自然とデザイン

自然と人との関係なくして生命なく、人と人との関係なくして幸福もない。この自然と人為の関係をデザインとして考えたい。

印象に残った番組~「NHK番組感謝シリーズ」

2016-02-27 20:31:42 | 自然と人為
 『「自然とデザイン研究所」を設立しよう~マイナスの考え方をしないために』と心から叫ぶまでに影響を与えてくれた番組を、『印象に残った番組~NHK番組感謝シリーズ』としてまとめ、NHK以外の番組も含めて新しい順に紹介することにします。
 これは『「この葵の御紋(憲法)が目に入らぬか!」と悪代官(安倍首相)を追い詰める黄門様は誰?』(初稿 2015.9.27)のタイトルと内容を更新したものです。
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 「水戸黄門」は日本一の人気の長寿番組です。撮影は終わったはずなのに、いつまでも放映は続いています。黄門さまの「葵の御紋」の権威に悪者がひれ伏すストーリーで、悪者が変わるだけと言う単純なのが肩がこらなくて疲れを癒す効果があるそうです。でも、そのことは、ある意味では権威にひれ伏す日本人の特質かも知れませんね。

 「安保法」を国会で通した安倍首相は、外遊で「積極的平和主義」という美しい嘘を吹聴し、国内では「アベノミクスで経済繁栄」の嘘をシャーシャーと言っています。故祖父岸信介のように、「安保法」は国民の声なき声だと信じ、国民の力が経済を繁栄させるのではなく、首相の身の回りの輸出企業や軍需産業の支援が経済を繁栄させると信じているのかもしれませんが、私には自己主張を正義と勘違いし、国民の声が消えていくまで頻繁に税金を使った外遊と嘘の経済政策をもっともらしく強調していくつもりのような気がします。

 安倍内閣の「嘘」を追求しないNHKの受信料を義務化しようとする動きもありますが、ここでは『NHKにもある素晴らしい番組』を紹介しようと思うと著作権とかのブロックで見えにくくしているNHKに抗議して、ビデオで撮影した貴重な番組でブロックされていない部分を公開することにします。番組は皆に観てもらいたくて放映しているのでしょうから、撮影したらイカンとは言わないでしょう。それにNHKは公共放送なのだから、報道や番組は放送しっぱなして証拠を残さないのではなく、いつでもどこでも誰にでもどんな放送をしたのか検証できるようにしておく義務があると思います。それが番組制作に努力しているスタッフへの感謝を伝えることにもなるのではないでしょうか。
 
 なお、残念ながら×の番組はブロックされていますので海外版等も探し、また15分以上の番組の紹介のあるものを含めてここに紹介させていただきました。多少は肩がこるかも知れませんが、皆さんに悪代官(安倍首相)を追い詰める黄門様になっていただきたいと思います。

 まずは「水戸黄門様」への感謝から民放番組「牢屋に入った黄門様-広島-」を最初に紹介し、次に私の大好きな韓国のイ・ビョンフン監督 「 トンイ 第33回 疾病の正体」(特にお気に入りの2分13秒~5分18秒を是非ご覧ください),(2)を紹介させていただきます。
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「多民族が住むウイーンと難民」 関口智宏のヨーロッパ鉄道の旅 オーストリア(動画)
NHKスーパープレゼンテーション「TED:オリバー・サックスの解説部分」(動画)
オリバー・サックス: 幻覚が解き明かす人間のマインド(動画)
「分離脳」(動画)
復活した“脳の力”~テイラー博士からのメッセージ~(動画)
君が僕の息子について教えてくれたこと(動画)
新たな記憶~海馬の場所細胞と時間細胞のリプレイ(動画)
記憶の転送~海馬の神経新生と大脳皮質への貯蔵(動画)
参考:BS1スペシャル「ジャック・アタリが語る 混迷ヨーロッパはどうなるのか?」
「民主主義には長期的視点と移動の自由が不可欠」(動画)
「定住者とノマド」の長い戦い<(動画)/font>
「自己中心的な利他主義」(動画)
「日本と中国の真の平和を追求し、高齢化社会から抜け出るべきだ」(動画)
 紹介ブログ:「想像する脳」と自然と地球に生かされる人類~我々は何処から来たのか、何処へ行くのか?

