ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

塩原の2大名瀑を堪能 雷霆・咆哮霹靂の滝

2014年08月27日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2014年8月27日(水)

常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「塩原の2大名瀑 雷霆(らいてい)の滝・
咆哮霹靂(ほうこうへきれき)の滝
」ハイキングに参加した。
常南トラベル(株)としては、雷霆・咆哮霹靂の滝巡りは今回が初の企画とのこと。

所属する「健康ウォーキング同好会」からは、会長以下有志の7名が参加することになった。

6時10分、ほぼ予定時刻どおり、荒川沖駅前に常南交通の大型バスがやって来た。


バスに乗り込むと、直ぐに朝食が配られた。
今日もいつものホットドッグだ。半分にはポテトサラダが、もう半分には焼きそばが入っている。


この日はバナナが2本。
いつものように土浦から乗車のA子さんと、同好会会長も持参したためだ。
一度に全部は食べきれないので、1本は帰りにいただくことにしよう。


この日参加した「健康ウォーキング同好会」のメンバー。


すこぶる元気である。
「健康ウォーキング同好会」の後半の例会が9月5日から始まるので、今日は足馴らしといったところか。


友部SAで最初の休憩を摂り、2回目の休憩は、東北道の上河内SA。


矢板ICで高速を降りると、常南トラベル社手作りの地図が配られ、コースの説明があった。
それによると、
「山の駅たかはら」をスタートし、緩やかな道を1Kmほど下ると「山神の碑」に到達する。
そこから1.3Kmほど少し急な木の階段や岩場を下ると「雷霆(らいてい)の滝」に到着する。
途中、大きなシダなどを観ることが出来ると言う。
「雷霆の滝」からさらに下り、倒木を潜ったり吊り橋を渡ったりして、1Kmほど進むと、
「咆哮・霹靂(ほうこう・へきれき)の滝」に到着する。
ここが弁当のお薦めポイント、とのこと。
「咆哮霹靂の滝」が折り返し点になっており、同じ道を「山の駅たかはら」まで引き返す、とのこと。
片道3.3Km余り、往復約6.6Kmのコースとなっている、そうだ。
(もう少し濃い目の説明地図が欲しい)


9時50分、スタート地点の「山の駅たかはら」に到着。
八方ヶ原ハイキングの際に何度か利用したことがある。


外は小雨が降っているため、バスの中で着替えを済ませるようにとの添乗員の指示で、
車内で着替えているところ。
満席(40人)なので、着替えも大変だ。


上河内SAで運び込まれた昼食の弁当が配られた。
中見が楽しみだが、雨が気になる。


着替えを済ませて、準備体操をして・・・


10時12分、順次出発!


