春江のメモ用紙

楽しく節約、なるべく捨てず、売る断捨離。
エコロジーを目指す、私のシンプルライフ。
ほんの少しですがご紹介します。

紫つながり

2007年05月08日 | 感想・日常
私は2月生まれなので、アメジストが誕生石だったり、すみれが誕生花だったりします。
そういう理由なのかわからないのですが、紫は好きな色。
で、サイトやブログのメインカラーも今は紫にしています。そして読者に関するページは緑にしています。
前置きが長くてごめんなさい、何が言いたいかというと、サイトの中で「シンプルライフな50の質問」というコンテンツがあるんです。
私が作った質問に、いろんな方が答えてくれて、それを載せているんですが、もう20人を超えましたね。
これがね、すごいメンバーが揃っています。
それぞれ尊敬できる方ばかりなので、ぜひご覧くださいね。

最初はこんなにしっかりした方が揃うとは予想していませんでした。
源氏物語みたいな個性的な答えが集まるものと思っていたんですよね。
ここでちょっと豆知識。

源氏物語を書いていたのは紫式部ですが、彼女は中宮彰子に仕えていましたね。
なぜ仕えるようになったかというと、彰子側は面白い物語を小出しに出して、帝をとりこにしたかったわけです。
一方紫式部は、あまたの女人がいる帝の后である彰子に、教科書として源氏を書いていたと思われます。
聡明な人なので、自分なりの努力目標を持って書いていたと推測されるわけです。
最初は華やかな源氏物語も、紫式部が内情を知るにつれ、「もののあはれ」の文学になっていきます。
そして瀬戸内寂聴さんの推理では、紫式部は出家。その後に「宇治十条」を書いただろうとのこと。

それを踏まえると、宇治十条は、紫式部が「本当に書きたくて書いた」ものであり、本当に書きたかったのは浮舟じゃないかと思うんです。
とても人間らしい女性だと思うし、私は源氏物語に出てくる女性の中で、浮舟が一番好きです。
理由を詳しく書きたいんだけど、とてもここには載せられないほどエロティックになるので、「読んでない方は読んでください」と言っときます。

新源氏物語
田辺聖子訳。私が知っている中では一番読みやすい源氏物語。
ものすごい長編なので、読みやすいものを選ぶのがおすすめ。

もっと読みやすいあさきゆめみし
コミックですが、雰囲気もポイントもおさえている傑作。下手なドラマよりもよっぽどいいです。
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