NHKスペシャル「臨死体験 死ぬとき心はどうなるのか」-2014.9.14- (フォールスメモリー:偽りの記憶,30分~36分)
脳神経ネットワークによる「統合情報理論」
憎しみの連鎖
 紹介ブログ:「自然とデザイン研究所」を設立しよう~マイナスの考え方をしないために

100分de名著スペシャル
明日戦争が始まる
人は何故戦争をするのか~フロイト(1)
精神科医 斉藤環 100分de名著スペシャル『戦争と人の心』
人は何故戦争をするのか~フロイト(2)
精神科医 斉藤環 100分de名著スペシャル
平和のためにできることは、”対話(ダイアローグ)”である。
ブローデル著「地中海」(1)
経済学者 水野和夫 100分de名著スペシャル『経済と平和』
ブローデル著「地中海」(2)
経済学者 水野和夫 100分de名著スペシャル
よりゆっくり より近く より寛容に
井原西鶴の「日本永代蔵」(1)
法政大学総長 田中優子 100分de名著スペシャル『江戸の平和』
井原西鶴の「日本永代蔵」(2)
法政大学総長 田中優子 100分de名著スペシャル
平和のためにできることは、信頼を作り出し、それを持続すること
ヴォルテールの「寛容論」(1)
作家、明治学院大学教授 高橋源一郎 100分de名著スペシャル『寛容の祈り』
ヴォルテールの「寛容論」(2)
作家、明治学院大学教授 高橋源一郎 100分de名著スペシャル
Pray, and think 祈れ、でも考えよ
すべて人は兄弟であるのをみんなが思い出さんことを。
 紹介ブログ:新春スペシャル「100分de平和論」~我々は何を考えなければならないのか

稲盛和夫 100年インタビュー NO.1
 NO.2 JAL再生 意識改革=考え方、生き方を変える
 NO.3 若き頃の挫折と出会い
 NO.4 京セラ創業 技術者から経営者へ
 NO.5 稲盛経営哲学~アメーバ組織、考え方で人生が変わる、自力から他力
 NO.6 KDDI発足
 NO.7 経営者を育てる「盛和塾」
 NO.8 100年後へのメッセージ
参考:映画が描く沖縄基地問題と日本の選択
 紹介ブログ:人生の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

古舘氏と石原慎太郎都知事の「国旗国歌」にたいする激論
「軍隊という仕組みは今の日本国憲法ではありえない」
21世紀への伝言1/5【非暴力・不服従】ガンジーとキング牧師
 21世紀への伝言2/5【非暴力・不服従】ガンジーとキング牧師
 21世紀への伝言3/5【非暴力・不服従】ガンジーとキング牧師
 21世紀への伝言4/5【非暴力・不服従】ガンジーとキング牧師
 21世紀への伝言5/5【非暴力・不服従】ガンジーとキング牧師
ザ・プロファイラー「栄光の行進の先に見た”悪夢” キング牧師」
 プロローグ キング牧師「私には夢がある」
 若きリーダーの夢と非暴力
 格差と暴力
 暴力は差別を生む~憎しみが暴力を生む矛盾
 夢から悪夢へ:支配者にとって平等は共産主義?
 紹介ブログ:競争は差別と支配を生み、共創は非暴力と平和を生む

新・映像の世紀「冷戦~世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた」
 紹介ブログ:新・映像の世紀~米ソ冷戦時代から日米関係を考える

稲盛和夫 100年インタビュー NO.1
 NO.2 JAL再生 意識改革=考え方、生き方を変える
 NO.3 若き頃の挫折と出会い
 NO.4 京セラ創業 技術者から経営者へ
 NO.5 稲盛経営哲学~アメーバ組織、考え方で人生が変わる、自力から他力
 NO.6 KDDI発足
 NO.7 経営者を育てる「盛和塾」
 NO.8 100年後へのメッセージ
 紹介ブログ:100年インタビュー 稲盛和夫

100年インタビュー「音楽家 長渕剛」
長渕剛100年インタビューオープニング
長渕剛100年インタビュー(A)
長渕剛100年インタビュー(B)
長渕剛 安保法案について持論を展開
長渕炎陣その11「日本」について語りあう。最終回
カンガルーの決闘
カンガルーの決闘(動物園)
カンガルーの決闘(人間)
ダーウィンが来た!生きもの新伝説 第89回 疾走!熱闘!カンガルー
長渕炎陣その10「創」について語り合う
長渕剛 徹子の部屋
長渕剛 叫びの授業
 紹介ブログ:長淵剛~闘争から共創へ

