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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

エッチな大根の奉納

2006年01月03日 | 趣味としての漬物
2004年11月下旬の日曜日に九州の荷主さんから予ねてから頼んでおいた二股大根が到着したので浅草の待乳地山聖天に奉納させていただきました。2003年と違って台風の害もなく、大根は順調に生育しました。二股大根は待乳山聖天のシンボルです。大根と巾着。大根は身体を丈夫にしていただき、良縁を成就し、夫婦仲良く末永く一家の和合を御加護頂ける功徳を表しています、また巾着は財宝で商売繁盛を表しており、境内のいたる所にこの二つが印されています。
大根は清浄、淡泊な味わいと、体の毒素を中和して消化を助ける働きがあることから多くの人に好まれ、また、聖天さまのお働き(おはたらき)を表すものとして尊ばれ、昔から聖天さまの供養に欠かせない供物とされており、その「お下がり(おさがり)」をいただくと、身体と心の健康を得ることができるといわれています。
12月になると気象庁の暖冬予報も外れて、大雪の害によって暮れの野菜の価格も高騰し、大根生産農家や青果業者は喜んでます。聖天さまのご利益かも?年明けには、巾着の中に財宝が入るかもしれません。
お供えの大根を、「ふろふき大根」に調理して参拝客に振る舞う、新春恒例の「大根まつり」が1月7日、浅草7丁目の待乳山聖天(待乳山本龍院)で盛大に行われます。午前11時より午後1時半まで。
       
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