国会の国際問題調査会に出席、「日中外交の回顧と今後の課題」という題目で高原明夫立教大学法学部教授と若林正丈東京大学院総合文化研究科教授にお話を伺いました。中国及び台湾の政治経済の現状が解り、大変参考になりました。調査会で質問する機会があり、中国の高度成長の持続可能性を①人民元切上げ、②一人っ子政策による急激な少子高齢化、③資源環境問題との関連から質問し、高度成長路線が破綻した場合現政権の統治能力に関して質問しました。高原教授によれば、経済成長路線堅持こそが社会不安の増大を縮小することであるという共産党の認識なので、何とか短期的には人民元切り上げ圧力をかわし、中長期的には少子高齢化、資源環境問題に対して解決の道筋を模索するのではないかという比較的楽観的な見解でした。
現在大企業だけではなく、多くの中小企業が中国進出しており、中国の安定が日本の国益にかなっております。これからも中国の動向を注意深く眺めていくことが是非とも必要です。
中国経済
現在大企業だけではなく、多くの中小企業が中国進出しており、中国の安定が日本の国益にかなっております。これからも中国の動向を注意深く眺めていくことが是非とも必要です。
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