満蒙開拓団
TED「砂漠を緑地化させ気候変動を逆転させる方法」
NHKスペシャル「日本国憲法誕生 全編」
 紹介ブログ:発想の転換~砂漠化を防止し、気候変動を抑える反芻動物

サンデーモーニング年末SP「答えなき世界」~行きづまりの時代に~ 2015年12月27日 part 1
 サンデーモーニング年末SP「答えなき世界」~行きづまりの時代に~ 2015年12月27日 part 2
 サンデーモーニング年末SP「答えなき世界」~行きづまりの時代に~ 2015年12月27日 part 3
 「なぜ若者はイスラム国へ~格差と絶望、そして生きる意味と行動」(part2, 50:22~53:44)
 他者への思いやりUbuntu とネルソン・マンデラ(TED)
 エコロジーとエコノミーの定義とは? サティシュクマールVol.1
 日本が目指すべき新しい社会
 サティシュ・クマール講 with 辻信一
 サティシュ・クマール、辻信一メッセージ
 サティシュ・クマールの今、ここにある未来
 紹介ブログ:新しい年こそ、共創と協走を常識とする時代のスタートの年に!

NHK 認知症革命「第1回 ついに分かった! 予防への道」
意識の統合情報理論
脳内ネットワークと認知症
認知症予防運動プログラム
NHK 認知症革命 第2回 最後まで、その人らしく
NHK「 認知症予防運動プログラム」
NHK「広がる地域の集い~認知症カフェと交流会」
NHK「認知症の人 自身の思い」
 紹介ブログ:人間として最期まで尊重し合って生きたい

NHKスペシャル 2015年11月8日 151108 【アジア巨大遺跡 第4集 縄文 奇跡の大集落】
縄文文化は偉業(ダイアモンド教授の評価)
憎しみの連鎖
遥かなる縄文の記憶~科学の目で見た縄文~
三内丸山遺跡1994
中国・韓国にはない縄文人のDNA 日本人のルーツDNA解析
DNA分析で縄文人と弥生人の混血が進んでいたことが判明
 紹介ブログ:縄文文化と里山文化~斉藤晶牧場に学ぶ

NHK BSドキュメンタリー「スティーブ・ジョブズvs.ビル・ゲイツ」
スティーブ・ジョブズ vs. ビル・ゲイツ (1)
スティーブ・ジョブズ vs. ビル・ゲイツ (2)
スティーブ・ジョブズ vs. ビル・ゲイツ (3)
スティーブ・ジョブズ vs. ビル・ゲイツ (4)
 紹介ブログ:パソコンからiPhoneの時代へ~つくる時代から使う時代ヘ

NHK 100分de名著 「古事記」
古事記 第1回 世界と人間の誕生(1) (2)
古事記 第2回 文化と農耕の起源(1) (2)
古事記 第3回 出雲神話という謎(1) (2)
古事記 第4回 古事記の正体とは(1) (2)
トンイ第33回(1)2分13秒~5分18秒
 紹介ブログ:日本人とは何者なのか~我々はどこから来たのか?

NHKこころの時代「日本仏教のあゆみ~信と行」
 聖徳太子と仏教~憲法十七条は官僚の心構え
 聖徳太子と仏教~三経義疏(原点は一乗思想と仏は大悲、二元論は迷いの心)
 鈴木大拙~二元論から一元論の自由へ(自他同一と自然、往相と還相)
 鈴木大拙~仏教の深さを簡潔に民衆と世界に伝える
 紹介ブログ:日本人とは何者なのか~我々の歩んできた心の道

「移民の国に咲いた花 日本ブラジル120年
遠い祖国~ブラジル日系人抗争の真実~
ザ・プロファイラー「栄光の行進の先に見た”悪夢” キング牧師」
 若きリーダーの夢と非暴力
 格差と暴力
 暴力は差別を生む~憎しみが暴力を生む矛盾
 夢から悪夢へ:支配者にとって平等は共産主義?
【非暴力・不服従】ガンジーとキング牧師
 紹介ブログ:日本人とは何者なのか~なぜ安倍政権は憲法を無視するのか

