とは聞いていましたが、中に一つだけ重いケースがあり途中で一度休んでの搬入になりました。階段がなければキャリアーが使えるのですが…
 音楽室の準備作業は、イスと机の移動から始めました。講話のためのスクリーンを向いた位置にイスと机をセットし、空いたスペースに座繰り機をセットしていきます。板書とパソコン関係はY澤伝道師が、座繰り機は他の3名が準備し児童の登場を待ちました。本日は来客があるということで、校長先生への全員での挨拶は遠慮させていただきました。

 13:45学校キャラバンが開始になりました。挨拶の後は伝道師の自己紹介です。児童は、紹介する伝道師の方に向きを変えながら顔を見つめています。「私は額部小学校の校区に住んでいます。」と、紹介するM下伝道師に視線が集まりました。M下伝道師も近くに住んでいる児童の顔を確かめたようです。
 5校時はY澤伝道師による講話です。~学ぼう生かそう絹産業遺産群~の板書を示しながら、上毛カルタや大河ドラマの主人公『渋沢栄一』を織り交ぜての話が進みます。「なぜ富岡製糸場ができたのでしょう?」と、質問を混ぜるのもY澤伝道師の得意なところです。なぜ、なぜと、問われるたびに児童は頭を少し傾げ、自分なりに考えている様子が伝わってきます。「製糸場に窓がいっぱいあるけどなぜ?」という質問に、「空気を入れる。」「明かりを取り入れる。」との答え。伝道師も思わず「よく知っているねえ。」

 休憩を挟んで6校時は、M下、T越伝道師による座繰り体験です。繭に触わらせ糸口を取り出して見せると、「ウォー。」の声が一斉に上がりました。一人一人に糸口を見つけさせると大騒ぎです。お湯につけておくとのりが溶けて糸が出てくると話し、高温に注意することも付け加えます。こうして、2人一組での座繰り体験を進めます。

 箕箒と糸車を動かす2人のタイミングが合ったところを見計らい、伝道師から「上手上手!」の声と拍手の賞賛が届きます。拍手の輪が広がります。
 終了間際にM下伝道師が、新しい繭の糸口を出し繭を鍋に落として巻き取らせるところを実演すると、児童から「速い。」「神業!」の声が。今日一番の大きな声でした。担任に巻き取った生糸をハサミでカットしてもらい、座繰り体験は終了しました。

 途中、T越伝道師に質問している児童がいたので、伝道師に近づき内容を聞いてみたところ、「座繰り機の動くしくみについて興味を持って聞いてきたんだよ。」とのこと。学校キャラバンが、児童にとっても学校の先生方にとっても新たな観点からの見方・考え方が生まれるきっかけになってくれると嬉しいと思いながら、手早く片づけをし15:55、本校を後にしました。
 本日参加の伝道師はM下禮子、T越朗、Y澤朗夫、O形の4名でした。

                    (O形 榮一 記)

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「富岡市立西小学校」で学校キャラバン

2021年12月18日 10時19分29秒 | 世界遺産伝道師協会

「富岡市立西小学校」で学校キャラバン(11/2)

 令和3年11月2日(火)、富岡市立西小学校で1年生2クラス32名、3年生1クラス35名を対象に学校キャラバンを行いました。
 本校は富岡製糸場の西方に位置し、3階に上がると製糸場の煙突が見えます。南に鏑川が流れ、その段丘上にある本校の北側を国道254号線が走る市街地の一画にあります。校区内には旧加賀藩前田家の七日市藩邸跡(現県立富岡高校)があります。
 今回、1年生は5校時のみで座繰り体験を中心に簡単な話をして欲しいとの要望で、3年生は5校時は講話、6校時に座繰り体験をとの要望でした。そのため、座繰り機2セットは1階の生活科室にセットし、5校時に1年生が6校時に3年生が体験できるよう配分しました。

