Insututional Investors の主催する「日本投資フォーラム」が二日間にわたり、帝国ホテルで開催されました。私は、夕方の年金運用のセッションでパネリストの一人として参加しました。パネルのテーマは、LDI(Liability Driven Investment)と言って、欧米の年金で主流になっている企業年金の運用手法をどのように日本の企業年金の運用に活かすかでした。言い換えれば、企業年金にALM(資産負債管理)の手法を導入しましょうということです。
パネルでは、日本版エリサ法やプルーデントマンズ・ルール等に関して参議院財政金融委員会等で厚生労働省や金融庁とのやり取りを紹介しました。他のパネリストは、野村、日生、金融庁等の現場の第一線で活躍されている方々でしたので、LDIに対する活発な議論がなされました。年金運用の指標を「野村BPIからLDIへ」という発言を巡り、一時激しい論争もなされましたが、フォーラムに参加していた年金運用関係者は非常に熱心に議論を聴いていたのが印象的でした。
今回のフォーラムの成果を踏まえて、日本の企業年金や公的年金の運用やガバナンスのあり方を国会でも議論して行きたいと思います。
パネルでは、日本版エリサ法やプルーデントマンズ・ルール等に関して参議院財政金融委員会等で厚生労働省や金融庁とのやり取りを紹介しました。他のパネリストは、野村、日生、金融庁等の現場の第一線で活躍されている方々でしたので、LDIに対する活発な議論がなされました。年金運用の指標を「野村BPIからLDIへ」という発言を巡り、一時激しい論争もなされましたが、フォーラムに参加していた年金運用関係者は非常に熱心に議論を聴いていたのが印象的でした。
今回のフォーラムの成果を踏まえて、日本の企業年金や公的年金の運用やガバナンスのあり方を国会でも議論して行きたいと思います。