「憎しみの連鎖」 有志連合 トルコの役割 国連
 NHK BS1スペシャル「長良川河口堰~公共事業は誰のものか
 公共事業は誰のものか(1)
 公共事業は誰のものか(2)
 公共事業は誰のものか(3)
 公共事業は誰のものか(4)
 紹介ブログ:戦争放棄の憲法を守ることは、日本と日本人を守ること

アジア巨大遺跡 第4集 縄文 奇跡の大集落~1万年 持続の秘密~
 アジア巨大遺跡 第4集 縄文 奇跡の大集落
 縄文文化は偉業(ダイアモンド教授の評価)
 紹介ブログ:縄文人の生き方と文明で失われた平和な世界

猫とフクロウ
対談 山極寿一 × 関野吉晴
からつ塾 山極寿一教室「家族の由来と未来~ゴリラの社会から考える
ドキュメンタリー映画「縄文号とパクール号の航海」
 紹介ブログ:山極壽一と関野吉晴~ゴリラの社会とグレートジャーニーから人間を考える

セバスチャン・サルガド
 紹介ブログ:「セバスチャン・サルガド」の映画をもう一度!

「憎しみの連鎖」 
サンデーモーニング「アフリカや中近東等の世界の戦争」

 紹介ブログ:戦争と自然~右と左の中心は自然だ!

残念ながら×はブロックされました。
 ×戸塚洋二: 科学と仏教
 ×戸塚洋二:脳腫瘍と幻覚
 ×戸塚洋二:脳腫瘍と幻覚2
 ×戸塚洋二:生きる花をみつめて
 戸塚洋二:ニュートリノ研究
そこで、ブロックされていない放送を紹介しておきます。
 ニュートリノ研究 2つのノーベル賞
 2002ノーベル賞 謎の素粒子をとらえた
 紹介ブログ:故・ノーベル物理学賞候補 戸塚洋二先生から学ぶ

「意識」の統合情報理論
NHKスーパープレゼンテーション「TED:オリバー・サックスの解説部分」
TED:オリバー・サックス「幻覚が解き明かす人間のマインド」
 紹介ブログ:情報システムの統合としての意識と幻覚

セバスチャン・サルガド
TED: セバスチャン・サルガド 「写真が見せるサイレントドラマ」
映画「セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター」予告
 紹介ブログ:写真家・セバスチャン・サルガドとジャーナリスト・後藤健二さん
 紹介ブログ:「憲法9条」の戦争放棄と「安保法案」の抑止力-どちらが人類を救う?

NHK 英雄たちの選択 「開戦前夜!政治家 斉藤隆夫の挑戦」
 (1) 斉藤隆夫 必死の演説
 (2) 二・二六事件と粛軍演説
 (3) 斉藤隆夫の素顔と苦悩
 (4) 反軍演説と議員除名
 (5) 斉藤隆夫からのメッセージ

「意識」の統合情報理論
 紹介ブログ:意識と意識革命について考える

日本のラグビーの「エディー・ヘッドコーチの苦言」
 「奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち 」のテニス
 「奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち 」のテニス(2)
 信州の民話 牛に引かれて善光寺参り
 松永高校と下駄の町松永の近況
 紹介ブログ:日本人の従順さ、真面目さの次のステップは?

福山まちづくり大学フィールドワーク 大谷山里山牧場
 講演「おじいさん達の草刈り、まき割、牛飼い暮らし」
       大谷山里山牧場リーダー 安部裕之さん 
 福山まちづくり大学2015年10月10日 講演1
 放牧活動の背景
 放牧の事前検討
 牧場作業1 牛の導入~4年後
 まき割、家畜・牧場管理
 活動日のスケジュール・メリット・課題、まとめ
 紹介ブログ:福山まちづくり大学 大谷山里山牧場

NHK「100分de名著”孫文”
 孫子(1)戦わずして勝つ
 孫子(2)心をつかむリーダーとは?
 孫子(3)勝つための知略
 孫子(4)勢いを作り出せ!
 紹介ブログ:競争から共創を常識とする世界に向けて~戦争と共存を孫子に読む