 13:25より、1階生活科室と2階視聴覚室で同時にキャラバンを開始しました。1階ではM下、K渕伝道師とY村、S井伝道師がペアになり、話にジェスチャーを加えて1年生に座繰りの説明をしていきます。カイコを育てた経験も富岡製糸場に行った経験もない児童に説明するのですから大変です。カイコの模型を見せたり繭を振って音を聞かせたりしながら、繭のできるまでを話すと、児童の興味・関心も高まってきたようです。そこで、タイムリーにお湯に注意の話も盛り込んでいきます。いよいよ2人一組での座繰り体験。初めは伝道師に手を添えてもらいながらの不安な作業も、「上手、上手!」の褒め言葉でリズミカルに変わるから不思議です。生糸が巻き取られていく様子を見つめる目も多数。巻き取られた生糸に担任がハサミを入れて終了しました。一人当たりの作業時間は少なかったけれど、1年生にとって記憶に残る座繰り体験になったようです。

 講話を担当したT越伝道師は、2階で3年生にパワーポイントを中心に話を進めました。児童は話を聞きスクリーンを見ながら、各々ワークシートにメモをしています。覗いてみると、「真ん中に柱がない」、「フランス人が手伝った」、「小石丸とぐんま200」などと記入してあります。ポイントをつかんでメモをしていることが分かりました。3年生にとっては少し難しい言葉も出てきましたが、その意味を読み取ろうとする児童の学ぶ姿勢にこちらが学ばさせられる気がしました。「世界遺産は世界の宝です。」と、講話はまとめられ終了しました。

 休憩をはさみ、3年生は1階に移動し座繰り体験です。全員がA4版大のタブレットを持っての参加です。「座繰りの様子を撮影しましょう。」と担任の指導で、伝道師の話も座繰りの様子も動画で記録していきます。もちろん目でも見ているのですが、タブレットの操作に気を取られる場面も見られ、活用の仕方にはまだ課題が感じられました。後で担任に使用のねらいについてお聞きすると、「昔の生活について地元の先生(経験者)に話を聞いたり体験をしたりする学習にタブレットを活用しています。」とのこと。どう活かすかはまだ試行段階のようでした。

 3年生も2人一組で座繰りを体験。その時ばかりはタブレットを置いて、自分の手で箕箒やハンドルに集中し座繰りを体験していました。最後に担任が緊張しながら座繰り体験をするのを見て、伝道師から「先生、笑って!」の一言が。これに応えて担任も思わずにっこり。巻き取った生糸を担任がハサミでカットすると、「きれい。」「ツヤがいい。」などの声が上がりました。

 

 座繰り担当の伝道師にとって5~6校時と連続の指導になり、休憩もそこそこで煮繭の繭もいつもより多目に用意したりと工夫のキャラバンになりました。でも、複数の繭が絡み合い目の前で生糸ととして巻き取られていく様を見、その過程に参加するという体験に目を見張る児童の様子から、改めて学校キャラバンの意義を再確認することができました。

  本日参加の伝道師はM下禮子、S井宏志、T越 朗、K渕秀子、Y村和子、O形の6名でした。

                    (O形 榮一 記)

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富岡市立一ノ宮小学校で学校キャラバン

2021年12月09日 13時41分03秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡市立一ノ宮小学校で学校キャラバン(10/20)

 上州一ノ宮貫前神社(現在も遷宮<12年毎>を継続している全国でも歴史と由緒ある神社)のお膝元にある伝統ある一ノ宮小学校へ10月20日に伺いました。
 同校はかつては周囲一面が桑畑の景色であったと聞いています。現在では桑畑は, 殆ど見当たらず又養蚕農家も見られない状況となっています。
本日参加の一の宮小学校4年生(41人:既に富岡製糸場見学済み)に聞きましたが, 現在養蚕の仕事をしている家は1軒も無いようです。
※貫前神社の入口正門前の灯篭に養蚕農家名(寄進者名)が記載されていますが、養蚕地帯でもあった事より生徒の御先祖の名前が記されているご家庭もあろうかと思われます。

講話についてはT越伝道師がPCによるプレゼン資料により世界遺産について丁寧に説明され富岡製糸場が世界遺産になるまでについても詳細に分りやすく説明され理解を深めていました。
例:石炭(亜炭)現物<サンプル>を提示しながら等。

