昨日自民党が最後にマニフェストを発表し、各党のマニフェストが出尽くしました。いよいよマニフェスト選挙が本格化してきました。今回の選挙が、国民と各政党が、政権公約を通じて契約し、有権者が各政党に政治を委託する初めての選挙になればいいと思います。
前回の小泉郵政選挙では、「郵政民営化」というシングル・イシューで自公政権が3分の2の多数を得たのに関わらず、それを後期高齢者医療、しょうがい者自立支援法など、明らかに国民が委託していない分野にまで3分の2の多数を強行した点が最大の問題でした。今回の総選挙では、年金・社会保障、教育、外交、経済・財政等のそれぞれ重要な分野で国民に政策を説明し、過半数の議席を確保することにより政権党が国民から委託契約を勝ち取るような選挙にできればと思います。
それにしても自民党のマニフェストは、表紙に麻生自民党総裁の顔がなく、またあれほど批判していた財源問題に関して自分達のマニフェストでは明らかにすることなく、作成に時間をかけた割にはいまいちの内容と指摘せざるを得ません。誰がGDPの1.5倍を超える国の借金を作ったのか、また今回の補正予算の財源である国債の増発や埋蔵金の取り崩しは、どのような詭弁を使って健全財政というのか、是非ともマニフェストで説明をしてもらいたかった点です。
前回の小泉郵政選挙では、「郵政民営化」というシングル・イシューで自公政権が3分の2の多数を得たのに関わらず、それを後期高齢者医療、しょうがい者自立支援法など、明らかに国民が委託していない分野にまで3分の2の多数を強行した点が最大の問題でした。今回の総選挙では、年金・社会保障、教育、外交、経済・財政等のそれぞれ重要な分野で国民に政策を説明し、過半数の議席を確保することにより政権党が国民から委託契約を勝ち取るような選挙にできればと思います。
それにしても自民党のマニフェストは、表紙に麻生自民党総裁の顔がなく、またあれほど批判していた財源問題に関して自分達のマニフェストでは明らかにすることなく、作成に時間をかけた割にはいまいちの内容と指摘せざるを得ません。誰がGDPの1.5倍を超える国の借金を作ったのか、また今回の補正予算の財源である国債の増発や埋蔵金の取り崩しは、どのような詭弁を使って健全財政というのか、是非ともマニフェストで説明をしてもらいたかった点です。