ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

いちょう並木の先に

2007年11月30日 | 港区
11/17記事超先取りで『ここまで来たらあれを撮らない手はありません』の行があったのですが
ようやく“あれ”をアップするに到りました

“あれ”とは「絵画館」です
神宮外苑のいちょう並木に行くと周囲の景色にマッチした洋式建築があります。

夜になればご覧のようにライトアップされ日中とは一味違い神秘的な景観となり
ここまで来たら必ず押さえておきたいですね





正式名称は「聖徳記念絵画館」
美術館になっていて中へも入る事は可能です
10年位前に一度だけ入った記憶があります
明治天皇に絡んだ大きな絵画が飾ってあります。


完成は1926年
近づいてみると歴史を積み重ねた建物なんだなぁって思う
アーチ状の門構えって昭和の香りが漂います


ドーム型の屋根も戦前の建築であることを強調しているというか彷彿とさせてくれます


ついでなので裏にも回ってみた
駐車場になっていた
周囲は薄暗くて怖かった、建物に威圧されるような感じがした


ライトがあるとないではこんなにも違う


かなりお気にの写真↓です
只今マイPCの壁紙で大活躍中
池があり水面に反射したライトアップが素晴らしいです



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最近、体調を崩してしまいまして紅葉やイルミネーションは大幅な予定変更を余儀なくされている
一箇所だけは是が非でも行きたい隠れたスポットがあるので
なるべく暖かい日を狙って行こうかなと
ヒント:足○区の元○○公園


ぐるっとパス2007②

2007年11月25日 | 江東区
今回のぐるっとパスは深川江戸資料館

区営にしては大掛かりな展示で江戸気分をじっくり味わえることでしょう
江戸好きにはかなりオススメな施設です。




尚、江東区の地名にある深川の由来は開拓した深川八郎右衛門の名にちなんである

セットを直に歩いたりできて江戸の町、長屋生活を模擬体験できます。
左図の屋根に猫がいます(小さい過ぎて分かりにくいが)時々鳴き声がする。
右図の高いのは火の見櫓
「喧嘩と火事は江戸の華」に例えられるように江戸は火事が多かった。
現代よりも木造率が高いし消防組織もしっかりしていないので一度火が点くと甚大な被害を被る。
その為の見張り台の役割になっていました。

 

長屋には表店と裏店があり
表ってのは通りに面しいて坪数もそこそこ確保されている
出世をすれば裏から表へ移れて店を構えれるようになれます
ここでは米屋と八百屋の様子がうかがえる。
 

裏は表に比べると環境は悪い
「九尺二間の裏長屋」と言われるように狭い(広さ3坪)
長屋内だけでも現代社会と遜色ない格差が存在していたんですね
 
敷地内に井戸、ゴミ箱、トイレがありすべて共同使用
長屋生活とは現代で言う“銭金”に登場するような家に例えられます。

また稲荷もある。
「江戸名物,伊勢屋,稲荷に犬の糞」って揶揄されるほど稲荷は多かったようです。

堀に浮かんでいるのは猪牙(ちょき)
スピードが自慢の江戸っ子の足です
理想を言えばこの猪牙に実際に乗れて舟からの江戸の町を眺めれれば良かったんですけどね


照明効果により朝昼晩を表現できるようになっています
1日は約25分となっているみたい
 
寝静まる丑三つ時になにか起こる気配が・・・


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2016年東京オリンピックは実現するのか???

2007年11月22日 | 新宿区
あまり盛り上がっていませんが2016年の夏季オリンピックに東京は立候補しています。

少しでも機運を盛り上げようと都庁舎を利用してライトアップイベントが開催中です。
11月19日(月)から12月2日(日)まで(18時~22時迄)

最近都庁のライトアップイベントは頻繁にありますね
ピンク→オレンジ→五輪色→次は何かな???