(プロジェクタ資料により丁寧に説明されるT越伝道師)

座繰り体験では、2班に別れ、J保(千)伝道師により糸の生成過程(繭糸⇒生糸⇒絹糸)や糸の特徴(長さ1200~1500m/繭,糸の太さ)等の説明をされ理解を深めていました。


(丁寧に座繰り作業を説明するJ保(千)伝道師)

J保伝道師/Y村伝道師の座繰り指導により、最初不思議そうに見ていた児童達でしたが自分での体験を通して座繰りの仕組みにより小枠に綺麗に巻き取られる様子に見入っている姿が印象的でした。首振り機構・歯車機構に興味を示す生徒もあり,生糸が巻き取られていく姿に感激の様子でした。


(生糸について分かり易く説明するJ保(明)伝道師)


(座繰り作業を分かり易く説明するY村伝道師/S井伝道師(エプロン姿))


(特別参加のY田副会長)

体験場所は校長先生のご配慮により教室2室を使用させていただき、体験は予定通り問題なく進める事ができました。充実した体験学習ができたと思われます。ご協力いただいた校長先生、担任の先生には大変お世話になりました。感謝致します。

当日、共同通信社(東京本社から派遣)の取材があり、座繰り体験等児童の学習の様子を取材いただきました。伝道師活動(学校キャラバン)が報道により各地で紹介される事を期待したいと思います。

本日の担当は、O形・J保(千)・J保(明)・Y村・T越・S井でした。Y田副会長にも特別にご参加いただきました。

 (S井 記)

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第29回 上州どっと楽市

2021年12月05日 22時51分10秒 | 世界遺産伝道師協会

第29回 上州どっと楽市 ―高崎問屋町まちなかお得市―

 恒例の高崎問屋町「上州どっと楽市」一昨年はコロナ感染対策の為、中止されましたが、本年(10/23土)の開催案内 出店依頼がビエント高崎様より届きました。コロナ禍 非常事態の期間は解けましたが 役員会議の席上 コロナ感染対策の徹底3蜜を避けて、大好評の「まゆクラフトぐんまちゃん」体験コーナーは外して、「富岡製糸場と絹産業遺産群」パネル解説・チラシ配布広報活動参加が決まりました。

 10/22(金)13:00~15:00 
 事務局に、お願してある資材を取りに伺い、世界遺産関連パンフ(世界遺産メーンチラシ・子供チラシ・日本遺産かかあ天下チラシ・ぐんまの絹遺産チラシ・セカイト案内チラシ・渋沢栄一(佐久市よりお預かりチラシ)の袋封入作業を200部封入 U原・I川両理事で行い、U原車に積み込み準備終了いたしました。

 10/23(土)8:00~9:00ビエント高崎ビックキュウブ会場にて
 活動準備終了 参加スタッフ全員ミーティング後スタートとなりました。
 お客様の入場は、コロナ感染対策の為、受付で検温と消毒 入場アンケートに調査項目を記入 ワッペンステッカーを付けた人が、入場OKとなります!

今回は恒例の「富岡製糸場と絹産業遺産群」大型パネルは破損大の為、使用せずに通常パネルになった為、伝道師協会の場所が、いつものエントランスでは無く、ビックキュウブ内北側搬入搬出口コーナーと、なりました。

会場内は恒例の出店参加者で衣類・バック・靴・布団・農機具・雑貨・新車展示等 多種多様な賑わいです!
会場外道路も車両進入禁止となり、キッチンカーが立ち並びイベントに花を添えて、にぎやかです。
芝生広場では、恒例のフラダンスが、行われていました。

「世界遺産伝道師コーナー」にも沢山のお客様が、お見えになりました!
コロナウイルス感染対策のため袋に入れて、差し上げたチラシ袋を、手に手に下げて伝道師の私たちに、「世界遺産に登録なって大分経つので、施設も変わったでしょうね」などと、絹産業遺産群の状況質問もありました。