あの人に会いたい 宇沢弘文(1928年 - 2014年)
 エンデの遺言 坂本龍一 銀行の"未来"
 エンデの遺言〜根源からお金を問う〜
 紹介ブログ:経済と社会のあり方~お金の根源を問う

JCJ8月集会 第1部 基調講演 岸井成格(ジャーナリスト)
 天間基地問題 鳩山政権迷走
 紹介ブログ:政権を維持する3種の神器」~我々が知らないオフレコ情報

サンデーモーニング 9月20日 「憲法違反の安保関連法成立!?」
サンデーモーニング 9月20日 「風をよむ ”悔いと憂い”」
自衛隊と憲法~日米の攻防
ETV特集 「焼け跡から生まれた憲法草案」
 紹介ブログ:安保関連法と「アベノミクス」は国民を無視した憲法違反の重罪

歴史ヒストリアム「はるかなる琉球王国~南の島の失われた記憶」
英雄たちの選択「”命どぅ宝”沖縄県知事 島田叡からの遺言」
 紹介ブログ:沖縄・民族の尊厳と国民主権~基地問題を考える

風をよむ~声を上げ始めた人々」
安保法制とアメリカの関係「アーミテージ・ナイ レポート」
シリア等からヨーロッパを目指す難民
 紹介ブログ:サンデーモーニング”風をよむ”~声を上げ始めた人々

ETV特集「経済学者・宇沢弘文 いま再び豊かさを問う」
1998年1月5日 ~ 1月8日
第1回 資本主義の幻想と現実
第2回 水俣病は終わらない
第3回 聖職としての医療・教育を求めて
第4回 農業が拓く地球の未来
参考:ニッポンの里山~海を育む森の湧き水(熊本県 水俣市)
 紹介ブログ:宇沢弘文先生の志・「心の豊かな社会」を目指して

ラストデイズ「誰にも歌えない歌~忌野清志郎×太田光
 紹介ブログ:日本では誰にも歌えないストレートな歌~ロック歌手、忌野清志郎

巨匠たちの肖像 セザンヌ・革命を起こした隠者
数学者はキノコ狩りの夢を見る①
数学者はキノコ狩りの夢を見る②
数学者はキノコ狩りの夢を見る③
 紹介ブログ:ポール・セザンヌとグリゴリー・ペレルマン~その純粋な生き方

あの人に会いたい 宇沢弘文(1928年 - 2014年)
 紹介ブログ:経済と社会のあり方~お金の根源を問う
 紹介ブログ:人間の心を大切にする経済学~宇沢弘文先生の死を悼む

君が僕の息子について教えてくれたこと
  紹介ブログ:理性と感性~脳卒中と自閉症が教えてくれること 

NHK:100分de名著『茶の本』
第1回 茶碗に満ちる人の心
第2回 源泉としての老荘と禅
第3回 琴には琴の歌を歌わせよ
第4回 花、そして茶人の死
 紹介ブログ:岡倉天心「茶の本」~日本文化の根源は自然との共生

復活した“脳の力”~テイラー博士からのメッセージ~
 紹介ブログ:テイラー博士の”復活した脳”と赤ちゃんの脳

サンデーモーニング
「公明党は自民党の政策の歯止めのために政権に入ったのではないのか」
「アフリカや中近東等の世界の戦争」
「本音は国民主権から国民支配への準備」
「安保法案を強引に国会で通そうとする」
 紹介ブログ:私の戦後70年~農業と地域と憲法の破壊を許すな

集団的自衛権を認める安保法制の廃案を要求
 紹介ブログ:立憲主義と平和主義が危ない~寄らば大樹と知らしむべからず

森の哲学者メイナク族
 紹介ブログ:「すべてが一つの世界」 映画監督 森谷博

初稿 2015.9.27 更新 2016.2.27 タイトル修正(動画->番組) 2016.7.21


「自然とデザイン研究所」を設立しよう~マイナスの考え方をしないために

2016-02-21 14:16:46 | 自然と人為

 自然の一員である人間は自然から生まれ、地球の重力と生物の命と酸素を頂きながら、様々な生き方をし、自然に還る。また、人間は脳が発達して脳内で起こることを現実だと思う想像的な生き物でもある。

