電機連合福岡地協定期大会に民主党福岡県連代表として出席させていただきました。福岡県内には、地元に本社を置く安川電機を始め、三菱電機、パナソニック、日立などの工場や事業所が多く存在しております。本日の地協定期大会には、労働組合の代表者が参加して、これから一年の活動方針や執行部人事の決定がなされました。
電機産業は、長く自動車と並ぶ輸出産業として日本に外貨をもたらしてきました。近年は、グルーバル化による国際的な生産の水平分業並びに韓国、台湾、中国等の新興国における電機産業の競争力の上昇により、日本のモノづくりの代表格の一つであった電機産業は苦戦を強いられてきました。しかし労使一体となった経営努力や円安により今年の業績は大きく改善しております。その中で今年の春闘では賃金上昇をしっかりと獲得できた所もありましたが、中小企業においてはまだまだ厳しい状況でした。さらには、ワーク・ライフ・バランスの実現もまだ不十分という状況です。これらの問題に対して、労働組合と政治が協力し合って、働く者、生活者の地位と暮らしの向上を図っていきたいと思います。