「どれも行ったが、ここは、まだ行って無い・・・」と、パネルを指さしする、お客様もおられました。

定刻16:00蛍の光が流れる中、片づけ作業を行い主催者本部に挨拶をして、次回の参加をお願いし 終了致しました。用意したチラシ配布200部 完全配布出来ました。ビニール袋に入れたのが好評でした。
本日の来場者2,500名(主催者本部調べ)
活動参加伝道師:I田・U原・I川

(I川 記)

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スターバックス富岡店との活動

2021年12月05日 22時40分21秒 | 世界遺産伝道師協会

スターバックス富岡店との活動

 2021年10月13日(火)
 スターバックス富岡店内にパネル展示等の設置を行いました。展示パネルは、絹産業一連の流れ(スタートが蚕種から蚕になり繭を作り絹糸へ、そして、ゴールはドレス・ネクタイなどのシルク製品へ)を絵図で表したものと、繊維4種(絹・毛・綿・麻)現物体験展示パネル、富岡市が富岡製糸場建設主導ポール・ブリュナ生誕地プール・ド・ペア―ジュ市(フランス国・ドローム県、リヨン郊外)と友好都市を締結している事より、繭でフランス国旗を模ったミニチュアの設置です。店内入口には、店長様とスタッフ様により作成の9月14日(火)15日(水)群馬県世界遺産センター(セカイト)見学と旧富岡倉庫乾燥場会議室来室時の写真と文章を掲示していただきました。また、富岡シルクブランド協議会Sさんはパネル展示横にシルク製品等の展示を行いました。設置作業中にはお客様よりお声がけや質問も幾つかあり、展示後には、来店された多くのお客様が興味深くご覧になっていました。今回のパネル展示等の設置にあたり、セカイト事務所Wさんにはきめ細やかな様々なご協力をいただきました。本日のパネル展示等設置作業は、セカイト事務所Wさん、Hさん、富岡シルクブランド協議会Sさん、伝道師K、Uの6名でした。




 2019年12月8日(日)
 とみおか銀座まちなか交流館に、富岡市在住のスターバックス富岡店スタッフTさんが来館し、「個人的にも世界遺産富岡製糸場と繭クラフトに興味があります。また、スターバックス富岡店内で活動などはできますか。」と、4資産についての伝道師の話に熱心に耳を傾け、繭クラフトを楽しく作成されました。伝道師Jさんが「前橋市のスターバックスのお店が地元の活動と連携して様々な活動を行っている事を存じていますよ。」と、スターバックスが地域密着の活動を目指いている事等を話していただいた事もあり、伝道師とスターバックス富岡店での活動の話題が上がりました。

 

 2020年1月29日(水) 
 スターバックス富岡店内で伝道活動を行いました。4資産のパネルを展示し、スターバックス富岡店で募集されたお客様15名に、伝道師3名(Iさん・Kさん・Jさん)が「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群」「富岡製糸場について」「繭と絹の話」の講話を行い、繭クラフトを作成していただきました。参加されたお客様はもとより来店されたお客様とスタッフさんにも大変好評で楽しく賑やかな充実した活動でした。

 2021年7月6日(火)
 西毛地区各種施設店舗にセカイトポスターと各種チラシの配布を伝道師IさんとUで行いました。その折、スターバックス富岡店長様より「地域密着の営業をめざしているので、富岡製糸場と絹産業遺産群関連のパネル等具体的な常時設置などのご協力をお願いできますか」「この富岡店は、一日の来店者数が富岡製糸場の入場者数よりも多くて、近隣の方はもとより関東地方や遠方の方、様々な方が来店し、くつろがれていかれます。」とのお話を伺いました。

 2021年9月14日(火)
 スターバックス富岡店内に世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」パネル展示等の設置に伴い、店内スタッフ30名様の知識力向上のための講習会依頼があり、2日間(9月14日(火)15日(水))の講習会(群馬県世界遺産センター(セカイト)見学と、旧富岡倉庫乾燥場会議室内で、「座繰り体験」・「繭クラフト体験」・「講話」(富岡製糸場と絹産業遺産群、富岡製糸場、蚕と繭と絹について)を計画しました。しかし、群馬県が、コロナウイルス感染症非常事態宣言下ということもあり、群馬県世界遺産センター(セカイト)見学と、旧富岡倉庫乾燥場会議室内で世界遺産関連資料をお渡しして伝道活動の話のみを行いました。前日の13日(月)には、お渡しする各種資料のセット作業を伝道師KさんとIさんとUで行いました。

