表題の意見は私の個人的見解であって、科学的知見に基づくものではありません。
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がんの転移には大きく4つのパターンがある。
1.血行性転移
原発巣にいたがん細胞が血液の流れの中に入って、全身の他の部分に移ること。
この場合、抗がん剤が良く効く。ほとんどの抗がん剤は水溶性なので、血液中を移動するがん細胞にはかなり効果がある。白血病などの血液のがんに対して抗がん剤が良く効くのはこのため。
2.リンパ行性転移
原発巣にいたがん細胞が周囲のリンパ管に入り込みリンパの流れに乗って移動し、近くのリンパ節から遠くのリンパ節まで広がっていくこと。
実は厄介な転移の実態はほとんどがこのリンパ行性転移であると考えられている。
ほとんどが水溶性である抗がん剤は大部分が脂で占められているリンパ管が苦手である。
3.播種性転移
種を蒔くようにがん細胞が散らばっていくこと。胸腔、腹腔に面した臓器にできたがん細胞が増殖し、体腔内に落ちてその内面に種を蒔くように広がっていく。
胃がん、肺がん等で多く見かけられる。
胃がんの場合、大きくなったがん細胞が胃壁を突き破って腹膜に広がっていく腹膜播種、肺がんの場合、胸膜を破って胸膜の表面にがん細胞が散らばる胸膜播種がある。
4.浸潤
原発巣から隣接した臓器へ漏れ広がっていく浸潤。
膵臓から近くの十二指腸や胆嚢、肝臓などへの浸潤がある。
以上『がんの非常識』(白川太郎著、産学社発行、2015年)より
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リンパ行性の転移がんには抗がん剤が効きにくい
リンパ行性転移をしたがんといえば例えば「乳がんの脇の下転移」とか「胃がんの鎖骨上リンパ節転移」、「子宮がん、卵巣がんなどの鼠径リンパ節への転移」などいろいろなケースがある。
上記の白川太郎医師の説明だとこれらのリンパ行性転移をしたがんには抗がん剤は効かない、ということになる。抗がん剤は水溶性だから脂質にとんだリンパ管には入っていかない、つまり腫瘍まで抗がん剤が届かないから効かないということになる。
では、脂溶性の抗がん剤があればいいのではないか? 僕は科学者ではないので脂溶性の抗がん剤というものが既にあるのか、または無くても作ろうと考えれば作れるものなのか、一部にはすでに作られている、などという科学サイドのことはとんと分からない。なにせ抗がん剤は医師の世界の物であって僕のような医師以外が扱うものではないから詳細はよく分からない。
オイルならリンパ行性転移をしたがんの病巣に到達する
がん治療の最前線にいるものとしてはリンパ行性転移をしたがんには脂溶性の抗がん効果があるものがあればいい、という話だ。それにはエッセンシャルオイルがあるじゃありませんか。乳がんとか子宮がんなどの婦人科のがん治療をしていて主にお目に罹る「リンパ浮腫」という症状があるんだけど、これにはオイルマッサージをすることで症状の緩和を図ってきていてもともとエッセンシャルオイルは使っている。がんに効果があると言われるエッセンシャルオイルを加えればなおさらいい、ということになるね。
がんに効果があるとされるエッセンシャルオイルは多岐にわたる
オレンジ、クミン、クラリセージ、クローブ、コパイバ、サンダルウッド、スペアミント、フランキンセンス、セージ、ゼラニウム、ダグラスファー、タンジェリン、ドラドアズール、バイテックス、プチグレイン、プレクトランサスオレガノ、ペパーミント、ホワイトファー、ホワイトロータス、ホンクアイ(台湾ヒノキ)、マンダリン、ミルラ、メリッサ(レモンバーム)、ユーカリ、柚子、ラヴィンサラ、ラベンダー、リーダム、レモン、ローズ。
これらは抗腫瘍、抗がん効果がある、と書籍に載っていたものだ。凄い数だよね。こんなにあるんだ。
これらのエッセンシャルオイルは抗がん効果が期待できるのだ。であるならば、マッサージオイルにこれらのエッセンシャルオイルを入れて施術すればよいということだ。
これらの抗腫瘍、抗がん効果があるとされるエッセンシャルオイルは皮膚から速やかにリンパ管に吸収されリンパ行性に身体の隅々まで拡散されていくはずだ。そして当然、リンパ節に留まっていてそのリンパ節を腫脹しているがん細胞にも届くだろう。そしてがん細胞を攻撃するに違いない。
エッセンシャルオイルを使ったオイルマッサージは家庭でできる
各家庭でエッセンシャルオイルを数滴混入したマッサージオイルで身体にオイルマッサージを行うことは簡便ながん治療、がん予防になるのではないだろうか?
ベースとなるキャリアオイルにはホホバオイル、スウィートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなど様々な種類があるが、僕はエドガー・ケイシーが勧める「ピーナッツオイルとオリーブオイルを混合したもの」をお勧めする。実際このブレンドはうちの治療院で使っている。
(こちらで購入できます。→ テンプルビューティフル エドガー・ケイシー関連製品専門ショップ 大地と光のマッサージオイル)
肝心のエッセンシャルオイルは信用のおける専門ショップで、純度の高い、できればオーガニックなものがお勧めだろう。僕はYoung Livingのオイルを使っているが他にも良いオイルブランドはいろいろあると思うので探してみてください。
備考というか考察。
エッセンシャルオイル(植物の精油)には様々な効能がある。例えば、
タイム:強い抗菌性、抗真菌性、抗ウイルス性がある。子宮と心臓の強壮剤。
ラベンダー:防腐性、鎮痛性、抗腫瘍、鎮痙性、抗炎症性、鎮静性がある。
やけどや切り傷、擦り傷の洗浄に遊行。
ホワイトファー(マツ科):抗腫瘍、制がん性、抗真菌性がある。酸化防止剤で呼吸器感染を抑える。
などなど。
僕ら人間はこれらの草や木を食べたり、皮膚に塗布したりして、いわゆる「薬効」というものを得ているんだね。それはとりもなおさず植物の成分を体に取り込んで、彼らが己の身を守るために獲得した性質を人間の体内に取り入れた、ということ。それが「野菜を食べると体にいい」ということでもある。
僕ら人間が健康であるには健康な野菜、植物が身の回りに豊富にないといけない。なのに今の環境ときたら健康な植物、野菜を取れない状況になってしまってる。これは僕ら人間が自ら招いた悪い結果だ。
科学的、文明的な生活はもういらない。健康で過ごすにはこれらはかえって弊害が多い気がする。僕は子孫のためにも永続できる文明にするためにも、もう「物に囲まれた生活」から「物の少ない生活」に戻す時がきているし、多くの仲間がそちらを選択していることを知っている。
僕らが健康に過ごすためにも、身の回りに植物を植えるスペースを確保して自ら薬草を育てることを始めていく時がきている。
『アナスタシア』というロシアで20年前に発行され世界25カ国で発売、1,100万部売れた書籍の中で、主人公のアナスタシアが言う「国民に1haの土地を与え、自給自足を促せ」という途方もない提案が全く正しいと思えてくる。
人の身体を治すには政治体制をも変える必要がある、と最近は痛感する。
そうですね。
アナスタシアによると「香りは生きている」そうです。なので芳香療法は生きた植物による療法なんですね。
僕らの肉体は生きているものによって支えられているし、そういう世界に戻したいと思います。
いま、アナスタシアの最新刊6巻をほぼ読み終えるところです。4巻以上に衝撃というか実践させる指導書というか。
ぜひお読みください。
いらない気がします。