植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

今日の診療

2013年06月11日 21時27分22秒 | 癌治療・緩和ケア

9:00~Jさん。乳がん。びわの葉温灸。「日頃のお礼に」と寺田本家の『むすひ』というお酒を頂く。なんでも生きているお酒だそうで開ける時に気を付けないとプシュ~とたくさんこぼれてしまうそうで、「くれぐれも気を付けて開けてください」と念を押される(^^) はい、気を付けて頂きますね。ありがとうございます

 

10:00~Lさん。子宮頸がん。びわの葉温灸。前に就いていたお仕事が事故などに関わるものだったそうで、けっこうストレスフルな現場状況を見てきたため、以前はフラッシュバックも起きるほどの状態だったそう。でも今回のご病気とはあまり直接の関係はなさそうに感じる。スーパー銭湯の話で盛り上がる。

 

11:00~Cさん。乳がん。オオバコ軟膏(クリーム)。西洋占星術を学んでいらっしゃる。ごく最近、ご自分が能力者だと認めざるを得ない体験をされたとか。これからはその強い力を乱用すると自分に災いをもたらすことを肝に銘じなければと仰っていた。僕のことは前世以前に能力者だったことがあって今回はそれを封じて生きている、と仰る。

 

14:00~Hさん。膵臓がん。ご家族と。びわの葉温灸。「痛みが酷かったので緩和ケア科の医師から痛みどめ(オキノーム)を処方してもらって激痛が収まった」とのこと。痛みが収まったこと自体は喜ばしいが、痛みどめの副作用として便秘になること、それを解消するための下剤が処方されているが、それら薬を代謝するため肝臓には負担になっていること、痛みどめは痛みを解消しているのではなく痛覚を鈍麻させてわかりにくくしているだけであり、身体の機能を低下させる方向に向かわせるものであるから病気を治したいのであれば痛み止めを止めていく努力をしたいですね、とお伝えし引き続きご自宅でのびわの葉温灸など身体を温めることをお勧めした。

 しかし、「マンションなのでびわの葉温灸は火災報知機が鳴りそうだったので止めた」とのこと。火災報知機の周りをビニール袋などで温灸時だけ一時的に覆えば対処できることをお話しする。

 雑誌カルナの7月号に載っている加藤一郎さん(ブログ『思索の散歩道(膵臓癌を告知され)執筆。膵臓がんを代替医療で治した方)のお話とか他の方の闘病記を読んだけれども、「皆さんすごいですね。とてもあそこまでできない」とのこと。

 

15:00~藤沢の如水鍼灸院の山崎顕子院長がオオバコ軟膏のやり方を学ばれに来院される。モデル役のBさんを伴われて。2時間弱、エドガー・ケイシー療法についてお話する。

 

17:00~Aさん。膵頭部がん。びわの葉温灸。自覚症状「足がむくんでいる」。お腹を見たところ前回より膨らんでいる。あるいは腹水だろうか?お腹の膨らみはいつごろからかと問うと「きのうからオキシコンチンが出ているので便秘になり今日で3日でていないからかも」とのこと。便秘によるものであればよいが手術、放射線治療もしており過去に腹水が溜まったこともあるので十分注意するように申し上げる。場合によっては今後、里芋パスタの手当ても必要か。

 

18:00~Mさん。乳がん。オオバコクリーム(軟膏)。オオバコを千切ってすり鉢で擦っている間、治療ベッド上でうたた寝をされている。前回オオバコ軟膏を貼って帰った際には帰宅後に少しフィルムからクリームがはみ出たとのこと。それは問題なので今回はより補強をすることにした。これまで予防線として一本余分にフィルムを貼付していたのだけれどもそれでもクリームは突破してしまうのか。。。さらなる改善が必要なようだ。

コメント (1)
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