今日の経済産業部門会議では、資源エネルギー庁と電気事業連合会より電力システム改革についてヒアリングを行いました。電力システム改革の工程やその内容が近日閣議決定され、また広域系統運用機関設立に関連した電気事業法改正法案が3月中に閣議決定され国会に提出される予定です。この内容の是非について、政府より説明を受け、質疑応答を受けました。出席議員の質問に対して、役所の方で十分な説明がなされず、もう少しヒアリングが必要であるという印象でした。また年度末になり電力会社の資金調達や決算等にも注視すべき状況でありますので、その当たりの配慮を十分に行った上で地に足がついた電力システム改革を行う必要があると主張します。
先週閣議決定されたマイナンバー(社会保障税共通番号)法関連法案のヒアリングを社会保障税調査会・内閣・総務部門合同で行いました。この法案は、昨年の臨時国会に政府より提出され、審議時間が足りず廃案になったものを自民・公明・民主の3党協議で法案を出し直すものです。更に政府CIO(Chief Informeation Officer)設置の法案も同時に政府より提出され、審議しました。
法案の賛否に関しては、今後の合同部門会議や次の内閣で議論される予定です。この法案では国民全体にマイナンバーの配布適応を2016年から開始することになっておりまりすが、そのためには慎重で十分な審議も必要であるとともに迅速な対応も必要です。この当たりに関して、党内で十分議論していきたいと思います。
3月2日、3日と民主党福岡県連の参議院候補者予備選挙の立会い演説会が福岡県下の4箇所で行われました。写真は、2日の午後1時から行われた久留米会場での立会演説会の様子です。その後4時から福岡市の会場でも立会い演説会が開かれ、候補者2人による熱のこもった演説が行われました。下の写真は、民主党福岡県連登録の約1万2千名に郵送された選挙広報誌と投票用紙です。投票用紙には、応募者の1番か2番かを記入して、13日までに必着で選挙管理委員会に郵送することになっております。今回の投票は、議員、党員、サポーターの差はなく、すべて一人一票での投票となり、多数を得た人が7月の参議院選挙の予定候補になる見込みです。
ビッグサイトで燃料電池、水素ステーションや蓄電池等の展示会が開かれております。経済産業省の取計らいで民主党経済産業部門の有志で視察に行きました。昨年成長戦略PTでグリーンイノベーションなど、環境エネルギー戦略に力を入れ、またH24年度本予算等でグリーンエネルギー関係分野に重点的に予算をつけ、実用化に向けて後押しをしてきました。
今回の展示会を視察して、企業の研究開発部門や大学の研究者が一体となり燃料電池や水素ステーション等の実用化が進んでいることが良く分かりました。地元では、九州大学や福岡県の出展もあり、北部九州がこれらの分野で存在感を示していることが誇らしくもありました。
東京ガスのサイトでは、都市ガスを使い電気とお湯を同時に作り出すエネファームなどが展示されていました。政府による補助金効果もあり、普及が急速に進んでいるとの説明もありました。量産効果で更に製品が安くなってきており、エコな生活が身近になりつつあります。