朝食会をホテルニューオータニで開催しました。司会の堀内さん、開会の挨拶を頂いた木越さんとは、銀行員どうしの縁で支援を頂いでいます。二人とも企業の専務、副会長という立場で日々忙しい生活を送られていますが、早朝の勉強会に出席していただきました。また閉会の挨拶は、逢見UAゼンセン会長より頂きました。
今回の勉強会では、「日本の稼ぐ力研究会」での議論をもとにして、日本の当面の課題を議論しました。また関連して来年度の税制改正、金融政策などの議論を行いました。人口動態の高齢化や生産人口の減少に対して、どのように社会保障財源を捻出していくか、また経済成長を図っていくかは、政治が直面する最大の問題です。さらに中国や韓国等の企業との競争激化と途上国の経済成長による資源の需要の増加で、輸入価格指数に対する輸出価格指数の比率である日本の交易条件は悪化しています。その中で日本の家電、自動車に代表される輸出企業の競争力を高める政策が必要となっています。このような問題意識で勉強会を進めて行きました。
次回の朝食会では、臨時国会が開催されており、その議論をベースにテーマを設定する予定です。