我々同好会は最後にスタートだ。


石畳に続いて、最初は熊笹の中を進む。


緩やかな坂道が続く。


林の中のため、雨粒が時折当る程度でさほど気にはならない。
フードを被っていると暑いのか、傘を差す会長である。


『熊が出るんだぁ』
『一人で歩くのは危険だねっ』


10時32分、「山神の碑」に到達。
スタートから20分が経過していた。
添乗員の説明より、5分ほど遅い。
40人もの団体だとペースが遅くなるのだと思われる。


「雷霆(らいてい)の滝」まで1.1Kmの地点を通過。
下りが急になってきた。


ところどころに小さな沢があるが、水はほとんど流れていない。


木の石段
丸太が斜めに敷設してあって、歩き辛い。


つづら折りの坂道


『帰りにここを上るのは大変だぁ』


10時51分、「雷霆の滝」まで0.6Kmの地点を通過。


この頃になると、雨は殆ど止んでいた。(傘を畳んでいる)
この調子で行けば、雨に降られないで弁当を食べることが出来そうだ。


道はどんどん下っている。


大きなシダが生えていた。
左手から水の流れる音が聞こえだした。
滝は近い。


木が倒れたままの状態になっている。(放置されたものではなさそう)
『どっこいしょっと』


11時13分、最初の滝塩原10名瀑の一つ、「雷霆(らいてい)の滝」に到着。
駐車場を出発して、ちょうど1時間が経過していた。
案内地図より10分遅れている。


「雷霆の滝」
「雷霆」とは、激しい雷のことを表した言葉、とのこと。
かなりの水量である。


「雷霆の滝」は、高さは約10m、幅が広く水量は豊富で、一枚岩の上を落下していく姿は見事である。


「雷霆の滝」では記念撮影や休憩で満員のため、我々一行は先へ進む。
記念撮影は帰る際に撮ることにしよう。


次の「咆哮霹靂の滝」を目指す。


吊り橋を渡る。


「咆哮霹靂(ほうこう・へきれき)の滝」まで0.4Km地点を通過


「雄飛(ゆうひ)の滝」まで0.6Kmの地点を通過
案内地図には載っていなかったが、ここを左に進むと塩原10名瀑の一つ「雄飛の滝」へ行ける。


しかし、「雄飛の滝」への道は通行止めになっていた。
岩盤崩落のため、2014.4.15から一部通行止め、だそうだ。


急な階段を下ると・・・


瀧があった。
11時45分、「霹靂(へきれき)の滝」に到着した。
駐車場を出発して1時間33分、予定より20分余分にかかったことになる。
「霹靂の滝」は目の前だが、木々が邪魔をしていて全体がよく見えない。
直ぐ近くまで行きたいが岩の間を通り抜けなければ行けない感じだ。
この位置から観るしかなさそうだ。


「霹靂の滝」は、塩原10名瀑の一つ。
「霹靂」とは雷の激しい音を表し、荒々しい滝の様を形容している。


「霹靂の滝」の右隣にもう一つ滝があった。


「咆哮(ほうこう)の滝」である。


「咆哮の滝」は、塩原10名瀑の一つで、咆哮とは虎などが吠えることを言う。
名前のように豪快な音を立てて流れ落ちる滝は見応え充分である。


11時50分、ここで弁当タイムにしよう。


滝の音をバックに食べる弁当は良いものである。


海苔巻とおいなりに、唐揚げと煮物が付いている。
食べ始めたちょうどその時、雨がパラつき始めた。
慌てて胃の中に詰め込んでしまった感じで、ゆっくり味わう余裕はなかった。


弁当を食べ終わったのは12時5分。
バスへの到着時刻は13時45分と告げられているため、ゆっくりと瀧を見物する時間はない。
帰りは上りなので、下り以上に時間がかかると思われる。直ぐに引き上げ開始だ!
従って、「咆哮霹靂の滝」にいたのは、弁当タイムも含めて20分ということになる。
何とも慌しいハイキングである。


今度は一転上りである。


12時21分、吊り橋を通過


沢を渡る。


岩を縫うように上る。
『こんな岩があったっけ?』 はっきりと覚えていないのが情けない。


12時35分、「雷霆の滝」へ到着。「咆哮霹靂の滝」から30分経過している。
ここで記念写真を撮ることにした。


滝の雄姿をもう一度目に焼き付けて、「雷霆の滝」を後にした。


倒木を跨ぐ。
(ピンボケなのは腕が未熟のためで、お許し願いたい)


急坂を前に、水分を補給していこう。


長い木製の階段を上るうちに次第に隊列が離れていった。


13時00分、八方ヶ原(バス駐車場)まで1.7Km地点を通過。
バス駐車場まで45分、何とか間に合いそうだ。


熊笹の中、長い階段が続く。


13時22分、「山神の碑」へ到達
「咆哮霹靂の滝」から1時間15分経過していた。
ここで、少し遅れている後続の仲間を待つことにした。
この時、別の女性だけのグループが追い越していった。
どうやら、我々が最後尾になったようだ。


駐車場まで1Kmである。


少し遅れていた仲間が追い着いた。
この日は体調が優れないとのことで、やや疲れ気味である。


『ゴールはもう直ぐっ、頑張ろうっ!』


最後の石畳は濡れていて滑り易い。
注意が必要だ。


13時53分、バスに到着
「咆哮霹靂の滝」から1時間45分、下りと同様予定計画より20分ほど余分にかかったことになる。
計画段階において、この程度の時間はみておいた方が良いということだと思う。
この後、バスは一路「かんぽの宿喜連川温泉」へ。


15時8分、「かんぽの宿喜連川温泉」に到着した。


ひと風呂浴びて、ビールで乾杯っ!!
『お疲れ様でしたぁ』


「かんぽの宿喜連川温泉」からは国道294号を走り、北関東道真岡ICから高速へ。
常磐道友部SAに到着したのは、日も落ちた18時ちょうどだった。
この頃にはバスの最後尾で盛り上がっていた男性陣は、すっかり出来上がっていた。


皆さん、満面笑みで満足の表情である。

『今日は大変お疲れさまでしたぁ』

塩原の2大名瀑 雷霆の滝・咆哮霹靂の滝ハイキングということで参加したが、
塩原にこのような素晴らしい滝があることを初めて知った。
姿の異なる三つの滝の豪快な流れを堪能したハイキングだった。
塩原10名瀑と謳われているので、機会があれば、残りの8名瀑も訪れてみたいものである。
『常南トラベルさん、よろしくお願いしま~す』


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コメント
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