昨日、今日と福井総理大臣等の政府閣僚の施政方針演説に対する本会議質問がありました。二日間総理大臣の答弁を聞いていて、政治家として強いメッセージが余り感じられず事なかれ主義が前面に出た「巡航速度」の答弁に終始していました。
小泉内閣の改革とか、安倍内閣の戦後レジュームの見直しとか、良い悪いは別にした明確な国民へのメッセージはなく、役所が書いた作文を中央官庁の官房長官として淡々と話している印象です。
世界的に金融市場が大荒れで、米国だけではなく世界的に景気後退局面に落ちるリスクが高くなってきました。中国やインドなどこれまで好調であった新興国市場の株価も大きく調整しており、今後アジア経済の成り行き次第では日本の企業業績にも大きく響きます。また日本の地域経済は低迷したままです。
このような局面でこそ、政府の強いリーダーシップが求められますが、経済政策に関してはほとんど具体的なものがでてきていないことは残念です。サブ・プライム・ローンの問題が世界的に波及しておりますが、日本では、サブ・プライム・ミニスター(成績が平均以下の首相)問題の方が深刻です。
小泉内閣の改革とか、安倍内閣の戦後レジュームの見直しとか、良い悪いは別にした明確な国民へのメッセージはなく、役所が書いた作文を中央官庁の官房長官として淡々と話している印象です。
世界的に金融市場が大荒れで、米国だけではなく世界的に景気後退局面に落ちるリスクが高くなってきました。中国やインドなどこれまで好調であった新興国市場の株価も大きく調整しており、今後アジア経済の成り行き次第では日本の企業業績にも大きく響きます。また日本の地域経済は低迷したままです。
このような局面でこそ、政府の強いリーダーシップが求められますが、経済政策に関してはほとんど具体的なものがでてきていないことは残念です。サブ・プライム・ローンの問題が世界的に波及しておりますが、日本では、サブ・プライム・ミニスター(成績が平均以下の首相)問題の方が深刻です。