 人間は様々な地域や環境に影響されながら個人として成長するに従い、自然の一員であることを忘れ、自然に近い生活をすることを野蛮とし、想像力で文明や文化を発達させてきた。しかし、想像力があることで「人間は誤った記憶や感覚を本物だと信じてしまう生き物」でもある。
 人は想像力で空想から科学へ向かう場合もあれば、推察から妄想まで様々な物語を生きているが、生きる目標が自然にはなく人工的世界の方向にあるので、効率と利益を求めて集団的な固定観念に陥り易く、人間みな兄弟のはずの他者と”信念”を持って対立するようにもなる。それは差別や支配や暴力を生む利己的な生き方に繋がり、自然の一員としては当然であるはずの利他的に生きることを、特別な道徳の道と思わせてしまっている。

参考:NHKスペシャル「臨死体験 死ぬとき心はどうなるのか」-2014.9.14- 動画(フォールスメモリー:偽りの記憶,30分~36分
 なお、この番組は2014年の放送に加え、新たな取材内容を加味して3回シリーズで、2015年3月24日から3夜連続で次の通り放送されている。
第1回 人類永遠の謎は解けるのか~脳内現象か死後の世界の証明か
[BS1]3月24日(火) 午後9:00~9:50
第2回 心・意識のありかを探して~「体外離脱」は何を物語るのか
[BS1]3月25日(水) 午後9:00~9:50
第3回 神秘体験と死を超えて~意識と夢のボーダーランド~
[BS1]3月26日(水) 午後9:00~9:50


 フロイトは人の心の根源、無意識には生の欲動(エロス)と死の欲動(タナトス)があることを心理学的に説明しているが、私はそのような古典的な二項対立ではなく脳科学の発達によって急速に解明が進んでいる脳神経ネットワークによる「統合情報理論」(動画)として人の意識を理解したい。

 私は歩行困難で独りでは現場に出かけられなくなり、このブログでこの世への思いをつぶやいていたが、肺炎で入院して廃人寸前の状態を経験し、このままではこの世に未練があって死にきれないと思った。私も長淵剛のように心から叫ぼう。誰かにそれが伝わっていくことで、私の思いをこの世に残していける。

 稲盛和夫氏は『人生の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力』とし、能力と熱意が100点満点でも考え方がマイナスであれば結果はマイナスであると人生を分かり易く説明している。考え方はいろいろあるが、その動機が利己的であればマイナス、利他的であればプラスと判断されるシンプルなモデルである。

 私は畜産のシステム化を専門としてきたので、そのシステムが自然と地域の人々の生活にとってプラスなのかマイナスなのかと『考え方』を問い、プラスなシステムとはどのようなものかを具体的に考えていきたい。その原案についてはかつて『牛の放牧によるイノベーションとソーシャルビジネスの提案』として紹介しているが、これをそれぞれの地域に応じた具体的なシステムとして実現していきたい。

 それは家畜の放牧によって子供から老人まで、地域社会の生活で自然の恵みを体験しながら、利益を追求できるのが有益なシステムであるという固定観念を打破することで、自然や地域社会の生活に有益な放牧システムを皆さんと共に実践しながら実現し持続させていくことである。従ってこの研究所には個人ではなく地域単位の企業や団体等に参加していただき、次のような事業を展開したい。
 1.種の検定・提供と現場の情報分析
 2、酪農におけるハイブリッド牛生産と流通
 3.地域における里山の放牧管理
 4.放牧の現場における遊びと学びと交流
 5.様々な資源を地域社会の生活システムにつなぐ
 6.個人の皆様にはブログで情報を公開する

 これは一つのデザインに過ぎないが、自然と地域社会の生活を大切にすることで大切な価値観を共有し、地域から世界にこのような効率や利益ではなく自然と地域社会の生活を大切にする実践が様々な分野で広がることで、『憎しみの連鎖』(動画)をしている人類に平和への希望が生まれることを願っている。

初稿 2016.2.21 動画追加更新 2016.2.27

新春スペシャル「100分de平和論」~我々は何を考えなければならないのか

2016-02-03 18:39:14 | 憲法を考える

再録「100分de平和論」 2017.5.9
明日戦争が始まる(動画)

