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F1 素晴らしき予備予選の世界 1989アーカイブ 第12戦 イタリアGP

2020-05-30 21:20:38 | 1989 F1予備予選アーカイブ

F1屈指の伝統のコースであるとともに、F1屈指の高速コースモンツァより古館伊知太郎がお届けします!

V12エンジンを使用しているのは、「ハイテク・カンツォーネ」フェラーリと「イタリアの二番煎じ」ランボルギーニ

の2チーム。エンジンパワーで押し切るのか後半より参戦のローラチームにも注目であります!

なお、このレースでもドライバー交代があり下降線を辿っている

「ユーロとブルン戦慄の不協和音」ユーロブルンより「ブルンの秘蔵っこ」ララウリ

が昨年以来の復帰ということになったのであります!

新車投入も不振が続いていますが巻き返しということになるのでありましょうかっ!

さぁ!結果を見てまいりましょう!

 

30 P.アリオー ローラランボルギーニ 1:26.623     100.0%  
29 M.アルボレート ローラランボルギーニ 1:27.829 +1.206 +1.206 101.4%  
17 N.ラリーニ オゼッラフォード 1:27.980 +0.151 +1.357 101.6%  
37 B.ガショー オニクスフォード 1:28.344 +0.364 +1.721 102.0%  
36 S.ヨハンソン オニクスフォード 1:28.588 +0.244 +1.965 102.3%  
40 G.タルクィーニ AGSフォード 1:28.813 +0.225 +2.190 102.5%  
31 R.モレノ コローニフォード 1:28.864 +0.051 +2.241 102.6%  
18 P.ギンザーニ オゼッラフォード 1:28.884 +0.020 +2.261 102.6%  
34 B.シュナイダー ザクスピードヤマハ 1:29.472 +0.588 +2.849 103.3%  
10 35 鈴木亜久里 ザクスピードヤマハ 1:30.085 +0.613 +3.462 104.0%  
11 33 O.ララウリ ユーロブルンジャッド 1:30.089 +0.004 +3.466 104.0%  
12 41 Y.ダルマス AGSフォード 1:30.382 +0.293 +3.759 104.3%  
13 32 E.ベルタッジア コローニフォード 1:31.606 +1.224 +4.983 105.8%

 

前回のレースから参戦のベルタッジアこのレースでもダントツの最下位であります!

満を持して登場のララウリでしたがブランクが響いたか11位に終わっています。

ザクスピードは、「F1交響曲」ヤマハエンジンのパワー不足かこのレースでもいいところなく敗退であります!

TOPは、やはりエンジンパワーがモノを言ったかローラランボルギーニの

「通せんぼジジイ」の名を承継するアリオーが初のTOP通過であります!

そして2位には、「フェラーリ最後のイタリア人ウィナー」アルボレートが入り

ローラが初の1-2となりましたぁ!

まさにV12エンジンの真骨頂をみたかのようであります!

好調オニックスを抑え「リトルフェラーリ」オゼッラのラリーニが4戦ぶりの予選通過であります!

そのオニックスは、ガショーは6戦連続の予備予選通過でしたが

ヨハンソンは4戦ぶりの予備予選落ちです。

AGSの「スパイダーマン」タルキーニは、初のポイントであります!

AGSチームとしても3戦ぶりのポイントでありました!

では、この結果を踏まえてのここまでの成績です。

 

【ドライバーズポイント】

1 モデナ    Brb   52

2 ヨハンソン  Onx   48

3 ブランドル  Brb   45

4 ガショー   Onx   45

5 ラリーニ   Osl   29

6 カフィ    Drl   29

7 アルボレート Lol    19

8 アリオー   Lol     18

9 ギンザーニ  Osl   11

10 フォイテク  Erb    6

11 ラファネル  Cln    5

12 シュナイダー Zks    2

13 ダルマス   AGS    2

14 タルキーニ  AGS    1

 

オニックス勢はあまりポイントを伸ばせませんでしたがガショーがついにブランドルと並びましたぁ!

しかしながら、口は災いの元か!チームへの非難がオーナーの逆鱗に触れこのレースでまさかの解雇であります!

まさに「一寸先は闇」そういったところであります!

ラリーニはカフィと並び、最高位の回数で5位に浮上。

ローラのふたりはともにポイントを伸ばし上位を伺います!

そしてAGSのタルキーニが初ポイントとなりました!

 

【コンストラクターランキング】

1 ブラバム・ジャッド   97

2 オニクス・フォード   93

3 オゼッラ・フォード   40

4 ローラ・ランボルギーニ 37

5 ダラーラ・フォード   29

6 ユーロブルン・ジャッド  6

7 コローニ・フォード    5

8 AGS・フォード      3

9 ザクスピード・ヤマハ   2

 

オニクスはやや足踏みでしたがポイントの増えないブラバムを抜くのは時間の問題でありましょう!

ローラが1-2でポイントの増えないダラーラをかわして4位に浮上。オゼッラも射程圏内といったところであります!

AGSは、久々のポイントでザクスピードが最下位となりました!

さぁ次はポルトガルGPであります!またどういった人間模様が見られるのでありましょうか!

予選でもローラ勢が好調!

アリオー7位、アルボレート13位とランボルギーニのパワーを活かした格好であります。

しかし信頼性に問題のあるローラは決勝では早々とリタイヤ。

V12エンジン勢は、リタイヤ続きだった「スピードと快楽のシンドバット」ベルガーの2位が最高。

勝ったのは「タイヤに優しい、風と仲良し」プロスト

そしてこの年デビューの「道は星に聞け」ジャン・アレジが5位に入賞しましたぁ!

 

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