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福岡県退職者団体連合会の学習会で講演しました。「衆議院選挙後の国会情勢、社会保障制度改革の行方」という題目で1時間の講演を行った後に、1時間弱の意見交換というスケジュールでした。連合福岡のベテラン幹部揃いで様々な意見や質問が出て2時間の予定があっという間に終わりました。2時間立ちっぱなしの学習会で論客との真剣な議論を終えて、喉はからから、少々疲労感もありましたが、民主党をこれからも支えて行きたいという福退連の皆さんの思いがその疲れを忘れさせてくれました。
少子高齢化で老齢化率が上昇し、社会保障の給付と負担をどのようにバランスを取っていくか、日本人の生涯平均医療費2300万円の内半分が70歳以上で使われるという統計を下に老齢者医療のあり方、地域の医療や介護のあり方と訪問医療・介護等、世界一の老齢化における公的年金賦課方式の限界と公的年金積立方式の課題など、様々な観点で議論をしました。米国や欧州各国との比較で、日本は中福祉、低負担でその結果がGDP200%を超える公的債務という私の主張に麻生財務大臣の主張と同じという批判もありましたが、かなり充実した議論ができたと思います。