 NHKの新春スペシャル「100分de平和論」は、平和について考えさせられる4つの課題『戦争と人の心』、『経済と平和』、『江戸の平和』、『寛容の祈り』について名著を、順番にそれぞれの分野の専門家が解説している。
 戦争放棄の憲法9条を持つ日本は、世界8位の平和度と認知されているが、この世界に誇れる憲法を国民は守り切ることが出来るでろうか。戦争をしない誇らしい国であり続けることを願いつつ、戦争を出来な国を戦争が出来る国にしようとする勢力に騙され敗北しないように、著作権侵害で削除された「100分de平和論」を復活せた。平和を求める為の番組を何故公開しないのか。

100分de名著スペシャル(動画)

人は何故戦争をするのか~フロイト
 精神科医 斉藤環 100分de名著スペシャル『戦争と人の心』
  平和のためにできることは、”対話(ダイアローグ)”である。
ブローデル著「地中海」
 経済学者 水野和夫 100分de名著スペシャル
  よりゆっくり より近く より寛容に
井原西鶴の「日本永代蔵」
 法政大学総長 田中優子 100分de名著スペシャル
  平和のためにできることは、信頼を作り出し、それを持続すること
ヴォルテールの「寛容論」
 作家、明治学院大学教授 高橋源一郎 100分de名著スペシャル『寛容の祈り』
  Pray, and think 祈れ、でも考えよ
  すべて人は兄弟であるのをみんなが思い出さんことを!

 『戦争と人の心』の問題は個人の心理学的問題だけでなく国の問題なので、国が国民をどう扇動したのかという視点が必要である。また、フロイト自身も「近い将来に戦争はなくなると期待するのはユートピア的な希望ではないのかも知れません。それがどのような道や迂回路を通って実現するかは、予測もつきません。」と言っている。これまで学問は欧米が規範とされ権威をもって受け入れられているが、260年も戦争をしなかった、『江戸の平和』のように東洋の思想や日本の歴史も比較して考える必要があろう。

 また、『経済と平和』の問題では資本主義の発達の歴史についてイタリアの例でまとめたブローデル著「地中海」を紹介し、欧米型の「より早く、より遠く、より合理的に」という経済学の基本に対して、「よりゆっくり より近く より寛容に」とメディアで主流と思われている経済学の限界を指摘している。輸出産業と軍需産業を支援するだけの目的で、アベノミクスが景気を浮揚させると言う学者が政権やメディアで重用されいるのも困ったものだ。憲法9条があるのに「抑止力」という誤魔化しの言葉によって若者が戦争の不安を感じている。現政権は堂々と「憲法改正」を言い、アメリカと共に戦うために「抑止力」が必用と言う。他者を尊重しない現政権のもとに後藤健二さんが殺害されたり、中国、北朝鮮の行動は我々の日常とは関係ないのに、NHKを含めてトップニュースで報じられる。まさに真面目な番組が少ない中で、報道による日常の破壊がある。

 『寛容の祈り』は非暴力・不服従のガンジーや教会の教えに反発したキング牧師の考え方と共通している。キリスト教においてもカソリックによるプロテスタントの迫害があり、その時代においてヴォルテールは理性と個人と自由を大切にし、牢獄に入れられながらも闘った。その「理神論」と言う考え方は現代の欧米には広く深くは定着していない。一方、プロテスタントの迫害から逃れてアメリカに移住して自然と平和を求め続けているアーミッシュの人々もいる。

 考えることが多いし、欧米と日本では考え方が違うと思うので、『戦争と人の心』と『江戸の平和』、『経済と平和』と『寛容の祈り』を比較しながら別の機会に考えて見たい。また、若い人たちの意見を聴きたいと「ニッポンのジレンマ」を録画しているが、「戦争放棄」と「抑止力」のジレンマはテーマとなっていない。憲法は若い人にとって重要な問題であり、現政権やメディア、ことにNHKはこれを守る義務がある。憲法改正にはどのような正義があるのか。政治問題にしないで是非とも若い人の意見を聞きたいものだ。
参考:
「ニッポンのジレンマ」元日スペシャル「競争と共生のジレンマ」