よって新鮮味の無いいつもと同じようなアングルから写真となってしまいましたので悪しからず。

昨年の9月にも同様の事があったのだけど東京都の切実さが伝わってくるよ
オリンピック記念イベント














今と昭和39年の時とは世相が全然違いますのでオリンピックに対する熱気・期待・喜びなどは低くなりがちですが
いざ開催決定が決まる直前になれば日本中が熱狂する事になると思うんだけどね
どうなるんでしょうか
【今後の主なスケジュール】
2008年6月 5都市ほどに絞り込まれる
2009年10月2日 開催都市決定

過去、名古屋と大阪で連敗中の夏季五輪
今回は首都・東京のパワーを見せつけて世界の強豪相手にぶっちぎりで勝ってくれる事を願っています。


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ぐるっとパス2007①

2007年11月20日 | 江東区
ぐるっとパスで訪れた施設紹介シリーズ第一弾

中川船番所資料館

番所では江戸時代に川(ここでは小名木川)を通行する船の見張りや運搬される荷物の検査をしていました。
簡単に言えば水上の関所的な役割を担っていた事になる
物流の主役が運河であった江戸においては重要な部署であったのだと思います。

ここで歴史をちょこっとだけ
中川番所は1661年に設置されました
前身は深川番所(現:江東区常盤、萬年橋近く)です。
ちょうど小名木川の端から端へ移転した事になります。


展示のメインはジオラマによる再現である
ほぼこれにつきます




芭蕉記念館

江東区は芭蕉ゆかりの地だそうだ
その為芭蕉に関する展示の数も多く区営による記念館が出来る程です

ぶっちゃけ俳句の世界に疎いので展示に関してはちんぷんかんぷん
唯一理解できたのは庭園内にある碑に彫られた句
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
日本人であれば大多数は知っている超有名な句ではなかろうか





あと30年位したら俳句でも嗜むようなおじいちゃんになってたりして・・・
ここで一句「晩秋に 江戸を感じる ぶらりかな」所詮こんなレベルです・・・


料金①200円 ②100円
さすが区営 激安


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超先取り

2007年11月17日 | 港区
最近めっきり夜の記事ばかりとなってしまった感のある今日この頃です
街のクリスマスムードが高まるのと比例してイルミネーションが華やかになりますので
しばらく夜ネタが比率が高くなりそうです

よって今回も夜ネタでまいります

この並木どこだかわかりますか
たぶんあそこだろうって予想はつき易いかと思うのですが
夜だし、見慣れた画とは印象が違うので判別つきにくいですが
神宮外苑のいちょう並木です。

11月半ばだしちょっとは色付いているものだと勝手に想像して行ってはみたが
大はずれ、むしろ真緑状態でした




寒い夜に歩いている人もまばら
しかも写真を撮るような酔狂な人は皆無

今年の秋は暖かめだったので少しは遅れ気味なんでしょうか
ですがあと二週間くらい経てば黄金色な景色に様変わり

その景色と引換えに大嫌いな冬の到来となってしまいます
毎年ここで四季の移ろいを見せつけられます

色付いてないせいか「いちょう祭り」の文字がどことなく淋しい
夜なので100m進んでも祭りはない
 
いちょうの無い時期であればベンチを独占できます
この夜は一組の高校生カップルが二人だけの世界に入っていました
寒いのにご苦労さんです。

人生初の夜のいちょう並木体験となりました
季節外れでありますが人気(ひとけ)もなく先取り気分を味わえて中々乙なぶらりとなりました。

ドラマロケの定番スポットでもある
ロケって一体いつ頃しているのかね
この日みたいな環境であれば周囲に邪魔されず敢行できそうだど


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ここまで来たらあれを撮らない手はありません
それは次回以降のお楽しみです♪

東京タワーがブルーにライトアップ

2007年11月14日 | 東京タワー/スカイツリー
本日、11月14日(水)は「世界糖尿病デー」だそうです
シンボルマークが「ブルーサークル」って事で東京タワーがブルーにライトアップされました。
世界糖尿病デーの詳細は↓バナーをクリック


尚、東京タワーに限らず日本各地でブルーライトアップイベントが実施されました
例:通天閣、鎌倉大仏など

それではブルーの東京タワーをご覧下さいませ

【18:28】

これはいつもの東京タワーの光景です

【18:29】

18:30からブルーになるのですが1分位前にライトダウンして真っ暗に

今回のブルーとは関係ないネタを一つ
東京タワーの「ライトダウン伝説」
詳しくは記しませんが迷信のような言い伝えがあります。
それが12月1日(土)~12月25日(火)に行われます。
どうしても知りたい人は公式HPへ「ライトダウン伝説」

【18:30】

そして時間になると一気に青く輝きだしました。
上空はヘリも飛んでいたので夜のニュース、朝刊に載る事だろう

撮影ポイントは頻繁に訪れる歩道橋なのですが同じ目的の人は10人近くいました。
まさかこんなに居るなんて思った、暇人は多いんだなぁ~


月並みな表現だけど病気になって初めて健康のありがたみがわかります。
糖尿病だって決して軽い病ではありません
東京タワーを通じて糖尿病についてあれこれ考えるようになればブルーにした甲斐もある事でしょう

