宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/08/11
年休消化月間で、会社のお偉い人たちが夏休みに入り始めたこの日も午後半日お休みをとり、会社を15時過ぎにでて、てくてくと門前仲町を目指します。途中寄り道なんかをして、魚三に到着は開店5分前の15:55。するとお店の前には長蛇の列ができていました。



100人近くいると思われるほどの行列の最後尾で開店を待ちます。そして16時ちょうどに大きな紺の暖簾が出てきて開店。並んでいたお客さんがするするとお店の中に吸い込まれていきます。ようやくボクの番ですが、なんとか1階左側のカウンター底辺に座ることができました。あれだけの行列でしたから待ちも覚悟したのですが、案外2階・3階を目指しているお客さんも多くいるようですね。今日は右カウンターにはいつもの怖いおかあさん、そしてボクの座った左カウンターにはいつもの比較的柔和そうなおかあさん。ようやくボクのほうにも飲み物のを聞きに来てくれて、今日もビール(480円)をいただくことにします。



歩いてきたからビールがまた旨い。飲み物を配り終えた左側のお母さん、こんどは奥のお客さんから刺身の注文を取り始めています。そしてようやくボクの番。「ぶつ切りと青やぎください」とお願いすると、なにやらショーケースのほうへ確認しにいって「今日は青やぎ無い!」と。あらら「じゃあたこぶつをお願いします」ということで期待した青柳にはフラれてしまいました。夏のこの時期は入荷が無いのでしょうかねえ。



いつものようにマグロブツ。壁には「ぶつ切り(230円)」と書かれています。この値段でボリュームたっぷり、もちろん新鮮。幸せ一杯ですねえ。



そしてたこぶつ(260円)。でっかい足の部分のぶつ切りがたくさんです。やっぱり夏はタコですねえ。新鮮で美味しい。ビールも空いてしまい、次はお酒(180円)をいただいちゃいます。日本酒苦手なボクでも、この180円というお値段には惹かれてしまいますねえ。



いやあ、なかなか美しい表面張力じゃないですか。そしてもう一品、これもびっくり価格のあら煮(50円)をいただきます。



今日のあら煮はあんまりぱさぱさして無く、しっとりしていて美味しい。ヒットです。大満足の50円、じゃなかった、あら煮ですね。お酒も進みます。



二杯目をいただきながらようやく心が落ち着き、まったりとのんびりとしてきました。右隣の女性二人連れのお客さんは最初っから大トロやアワビなどの高級メニューをガンガンいってます。ウラヤマシイですねえ。ボクは心静かに50円のあら煮をつつきつつ、壁のメニューをぼんやりと眺めます。するとたくさんあるお品書きから、にら玉(200円)を発見。頼んでみることにしました。そしてやって来たにら玉をみてびっくり。



茹でたニラに生の黄身が一つ。なるほどこういうにら玉もアリなんですね。箸で黄身を割って、醤油を一刺ししていただきます。



うん、なかなかイケます。ニラのしゃきしゃき感と、とろっとした黄身が絡んで結構美味しい。ボクの頼んだにら玉を見た左隣のご夫婦が「美味しいですか」と聞いてきます。美味しいですと答えると早速お二人もにら玉をオーダ。ボクは三つ目の日本酒をいただきます。

たくさんのおかずを食べきり、3杯目の日本酒を飲み終えたのはちょうど入店から1時間後の17時。ごちそうさまです。しかし結構呑んで食べて、お会計は1,760円。



それにしても日本酒3杯はボクにとってかなり飲みすぎ。お腹も満腹で、今日はこれで帰った方がよさそう。というわけで2軒目には寄らず、門仲の駅からおとなしく家に帰ったのでした。


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