認知症で町を歩き回るのは、頭がボケたからと一般に認識されているが、本人は本人なりにその場とその時に応じて一生懸命に生きていると思う。NHK 認知症革命「第1回 ついに分かった! 予防への道」(動画)は、意識や行動を脳の神経ネットワークで説明した統合情報理論(動画)が、認知症にも応用されていることを示している。認知症も意見の違いも「脳内ネットワーク」の違いを想像すれば、認知症という言葉が固定観念からくる差別意識であり、意見の違いで争うことも安倍内閣が他者の意見を聞く気がない独裁的な政治認知症と同じで、次元は同じことに気がつくであろう。
脳内ネットワークと認知症(動画)
認知症予防運動プログラム(動画)
参考: NHK 認知症革命 第2回 最後まで、その人らしく(動画)
NHK「 認知症予防運動プログラム」 (動画)
NHK「広がる地域の集い~認知症カフェと交流会」(動画)
NHK「認知症の人 自身の思い」(動画)
スポーツに熱中することは身体を鍛えると同時に脳を鍛えることであることをラグビーやテニスから教わった。歩くことが健康の基本であることは分かっているが、歩くのが不自由な私はどうすれば認知症を予防できるのだろうか。少し心配だが薬も利用できるようになるらしいので、せめて軽度のボケで留まるよう良い方法を見つけたい。
人間は独りでは生きていけない。お互いに尊重しながら生きていくには共同体が大きくて、しかもバラバラになり、孤独な個人が増えすぎた。便利さと快適さを求めて、どんどん文明の家畜化になることを進歩だと信じる人々には、自然を大切にして質素に暮らし、共同体を大切に守るアーミッシュの人々のことを敬意を持って知って欲しい。
キリスト教には馴染めないかもしれないが、自然を大切にする点では仏教も同じだ。
今日は戦争を悔やみ平和を最も大切にされている天皇の誕生日だ。「天皇陛下、万歳!」とバンザイしたがる安倍政権は、天皇は誕生日に何を語るのか?と危機感を抱いているという。戦争放棄の憲法を持ちながら、これを変えようとしている政治家や官僚等の憲法違反の犯罪者グループが堂々と政権を握ってる。一人の国民としてはいろいろな考え方も許されるだろう。しかし、聖徳太子の時代は憲法十七条が為政者の規範(動画)であった。現代では憲法を守ることは政治家、官僚等の公務員の義務だ。徳川時代は脱藩して勤王の志士となったが、憲法を変えたいなら公務員を辞職して運動すべきだ。そうでなければ独裁者ヒットラーと同じことを許し、やがて独裁者を熱狂的に迎えることになる。そんな日を見たくないので早く死にたいという人もいるが、生きている限り一人一人が憲法を守る責任を果たそうと言いたい。
野坂昭如は「二度と戦争をしないことが死者への礼儀だ」と最期の平和へのメッセージを残している。現政権は武力による抑止力が平和のために必要だという。しかし、戦争の原点は他者より自己を優れているとし、他者を自己に従わせようとする暴力(武力)にある。ガンジーもキング牧師も非暴力で虐げられる同胞を救おうとして暗殺された。この悲しい重い事実を考えていてブログを作成中に公開してしまっていた。申し訳ありません。これは重い問題なのでもう少し考えさせてください。
参考: 安保法制~政治の劣化の極み(動画)
ネコとフクロウ (2)は楽しい動画だが、トラとヤギ (2)も仲良くなったそうだ。彼(女?)らの脳内反応を見てみたいが、いかに野生のまま見せるサファリーパークとはいえ生きたヤギをエサとして柵に入れる人間のおぞましいことよ。
初稿 2015.12.23 更新 2015.12.26
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