先日受けた人間ドックの結果は果たして・・・

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ぐるっとパス漫遊記‘2007~プロローグ~

2007年11月13日 | その他
今年も『ぐるっとパス』を使うシーズン到来となりました。

既に何箇所か訪問しています。
・東京都写真美術館
・東京都江戸東京博物館
・江東区中川船番所資料館

まだまだ使用期間はたっぷり残っているのでしばらくぐるっとパス三昧になりそうです。
昨年は行った場所の割には記事にする割合が低めであったので
今年はなるべく記事にしていけたらと思っています。

参考までに昨年の成果はコチラを⇒ぐるっとパス漫遊記

ぐるっとパスとは何ぞや?という方は公式HPをどうぞ
ぐるっとパス

値段は据え置き(¥2000)で施設は七つも増加しているそうです
お得でしょ~

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続・光彩時空´07

2007年11月11日 | 台東区
前回の光彩時空´07では絵画と音楽に焦点を当てましたがお楽しみはこれだけじゃないんですね

日が暮れてしまうと国立西洋美術館の庭も僅かな明かりのみで寂しい限り
だが「光彩時空」の期間中は日が暮れてからが本領発揮

夜の芸術散歩
との違いを比較してみて下さいませ

【地獄の門】


【考える人】


【カレーの市民】


【弓をひくヘラクレス】


光の演出により人工の紅葉を造りだしている
実際11月始めの都内において紅葉は早すぎますので先取り気分となりました。


人工より自然の方が断然良いと思いますが
見事な紅葉風景です、夜間ライトアップした六義園を彷彿とさせてくれます


ラニーニャ?エルニーニョ?でしたっけ、その影響で暖冬傾向とは言え
紅葉前線の足音は確実に近づいてきています

どの紅葉スポットへ行こうかそろそろ計画しないと

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光彩時空´07

2007年11月09日 | 台東区
上野の国立西洋美術館で幻想って表現がピッタリのイベントが開催されました
期間:10/30(火)~11/4(日)
もう終わってしまった内容の記事ですみません

イベント内容はライトアップされた庭園で音楽が流れる中、美術を鑑賞できます。

この建物が国立西洋美術館
開館は1959年
世界遺産へ推薦される事がきまっています。



建物の壁面を利用して絵画が映し出されるシステムになっている。
画家別のスケジュールは以下のようになっています
17:40 シニャック
18:10 モネ
18:40 モネ
19:10 ルノワール
19:40 ゴッホ

時間的にすべてを観賞する余裕がなかったので知名度的には一番?であるシニャックだけを観ました。







最後にサインが映し出されて終了
時間にして約五分間
絵の事はよく分かりませんが心地よくリラックスできる音楽が流れる中
ライトアップされた映像により自然と芸術に浸れた気分でいっぱいになりました

17:30、18:00、18:30、19:00、19:30の計5回に渡って音楽ライブが開かれます。



絵も音楽も美術館の入場チケットがなくても大丈夫です、つまり無料。
芸術好きには堪らない空間になった事でしょうね

昨年は同様のイベントが国立博物館であり、行こうと思っていたら終わっていた。
今年のはR25で偶然見て知りました、危うく見逃すところでした。

以前に夜の芸術散歩で国立西洋美術館を少し取り上げました
同じ場所にいても随分華やかになっていました


次回は庭にいる彫刻たちを紹介します。
草木も凄いことになっていました

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都庁でオレンジリボン

2007年11月07日 | 新宿区
オレンジリボンって言葉をつい最近初めてしりました。

ピンクリボンは報道などで知名度が徐々にアップしていると思いますが
オレンジリボンは発足したばかりで知名度的にはまだまだの印象です
2004年9月の児童虐待をきっかけにして虐待防止を目的に始まりました。

キャンペーンの一環で都庁がオレンジ色に染っています
(平成19年11月1日~10日 午後6時から10時まで)

ピンクリボンに引き続き都庁のリボン系イベントに行ってみました。

オレンジ色はかなりレアなライトアップだと思います。





都議会議事堂のガラス窓にもオレンジ色が反射しています


今回もピンクリボンの時と同様に都庁の展望台に登ってみた
ここでオレンジに照らしているんです

ここ最近の事ですが都庁展望台を訪れる外国人が急増中
特に中国人が多いです、そして噂どおりマナーが悪っ
尚、エレベーターへ乗るのに10分、帰りにまた10分並んでしまった
タダより安いものはないんですよね

