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ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

河津桜には間に合わず 雨引観音から雨引山へ

2022年03月25日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2022年3月25(金)

隔週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
令和3年度(2021年度)第10回、令和4年(2022年)第2回、
雨引観音から雨引山へ(桜川市)」ハイキングに参加した。

この日、第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは9名。
車2台に乗り合わせ、出発地の雨引観音駐車場に向かった。

雨引観音駐車場には既にかなりの人が集まっていた。


約2か月半ぶりの例会となったが、皆さん早く歩きたいという意欲は旺盛のようだ。


この日の参加者は22名。
久しぶりの再会に友を気遣っての会話が交わされる。
『元気だったっ?』 『3回目ワクチン打った?』 


TK会長(82)からコロナ禍を耐え抜いた会員の皆さんへの労いの言葉があった。


引き続き、当会最年長のKKさん(88)の指導による準備体操で身体をほぐす。
準備体操(1)


準備体操(2)


準備体操(3)


準備体操(4)


準備体操(5)


準備体操(6)


早速本堂へ向かう。
黒門を潜り抜け、


長い石段を上って行くと・・・


右手に建つ黒い建物は、建長六年(1254)宗尊親王の御願によって建立された鐘楼堂だ。
その後天和二年(1682)当山第14世堯長が再建したが、又大破したため文政十三年(1830)
第24世元盛が再度建立した、と伝わっている。


石段前方に朱色の仁王門が見えて来た。


堂々たる構えの坂東33観音霊場第24番札所の楽法寺(らくほうじ)仁王門。
雨引山山頂にあることから、通称雨引観音として地元の人から親しまれている。


仁王門は、建長六年(1254)宗尊親王の建立した門で、


鎌倉時代の仏師康慶の彫刻した仁王尊を祠っている。
仁王尊は二躯であり、一体は阿の字、


もう一体は吽の字を示現すといい、力感溢れる 名彫刻である。


仁王門を潜ってさらに石段を登ると・・・


本堂(観音堂)前に到着した。
雨引山楽法寺は、雨引観音とも呼ばれ、中国から帰化した法輪独守居士が587年に開山したと
伝えられる古刹である。
聖武天皇、光明皇后の帰依が厚く、その後、弘法大師によって真言宗の道場となった。
現在は安産子育ての霊場として広く知られる関東屈指のお寺である。
前述のとおり、坂東33観音霊場第24番札所としても有名で人気が高い。
本尊は延命観世音菩薩。


本堂(観音堂)横の河津桜
雨引観音は桜の名所でもあり、見頃は例年4月上旬~中旬(河津桜は3月中旬)と云われているが、
河津桜はほぼ見納めといった感じだった。
ソメイヨシノはつぼみの状態で未だ開花していなかったが、この週末には開花するのではと
思われる。


本堂左手に建つ多宝塔


多宝塔の前で記念撮影をした。


記念撮影後の10時56分、TK会長を先頭に雨引山を目指した。
ただ、足の調子が今一つのため、途中で引き返すかもしれない、とのこと。
『行けるところまで行ってみましょうっ!』


本堂前を通り、


右手に東照大権現(徳川家康の神号)の祠堂を見て進み、


本堂の約50m先の左方向への緩やかな坂道を上る。
右手に真っ直ぐ進むと、延命水揚水場所へと通じている。


女性陣が後に続く。


100mほど進むと、金網に囲まれた小さな建物が見えて来た。


建物の手前にあった雨引山への案内標識に従って、


右方向の細くて狭い山道へ。


狭い山道を進んで行くと・・・


急な坂道になった。


『久しぶりのウォーキングだからこの坂道は堪えるよねっ』


登り口から10分ほど進んだ所で堪らず小休止。


『お茶が美味しいわっ』


KM子さん手作りの”干し芋”(紅はるか)が配られた。
甘くて美味しい。


『いやぁこれは実に美味しいねぇ』
『干し芋は茨城県の名産なんだよねっ』


休憩地点から少し上ると、雨引山山頂方面への案内があった。
『あとどのくらいなのかねぇ?』 『距離が書いてあったら良いのにねぇ』
この辺りで引き返すことを考えていたというTK会長だが、この分なら最後まで行けそう、
と判断されたようで、引き続き一緒に山頂を目指すことに。


道はほぼ平坦になり、TKさんも思ったよりも楽に進むことが出来てるようだ。


11時20分、雨引山頂上まで0.8Km地点を通過。
『あと15分くらいだねっ?』


さらに進むと、11時30分、雨引山と加波山の分岐点に到着した。
雨引山まで0.5Kmとある。


分岐点で待っていると、後続G全員が到着した。


一息入れた後、雨引山山頂を目指した。


『何とか最後まで行けそうだねっ』
思いの外元気そうで一安心だ。


途中で数人のハイカーとすれ違った。
『こんちわ~っ』 『待たせてごめんね~っ』
お互いに軽く会釈してすれ違うのは気持ちが良い。


緩やかな坂道が続く。
『もう直ぐだねっ』


最後の急な坂道を上り切ると・・・


11時45分、雨引山山頂(409m)に到着した。
『やっと着いたぁ~』
本堂前から約50分経過していた。


山頂の関東ふれあいの道の案内図に見入る会員


関東ふれあいの道(コース略図)


