前参議院議員大久保勉 公式ウェブサイト

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13%欠陥商品があった会社を上場すべきか?

2005年06月17日 | Weblog
 取扱商品の内13%の欠陥が見つかった会社の東京証券取引所(東証)への上場が検討されようとしております。欠陥が見つかったのは、ずっと昔の話ではなく、今年の話です。この会社は、どこかご存じですか?それは、東京証券取引所自身です。
 ちょっと謎々みたいになりましたが、まじめな話です。金融庁は、西武鉄道の虚偽報告を受けて、有価証券報告書提出会社に自主的な点検を要請し、4538社の内589社がこれまでの記載内容が間違っていたということで訂正報告をしました。東証で、これら上場企業の株式が売買されているので、東証という企業にとり約13%の商品に欠陥があったということになります。
 通常の企業であれば、上場どころか、企業の社会的責任が問われ、品質管理部門のあり方が問題になります。現在東証の上場が検討され、自主管理部門(品質管理部門)を分離するしないで金融庁と東証がもめております。しかしながら基本に戻り、そもそも上場すべきであるかの議論が必要な気がします。築地の魚市場で13%の魚が虚偽の産地や等級表示等であれば大問題になります。どうして株式になると世間は関心が少ないのでしょうか?



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