同じ被写体なのでほとんど撮るアングルは一緒になってしまいます
いつものサービスショットです(笑)


来年以降も定番となるのだろうか

「○○リボン」って他にどんなのがあるかきになりませんか
調べたら主要な色は制覇していました
ピンク、オレンジ、レッド、バイオレット、パープル、ブルー、グリーン、イエロー、シルバー、ホワイト、ブラック

次の特別ライトアップは11/14(水)の東京タワーのブルーになります。
平日かぁー。。。
職場の近くの歩道橋で撮るしかないな・・・

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江戸文化歴史検定

2007年11月04日 | その他
近頃、ご当地検定がブームになっているそうだ

11/4(日)は江戸文化歴史検定がありました。
江戸時代好きとしてはチャレンジするっきゃないと思い申し込んでみた
1、2、3級があり、とりあえず3級を受験
公式テキストで勉強したし、前日(11/3)は江戸東京博物館に行き準備万端で臨んだ


合格するには正答率が70%以上でドキドキしながら正答をチェックしたところ
73%だったのでギリギリ合格ってところでしょうか
この分では相当勉強しないと2級なんて無理だろうな

最近知りましたが東京シティガイド検定なんてもあるそうです
こっちの方も次回は受けてみようかな

これらのご当地検定は資格と違って必ずしも就職などに結びつくとは限りません
でも趣味がどの程度のレベルなのかを知れたり、さらに磨きをかけるきっかけになると思う。

受験者は実に多く老若男女様々でした
江戸マニアって意外に多いんですよね

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ライン下り・墨田川編

2007年11月02日 | ぶらり
神田川は柳橋を過ぎると隅田川に合流します。
ライン下り・神田川編

そんなわけでさくさくと隅田川編へ突入しましょう

合流先にはちょうど橋がある
神田川に比べ流域面積は大きく比例して橋も大きいです。

【両国橋】

橋名の由来・・・武蔵国と下総国を結ぶ橋って事で名づけられた
平成の今は橋の両側は共に東京都で中央区と墨田区を結んでいる。

江戸時代に隅田川に架けられた橋は五つのみ(千住大橋、両国橋、新大橋、永代橋、吾妻橋)
そんな歴史のある両国橋が架けられたのは明暦の大火(1657年)後である
橋がない事で逃げ場を失った多数の人が犠牲になった教訓がきっかけとなった

今では面影が感じられないが両国といったら江戸随一の繁華街であった
また両国の川開きとして花火が打ち上げられるようになった、時の将軍・吉宗の頃であった
現在の隅田川花火大会のルーツになっている

両国橋からライトアップされた柳橋が見える。

見えにくいがボートが止まっています
ここは東京水上警察署隅田川水上派出所
れっきとした警察署の一つである

隅田川ともなると屋形船・水上バスが頻繁に行き交う
京成金町線よりもはるかにダイヤは過密なはず
タイプだって色々あって見ていて飽きない
江戸の頃はここから屋形船で花火を見ていたんだろうなって思う
ビルも高速道路もない夜空に打ちあがる光景は今では想像し難いですね
 

隅田川に沿って首都高向島線がある、そして墨田区側から小松川線があり
墨田川上は両国ジャンクションになっている

 
最近、こうした巨大建築愛好家が増えているようです
有名所では工場、ダム、鉄塔などがある
『工場萌え』なんて本が人気を博しているようです

 
高速道路は最近、被写体にしつつある
曲線美が良いし、複雑に交差する様はなんか良いかも
徐々に「高速道路萌え」になってきそうである

夜景専科さんがたまにジャンクションネタを記事にしています

【新大橋】

前述のとおり江戸より架かる橋である
橋名の由来・・・当時、大橋と呼ばれいた両国橋に続く橋として名づけられた

当時の新大橋はもう少し下流に架かっていた
当然、今みたいな華やかなライトアップはない
川に渡しが普通にあった江戸時代には橋は今以上に希少性のあるありがたい存在だったと思う



今回はここでゴール、この先は
清洲橋、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋、勝鬨橋と続いていますが
機会があればライン下りとして一挙に記事にしたいなぁなんて

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尚、上記の橋の大半は個々に扱っています
興味がありましたらブログ内の記事検索してみてください
きっと色んな記事が見つかると思いますよ