商工会議所団体との懇親会

　福岡、北九州、久留米等福岡県内の商工会議所と民主党国会議員との懇談会が行われました。このような大掛かりな懇親勉強会は初めての試みであり、民主党への注文と期待の現れということで、大いに勉強になりました。
　話題の中心は、県内の中小企業振興策と道路特定財源等租税特別措置法に関する要望でした。地方経済のてこ入れのために必要な措置を速やかに実行することには賛成です。
　道路特定財源に関しては、党内の議論の推移を説明しておきました。今年に入りガソリンが急騰し、１リットル１５０円を超えております。その内５０円が揮発油税で、道路特定財源に組み入れ、道路建設に使われます。もともと揮発油税は、１リットル２５円ですが、暫定税率で２倍の５０円になっております。①それを元に戻して、１リットル２５円ガソリンの値下げを行うか、②それとも１リットル５０円のままでそれを原資に道路を作り続けるか、③１リットル５０円のままで、税収は国の一般財源に繰り入れて、一部を交付金で地方自治体に還元するのか、議論が分かれるところです。来年３月末の暫定税率の期限切れに向けて、道路特定財源に関する議論は大いに盛り上がることになると思います。また次の総選挙の争点になることも予想されます。