初稿 2016.2.3 更新 2017.12.13 再録「100分de平和論」

人生の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

2016-02-01 10:01:46 | 憲法を考える


アメーバ組織、考え方で人生が変わる、自力から他力

 今、子供の道徳教育に熱心な政治家は多いが、その中に子供に尊敬される政治家はいるのであろうか。経済界や政治家の中に子供に「人間として正しい生き方」を語れる人がどれほどいるであろうあろうか。稲盛和夫氏は言う。「『小学校の道徳のようなことをいう』と笑う人がいるかもしれません。しかし、その小学生のときに教わったようなことを、私たち大人が守れなかったからこそ、いまこれほどまでに社会の価値観が揺らぎ、人の心が荒廃しているのではないでしょうか」と。また、「人生方程式 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」とも。
 稲盛氏は日本医学会総会で「医学と倫理-利他の心で世のため人のために尽くす-」と題して講演し、「倫理とはすなわち、己の利益ではなく他人の利益を優先して考えること」、「人生の結果とは、その人が持つ思想・哲学と、熱意と、能力の掛け算だという方程式」で示せると持論を説き、「高い能力のある人が悪い哲学を持つと、能力があればあるほどマイナスが大きくなる」と話している。

 私はこの講演の「思想・哲学」を「倫理」とし、「高い能力のある」を「権力を行使できる」に置き換えたい。
(追加更新:このブログのタイトルの「思想・哲学×熱意×能力」を上記講演から設定していたが、テレビ番組をビデオ撮影してYoutubeに登録する方法を知ったので、タイトルを「考え方×熱意×能力」に変更し、冒頭に番組の関連部分を表示した。官僚や大会社に就職することが目的で、受験勉強の競争で勝者となった人々はえてして利己的となり「考え方」がマイナスとなり「能力」があり「熱意」があっても組織や社会にとってはマイナスとなることが多いのではないか。)
 参考:『生き方』稲盛和夫 稲盛和夫の名言

 この6月4日(現地時間)はミッドウエー海戦で大敗北して73年になる。「日本人特有の国民性とミッドウエー海戦」ミッドウエー海鮮「敗北が語る日本の弱点」は、今の日本の状況が変わっていないことを教えてくれる。

 そう言いえば豊臣秀吉の朝鮮侵略「加藤清正の虎退治」の話は幼少の頃から聞かされているが、「加藤清正の虎退治」は江戸時代のつくり話で、朝鮮の危機を救い救国の英雄とされている「李舜臣」のことは全く知らなかった。アメリカ海軍太平洋艦隊司令長官として日本海軍を破ったニミッツ元帥は『太平洋海戦史』で、「ミッドウェー海戦の敗北は日本にとっては16世紀の末期、 朝鮮の李舜臣の軍勢に破れて以来の最初の大敗北であった」と述べているそうだ。
 戦争では国民は自国のことしか考えないのが普通としても、豊臣秀吉の朝鮮征伐の考え方こそが豊臣家を滅亡させたのであり、戦争をしないことで270年も徳川幕府を維持させた家康の方がはるかに賢明であり、「たぬき」よりもっと国民から高く評価されるべきだと思う。豊臣秀吉の人気が高い日本の国民性についても反省すべき点があるのではなかろうか。

 国が危ないと言われれば「敵に勝つ」と奮い立つ国民性があるにしても、侵略されれば国を守るのが自衛隊の任務であり、アメリカ軍に従軍して世界に出ていくことは誰が考えても憲法違反であり、日本人の人生をマイナスに狂わす原因となるに違いない。自分が自由な支配者でありたいために、アメリカとともに核や軍備で他国を威嚇することを憲法は禁止している。「己の利益ではなく他人の利益を優先して考えること」こそ日本人が大切にすべきことではないか。強欲なアメリカの基地がもたらしている沖縄の悲劇が無くなるように、沖縄のことも学び続けたいものだ。

稲盛和夫 100年インタビュー NO.1
 NO.2 JAL再生 意識改革=考え方、生き方を変える
 NO.3 若き頃の挫折と出会い
 NO.4 京セラ創業 技術者から経営者へ
 NO.5 稲盛経営哲学~アメーバ組織、考え方で人生が変わる、自力から他力
 NO.6 KDDI発足
 NO.7 経営者を育てる「盛和塾」
 NO.8 100年後へのメッセージ

映画が描く沖縄基地問題と日本の選択
『沖縄うりずんの雨(戦後70年、沖縄は問いかける)』公式サイト


初稿 2015.6.3 動画追加・更新 2016.2.1