雨引山と書かれた標識があったが、山頂の高さが異なっている。
『あれっ403mって表示されてるよっ!?』  『409mじゃなかったのっ?』
『いつから403mになったんだろうねっ?』
この標識は初めてみたが、403mという数字は確かにおかしい。


雨引山山頂から観る筑波山(左女体山877mと右男体山871m)
『いつ見ても霞んでるねっ』


左手に見えるのは加波山(709m)だ。
『こっちは近いせいかくっきりしてるねっ』


パノラマ写真


丁度お昼時、そろそろ弁当タイムにしよう。
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)


弁当タイム(5)


弁当タイムが終わり、12時34分、下山開始だ。


『下りは楽で良いわねっ』


12時42分、加波山方面への分岐点を通過


雨引観音を目指す。


雨引観音への分岐点で小休止を取り、


急坂道を下る。
枯葉で滑り易いので注意が必要だ。


雨引観音まで300mほど手前に建つ建物の前に出た。


延命水汲み上げ所への分岐点


前写真の右手を下って行くと、延命水を汲み上げる採水場に通じている。
用明天皇の2年(588)梁の人、法輪独守居士は、本尊延命観世音菩薩を棒持して
当山に登ってこられ、しばし休まれたところ、本尊の御袖から滴り落ちた水が
泉となって 涌きかえったので、この泉をご本尊の御名にちなんで延命水と名づけ
奉ったと云われています。
この霊泉の水を飲むとき観世音菩薩の霊力がその身に加わって、 延命長寿の功徳を
頂戴出来るといわれており、遠近各地より延命水拝受の参詣者が絶えません。
又、この霊泉はいかなる旱魃(かんばつ)にも水渇れることなく、 千四百余年の今日に至るまで
清らかな浄水を湛えて、参詣者に御利益を与えています。


延命水採水場


近くに「麗かや ゆるり湧き出づ 延命水龍庵と刻まれた句碑が建てられていた。


本堂前のみやげもの処


店先に並べられた土産もの
雨引観音にしかないお土産や地元の特産物、県の名産品等も販売されている。


多宝塔前の休憩処


仁王門を潜って駐車場に向かった。


黒門を潜ればゴールの駐車場だ。


13時25分、ゴール!!


駐車場横の「ふるさと民芸竹細工」店で土産に果物でもと思って目をやると・・・
『えっ???』何と閉まっているではないか。
看板をよく見ると”水金定休日”の文字が。
今日は定休日だったのだ。


この写真は、昨日(3月24日)下見でこの場所に来た時に撮ったもの。
「ふるさと民芸竹細工」店(1)
営業は10時から17時までとなっている。


「ふるさと民芸竹細工」店(2)
逆方向から撮ったもの。


「ふるさと民芸竹細工」店(3)
かごやざるなどの竹細工は年中扱っている。


「ふるさと民芸竹細工」店(4)
果物もある。値段はそれほど高くはない。
りんご、小玉すいか、みかん、イチゴなどが売られていた。
昨日りんごとみかんを買って帰り、夕食の時に食べたらとても美味しかったので、
皆さんに勧めたのだが、この日は定休日だったという次第。


「ふるさと民芸竹細工」店(5)
トマト、きゅうり、ごぼうなどが売られている。


次回(4月8日)は新年度第1回目となる。
また、皆さんと元気にお会いしたいものである。
最後に会長による挨拶で散会することにした。

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

コロナ禍の影響で約2か月半ぶりの実施となった今年度最後の例会だったが、雨引山楽法寺の
桜を愛でることを期待して、半年前にこの時期にと企画したのだが、見事に外れてしまった。
今年の東京都の桜の開花は3月20日(日)で、27日(日)頃に満開とのことである。
茨城県(雨引観音)は、3月26日時点で、未だつぼみの状態で殆ど開花していない状況である。

昨年度の最後の例会は2021年3月26日に三日月橋さくらコース散策という形で実施したが、
この時は、たまたまほぼ満開に近い状態だった、ことに味を占め今年度も同じ時期に今度は
雨引観音で、と2匹目のどじょうを狙った訳だが、残念な結果になった。
河津桜が見事な雨引観音ということだが、満開は1週間前に過ぎたと思われる状態で、
こちらもやや残念な結果となってしまった。
もう1週間ほど早ければ、河津桜を愛でることが出来ていたかもしれない。
半年以上前に桜の時期に合わせてコースを企画するというのは本当に難しい。
また、2020年度から隔週実施になった関係で、益々花の時期に合わせるのが難しくなっている。

今年度も全22回中11回が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止を余儀なくされた。
また雨での中止は1回あった。
結局今年度(2021年度)の例会は、全22回中半分の12回が中止となり、体調不良による
不参加が2回と合わせ、参加できたのは8回だけとなった。
間もなく新年度を迎えることになるが、コロナ禍に影響されない状況が続くことを心から
期待する次第である。

この日の万歩計は、約7,000歩を計測していた。

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