前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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米国金融市場不安

2008年03月15日 | Weblog
 昨夜ニューヨーク連邦準備銀行は、資金繰りが悪化した米国大手証券会社ベアー・スターンズにJPモルガンと共同して緊急融資を実施した。同社の株式は、一日で47%も下落したことが、危機の状況を雄弁に物語っている。また同日ハーバード大学エコノミストMartin Feldstein氏が、米国経済は既に景気後退局面に入っており、戦後最大の不況になる可能性があるとも発言している。米国もバブル崩壊で、金融市場の危機的状況がしばらく続きそうで、しばらくブルンバーグやWSJ、FTなど海外メディアのニュースから目が話せそうにありません。
 ITの発達は目を見張るものがあります。自宅のパソコンからでも、世界中の活字やビデオのニュースにアクセスでき、大変便利です。昔からの習慣で、今でも毎朝目が覚めると海外市場の動きをチェックして、出勤しております。というのは、経済や金融は、グローバル化しており、どうしても国内指向が強い「政治家」といえど、海外情勢には気配りが必要であると思うからです。
 今週日本銀行の同意人事があり、新日銀総裁がまだ決まりません。米国経済は、戦後最大級の危機に直面しようとしており、すぐに円高、株式安等を通じて日本経済にも危機は波及します。このように嵐がまさに来ようとしている中、日銀総裁が空白というのは、イージス艦「あたご」の犯した艦長不在(仮眠中)で自動操縦といったミスにも匹敵しそうです。来週何とか日銀総裁同意人事が決着して欲しいものです。


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