 これらの活動はすべてセカイト事務所の皆様と伝道師協会会長様はじめ活動していただいた伝道師のご協力ご尽力により実現したものです。世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の普及啓発活動と絹文化の伝承に少しでも寄与できればと願っております。

(U原 記)

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「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年10月の活動報告

2021年12月05日 22時23分47秒 | 世界遺産伝道師協会

「旧富岡倉庫乾燥場会議室」令和3年10月の活動報告

 ◯10月24日(日)
 コロナ緊急事態宣言が解けて久し振りに始まりました。簡単に掃除をした後、徐々に活動に。11時前に高崎商科大学の○○さんが来館し歓談。富岡製糸場で働いていた方から直接取材をしていて、また、関係する方からも普段の生活も含め取材し、まとめているとの事。
 初日にしては、結構な人数が来室しました。にぎやかになるタイミングも。相変わらず活動伝道師の皆さん元気でにぎやかに一日過ごせました。来室してくれるお客様もいて,張り合いよく終了です。年内の活動にちょっとでも出席できるようにしたいです。(活動伝道師 O笠原 I川 K澤 U原 Y野)

(Y野 記)

・富岡市から見える浅間山に感動しました。繭クラフト有難う。(宮城県・2名)
・「トミー宝探し」クイズの途中に寄りました。(群馬県・3名)
・セカイトで、こちらで繭クラフト作れると聞いてきました。(東京都・2名)

🏠宮城県2名(1組)・群馬県28名(7組)・埼玉県5名(2組)・東京都4名(2組)・千葉県4名(2組)・神奈川県3名(2組)・石川県2名(1組)(計17組48名)

 

◯10月31日(日)
 本日選挙の投票日です。市役所の投票所は朝から賑わっていましたが、こちらまでは足を運んでくださる方はまばらでした。東京からの若いご夫婦、富岡の町歩きに来られました。「富岡駅前から国道254号線を通り、富岡製糸場前を歩き、岡重のカレーパンとホルモン揚げを買って…ここに来ました。富岡は素敵な町ですね。繭クラフトでぐんまちゃんを作ってとっても楽しい一日でした。」とうれしい言葉をいただきました。

 本日の活動にお元気な姿でN嶋伝道師が見え、色々ご指導下さいました。電車を乗り継いで来て下さる心意気、頭が下がります。素敵なぐんまちゃんは来館者の人気、会話もはずみ楽しいひとときを過ごされ笑顔でお帰りになりました。酒井広志伝道師もお話上手に4資産について繭について製糸場について丁寧に解説して下さいました。I川伝道師も顔を見せていただきました。(活動伝道師 I田 S井 N嶋 U原 K澤)

(K澤 記)

・富岡製糸場への途中で寄りました。楽しかったです。(千葉県・1名)
・セカイトに来ました。富岡素敵です。(東京都・2名)
・初めて繭を触って新鮮でした。(大阪府・2名)

🏠群馬県7名(3組)・埼玉県4名(2組)・東京都4名(2組)・千葉県2名(1組)・大阪府2名(1組)(計9組19人)

🏠合計🏠 宮城県2名(1組)・群馬県35名(10組)・埼玉県9名(4組)・東京都8名(4組)・千葉県6名(3組)・神奈川県3名(2組)・石川県2名(1組)・大阪府2名(1組)(計26組67名)

 新型コロナ感染症拡大により約6か月お休みしていた活動(4月29日(日)以来)が10月24日(日)より始まりました。お客様には作成した繭クラフトをさしあげ4資産等のご説明も簡略簡潔に行っています。セカイトスタッフの皆様がPRしてくださり感謝です。セカイト事務所の皆様には室内鍵開閉等々大変お世話になっております。いつも有難うございます。新型コロナ感染症に気をつけ、楽しく慎重にお客様をお迎えし活動していければと思います。

(上原一美 記)

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