大根は聖天信仰のシンボルマーク
違い大根と呼ばれる二本の大根が交差している形
大根はインドにおいてガネーシャ(大聖歓喜天)の持ち物で中国、日本、ネパー ル、チベットなどでも同じ。
大根は形の上で象の牙の形に似ており、ガネーシャ(大聖歓喜天)の折れた牙が大根の変形したか、逆に大根が折れた形に変形したかは不明。とにかく牙と関係があり、性的意味を持っている。
大黒天変相 仏教神話学 弥永久信美著 法蔵館 出版より
527頁から、巾着 534頁から大根
歓喜天(聖天)
歓喜自在天・大聖歓喜天、略して歓喜天・聖天とも呼ばれますが、もとはインドのガネーシャ神で、四手と独牙(一本は折れている)の象頭で太鼓腹、そして、鼠にまたがるか、鼠を持っている。
インドでは重要な事業の開始時には必ずガネーシャが祭られ、思慮深さの神でもあり、商売繁盛の神であります。
本来は人間の姿であったが、母(パールヴァティ)に頼まれ、沐浴を覗き見する者がいないように見張っていたとき、父(シヴァ)に対してさえ妨げようとしたことから、激憤した父に、首をはねられてしまいます。正気に戻り慌てた、父(シヴァ)は、通りすがりの象の首を切ってくっつけたため、象頭の神になったということです。
また、右の牙が折れているのにも逸話があります。
ある時、鼠に乗っていたガネーシャは、鼠が蛇に驚き落とされてしまいました。その様子を見た天の月が嘲笑いました。それに激怒したガネーシャは、片方の牙に呪いをかけて月に投げつけました。月の満ち欠けはそのせいだと言われています。
歓喜天(聖天)と福神信仰は関係がある。
大黒の袋の中身 福徳の源を入れている
福神信仰の基
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